南と高山達は金沢駅から観光バスに乗り込んで、金沢を観光した。
犀川大橋 大正13年 登録有形文化財
この写真は野町側より見る
大橋を渡ると右に雨宝院、まっすぐ進むと野町交差点左へ行くと寺町寺院群。
「こちらが、有名な室生犀星の文学碑でございます。」
と、バスガイドが案内した。
「あんずよ花着け 地ぞ早やに輝け あんずよ花着け あんずよ燃えよ」
「さすがですね、よく知っていますね。」
「ええ、金沢に行く前に調べたんです。」
このあと、桜橋へ向かった。
桜橋
南主任と高山は金沢でカメラを持って犀川の河畔を歩き桜橋まで来ました。
「ここが桜橋ね。」
「そうだよ。」
「川を見ると橋が近く見えるのね。」
と、小海が言う。
「そうだよ。」
兼六園
「今、紅葉が見頃なんだって。」
「本当、キレイね。」
「うわーっ、紅葉もきれい。」
「本当だ。」
「ねぇ、あれ何かな。」
「どうしたの。」
バスツアーの女性客は、何かを見つけたのだ、それは女の絞殺死体だった。
「きっ、キャーッ!」
2人は、悲鳴を上げた
「あっ、この女は確か。」
「前に室長が話していたいじめ自殺の女子高生ね。」
「まさか、金沢で殺されるなんて。」
2時間後、石川県警捜査一課の小沢警部と城島刑事と熊田刑事が到着した。
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「本当か。」
「東京在住の東雲学院の谷川雅代、17歳です。」
「東雲学院だと。」
「まさか。」
と、高山と小海は驚いた。
「何だ、君は。」
と、小沢は言った。
「鉄道公安隊の南です。」
「同じく鶴岡です。」
「何、鉄道公安隊。」
「はい。」
「東京公安の高山直人です。」
「同じく小海です。」
「知ってるんですか、この生徒は。」
「はい、警視庁からいじめ自殺事件の事で捜査していたんです。」
「なるほど、南と高山達はバスツアーに参加して捜査していたって事か。」
「はい。」
「それで、死因は。」
「恐らく、お茶のペットボトルの中には青酸系の毒が混入されていたんです。」
「と言う事は、毒殺か。」
と、鶴岡は言った。
「この被害者の高校生はいじめと関係があるのかな。」
「おい、現場にこんな物があるぞ。」
「どうした、高山。」
「この高校生は東京から新幹線に乗って来たんじゃないかな。」
「ああ、そうらしいな。」
「東京から新幹線って事は、名古屋か新大阪ですかね。」
「上野から夜行に乗って来たって事は考えられるかな。」
「なるほど、夜行か。」
「夜行って事は、寝台特急「北陸」か夜行急行「能登」か。」
「それも、考えられるな。」
そして、第一の事件は女子高生だった。