誤字修正 2021/10/16 20:51
補足 アーサー・ウィーズリーは原作で、電気を"気電"と言ったりとにかくマグルが使う用語を間違える特徴があります。
なので本作では、間違え属性を追加しています。
マーマイトやスターゲイジーパイや鰻のゼリー寄せが魔法界に無いかあるかはわからなかったので、ないと言うことで話を進めています。
「ところで君の名前は?」
まだアーサーが一方的に名乗っただけだったと気づいたのか、追加注文した焦茶色のヌルヌルをパンに塗りたくって食べている途中で口を開いた。
「"パーシバル・グレイブス"っていいます。友達とかにはパーシーって言われてますっ!」
リンネは息を吐くように嘘をついた。
"パーシバル・グレイブス"とはアメリカの魔法使いで、かの悪党ゲラート・グリンデルバルドが変身していた時の名前だ。
それもダンブルドア老人になる前の話で、アーサーが不死鳥の騎士団という組織に参加して活動していたのはヴォルデモートが暴れていた近年のことだ。
ちなみに不死鳥の騎士団というのは、ダンブルドアの私兵の名前で、よく言えば世界を守るために秘密裏に活動しており、悪く言えば法律を無視しダンブルドアの独断で活動する犯罪組織だ。
少なくとも、ダンブルドアが"パーシバル・グレイブス"を覚えている可能性はあるだろうが、アーサーは知るはずもない。
リンネ的には思いつきで"パーシバル・グレイブス"という名前を出したのでは無かった。
一つ目が先程から嘘をついているアメリカ生まれやら、祖父がアメリカに逃げたとかを補完する為の更なる嘘ということだ。
別にリンネ・ウェインライトだと名乗ってもよかったが変に原作の知識を持っているのでボロが出るかもしれなかった彼は、最初からイギリスの常識を知らないことや血縁者に魔法使いがいることなどを仄めかしていた。
それに何か致命的なミスをした際にも対処できるように住んでいる場所や本名、出身地、家族関係などを隠した。
以前話したことがあるだろうが、ウェインライト家は資産家で、家も豪邸であり、イギリス金持ちあるあるで家に沢山の暖炉がある。
暖炉が沢山あって問題があるかと言えばある。
魔法使いというのは理不尽なものでサンタクロースが如く暖炉を使って家に侵入してくるのだ。
魔法使いが暖炉を使って侵入するには、暖炉があることと相手の住所もしくは物件の総称を知る必要がある。
暖炉を起点として、暖炉ネットワークなるものに接触している暖炉同士でテレポートが出来る。
魔法使いが使う暖炉は暖炉ネットワークという魔法省が管理するネットワークに接続している必要があり、おいそれとその辺の暖炉を使って移動できるわけではないと思われる。
だが、そこはダンブルドアの出番だ。
リンネが警戒しているのはダンブルドアとハリーの二人のみで、他はさして警戒していない。
アーサーを警戒していたのも、アーサーがダンブルドアの私兵として活動していた、もしくは物語で語られていないだけで今も私兵の可能性を考えてのことだった。
ダンブルドアはかつて築いた人脈と功績によりウィゼンガモットという魔法界の司法機関にツテがある。しかもダンブルドアはかつてウィゼンガモットの青年代表であり、現在はウィゼンガモット主席魔法戦士という役職を持っている。
司法機関を操り行政機関である魔法省の役人達を多く私兵にしているダンブルドアなら誰の邸宅なのか知った途端、暖炉を繋いで乗り込んできてもおかしくない。
リンネは、自身が疑われるだろうと確信している。
何故ならハリー・ポッターという物語には自分は本来存在していない上、原作知識という本来のリンネなら知る由もない個人情報をはるか過去から未来まで公明に知っているのだから。
どこでボロが出るかわかったものではない。
暖炉を使わなくとも姿現しと言うテレポート魔法のようなものもある。
それを使うには技術が必要だがそれは役人になれるエリートであるダンブルドアの私兵達はクリアしている。
もう一つは場所をイメージする必要がある。
すなわち名前を隠すのは身バレ防止に、苗字と住所を隠すのは暖炉と姿表しによる襲撃を警戒してのことだ。
さらにメリットはある。
「パーシー!奇遇だね、私の息子もパーシーって言う子がいるんだ」
奇遇ではなく、予定調和だ。
パーシバル・グレイブスがどうだったか知らないが少なくとも一般的にはパーシバルの愛称はパーシーだ。
アーサー・ウィーズリーとより仲良くなるためには、アーサーが好きなことや、家族の関係に足を踏み込む必要があるだろう。
アーサーが好きなマグル製の機械の構造については日本人だった頃にみたYoutubeでの学習が補完してくれるだろうし、マイクラで電卓を作った覚えがあるリンネとしても二進数を使った簡単なコンピュータ程度なら理解できる。さらに父はコンピュータの販売店で働いているわけでは家の書斎には、この時代のコンピュータについて書かれた最新書籍があるはずだ。
だが家族関係を話すのは難しい。
子供とは言え、魔法界には姿を変える技術がいくらでもある。
だから家族について触れれば相手は警戒するかもしれない。
そこで偶然を発生させることで家族の話に繋げ、親しくなろうとしたのだ。
リンネの頭の中にはすでに道筋が出来ていた。
パーシー・ウィーズリーから強大の話に持ち込み物語の主軸となりうるハリー・ポッターの友人のロン・ウィーズリーと繋がりを持ち、偵察から暗殺まで役立つ魔法のネズミを手に入れる未来を。
アーサー「マグルのイギリス紳士は紅茶と"マムイート"が必要らしいな(ぬりぬり)」
アーサー「うっ…不味いぞ!なんて味だ……」
トム「だからあれほどやめとけと」
トムリドル「全くだ、マグル製品を口に入れるとは狂ってる」
マートル「あ、トムパイセンちっす!私を殺していこうすね」
トムリドル「なんだ……貴様は…」
○
アンケートの集計終わりました。
ダンブルドアによるオリ主Gルートです。
今後ともよろしくお願いします。
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