俺の13ヒーローアカデミア! 作:不審者γ
「【ディーバ】!」
ドドォン…
よう、0Pとかいうふざけたロボットに潰されかけて、いきなりのディーバ宣告をぶちかました俺様だ。
いや危なすぎんだろ!?あとコンマ5秒でも遅れてたら冗談抜きで死んでたかもぞ!?
「大丈夫です…か…え?」
さっきのやつが走って近づいてきたが、俺は問題ない。が、
「ああ、心配してくれてサンキュ、だが、俺は無傷だぜ?…それよりあいつ…ぜェってぇぶっ殺す!」
あいつは殺す。マジで手加減無しでぶっ飛ばす。
という訳で…
「おらぁぁあ!【秘めたる】!」
秘めたる使って全力でジャンプ。で…
「…捉えたっ!【フルーク】!」
ドゴオォォォォォオオン!
「っしゃどうだこの鉄屑ァ!」
流石に壊れただろ。秘めたるフルーク舐めんなよ?顔面(?)の部分半分ぐらい無くなってるかもなァ?
と…
「……は?」
顔の部分が上半分ひび割れて凹んだだけで生きてました。
どうしてくれようかこの野郎。
「あぁ!?嘘だろよく生きてたなこいつ!」
えぇ?どうするよこれ。何かあれを大破させれる物無いか………つか秘めたるフルークで駄目とかどんな材料でできてんだあれ。やっぱ鉄とかになんかの個性でもかけてんのか?
………あ、
「…そうだ、くだらねぇ事思いついた…よっと。」
で、着地して、歩いてロボに近付く。
「ちょ…」
「被害を出さずに最小限でこいつを倒す。…ミソなのは「破壊」じゃなくて「行動不能」。…良く出来てるな。」
そうだ、ぶっ壊す必要なんてない。あるじゃねえかよ、近付かずに壊せるやつがよ!
さあ、そのカードはなんだろうな?1秒間れっつしんきんぐ。
「って事で【アレク】。」
そう、スタン罠である。当たったかな?
…まあともかく、勝ったわこれ。硬い機械に対していちいち殴ってたらきりねえからショートさせりゃあ勝ちじゃん。
…ん?アバカン使えって?あれ13の発動「遅」の上に発動時間「短」じゃん?そんなもん待ってたらその間にあれに潰されそうだしさ。つーかなんでアバカン選んだんだろ。他にあっただろ。それならまだカノーネとかブレドラとかワキンヤンのほうがマシだったわ。
「ほらこっち来いよ!」
まあそんなことを言っても何も始まんねえし。
アレクがちゃんと発動してるのを確認して0Pを誘導する。ちょっと注目させて走るだけで簡単についてくるんだな、あいつ。チョロイな…よしよし…!
そして、
バチバチバチバチッ!
「ゴ!?」
「っしかかった!」
「ピ…ズシュゥン…」
…動かなくなった。5秒経ったが、動く気配はない。…となると…
「ふぅ…!ぶっつけ本番でいけたか…。」
成功したぞ!
…さて、残り時間は…あと20秒。…あそこの3P倒して終わりにすっか。
と…
「!瓦礫が!」
0Pが停止したときに当たったビルが倒壊しかけていた。
いや、正確には崩れて落ちてきていた。
しかも、その下には人、人、人。いやまずくね!?
「オラァ!【多脚戦車】!」
本気でダッシュし、ジャンプ。で、多脚要塞で瓦礫を吹き飛ばしつつ粉々にしておいたところで…
「ピピーー!終ー了ー!」
「ふぃー…」
疲れた。その一言に尽きる。よし、帰って即寝よう。うん。
カードの乱用のおかげで体力がゴリゴリ削られて眠気がエグいんよ。もうこんな体験はこりごりだが…そうは言ってられないよなぁ。
で、一週間後…
「堕天くーん!高坂くーん!お手紙来てるわよー!」
「お、雄英からかな?」
一週間後っつってたから多分そうだろうな。
「……?なんじゃこりゃ?」
で、封筒を開けるも、よくわからない機械が一つだけ入っていた。…まじでなんじゃこりゃ?
「あー、投影機械みたいなやつじゃね?」
「あー、な。」
とりあえず起動させりゃ分かるだろ、と電源を入れると…
「……?」
何かのマスコット?が投影された。…これこそマジでなんじゃこりゃ。
『私が投影されたのさ!』
キエェェェシャァァヴェェェッタアァァァァァ!?
『ネズミなのか犬なのか熊なのか、かくしてその正体は…校長さ!』
…あ、
「これ校長先生なのな。」
「みたいだな。…つかネズミなのか犬なのか熊なのかって…熊ではねえだろ。」
「それには同意できるな。」
うんうん、と頷いて話を聞く。
『さてさて、早速だけど結果を報告していくよ。まず高坂 翔飛くん。』
「っ………」
『筆記テストは平均57点程と、まあ、悪くはなかったよ。だけど…実技試験内のポイントは15P、少し少なかったのさ。そして、我々がもう一つ測っていたレスキューポイント、これが12P、合計27Pとなったのさ。惜しい所まで行っていたんだけど、残念ながら、今回は不合格という事になったのさ。』
「……」
『だが、君が強いことは確かなのさ。きっと雄英高校でなくともヒーローになれることは間違いないのさ!』
「あー…やっぱそうかー。無理だったかー…ワンチャン行ったかもと思ったんだがなぁ…」
『次に、堕天 十三くん。』
さあ来た。…どうなった…
『君の成績は素晴らしかった!筆記テストでは平均75点程と高得点、実技ではヴィランポイント51P、レスキューポイント25Pと計76Pだったのさ!つまり、君は合格…なんだけど、少し気になる点があってね…三日後、雄英高校に来てほしいのさ。特に準備物は無いけれど、気持ちの準備をしておいておくれ。』
…ん?
「?…合格…って事でいいんだよな?」
「そう言われてただろ?すげえじゃねえか!」
「いやなんか呼び出し食らったんだが…」
え、何で?俺なんかした?ぬぬぬ…そんな覚えは無い…え、じゃあ何で俺呼び出し食らった?
まさか合格っつったけどやっぱ不合格でー…とかはならねえよな?二次試験的な面接とかか?え、そんなん紹介にあったか?筆記試験と実技試験だけだったような…?
「院長先生ー!堕天が雄英受かったってー!!」
「えぇ!?本当に!?」
「あ、おいこら翔飛!」
とりあえずその日は若干のお祭り騒ぎだった、とだけ言っておこうかね。