フューチ提督物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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国軍への修行 他色々

 第四の壁を越えた先に居る皆さんこんにちはフューチです

 

 白ひげ海賊団との交渉で生き残るための時間稼ぎはできました

 

 問題は山積みですが1つ1つ解決していきましょう

 

 まずやらなければならない問題は人口問題

 

 計算上4の島までなら解放しても問題は無いのだが、それ以上の島を解放すれば人口が足りなくなる

 

 今までモーリシャス王国の国民20万人が僅か2つの島で生活していたのが奇跡な為超過密住宅による第一次産業の壊滅というわけのわからない現象が起きていたので、3の島解放は食料生産の問題点から絶対かつ早急に行わなければならないものであり、だから白ひげとの外交問題を先送りにしてまで進めたのだ

 

 これで来年から食料輸入が8割は減る

 

 そうなれば広がった生存圏に見合う人口になるだろうし、こんな時代(大海賊時代)だ、産めよ増やせよじゃないが20年後には人口は倍加しているだろう

 

 で、白ひげとの取引で移民の自由を盛り込ませたが、こんな島に来る物好きは海軍に憧れが有る馬鹿か、食詰め者、何らかの理由で迫害された者のどれかだろうからあんまり人数は期待できない

 

 まぁすぐにどうこうできる問題でないのでこれは4の島解放をしてからで良いだろう

 

 ホフマン大佐に指揮を任せて既に4の島解放は進めてるし

 

 じゃあ次の問題は何か

 

 脆弱な国軍だろう

 

 一般の国……4つの海の国々の国軍と比べれば強いのだが、新世界の白ひげやビッグマム等の大海賊蔓延るこの海では弱すぎて話にならない

 

 そこで覇気の扱いが特に上手い5名の海兵を連れて国軍にも強制的に覇気を覚えてもらうことにした

 

「国軍が強くなるのであれば我も強くならなければ!!」

 

 国王やそのご子息もこの強制覇気習得訓練に参加

 

 人数が5000人近くいるため全員に覇気を習得させるのに約半年もの時間がかかるのだが、国軍も島解放に参加できるようになったのは大きく、更に国軍の戦力増強の為AF銃の製造を町工場に委託

 

 全国軍にAF銃を扱えるようにすることで戦力増強を行う

 

「陛下覇気の初歩ですが扱えるようにすることなってどうですか?」

 

「うむ! 素晴らしいな! 鉄をも貫く拳とは! 我らが戦士達も強くなった。感謝する!」

 

「有りがたきお言葉です。……4年後の世界会議には参加できそうですね」

 

「うむ! 国難であった動植物からの安全圏が広がった。これにより更に開拓も進むであろう!」

 

「それもそうなのですが、海軍基地を拡張してもよろしいでしょうか。現在港の拡張は行っていますが、基地本体の拡張が許可がなくて進められず」

 

「うむ! 許可するが、2の島ではこれ以上の拡張は厳しいぞ」

 

「それにつきましては現在解放途中の4の島に基地を移して拡張しようと思っております」

 

「どれぐらいの規模にするのだ?」

 

「数万人の兵士が暮らしていける規模にしようかと」

 

「そしたら我が島にいるスラム街の住民を海兵にするのはどうだろう。我が国も補助金を出す。何も生産しない者達をどうするか困っていたところだ」

 

「それは助かります!」

 

「うむ、学が無いから何かと大変だとは思うが上手くあつかってやってくれ」

 

「はは」

 

「それとフューチ少将の娘にココアという娘が居たな……」

 

「はい。どうかされましたか?」

 

「いや、家の息子の1人が彼女に惚れて海軍に入りたいと入っておるのだが」

 

「王位継承権を破棄されるのでしたら構いませんが……」

 

「覇気の扱いも兄弟の中で一番長けておるから王位は譲れないが国軍隊長にさせようと思ったのだがな。まぁ一度会ってはくれんか」

 

「はぁ……」

 

「グレーナー来なさい」

 

「は!!」

 

 グレーナーと呼ばれた青年は国軍の軍服を着て全身武装色をして現れた

 

「この短期間で全身武装色を……将来有望ですね」

 

「必ずフューチ少将の助けとなります。どうか海軍入隊を許してもらえませんでしょうか」

 

「別にココアに惚れたから海軍に入りたいってのでも良いけど……王族だからといって雑用からスタートになるのは変わらないよ」

 

「覚悟の上です」

 

「ベゾルト3世陛下、海軍で預かるのは構いませんが王位継承権だけは本当にハッキリさせてください」

 

「うむ。グレーナー覚悟は有ると言ったな」

 

「はい!」

 

「これからお前がどんなに泣き言を言おうと王族には戻れん。それを理解したのならば、この剣に誓え」

 

 グレーナーは王の前に跪くと

 

「……誓います」

 

 ハッキリと誓った

 

「これでこの子はただのグレーナーだ。フューチ少将、煮るなり焼くなり好きにせい」

 

「フューチ少将よろしくお願いいたします」

 

「わかった。これからよろしくグレーナー海軍見習い」

 

「はい!!」

 

 これがグレーナー16歳と私の出会いであった

 

 ココアとの恋路が上手く行くかは先のお話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私が国軍相手に訓練をしている間に4の島の冬島はホフマン大佐の指揮で解放された

 

「うぅ、寒い」

 

「パワプロ軍曹大丈夫ですか」

 

「あぁ僕は大丈夫。それよりもこの旧鉱山を島の人が来る前にある程度整備しないと」

 

「金属採掘の鉱山と聞いてますがパワプロ軍曹何か聞いてるんですか?」

 

「ああ、フューチ少将はこの地で技術革新を起こすんだと」

 

「技術革新ですか? それとこの鉱山に何の関係が」

 

「鉄でできた船を造るらしい」

 

「鉄でできた船……重くて沈みますよ」

 

「普通はそうだが浮くらしいんだと。僕らには理解できないが造船関連で革新を起こさないとビッグマム海賊団には勝てないらしい」

 

「へぇ、そうなのか」

 

 鉄でできた船は既に誕生しているのだが、海軍は未だに木造船を使ってる理由がある

 

 鉄資源の不足と造船技術の未発達の為だ

 

 後々Drベガパンクが解決するのだが、それまで大量の銃や大砲に鉄が消費され、貴重な海楼石を練り込んだ合金はマリンフォード最終防衛装置の為に大量の鋼が必要であり、なかなか船体を鉄にする事ができずにいた

 

 ロジャーとの冒険で装甲艦の設計図を入手しておりエンジンと素材さえあればできる状態であった

 

 エンジンは空島の貝の技術を巨大化させれば可能であり、電気の技術は謎にある程度発展しているのがONE PIECEの世界

 

 電気を溜める事ができれば貝の組み合わせで水素爆発を起こし、エンジンを稼働させる仕組みをフューチは思い付いていた

 

 残る問題は大量の鉄だが、この冬島に眠る莫大な鉄資源が有れば可能である

 

 それを知らないパワプロ軍曹達はとにかく凄い船ができるのだろうなぁ程度の感想しか持ち合わせていなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 国軍の覇気習得を見届けたフューチは海兵の航海訓練を再開させた

 

 地獄の覇気習得訓練中は私が秘密裏に近海を通る海賊を全滅させていたが、それでは兵は育たない

 

 かといってブレッド少将みたいにバカスカ死者を出していてはただでさえ少ない人員が枯渇してしまう

 

 まぁ死なないための覇気習得なのだが、この程度の練度でどうにかなる海賊は新世界には来ないのだがね

 

「ゲッコー海賊団だ!!」

 

 ほら早速大物が来たよ

 

「砲撃戦に徹しろ!! 絶対に近付くな!!」

 

「なぜです!! 今の我々なら」

 

「増長するな馬鹿!! 今お前達がやりあえるのはせいぜい1億5千万ベリーの海賊団までだ! とにかく砲撃で追い払え! 機関銃も近くなれば総射しろ!」

 

「は、はい!!」

 

「撃て!!」

 

 ドンドンっと砲撃が放たれる

 

 相手の砲撃は私のスキマで防いでいるが

 

「逃がすのもシャクだ……が、奴は百獣海賊団にダメージを与える存在……よし」

 

「ジゲジゲスキマ! 倍返し!!」

 

 撃ってきた砲弾の慣性をそのままに、今まで防いだ砲弾を全てスキマから発射する

 

「砲弾の雨を掻い潜れたら見逃してやる……砲手いい加減当てろ!! 下手くそか!!」

 

「すみません!! 久しぶりの海で照準が上手く行かず!!」

 

「はぁ……先が思いやられる……近々六式の訓練させるわお前ら。とてもじゃないが航海訓練どころじゃないわ」

 

「「「そ、そんなぁ」」」

 

「大丈夫、覇気ほど地獄じゃないから安心しな」

 

「「「安心できねぇよ!!」」」

 

 ゲッコー海賊団は追い払うことができたが問題点が山積みで、砲手の腕もそうだが砲も進化させなければならず、そうなると砲塔の無い旧式艦しかないG-6支部の船は論外であり早急に新造艦が必要になった

 

「経済的、資源的に問題の少ない鉄骨木皮の装甲艦からまず作るか……ん? 伝書バット……」

 

 政府からの伝達事項が持たされたコウモリ伝書バットに書かれた命令はダグラス・バレット捕獲をG-6支部に一任するとの事だった

 

「ふ、ふ、ふ、ふざけるなよ!!」

 

 新造艦どころではない

 

 旧式艦2隻でダグラス・バレット捕獲作戦を行わなければならなくなった

 

「覚えてろよ本部……」

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