俺の13ヒーローアカデミア! 作:不審者γ
おう、俺様、堕天 十三だ。
今の俺?あれから2年飛んで今5歳だ。
というか、これ5歳児のふりとかクソきついんだが。なんで脳内高2の俺が楽しくおままごとやんなきゃいけねえんだ。リリカかジャンヌに…おっと、電波が混線したな。違う違う。
「……」
って事で、俺はとりあえず孤児院の中では「ほぼ全く喋らないけどめっちゃ賢い子」みたいになってる。全く喋らないのは話を合わせるのが苦手なだけ。これは前世からだ。コミュ障だが何か?何か問題でも?
「十三ー!」
まあ、それでも一応友達はいる。あ?二人だけだよこの野郎。まあ、そのうちの一人が今声をかけてきたこいつ。
「なんか面白いことでもあったか?」
「いーや、暇だから遊びに来た。」
暇て…ま、俺も暇だから本読んでんだが。
「つーかそんな難しそうな本よく読むよなー。天才は格が違うってか?お?」
「さぁ?少なくとも難しいとは捉えてないが…」
だって今読んでるのごく普通の小説だしな。難しい要素がない。…とは言いつつも、小説片手に友達と会話する5歳児ってどんな図だよ。とまあ、こいつはいい。問題は…
「!堕天君!」
こいつだ。
何故か俺を特に可愛がる上、絶対にタメで話せと言ってきたやつ。しかも2歳年上の女子だぞ?この人。そしていっつも気配消して後ろから出てくるから正直心臓に悪い。いつかフルーク位なら使いそうで。
「…蔽夜、急に後ろから出てくるからのは止めてくれと何回言ったら…」
「はは、隠気さん、十三のこと気に入ってるもんなー。」
気に入るのはいいが急に出てくるなと思ってる。闇討ちでもされそうだ。
と、
ドがアァン!
「!?」
「!ヴィラン!?」
「うっわマジか…!」
ヴィランが孤児院に来たらしい。
「……あー、面倒そうなのが…」
逃げながらこっそり少し様子を見に行ってみると中庭に、厳つい筋肉ダルマがいた。
しかも二人。
「…見た感じ強化系の個性だね…」
「あぁ……は?」
こいつ…また背中取りやがった…っと、筋肉ダルマの一人がこっち向いたな。
「…まずい、気づかれた。」
「え?」
「おー?坊っちゃんに嬢ちゃん。こんな所にいちゃ駄目じゃないかー。」
「っせ。言われなくともすぐ戻る。」
とりあえず蔽夜に後ろに下がってもらう。
「いやいや、危険なところに二人だけで来ちゃったら駄目なんだろー?こんな事になっちゃうかもだし…ね!」
と、殴りかかってきた。避けれんな。
「【ディーバ】!」
ガン!
よし、半透明の黄色いバリアに阻まれてパンチは全く喰らわなかった。というか相手の方が手ぇ痛そう。
「へへ…あ?」
「残念…でしたァ!【フルーク】!」
バゴオン!
その後、フルークで空高く打ち上げる。そして、腰から銃を二丁抜く。
「…2丁拳銃ってリロードどうすんだ?…まあいいか。」
言ってみただけだ。
「せっ、はっ、とォ!少し休むかァ?オラッ!」
いやーこれ、ちゃんとおもちゃじゃないからヤバイよね。まあ、この世界じゃただの銃じゃロクに太刀打ちできない奴までいるレベルみたいだが。
「ふん、ヌルい…な!」
一人がまた殴りかかってきたため…
「くらいやがれェ!」
バクショでよける。と同時にバクショは当てておき、怯ませる。と…
「かかったな?オラァ!」
後ろにもう一人いたらしく、殴りかかられる。ディーバはクールタイム中だし…あれか。
「【ジョバンニ】!」
「あ?」
ヒュッ!
「ちょっと失礼!…後ろからヤるのが好きなんだ。」
背後転移してキックを首にぶちかます。
「ぐはっ!?」
ふぅ、こんなもんか。と…
ダゴン!
「っつ!?」
「へへ…」
さっき怯んでたやつがしっかり横から殴ってきていた。当たった…痛え。
「ちっ…【みみみ】。」
回復…しきれてないな。30%回復でこれか…まあ、ガンナー状態じゃ防御力低いしな。それに、また殴りかかってきてる。
なら…
「堕天変貌!」
「あ?」
空に飛んで赤い大鎌を出す。神様特典か何かで、鎌は背負わなくても堕天変貌を使ったら手の中に出てくるようになってた。
「輪切りにして盛り付けてやるよ。」
「この!」
突っ込んでくる。それを軽くいなしてバランスを崩させ、後ろに突っ込ませる。そして…
「そぉい!」
「ガッ!?」「ギャバッ!」
鎌を構えて跳び、ぶん回す。そのまま二人とも全く同じ所にぶっ飛んでいった。
ちなみに、神様特典その2で人を殺すことはできなくなった代わり、倒したらナタデココになって好きな場所に転送できるようになった。んで…
「二人とも失せなぁ!【フルーク】!逝ィっちまいなァ!」
ドゴオン!
パパァン!
「はい残念俺様の勝ちィ!」
ふたりともナタデココになって消えた。どこに消えたって?警察署だよ。
…というか今更だがアバカンでも撃ってスタンさせときゃよかったかも。
「お、おおお堕天君!?ど、どんな個性…」
「まぁ…色々あるんだ。」
「と、とりあえずみんなの所に戻ろう。堕天君はともかく、私既に結構悪ガキ判定されてるから院長先生に見つかったときに…」
「あー、蔽夜、後ろ。」
あの…幽鬼が。
「………………\(^o^)/アッオワタ」
「隠気さん?堕天君?ここで何をしてるのかな?」
笑顔とは思えない威圧感を出しながら院長先生が、立ってた。こっわ。
「堕天君はヴィランを倒してました。わたしは…その…」
「…ヴィランを倒してた…?」
「はい。もうすごかったですよ!ムキムキの人二人を相手にして全く怯んだりもせずにバンバン攻撃して!ちょっとやられて、ヤバい!って思ったらなんか大きな鎌をだして、振り回してあっという間に二人とも倒しちゃったんです!」
うーん、勝手に言いふらさないでほしいなー。
「………そんなまさか…とりあえず、堕天君は今度個性検査を受けるべきね。…で、隠気さんは?」
「…………………」
まあ、流石にかわいそうだわな。
「ちょくちょく手助けしてもらってました。俺一人じゃ流石に太刀打ちできなかったっすけど、隠気さんが気配を消して援護してくれてました。」
ん?横からすごいキラキラした視線を感じるのは気のせいか?気のせいにしとこう。あと今だけは横向いたらいけない気がする。
「なるほどね…でも、今回は運良くいけたかもしれないけど!もう二度とこんな真似しちゃだめよ!」
「「はい…。」」
「とりあえず、戻るわよ。」
結論。どんな強い個性を持っていようと院長先生ほど強いものはいない。
ここテスト出るから覚えとけよー。