「フューチ何の意味があるんだ? 白ひげと海軍の激突何てあるが……白吉っちゃんに何かあるのか!?」
「聞かない方が良い話だおでんさん」
「聞かない方がって俺は白吉っちゃんに何かが起こるんだってんなら聞かなきゃならねぇ」
「……多数には聞かれたくない船で話そう」
「ロジャー船長も来てください」
「俺か?」
「貴方にも関わりがある」
「白吉っちゃんが死ぬ!! 24年後に!? 馬鹿な! ありえねぇ!!」
「本当なのかフューチ」
「この出来事のキーは4つ……海軍と黒ひげマーシャル・D・ティーチ、白ひげ、そしてロジャーの息子だ」
「ロジャーの……息子……まさかオーロがか!?」
「違う違うロジャーは別にしっかり子供を授かる……名をエースと言う」
「俺の相棒と同じ名か」
「将来白ひげの2番隊隊長にエースがなる。そしてティーチが白ひげの掟を破り脱走する」
「掟って……」
「仲間殺しだよ」
おでんの表情が曇る今いる仲間の誰かが殺されるのを想像したのだろう
「話を進めますが、ティーチが逃げた後……海賊団を結成。これが黒ひげ海賊団となります。黒ひげ海賊団は七武海となり、政府への手土産にエースを政府に引き渡します」
「なぜそうなる!!」
「2番隊隊長として、隊員の仕出かした事への落とし前として、ティーチを殺そうとしたのですよ。その後、エースとティーチがとある島で決闘をした果てに……エースが負けます」
「俺の息子がか!?」
「ロジャー船長の息子はメラメラの実を口にしておりロギアの能力者となります……つまりそういうことです」
「ロギアにかまけて覇気が甘かったか」
「たぶんそうかと……その後エースはロジャー船長の息子とバレて、公開処刑となります。その処刑からエースを奪還しようと、白ひげがマリンフォードに乗り込み大戦争……頂上戦争が始まる」
「つまりその戦争で……白吉っちゃんは……」
「戦死する」
「「……」」
「ニューゲートが死ぬのはわかった。フューチはどうするつもりだ」
「この戦争は起きなければならない戦争でもあります。私は海軍側で参戦するでしょう」
「おいちょっと待て!! ロジャーの息子を見殺しにする気か!!」
「おでんさん、私がなぜここにいるか……ロジャーには命を救ってもらった借りがある!! 大きな大きな借りだ!! 前に口では借りを返したと言ったが、借りが大きすぎていまだに返しきれたとは思ってない……ただ、その借りはロジャーに対しての話だ。私には守らなければいけない子供達がいる。海軍に戻ると言う話もある。おでんさん、私には私の正義が既にある」
「くそったれ!! 納得できねぇ!! ロジャーの子供が死ぬだと!! 白吉っちゃんも死ぬ!! ふざけるな!! ふざけるなよフューチ!!」
「だから……それを警告する文を刻んだのだ」
「警告って誰にだ?」
「主人公に」
「主人公って……物語のか?」
「24年後に動き出すとある海賊団を中心に世界が動き出す」
「もしかして……それがポーネグリフに度々見かける、ジョイボーイって奴か」
「はっきりとは分からないけど、私はそう考えている……私はその新たなるジョイボーイに警告をすることで、未来が変わる可能性を残してきた」
「それがフューチの精一杯の出きることか」
「もっと色々出きるかもしれないが、私の立場では恐らく大勢に影響がでないでしょう。海軍に戻ったとしてもロジャーの一味に居た事実は、経歴に大きな傷となる」
「フューチおめぇ」
「今回のポーネグリフの写しを取ったのもそうだ。ダイヤルと言う貝を集めたのもそうだ……私は常に未来を見据えて動いている」
「おでん、これ以上今の状態のフューチに聞いたところで無駄だ。独自の生存戦略で動いてやがる」
「そもそもだおでんさん、白ひげがいつまでも全盛期で居れると思うかい?」
「……!? まさか病魔にか!!」
「ロジャーでも病気には負ける白ひげも同じだよ」
グビーっと私は水を飲み干す
「その時私は50歳。経験値や体の状態にもよるが全盛期だろう。大勢に影響が出る可能性もあるが、知らない小僧にそこまでする義理もない」
「私は海兵だ!! 生粋のねぇロジャーと言う海賊王だから船に乗ってみたいと思えた!! 強くなるための最適解だからね!! おでんさん! あんたも人の事言えないよ。死期は近い。白ひげよりも遥かに短い」
「……なに?」
「だから電伝虫を与えた。必ずその死期を乗り越えて欲しいから。知らない小僧に義理は無くても知ってる人には生きていて欲しいじゃないか!!」
「うぅ!? ……フューチおめぇにそんな覚悟が有ったとは……すまねぇ勘違いしていた」
「私は貴方を全力で助ける!! 助かったら自力で白ひげの危機に駆けつけな!!」
「おう!!」
ロジャーとおでんとの話し合いの後ロジャー海賊団は青海へと帰る
「「「へそ!!」」」
神ガン・フォール一行に見送られ私達は青海へと向かう
「落ちるぞ!! ぎゃー!!」
「このままじゃ!! 海に叩きつけられて木っ端微塵だぞ!!」
すると大きなタコが現れ船を包む
「タコのバルーン?」
ゆっくりと落下を始め青海にたどり着く寸前でタコが萎み海に船ごと叩きつけられる
「いたたたた……全員無事か」
「ビックリしたにゃー」
「トキ様、モモの助様、日和様大丈夫ですか」
「えぇ、大丈夫よ」
「フューチ! ガキ達は無事か!!」
「ええ、大丈夫ですよねー、ココア」
「楽しかった」
「「キャッキャッ」」
「そうか……それなら良かった」
「ロジャー、次はどこへ行く?」
「決まってる。目指すはグランドライン最後の島だ……だがその為には、4つのロードポーネグリフを集めなきゃならん」
「今は、ビッグマムから奪ったロードポーネグリフの写ししか無いが……フューチ残る場所はわかってるんだろ?」
「魚人島、モコモ公国、ワノ国の3つです」
「確かにワノ国には赤いポーネグリフが有ったな」
「モコモ公国にもにゃー」
「うんうん」
「これで本当に4つ揃うぞ! わはー!!」
「盛り上がってるところ悪いのですが、船の調子が良くねぇ……。素人目には何処が痛んでるか、検討がつかねえ……一度しっかり修理する必要がある」
「よし行き先は決まった」
「どこだロジャー」
「決まってる。水の都ウォーターセブンだ!!」
「水の都!?」
「素敵な響き」
「野郎共行くぞ!!」
「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」
「島だ!!」
「島が見えたぞ!!」
「なんだありゃ!? でけぇ水殿を見るのは始めてだ!!」
「噴水だよ」
「ここのはちとでかすぎるがな」
「綺麗なところね」
「あぁ、水の都かぁ……うむ、良いなぁ」
ロジャー海賊団一行は、再びトムの元へ向かい船の修理を依頼した。
約1年ぶりの出会い……空島やおでんとの出会いなど、話す事に事欠かなかった。
「たっはっはっは!! できたぞロジャー!!」
「サンキュートム……恐らく、これがお前に会うのが最後になるかもしれん」
「なんだロジャー弱気になって」
「俺の体が病に蝕まれているのを感じてな……。どちらにせよ、新世界を中心に巡る事になるから、これがお前との別れになると思う」
「ドンッ! とせい、ロジャー!! 元気でな!!」
「おう!! 海列車、見れなくてすまねぇな」
「たっはっはっは!! お前に見せたくて作ってるわけじゃねえよ!!」
「わはー!! そりゃそうだ!!」
ガシッと握手をする
「トム元気でな」
「ロジャー最後まで行け!!」
こうしてロジャー海賊団はウォーターセブンを後にする
「フューチ!! コーティングだ!!」
「わかりました!!」
シャボンディ諸島近郊で私は、シャボンコーティングを船に施す。
「行くぞ!! 魚人島へ!!」
「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」
我らは行くぞ! 魚人島へ!!