船を進めること2週間、私は目的の島に到着する
モビーディック号が停泊しているのを見るに、白ひげはこの島に居るようだ
私が船をジゲジゲのポケットでしまっていると
「おいおい海兵がこんな所に何用だ?」
「ケヒヒヒヒ、生きて帰れると思うなよ」
白ひげの下っぱが現れる
「白ひげに用があって来た。案内して欲しい」
「親父に? 海兵の言うことなんて聞けるかよ!!」
パンパンと発砲
私は武装色硬化でそれを防ぐと覇王色の覇気で下っぱを倒す
「かは?」
「何が……」
「仕方ない、探すか……」
ザワザワ
「おい、なんで海兵がこんな所に」
「白ひげさんの縄張りのど真ん中だぞ」
「白ひげの親父さんに連絡を」
商店街を適当な食べ歩きできる物を買いながらブラブラ歩く
「お、これも美味しそう。店主! これちょうだい何ベリー?」
「あ、あぁ。150ベリーだ」
「安いね10本ちょうだい」
「ま、毎度……ねぇちゃん悪い事はいわねぇ、海軍のコスプレならここではやめとけ、ここは白ひげの縄張りだぞ」
「いや、コスプレじゃないし、正規兵だし……あ、店主、白ひげに連絡できる電伝虫無い? 連絡したいんだけど」
「ぶぶぶ、無礼な事を言うな。なんでそこら辺にある店に王である白ひげの親父さんに連絡できる電伝虫があるんだよ!! 恐れおおいわ!」
「だよねー、変なこと聞いてごめん」
「おい、いたぞ!! 海兵が!!」
「おりょ! 見つかった。おーい」
「おい、手を振ってるぞ」
「撃つ前に話聞いてみっか?」
「おい嬢ちゃん本当に海兵か?」
「そうだけど?」
「ずいぶん軽いな……ここは白ひげの縄張りだ。すぐに立ち去るんだったら見逃してやっても良いぞ」
「いやいや、白ひげに用があって来たんだから、ハイそうですかって帰るわけにはいかないのよ」
「親父に? ならなおさら見逃すわけにはいかねぇなお前らやっちまえ!!」
「「「おう!!」」」
パパパンと銃で撃ってくる
「新技ジゲジゲスキマワープ」
グニョン
「だ、弾丸が消えた」
私の目の前に次元の狭間を作りだし私の背後に出口を作り出すことで弾丸を私の体に当てること無く空振りさせる
「おい! 能力者だ!!」
「囲え囲え! 銃は通じねぇ! 刃物で戦え!!」
「私は戦いに来たわけじゃないんだけど……まぁいいか……嵐脚」
「やっちまえ!!」
「見えない斬撃で十分だろ」
「刀が弾き飛ばされた!!」
「俺もだ!! 六式使ってくるぞ」
「こいつもしかして将官以上の階級じゃねぇか!!」
「それがどうした! 親父に拾ってもらう前は9000万ベリーの賞金首だったんだぞ! お前も1億ベリーだろうが!!」
「おう! そうだ将官クラスにビビってちゃぁ白ひげ海賊団の名が泣くってもんよ!」
「ジゲジゲランダムテレポート」
次元の狭間を飛ばし完全ランダムでこの場から強制退場させる
「なんだ!? き、斬れねえ! うわ!!」
「おい! やべぇぞ人が消える!! スキマみたいなのはなんだ!! うわぁぁ!!」
「死にはしないよこの場から消えるだけさ」
シュン
「白ひげ海賊団の人達が……消えた……」
「きゃぁぁぁぁ!!」
「悲鳴は酷いじゃない。ただ少し遠くに飛ばしただけだよ」
「おい! あんた! 流石にヤバイって! 白ひげの家族に手を出したら!!」
「何事だぁ」
「ダノンさんだ! ダノンさんあの女が白ひげの家族に手を」
「ん? 海兵じゃないですかダメですよ。ここは白ひげの縄張り。あんだが来る様などごじゃねぇど」
「いやぁ殺しに来たからこの場から退場してもらっただけさ」
「それでも手を出した事には変わらねぇ……ごの町を預がる者どじで! お前をだおす」
「1つ賭けよう私が勝ったら白ひげの所に案内して欲しい。私が負けたら……そうだね。命を差し出そう」
「おいおい海兵の嬢ちゃんやめとけってダノンさんは3億ベリーの大物なんだぞ死にに行くようなものだって! 今から謝れば命は助けてもらえるって」
「これは任務なんだ。私は白ひげに会わねばならない!!」
「やっちまえ!! ダノンさん!!」
「そうよ! この島に世界政府の手先の海兵は不要よ」
「……良い島だ」
「なに?」
「人々が安心している。この場所には元々バブエ王国があったと聞いている。滅亡した原因は白ひげによる占領……いや~白ひげで本当によかったね」
「何をごちゃごちゃど!! ぐだばれ!!」
「武装色硬化……緑拳!!」
巨大な斧が私に襲い掛かるが、人差し指でそれを止める
「な!?」
「黄金衝撃」
ドクン
「カハ!?」
ドサッ
「「「ダノンさん!!」」」
「そんな!? ダノンさんが一撃で」
「何者なんだこの海兵」
私はノックアウトしたダノンという男を叩き起こし
「約束だ。白ひげの所に連れていってもらおう……いや。必要なさそうだね」
私めがけて覇王色の覇気が飛んできた
「黄金衝撃」
バチーンと覇王色の覇気どうしがぶつかる
「ふふふ、あっちだね……悪かったね町民の人達、騒がして……私は白ひげの所に行くよ」
私は静まりかえった町から出ていく
「何しに来たフューチ……俺を捕まえに来たか?」
覇気を辿ると白ひげが居た
現在5つある隊の隊長も4人揃っている
「マルコ、ジョズ、エドワードにビスタも揃い踏みか……」
「何しに来たんだよい、フューチ! お前はもう海兵だろ!」
「なに、話をしに来た」
「話だ? グララララ。酒でも持ってきてから出直せ」
「ジゲジゲポケット」
私は次元の狭間から酒樽を大量に取り出す
「これで話せるかしら?」
「本当に喰えねぇ女だよオメーは……おいお前らもいただけ。ただ酒だ」
「うひょー親父! 話がわかる!!」
「あ、おいエドワード!! 毒かもしれねぇのに!!」
「あほんだら! フューチがそんな搦め手をするか。そしたらこの島に来てから何人も殺してるハズだ」
「やっぱり見てたか」
「グララララ、息子達の事は見てるさ……それで、この酒は何処のだ?」
「テンテン諸島産のワインだ。度数はやや低めってところでしょう」
「テンテン諸島か……リンリンの奴との緩衝地帯の島々だな。小規模ながら海軍基地も確か有ったな」
「そこの基地長になったから挨拶をね」
「お前が基地長……グララララ! 左遷させられたなフューチ!!」
「まぁ私が上層部でもロジャーの元クルーなんて爆弾を海軍本部に置いときたいって馬鹿は少ないだろうに」
「ちげぇねぇよい!」
「でもフューチ。話ってそれだけか? 基地長になった挨拶ってだけじゃねぇだろ」
「ジョズそう! そうなのよ……端的に言うと海軍支部G-6と白ひげとの間で20年間の不可侵を結びたい。他にも色々有るけどそれが本題」
「不可侵!? 正気かよい!! 海賊に不可侵なんて聞いたこともないよい!!」
「……正気だな。グララララ! おもしれぇ! フューチ、俺も縄張りの維持で精一杯な現状、揉め事は少ねぇ方がいい……フューチおめぇどの様な未来が見えてやがる」
「新世界は将来5つに分割される白ひげ、ビッグマム、海軍、金獅子残党、ロジャーの残党の5つに、これが短期的な未来の話だ。……金獅子はフワフワの実の性質上彼は脱獄が可能だ」
「インペルダウンは難攻不落で入ったら最後出れねぇ迷宮じゃねぇのか?」
「実は案外そうでもない。海軍側がもみ消した脱獄者が1名いる。今どこで何をしてるかわからないけどね」
「ほぉ、そうなのか」
まぁ金獅子ではなくカイドウが台頭してくるのだがそれは黙っておこう
いや、一応聞いておくか?
「白ひげ、万が一だがおでんの身に何か有ったらどうする?」
「グララララ! 無論助けるさ! 俺の兄弟分であり、家族だからな」
「それを聞けて安心した」
「何か有るのか」
「良くない噂を耳にした。おでん不在のワノ国を乗っ取った馬鹿が居ると」
「グララララ! そんな馬鹿おでんが斬って終わりだろう」
「普通はそうだ。だが、ロックスの残党が暗躍しているという噂も有る。警戒しておいた方がいい」
「わかった。伝えてくれてありがとな」
「うん。……さて、他にも決めなければならない事が多々ある」
「そういうのはエドワードが詳しい。おい、エドワード相手してやれ」
「おうよ! 親父!! さて、フューチ何から決める」
「そうだね……移民についてや貿易なんかも決めたい」
「どんどん言ってけ! 親父もちゃんと聞いてろよ。縄張りに関しての事だから」
「うぐ……」
「凄く嫌そう」
「領土問題や外交はエドワードが一任されてるんだからやれよい」
「4番隊は頭が良い奴が集められてるんだから頑張れ」
「うるせぇ! お前らも手伝え!!」
酒を飲みながら決めることは決めていく
決まった事は
・白ひげ海賊団とG-6支部の不可侵
・島々の貿易の自由
・互いの領海の通過時に一報を入れる
・移民勧誘の自由
・互いの領土内での殺人、略奪の禁止
・揉め事は双方の代表を出して話し合う
・2年更新
細かい事は他にも有るがとりあえず双方同意した
「わかってると思うがフューチお前だから信用してんだ。他の奴ならこうはいかねぇ」
「わかってますよ白ひげ。あと数人気絶させて悪かったね」
「グララララ! くたばってねぇなら良い。まぁお前だから許すってのも有るがな」
「ありがとうございます。では私はこれで」
「おう! ……酒旨かったぞ」
「作った人に伝えておきますよ」
こうしてG-6支部は片側の安全は手に入れた
もう片方のビッグマムは軍の増強で何とかしなければ……
エドワードという人は白ひげとは別の人物になります
まぁ名字が同じ別人ですのであまり気にしないでください