俺の13ヒーローアカデミア! 作:不審者γ
「っし、あと一月だなぁ…!」
よう、今日は会話文からの俺様だ。
あれから4月経って入試まであと一月ってところだ。いやー、二度目の高校入試、相変わらずキツイな!
またあの前世の五徹リピート地獄を味わわないように今めっちゃ頑張ってる。
五徹リピート地国って何かって?………五徹一日休み、また五徹して…ってやつの事だ。……控えめに言って地獄だった。
で、今雄英の模試五教科を解き終えたところだ。よし、
「点数は…」
採点してみたところ…お、なかなか良い線行ってんじゃねえか。理数系統は80点以上はマーク、国語、社会も死ぬ気で頑張って70ちょいちょいを取れるようになってきている。
…問題の英語だが…49点。うわー…ここまでやって49て…英語はやっぱ捨てだな。下手にやってたら他の点数まで落ちかねん。
「平均評価らしいから…理数を90取れれば行けるか…?」
今回の内訳は、
国語 78、数学 86、理科 92、社会 72、英語 49
「…………英語の疎外感パネェ。」
ヤバイな。唯一半分行ってねえ。
…さて、と。ちょっと気分転換に散歩でもしてくるか…ここのところ5時間ずっと座りっぱなしだ。
「〜〜〜♪」
現在お送りしておりますのは、鬱P様より、「天使だと思っていたのに」であります。
と、
「あ、ここ砂浜という名のゴミ捨て場だ。」
不法投棄やらなんやらがまかり通った最後、ゴミ捨て場になってる所だ。
…にしても、なんか向こう一区域だけゴミ減ってね?清掃の人がめっちゃ頑張ったのかな。それでもこの量まだあるってヤバいけどな。まじで。どれ…体力作りついでにちょっとゴミ掃除でもしますかな。
「あ、手袋ねえじゃん。」
…素手でいいか。この間知ったが、みみみを使えば傷同様に汚れも落ちるらしいし。ラッキー。
「…っと、どう処理したものか…そうだ。」
フルークをぶつけて粉々にする。砂と混ざれば分からんぐらいに。
「よし、じゃあこのテレビを…【フルーク】!」
バゴォーン!
パラパラパラ…
「うわえっぐ。」
まじで塵しか無くなった。やばいねこれ。この世界じゃステの倍率は確かに力が1.25倍、防御が0.65(アタッカーだと1.2)倍、体力が0.9倍になるようになってるみたいだけど基本ステータスはカードのステータスじゃなくて本人の努力次第でステータスが変動するタイプみたいだから修行してたら普通に上がるんだよね。
その上、フルークって倍率380%じゃん?つまり、そういう事なのよ。
ちなみにだけど、カードの発動時間は13と同じく近距離が速く、周囲が並、遠距離と連続が遅い。なんでアバカン入れたんだろ。何なら号令とかワキンヤンとかの方が良かった気がする。
まあ、そんなことを言っても過去は変わらないため。
「っし、まだやるぜ?おら【始龍】!」
ズドォン!
「うほー…」
またもや電子レンジとオーブンが粉々に。
「これ人に向けたら駄目なやつか…?いや、捨てられてて脆くなってるからか。」
そうだ。言われてみればこれここに捨てられてもう何年も経ってるやつだわ。そりゃ脆くもなるから、粉々になるのも頷けるか。
「っし、続けるか…ん?」
トラックが走ってきてた。いや、それだけならいいんだけど、さっきからあのトラック、何回も行ったり来たりしてる。
そして、行く際には荷台に大量のゴミを載せていってる。なるほど、ボランティアの方かね。お疲れさまですなんか見たことのある金髪が見えたのは気のせいだと思いますはい。
「さて、もうちょいやるか。」
とりあえずアタッカーHAの強化をやってみるか。
あれ決まるとクソ強いからな。敵吹っ飛んでいくし。
ソォイ!ガァン!ソォイ!ドドォン!ソォイ!ズゴァン!
「ふぅ…ん、なんかチリっぽいのが大量に溜まったな…」
ま、そりゃそうか。延々と粗大ゴミ破壊しまくってるんだもんな。砂と同じ大きさになろうが塵は塵だしな。砂にはなれん。
よし、
「【多脚戦車】。」
周りの塵をとりあえず吹き飛ばす。…砂もかなり吹き飛ばされた。まあ、そのうち戻るだろ。風とかで。…というか、思いの外きれいになったな。俺のいるところのだいたい半径7m内にはゴミがなくなった。
あ?たった7メートルかって?お前なぁ、ゴミが高さ3、4メートル積み重なってるやつの半径7メートルだぞ?体積的に言えば最大196m³だぜ?だいぶやったと思うんだが。まあ、カード乱用してるしな。疲れたらみみみ、クールタイムが貯まれば即秘めたるorフルークor始龍だぞ?普通に秘めたる使った後のフルークやばかった。かなりでかい方の冷蔵庫が塵も残さず消し飛んだぜ?ヤバすぎんだろ。
…その分体力持っていかれたが。
カードは使うごとに疲労がたまるらしい。みみみとかで回復できるけど、みみみ自体もカードだから体力の回復が少し減る。アビリティとHSでなんとか回復はできるが、敵を倒さないと駄目、HSもクールタイム20秒ぐらいいるようだし、これも体力を使う。その上ここじゃ無敵タイムも無いから隙が…な。まあでも…
「…実技は問題ないっぽいな。うん。」
どちらかと言うと対人なら手加減が必要になるな。…カード使用は攻撃系はなし、とか。
そんなこんなをしながらテスト勉強をしつつ、実技のためにも特訓をして、当日を迎えた。
「よし、準備するものは…オーケー。」
持っていくものはとりあえず筆記用具、参考書、弁当、二丁拳銃。
うっわこの二丁拳銃の浮きようよ。
…まあ、それはいいとしよう。それより…
「院長先生、なんスかこの服装…?」
……黒のとんがったフードに黒ローブ…
…サーティーンやないかぁい…
「似合うと思って作ったのよ!うちから雄英志望者が二人も出るなんて夢みたいじゃない?だから堕天君にはこれ、高坂君にもまた別の服を作ってあげたわ!」
院長先生ぇ……
すごいな、というかもう絶対サーティーンの事知ってるっしょ…完全に13だもんな。なまじ顔が似てるから姿見で見たら仮面つけてないだけの13だぞ。
で、庭で高坂と合うと…
「よう十ぞu…お前の服は厨二病発症者か何かか?」
「…院長先生に聞いてくれ。」
高坂はまあ、普通っちゃ普通。ただ、靴がなんか凄いことになってる。スパイクにロケットらしきものが横に付いてる。そして服は俺と逆に白の普通の服だった。俺もあんなんで良かったんだけどなー…
「お前、見た目完全にヴィラン側だよな。」
「それを言うでない…院長先生にどやされんぞ。」
軽くアッパーカット位食らわされそう。と、
「さ、行ってらっしゃい!」
「「うおおあぁ!?」」
後ろから院長先生と蔽夜が出てきた。…なるほど、蔽夜の個性を使ったか。心臓に悪いわ。
「つか何で蔽夜がここにいるんだよ。お前今県外の高校の寮生活の筈だろ。」
「堕天君と高坂君が雄英高校を受けるってのに来ないわけに行かないでしょうよ。ねー、院長先生。」
「そうねー。まあでも、告白した瞬間に振るような、乙女心もわからない奴もいるのによく来るのね。」
「ぐ…」
しゃーねぇじゃん…恋愛経験は0、そもそもそういうのに興味が無いから、下手に長引かせて期待させるのもアレかなー、と俺なりに考えて即答えを出しただけなんたが…
「まだ諦めてませんからね。」
「本人の前でそれ言うのかよ。」
…よく分からん。
ちなみに、この後、散々翔飛にいじられた。
まあでも、とりあえずは入試だ。受かるところから始まるからな。やってやんよ。
謎の恋愛フラグみたいなの立ってますが、恋愛要素はないです。