フューチ提督物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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処女航海

 どうも第四の壁を越えた先に居る皆さんこんにちは、フューチです

 

 原作開始20年前となり、私も30歳となってしまいました

 

 周りからは見た目20歳と言われていますが、童顔なだけです

 

 まぁ覇気を上手く扱えば美容なんてなんとでもなりますからね

 

 ……そんなことはどうでも良いのです

 

 ついに新造船第一弾のリゴー・ド・ジュヌイイー級巡洋艦こと鉄骨木皮の装甲艦が完成しました

 

 拡張され8番ドックまである造船所の一部で既に全面装甲艦の開発が進められていますが、発展型であるヴァスコ・ダ・ガマ級の開発が進められていた

 

 空島からもたらされた貝やダイヤルエンジンは産業界に革命をもたらした

 

 農業器具はエンジンを組み込んだトラクターが発売され3の島では大規模農園、大規模牧場が多数起こり、食料生産は爆増

 

 農業用水問題も水貝により純水が作れるため問題なく、ダイヤルエンジンも純水で動くので、皆バリバリ使う使う

 

 木造のダイヤル船も使われ始め、貿易や漁で活躍

 

 繊維業、運送業、加工業、建築業全てにダイヤルエンジンが使われ、モーリシャス王国では貝バブルが巻き起こった

 

 私は空きドックを民間に貸し付け、保険代で大儲け

 

 ホワイトランドも貝とダイヤルエンジンの輸出で大儲け

 

 モーリシャス王国は加工品や繊維業の好調、輸出を増やして大儲けと3者全員ホクホクである

 

 話を戻して、鉄骨木皮の装甲艦こと1番装甲艦の処女航海に私は船長として参加、基地にはホフマン准将を残し、私の補佐としてファルケンハイン准将や左遷されてきた将校達に、ココア二等兵にパワプロ曹長とホフマン准将や基地運営に必要な人員を除くと、ほぼ最精鋭の編成で処女航海を向かえることになった

 

「フューチ少将目的地はいかがしますか!」

 

「まずカームベルトを突破できるか試すため南の海のボツワナという島を目指す」

 

「ボツワナですか……何か有る島でしたか?」

 

「世界政府未加入の有人島だが、様々な技術が発展している国と聞く、装備拡張の為その島に向かう」

 

「はい!!」

 

「その後我々は魚人島に行き水中でもエンジンがしっかり作動するのを確認し、帰還する……航海帰還は4ヶ月! いざ出航!!」

 

 ちなみにオーロとアルジェントまだ5歳なのでお手伝いさんを2人雇い、オーロとアルジェントの教育を含めてお願いした

 

 2人共に最近は歴史の勉強に夢中であり、それを私なりに手伝ってあげようとしたからだ

 

 オーロとアルジェントの事が少し心配だが、これも任務

 

 頑張っていこう!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初は目まぐるしく変わる新世界の海に長期航海に慣れてない者達は苦労していたが、本部からの左遷組は流石としか言えないくらい慣れていた

 

 巨大な雹が降り注ぐ海域を私の覇気で吹き飛ばしつつ進むとカームベルトに突入する

 

「ここは食料には困りませんね」

 

「フューチ少将! 早速化け猫魚が!!」

 

「嵐脚で殺せるでしょ。約2年間鍛えてきた集大成を見せなさい」

 

「は!!」

 

 月歩と嵐脚ができる者が空を飛びながら化け猫魚を切り刻んでいく

 

「「「うぉぉぉぉぉ!!」」」

 

「俺達だって弱くはもうねぇんだ!! どんどんぶっ殺せ!!」

 

 時に砲撃の的にしたり、武装色の練習にしたり、嵐脚、指銃の練度向上に扱われたり、サーベルで切り刻まれたりと海王類達は大量に乱獲されていった

 

「中々強いですなフューチ少将が鍛えてきた兵達は」

 

「ファルケンハイン准将か。新世界の化け物達と闘うには満遍なく闘えなくてはならないからな。君達みたいな特化も強いが、成長限界が必ずやってくる。その時満遍なく扱えていれば、それだけ成長限界を引き伸ばすことができる」

 

「なるほど……」

 

「しかし、君の自慢のクインテット……5人組と呼ばれる大佐達は素晴らしく強いな」

 

 チルノ大佐、リグル大佐、ミスチア大佐、ダイ大佐、ルーミア大佐の5名で武装色、見聞色の両方の覇気と六式全てを扱える秀才達であり、後に全員が少将以上、機動艦隊の各船長になる逸材達であった

 

「あたいの方が早くこの獲物を刈り取った!!」

 

「いや、僕の方が早かったね」

 

 それぞれ年齢も若く、左遷されるまでは期待の若手将校だったのだろう

 

「戦闘能力がココア二等兵並みなのは凄いな」

 

「えぇ、ゼファー教官からも自慢の教え子だと仰っていました」

 

「ゼファー大将か……あんまり私は関わりが無いんですよね」

 

「意外ですね」

 

「そうかな? まぁゼファー大将が教育隊を受け持つようになってから新兵死亡率もガクッと下がったからな……ファルケンハイン准将は年齢的に教育隊に参加してないのでは?」

 

「えぇ、ですが私も教育隊の教官側で参加したことがあったので面識が有るのですよ」

 

「なるほど……左遷されなければ中将なんかになれただろうに」

 

「彼らこそフューチ少将を推していた中核なので今回の人事に不満はあまり無いらしいですよ」

 

「そんなもんかねぇ……」

 

「そういうものですよ」

 

 ファルケンハイン准将と話している間もカームベルトを突き進む

 

 

 

 

 

 

 

 

 カームベルトを突破したのは突入から1週間後の事だったが食料の備蓄が予想以上に進み、私の能力で船に入りきらなかった海王類はジゲジゲのポケットの中に収納した

 

 私の予想よりも海兵達の実力が有る事がわかり少しホッとした

 

 現在は南の海を高速航行で進んでいる

 

 予定よりも早いため4ヶ月を見積もっていたが3から2ヶ月で今回の航海が終わるかもしれない

 

 で、流石南の海だ治安が悪い

 

 この海域に突入してから海賊10隻を壊滅させている

 

 勿論私は出ていない

 

 全員部下達だけである

 

 この時やはりマキシム機関銃が猛威を奮った

 

 積載していた10丁のマキシム機関銃は移動式の為片側に集めることができるので、10丁の一斉総射は壮絶で、覇気をろくに扱えない南の海の海賊達はバタバタと倒れ、斬り込み前に鎮圧できた船も何隻もあった

 

 ちなみに今日までの討伐した総合懸賞金額は2億4千万ベリー

 

 そこそこの金額である

 

 まぁ海軍なのでいくら討伐したところで昇進にしか響かないのだけどね

 

 南の海では圧倒的過ぎる暴力と火力により鎮圧を進めカームベルトを越えてから約2週間という短期間で第一の目的地ボツワナに到達する

 

 

 

 

 

 

 

 

 ボツワナ

 

 世界政府非加盟国であり、奴隷狩りと闘い続けている国である

 

 海賊に対しては熾烈な戦いをすることも有名で、それに伴い武器の質も高いことで有名だ

 

「補給を直ちに行い、この島の奥に探索に向かう」

 

「フューチ少将何かこの国に有るのですか?」

 

「私用になるが、欲しいものが有る。最悪1人で行く」

 

「そんな、フューチ少将1人では行かせませんよ。パワプロ曹長、チルノ大佐護衛を頼む」

 

「わかりましたファルケンハイン准将、必ずフューチ少将を護り抜いてみせます!」

 

「フューチ少将も宜しいですね」

 

「あぁ、ありがとうファルケンハイン准将。ついでにこの島の武器を購入する手続きを頼む」

 

「は!!」

 

「よし、ではパワプロ曹長、チルノ大佐私に続け」

 

「「は!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ボツワナ島は外周部を人の生存圏、島の奥に行けば行くほど過酷な環境となっている

 

 まずジャングルと幻覚作用のある植物が行くてを阻むが、ガスマスクが有れば回避可能なのでここを突破、続いて湿地となり、巨大な肉食ウナギが生息し、その大きさ10メートルにもなる

 

 ここまでは地元の人間でもウナギ狩りの為に来ることが有るらしいが、次の沼地には近づかない

 

 病原菌の温床であり、沼地に1歩でも入れば泡を吹いて死に至る

 

 更に凶悪なのはその沼地には爆弾魚という外敵が現れると大爆発する魚が住み着いており、連鎖爆発で巨大クレーターができるほど凶悪らしい

 

 まぁ私達は月歩ですいすいと突破するんだけどね

 

 最後に火山地帯となり、常にサウナの様な暑さ、降り注ぐ火山弾と普通の人間なら生存不可能の中に火山ゴリラという化け物が住んでおり、このゴリラ怒ると金色に光だし、ビームを放ってくるし、暴れると火山がその振動で噴火するとも言われている

 

「指銃」

 

 ドスン

 

 まぁ心臓を撃ち抜いて、覇気を流し込んで破裂させれば即死である

 

「フューチ少将コイツらも回収するのですか?」

 

 パワプロ曹長は水銀で口や鼻を塞ぎ、窒息させて殺し、チルノ大佐は嵐脚で首を飛ばす

 

「フューチ少将! ここに何が有るのですか!? 新世界でも中々無いですよこんな過酷な土地」

 

「そうだね……有るかどうかはわからない。私がラフテルに行った時には有ると確証が有ったが、2年も時間が経過してしまっている……さぁ有ると良いのだけど」

 

「だから何があるのです? ラフテルに通じる物ですか!?」

 

「とある果実が有るハズなんだ……特殊すぎる悪魔の実がねぇ」

 

「「悪魔の実!?」」

 

「その悪魔の実は常に2つついており、1つの悪魔の実だと勘違いした者は必ず死亡する凶悪な性質がある……その分強力なのだけどね」

 

「あ、悪魔の実の名前なんかはわかってるのですか?」

 

 私は異空間から紙を取り出す

 

「動物系ヒトヒトの実、幻獣種アダムとイブ。食した者は歴代で1人ずつのみ。ラフテルの図鑑にて判明している悪魔の実でもとびっきり強力な悪魔の実だよ」

 

「アダムと……イブ……」

 

「わ、私は食してはいけないのですか?」

 

「チルノ大佐には別に相応しい悪魔の実を与えるよ……そうだね……メガメガの実という動物系幻獣種に8種類ある女神系の1つを探して与えるよ」

 

「約束ですよ」

 

「さて、ここにあるはずなんだけど……あれか」

 

 火山口の中にマグマを養分として育つ木、マグマ桜にさくらんぼが実っている……その中でも一際大きな木に、これまた一際大きなさくらんぼが実っていた

 

「あれだ……」

 

 私は月歩でその果実をもぎ取るとジゲジゲのポケットの中に入れる

 

「任務完了……ありがとうね付き合ってくれて」

 

「いえ、お疲れ様でした」

 

「フューチ少将は悪魔の実をこれからも集めるのですか?」

 

「そうだねチルノ大佐、特に幻獣種は我々が管理する必要がある。四獣は既に2年前の段階で他の人に確保されていると情報を得ていたからヒトヒトの実の幻獣種、バットバットの実モデルバンパイア、メガメガの実8種、ウマウマの実の幻獣種2種とウマウマの実でもう1種獲得したいのがある……これからも悪魔の実は集め続けるよ」

 

「あれ? 超人系は集めないのですか?」

 

「超人系は鉱物系を除くと比較的入手しやすい場所に存在しているため別の能力者が現れやすいんだ。あと、覚醒しなければそこまで強くないのも特徴だね」

 

「えぇ!? 僕のメタメタの実は強くないのですか!? 液体金属ですよ!!」

 

「例外は有るでしょ。水銀は自然系みたいに攻撃の回避がしやすかったり、体を変形させることで躱しやすかったりするでしょ」

 

「あれ? 攻撃は……」

 

「覚醒して水銀を空中生成できるようになってから頑張りなさい」

 

「はい……」

 

「さて、取るもの取ったし帰るよ」

 

「「はい!!」」

 

 こうして私はアダムとイブを手に入れた




名前を覚えやすい様に東方キャラから持ってきました

性格は全員似せますが頭は比べ物にならないくらい良いです

ダイ大佐とリグル大佐は男です

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