時系列がごちゃごちゃになってしまうので・・・
すみません
「フューチ少将……この悪魔の実は何でしょうか……」
「フワフワの実だよ。シキからぶんどってきた」
「「「!?」」」
シキとの決戦後、本部に報告する前に幹部を集め、テーブルの上にドンッと悪魔の実を置いた
「ホフマン准将……食べろ」
「俺ですか!?」
「あぁ、今までの頑張りを労いたい。脱走騒動以外は実に勤勉に働いてくれた。私への忠誠心も人一倍ある。……そんなあなたに食べてもらいたい」
「これを食べれば……シキの様な能力が……」
「すぐにはシキの様には扱えないだろう。シキは能力を覚醒していた」
「……覚醒……ですか?」
「悪魔の実の能力には食べた瞬間から扱える能力と、努力と理解によりもう一段階進化して能力を扱えることを覚醒という……超人系は能力者以外にも影響を与える……ココア曹長とパワプロ中尉が良い例だろう……ココア曹長は空中や地面から珀鉛を生み出す事ができるが、パワプロ中尉はあくまで自身が生み出した水銀が広がる範囲からしか影響力を保持してない」
「な、なるほど……」
「超人系の他に動物系は耐久力と回復力が上がる、自然系は威力が上がると覚醒すれば全体的に能力が向上する。一番延び幅が大きいのは超人系だけどね」
「努力します」
「うむ。頑張ってくれ」
「はぐっ!? ぐ!! 不味い!!」
「悪魔の実はどれも不味いらしいからね。仕方ないね……どうだいホフマン准将。体に変化は有ったかい?」
「おお!? 浮きます!! 体が浮きますよ少将」
「うん、継承は完了だ。私は本部に報告するから撤退準備を進めてくれ」
「「「は!!」」」
「少将、次は私も悪魔の実を食べたいです」
「わかったわかった。ミスティア大佐にも今度あげるから。我慢してくれ。ホフマン准将はテンテン島着任時から色々助けてもらったから、今回の配分になっただけだ。なーに、すぐに見つけてくるよ」
「本当ですか!!」
「約束するよ。それよりも本部に報告させてくれ。色々指示を仰ぎたい」
「は!! 失礼しました」
本部のセンゴク元帥に報告をした後、私達はメルヴィユから出航した
プルプルプルガチャ
『フューチ少将……いや、中将失礼します。ホフマンです』
「あぁ、ホフマン准将か。海軍本部に出向おめでとう」
『いやいやいや、良いのですか? せっかく3隻の装甲艦ができてこれからって時に私が出向してしまって』
「大丈夫、大佐メンバーを准将に引き上げ、ファルケンハイン准将を少将とする。他にも使える人員は全て階級を上げる」
『それで穴埋めを行うのですね』
「まぁそうだけど、装甲艦を中心とした艦隊にはしないから。この装甲艦達も砲の近代化改修を行うからドックに当分入れっぱになるし、今のタイミングならホフマン准将が抜けても何とか回せると思う」
『そうですか……』
「あ、ホフマン准将、本部に行ったらやってもらいたいことが有る」
『何でしょう?』
「私の派閥みたいなのが本部にあるらしいじゃない」
『派閥ですか? ファルケンハイン准将達がそれで左遷させられたのは聞いていますが……』
「残った派閥組員や弱小派閥を吸収し、本部に影響力を保持してほしい」
『何をする気ですか?』
「私、大将になるつもりだから、その下準備をね」
『た、大将ですか!!』
「そう。大将……ゆくゆくは元帥になって今の海軍の改革を行いたいと思ってる。その為には影響力や政治力が必要なの。ホフマン准将なら心置きなく任せられる。政治工作得意でしょ。無能だった前任者の暗殺を執行できるくらいには裏工作も得意らしいじゃない」
『さぁ、何の事やら……』
「前任者の戦死の割には被害が少なかったから調べ続けていたんだよ。まぁ分かるまでに2年もかかったけどね。私も海軍の裏の仕事をしてきてCPと提携してきたから色々知ってるんだよ。まぁわかったところでどうこうしようって話じゃないけど……頼むね。本部で影響力が持てればホフマン准将は中将になれる素質は有るから。右腕としてこれからも頼む」
『暗殺の件は知りませんが、わかりました。自分なりに頑張ってみます』
「うん。頼んだ」
ガチャ
「聞いてたんでしょ……ベリヤ大尉いや、CP8ラヴパー・ベリヤ」
「お気づきでしたか」
「あんたは中々曲者だったからねぇ。覇気習得特訓で弱音を一切吐かず、普通よりやや早めに習得と目立たぬように過ごしてきたと思うが、異質だったからねぇ……なにせいつの間にか紛れ込んでいた海兵だからね……経歴が嘘で塗り固められていて中々調べるのに苦労したよ……今さら出てきて何様かね?」
「ホフマン准将のやったことは海軍に対しての反逆行為だ。それを黙殺したあなたにも責任があると思うが……いかがかね?」
「おいおい、怖いこと言わないでくれよ……ベリヤ。本題を話せ。そんなくだらない事を言いに私に現れた訳じゃないだろ」
「……これを」
「私に張り付いているCPのメンバーリストか……ふむ」
「あなたは世界の全てを知っている。だから頼みが有る……天竜人を殺害したい」
「CP職員なのに正気かね?」
「正気だ……俺の家族は天竜人に拐われ、帰ってきた妹はその日の内に命を絶った……絶望した表情でな!! ……なぁフューチ!! お前なら出きるんじゃないか!! 天竜人の秘密を知るあんたなら!!」
「指銃」
「うぐ!!」
バタン
「喋りすぎだ……ジゲジケポケット」
私はベリヤをポケットの中に入れる
そして私もポケットの中に入る
「は!? ここは!!」
「ようこそ精神と物質の狭間の空間……ベルベットルームへ」
薄暗くて壁が青く光るバーの様な場所がそこには有った
フューチがバーテンダーの真似事をしている
「座りなよ。ココアが作ったテーブルと椅子だけど中々凝っているだろ」
「……俺はお前に殺されたのでは?」
「気絶させただけだ。覇気をコントロールできれば容易い事だよ」
「何か飲み物をいただけるか」
「モーリシャス王国のワインといきたいところだけどラフテルの水から作った発泡酒にしよう」
「いただこう」
出されたコップには金色に光る酒が入れられていた
「量が少ないからコップ1杯で勘弁してくれよ……君が天竜人を恨んでいるのは見聞色の覇気でもわかった。でもねぇ私が今それをやる理由が無い」
「天竜人を恨んではないのか?」
「実害が有った訳じゃ無いからねぇ……まぁゴミだとは思ってるよ」
「それならば!!」
「慌てるなベリヤ大尉。別に優先して排除しなければならないとは思ってないだけで、守るべき民を苦しめてる害虫であることには変わらない。君がやりたいことと私がやりたいことはすれ違っているようで交わっている。私は世界を変えたい。君は天竜人を殺したい……実に結構。でもねぇ私らはちっぽけな存在に過ぎない。……まぁそうだねぇ。その勇気と行動力を称して1つやりたいことを実行に移そう」
「何をする気だフューチ!」
「突撃隊ってのを設立しようと思う。私個人に忠誠を誓う個の集まりだ。君をその諜報部門のトップにしよう。まずは全てにおいて消されない影響力を身に付けろベリヤ……それまでは突撃隊や海軍の中で安全に過ごし、力を蓄えろ」
「しかし、それでは今なお苦しんでいる人々はどうするんだ!! 妹みたいな人が増え続けるのは見てられないぞ!!」
「なら尚更強くなれ。お前は弱い。そうだな……約25年まて、それで世界は大きく変わる」
「そんなに時間が必要なのか!! どれだけ待たされるのだ!! その間にも被害者が増え続けるのだぞ!!」
「嫌ならここで君は死ぬ。それだけさ」
「殺すのか!! 俺の事を!!」
「生き急ぐな。力を蓄えるのだ……それしかお前に道は無い」
話し合いは1時間にも及んだ
最終的には泣きながら俺はフューチの話に折れ、突撃隊という組織に参入することになる
なおその突撃隊は俺が第一号参加者だと知ったときには騙されたと思ったが、仕事はする
まずは参加者集めとしてCPメンバーの切り崩しから行うことにしよう