3か月前、東京都内のマンションで転落死した。
だが、現場には遺書のようなものはなかった、警察では自殺とみて捜査をしていた。
この日、高山はある列車広報誌を読んでいた。
「へぇー、特急「かがやき」で行く金沢の旅か。」
「いいわね、特急「かがやき」か。」
「俺は、寝台特急「北陸」もいいけど、一度は「かがやき」に乗って金沢や能登や富山へ行って見たいよ。」
と、鶴岡は言った。
「どれどれ。」
と、小海も記事を見た。
「東京から上越新幹線「あさひ」に乗って長岡から北陸本線経由の特急「かがやき」に乗れば金沢へ行けれるのね。」
「うん、東京から金沢までは3時間58分で行けれるんだ。」
「凄いのね。」
1992年の3月14のダイヤ改正で、東海道新幹線「のぞみ」が東京から新大阪まで2時間30分で運転開始されました、なお、この新幹線には名古屋にも京都にも止まらず、「名古屋飛ばし」で話題になった。
ちなみにJR西日本では長岡と金沢へ結ぶ特急「かがやき」が運転本数が増えて、自由席が設けられた。
信越本線・北陸本線経由の特急「白山」は1往復に変わった。特急「かがやき」は6往復体制になった。うち1往復は、和倉温泉と福井まで運転されている。
又、特急「きらめき」には3列式グリーン車が連結された。
「へぇー、福井と和倉温泉にも運転開始されたんだ。」
「うん、僕も一度乗って見たいなって。」
と、高山は自慢そうに言った。
「おはよう。」
と、南がやって来た。
「南主任、おはようございます。」
と、同僚たちは挨拶する。
「おっ、高山何呼んでるんだ。」
「ああ、今特急で行く秋の旅を見ていたんです。」
「ほう、なるほど。」
「秋の北陸は、紅葉もいいからな。」
と、南主任は言った。
「あっ、そう言えば特急「雷鳥」がグレードアップ車が登場したぞ。」
「えっ、本当なんですか。」
「ああ、「雷鳥」の13号・23号・32号・44号の2往復だ。」
「あっ、それって上沼垂色ですね。」
「そうだ。」
「僕も一度乗って見たいな「雷鳥」。」
と、高山は言った。
そこへ、高杉班長がやって来た。
「おい、南、高山、鶴岡、小海。」
「あっ、班長、おはようございます。」
「何か用でしょうか。」
と、小海は言った。
「すぐに室長室に来てくれ。」
「えっ。」
南は、高山と小海と鶴岡を連れて室長室へやって来た。
「南公安主任以下3名、配置につきました以上。」
と、南は敬礼した。
「ところで、室長今日は何の要件でしょうか。」
「実は、南と高山達に特命捜査をやってもらおうと思ってね。」
「えっ、特命捜査。」
と、南と高山と鶴岡と小海は驚く。
「そうだ、実は都内のマンションで女子高生が転落死した。」
「ああ、その生徒が自殺ではないかと。」
「そうだ、この事件については警視庁の刑事が話をされる。」
と、大湊室長は言った。
「ああ紹介しよう、こちらが警視庁の刑事だ。」
と、高杉は言った。
「警視庁・捜査一課の田所です。」
「目黒西署の小坂です。」
「早速ですか、事件の事を詳しく話していただけないでしょうか。」
「はい、3か月前、都内のマンションで女子高生が転落死しました、死亡したのは音ノ木坂学院に通う花型 るい17歳と判明しました。」
「彼女は自殺何ですか。」
「いや、それが遺書もありませんが自殺ではないかと。」
「それで、聞いたんですか。」
「生徒に聞いたところ、いじめたこともないって言っていました。」
「と言う事は、いじめの自殺ではないと言うのですか。」
「いや、詳しいことは言えないのですが、るいの友人に聞くとイジメていないって言っていました。」
「そうか、やはりいじめかあるいは教師の体罰って事も考えられますね。」
「ええ。」
「これは、間違いなくマンションの転落死と関係ありそうですね。」
「うん、それで大湊室長、その4人にどんな捜査をするんだ。」
「このツアーに参加して事件の捜査をやってもらうことにしたから、南と高山達に捜査をさせることにしたと。」
「おう、なるほどね。」
「任せて下さい、室長。」
「じゃあ、頼むよ。」
「はい。」
南と高山と小海は、装備課へ行き拳銃を取りに来た。
「お願いします。」
「はい。」
装備係の人は、4人に拳銃を渡した。
「はい。」
南と高山は、コルト・ローマン4in
鶴岡は、コルト・ローマン2インチクラシックモデル
小海は、ブローニングM1910
と、携帯し、ホルスターに入れた。
鉄道公安隊特捜班は、危険な任務の為拳銃を携行しなければならない。
「装填、6発完了。」
と、南と高山と鶴岡はは言う。
「装填、7発完了。」
と、小海は言った。
「それで、特捜班の方では事件の捜査はどうなんだ。」
と、大湊は高杉に行った。
「ええ、実は今「ひかり」と「雷鳥」と「あさひ」と「かがやき」の列車スリを追っています。」
「なるほど、特捜班は列車スリを追っているのか。」
「はい、後は指名手配中の容疑者も追跡捜査しています。」
「そうか、よし、南と高山達に特命の捜査を任せよう。」
「はい、やらせてください。」
「これにより、鉄道公安隊に特命捜査を行う、以上。」
「はっ!。」
と、南と高山達は大湊室長に敬礼した。
大湊室長は列車の時刻を言いながら、二手に分けて捜査をすることにした。
「まず、上越新幹線だと7時36分発の「あさひ1号」に乗り、長岡には8時57分、長岡からは9時04分発の特急「かがやき2号」に乗れば金沢へは11時34分に着く、東海道新幹線の場合は7時07分に「ひかり3号」に乗るとして京都へは9時42分に着く、京都から9時45分発のL特急「雷鳥17号」に乗り、金沢へは12時26分に到着する。」
「なるほど、この列車の中にすりや指名手配犯が乗る可能性があるって事ね。」
「そうだ。」
「それで、帰りの方は。」
「帰りだと、金沢から13時48分発の「雷鳥32号」に乗れば京都へは15時52分に到着する、15時56分に「ひかり16号」に乗れば東京へは18時32分に到着する。」
「よし、僕と小海さんは「ひかり3号」に乗ります。」
「私と鶴岡は「あさひ1号」だ。」
と言って、南と高山達は捜査を開始した、だが、金沢と能登で連続殺人が起きるとはだれも予想はしなかった。
そして、南と高山達は事件の捜査が始まった。