フューチ提督物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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カノン砲

 どうも第四の壁を越えた先にいる皆様こんにちはフューチです

 

 原作開始19年前となりました

 

 まずホフマン准将が少将に昇格となり、海軍本部に召集されました

 

 で、私が中将になった影響力を行使して部下の階級をガンガン上げます

 

 具体的にはシキ討伐戦参加した500名のうち、生き残り、五体満足の400名は大幅昇進

 

 特にパワプロ中尉は中佐に、ココア曹長は大尉に昇進

 

 グレーナー一等兵も曹長へ昇進と権限の範囲内で上げられる人員は軒並み上げた

 

 現在はファルケンハイン少将を副官に5人組ことチルノ大佐達を准将に昇進させ、現在は私が発案した新戦術の理論を教えている

 

 新戦術の理論は速度を重視する戦術で、帆船に対して動力船の高機動力で常に優位の位置をとり続け遠方から砲撃で撃破するというものだった

 

「しかし、砲の精度が高くないとできませんよね? 何か当てはあるのですか?」

 

「よくぞ聞いてくれたチルノ准将! 新式砲が完成した! 後装施条砲というのがついに完成した!! それが10cm単装砲だ!!」

 

 ばんと黒板に10cm単装砲の設計図を貼る

 

「現在装甲艦の改装中だが、それらにはこの砲がなんと8門も取り付けられる! ただこの改修により帆船としての役割は終わる! これからは全動力船になるぞ!!」

 

「ま、ま、まってください! 帆船じゃ無くなるんですか! そんなにダイヤルエンジンを信用して良いのでしょうか……正直3番装甲艦は前回の航海で何度も故障していたイメージがあるのですが……」

 

「ダイヤルエンジンの改良もG-6武器開発室とモーリシャス王国武器開発室、ホワイトランドの民間のエンジン販売業者5社と提携して新型ダイヤルエンジンの衛星ってのができている。これも改装中の3隻に搭載している途中だから故障率は断言しよう……下がる」

 

「他にもエンジニアを乗せる事で故障時の修理をスムーズにする」

 

「それなら……まぁ……」

 

「あと秘密兵器の開発も進んでいるから安心しな」

 

「秘密兵器ですか?」

 

「推進弾及び魚雷という兵器の開発が進められている。私が直接図面を引いているし、実験も数年単位で行うことになるけど、時代を変える兵器だと思って良いよ」

 

「な、なるほど……」

 

「まず基本として生存第一として武装色、見聞色、六式はこれからも必須技能とし、次に遠距離攻撃主体とする! これで斬り込みによる死亡率をかなり減らせる。マキシム機関銃の大量配備で支援射撃も充実させつつ、ボルトアクション方式の新型AF銃の配備で個人火力の底上げ! これで当面を凌ぐよ!!」

 

「船は増やしてはいかないのですか?」

 

「船員が足りなくなるし、シキ討伐で戦死した100名の補充の目処もたってない以上急速な拡張はマンパワー不足でハリボテになると思うから……」

 

「なるほど……」

 

「あとこれから私は基地を空けることが多くなると思うからよろしく」

 

「「「はい?」」」

 

「どういうことですか!! フューチ中将!!」

 

「悪魔の実の回収を始めようと思う。あと人材の発掘も……あ、あと突撃隊っていうのも作るから」

 

「突撃隊ですか?」

 

「世界政府に恨みが有る者を隔離する部隊だ。島の治安維持及び地上戦特化にして海軍で扱えない案件……世界政府非加盟国の海賊による占領の解放等や今まで海軍がやってきたテンテン諸島の解放作戦に従軍させる役割をになってもらおうと思うんだ」

 

「な、なるほど……天竜人に対して悪意を持つ者や世界政府を恨んでいる者の隔離案は納得しました。それが我々の役立つのであれば尚更……でもフューチ中将が基地を離れるのは反対です! 悪魔の実の回収も部下が行えば良いことじゃないですか」

 

「見つけた当事者に食われたらどうするんだよ。信頼できる者に食べてもらわないとこっちだって困るんだよ……それに私が海軍本部に召集された時の練習を行ってもらわないと困るんだよ」

 

「海軍本部ですか?」

 

「ホフマン少将には言ったけど、私は大将になりたいと思ってるからね。だから私が居なくなってもこの基地を運営できるようになってもらわないと困るのよ」

 

「しかし……」

 

「まぁ半年に1度は必ず戻ってくる事を約束するし、なるべくグランドラインは避けて安全に航海するようにするからさ」

 

「そうですか……」

 

「ファルケンハイン少将! フューチ中将の提案を飲むべきなのだ!」

 

「ルーミア准将しかしだな……」

 

「フューチ中将の頭脳は常に未来を見据えてるのだー! だからそのフューチ中将が今やらなければならないと思っている理由が必ず有ると思うのだ! だから見送るべきなのだー」

 

「フューチ中将そうなのですか?」

 

「まぁこれから世界は大きく動く。その前に色々動いておかないといけないからね。今でもビッグマムと白ひげが激突してるし」

 

「フューチ中将的にはどっちが勝利するとおもうのかー?」

 

「引き分け、やや白ひげ有利で終わり、両者痛み分けのどれかでどちらが勝利ってのは思えない。白ひげは縄張りの整理ができてない中、ビッグマムは万国で確固たる勢力を保持している。補給が整ってるのと整っていないとではいくら白ひげの正面戦闘能力が高くても厳しいと思うな」

 

「なるほど……」

 

「逆に今しか無いんだ。両者が戦っている間に私達の勢力がどれだけ固められるかで将来が大きく変わる」

 

「わかりました……必ず半年毎に戻ってきてください。フューチ中将が居ないと進まない事も多いので……特に兵器開発はフューチ中将の発想が無いと辛いと現場から聞こえてきてるのでね」

 

「わかった。必ず半年毎に戻る。その間ファルケンハイン少将留守を頼む」

 

「は!! しっかり預からせてもらいます」

 

「うん! では今回の会議は解散とする! 各自持ち場に戻るように!!」

 

「「「は!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というわけでこれから世界を巡る旅を始めるけど2人は行くかい?」

 

 家に帰った私はオーロとアルジェントに質問する

 

「そんな軽いノリで職務放棄していいの!?」

 

「やった!! 行く行く!!」

 

「おい! アルジェント! 母さんが職務放棄しようとしてるんだぞ! 止めろよ」

 

「いやいやいや、これはチャンスだよオーロ!! 私達が将来冒険するための予行練習になるし! 今まで覚えてきた技能を試すのにも丁度良いじゃない! 運が良ければこの島では学べない事を沢山学べるわよ」

 

「お前は自由すぎるんだアルジェント! ……はぁ、でも確かにあんまり覚えてないロジャー達との旅よりは今後に役立つとは思うけどさぁ」

 

「じゃあ行こうよ!! 世界をもっと知りたいわ私は!!」

 

「……はぁ、行くよ俺も。アルジェントを放っておくとなにしでかすかわかんねぇからな」

 

「じゃあ明後日出発だからよろしくね!!」

 

「「え! はや!!」」

 

「悪魔の実が早く行かないと回収されちゃうかもしれないでしょ!! いっぱい持ち帰って戦力を強化しないといけないんだから!!」

 

「ちなみに母さんは最終的に何がしたいの? 信頼できる部下を強化して、なんか突撃隊なんて物騒な組織も作り始めてるじゃん。しってる? 突撃隊って俺らの世界だと悪の帝国の組織だよ……粛清されたけど」

 

「突撃隊と親衛隊でしょ。あれと同じことをする」

 

「ふぁ!?」

 

「いやいやいや、お母さん何言ってるかわかる? 悪の帝国でも作る気?」

 

「そんなことは無いけど……まぁ世界を変えるには痛みを伴わないといけないって話だよ」

 

「痛み? ……ラフテルに何か有ったの?」

 

「ラフテルで私の中に有った何かが壊れてやらなければならない使命を見つけた! その為には力がいるの。それに最適なのが今は海軍ってだけ」

 

「ふーん……お母さんは海軍って組織に対して忠誠心はないの?」

 

「無い! ただ改革しなくてはならないと思っている! この組織は変わる事ができると信じている!!」

 

「凄い情熱……俺にもそんな情熱が有ればなぁ」

 

「オーロもきっと見つかるよ。ロジャーが言っていたけどその人々に対して役割がある。その時を探せば良いんじゃない? 今は」

 

「ふーん、そうしてみる」

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