どうも第四の壁を超えた皆さんこんにちはフューチです
大砲の改造と言ってもどうすれば良いのでしょうか
海軍に配備されている砲は殆どがカノン砲
とりあえず廃棄されたガラクタから大砲を探してみるかたぶん収穫無いと思うけど
ガラクタの中を探すこと3時間
「うん! 無駄だわこれ!」
そりゃ良い大砲が転がっていればたもう船の備品となっているだろう
「考え方を変えろ……そうだ砲弾を改良すれば良い」
私はドタドタと家に帰り設計図を書く
葡萄弾を更に殺傷力に特化したキャニスター弾や榴弾を作ろう!
私が作らなくても兵器開発局に投げれば出来上がるだろう
それだけ海軍の兵器開発局の技術力は高いと思っている
後装式の銃も一緒に売り込んでみようどんな反応をするか楽しみだ
「なんだ? 餓鬼が来るようなところじゃねぇぞ」
「ボス軍曹軍曹! 階級みてくださいよ」
「あぁ? 軍曹がどうしたって言うんだよ餓鬼は餓鬼じゃねぇか」
兵器開発局
Dr.ベガパンクが来る前の兵器設計、開発を行っていた部署だ
Dr.ベガパンクが海軍科学班トップになると急速に力を落とした部署でもある
「今日は兵器開発のお願いに来ました」
「あぁ? 餓鬼のお願いなんか聞いてられるか。俺らは忙しいんだよ」
追い出された……
しかし海軍本部の中枢に来たのは初めてだからせっかくだから色々な部署を覗いていこう
と私は海軍本部の散策を大量の図面と銃を持ちながら行うことにした
「海図作成室、人事室、会計室、電伝虫育成管理室、教育隊管理室、資料室、食料管理室は広いし大きいなでも小さい部屋も沢山あって面白いな」
「お!? 特殊兵器開発室なんか面白そう……入ってみよ! お邪魔しまーす」
入ってみると小さな部屋に図面がびっしり壁一面に貼られた異様な部屋だった
「誰かね。こんな時間に来るなんて珍しいな」
「フューチ軍曹です! 兵器開発の依頼が出来る部署を探しており、ここに来ました!」
「ホッホッホッそうかそうかお嬢さんまぁ御掛けなさい。お茶でも飲みながら話そう」
対応してくれたのは室長と思われる老人だった
「ここは特殊兵器開発室という名の閑職部署だ。私みたいな老人が集められた部署でな。兵器開発も行っているが実務性には乏しい物ばかり作っておる……おっとワシの名前はパール少将じゃ。あっちで図面を引いておるのが」
「マヤノ准将です。よろしゅうなぁお嬢さん」
「ホッホッホッ2人だけの部屋だがゆっくりしてきな」
私は話した
元々1人で兵器を開発してきたこと
ゴッドバレー事件にて既存の兵器では海賊達に太刀打ちできないこと
新たに砲撃班長となったこと
包み隠さずに全て話した
「ホッホッホッ、凄い才覚のお嬢さんだ。悪魔の実の能力があれど銃を改造し白ひげにかすり傷を作ったのは称賛に値する」
「せやなぁ。どの図面もしっかり引かれている。これなら工場に持っていって直ぐに試作できるよ」
「弾薬や新銃……タバティエール銃だったかの? 量産も出来ると思うがせっかくだ、名前を付けてみなさい」
「名前ですか?」
「この世界でその銃の名前を知る物は居ねぇからな。どうだ?」
「ならAF銃と名付けたいです! エレ・フューチが開発した銃として!!」
「ならAF銃に弾丸はAF弾だな。久しぶりに実用性がある物だ。工場の連中も喜ぶだろう」
「砲弾の方もよろしくお願いいたします!!」
「次の航海までには作っておいてやるよ!」
「ありがとうございます!!」
こうして私は特殊兵器開発室とのコネを手に入れた
この出会いが後に私が提督と呼ばれた時に生きてくることになる
弾薬が潤沢に有るのは良いことだ
私が一々手作業でやらなくて済むし不発弾も少ない
「班長このAF銃って良いですね! 後装式ってのに戸惑いましたが威力も命中率も段違いでっせ!!」
「でしょ! でしょ! 今回は先行量産型を貰ってきたからじゃんじゃん使って不良を見つけるよ」
「へい!」
砲撃班の班員は20名
砲手と装填手が4人1組で5門の砲を管理する
一応軍艦だけど最高階級が大佐の船はだいたい80名前後
中型艦に属し1回の航海で2、3ヶ月の航海をする
しかし2~3ヶ月といってもグランドラインの航海は地獄だ
嵐も2回の航海に1回の確率で遭遇するし、頭ほどのサイズの氷塊が降ってくることもある
で、だいたいブレッド大佐が指揮すると1回の航海で10人から20人が平均して死ぬ
海賊も3つ4つ1つの航海で潰すがこれで大航海時代前なのが恐ろしい
ちなみに私の月収が38万ベリー
だから家庭を持とうと思えば持てないレベルではない
ちなみに本部の軍曹だからこの値段
支部だと同階級なら8万ベリーは安い
まぁ14歳の私が家庭を持てるハズもなく大半が武器の工具や手入れ品に消える
まぁ裏話はこんな感じです
第四の壁の皆さんより給料が高い、羨ましいと感じたあなた!
毎回死ぬ危険性を感じたらこれでも安く感じますよ
まぁ後方でゆっくり出来る技能も能力も無いので私は前線に行きますがね……
「海賊だ!!」
「フューチ軍曹! 砲撃用意!」
「はい! 砲撃戦用意!!」
まず砲撃戦となると軽い砲弾と砲身が長い砲を使います
長距離に飛ばすためです
続いて中距離になれば普通の砲弾に切り替えます
そして近距離になれば砲弾を2つ詰め二連砲撃をしたり新兵器キャニスター弾を使ったり、既存の葡萄弾を使ったりする
「撃て!!」
ドドドンと砲撃を放つ
キャニスター弾は葡萄弾よりも広範囲に小さな砲弾がばらまかれ海賊達の継戦能力に多大なダメージを与える
「ギャアァァ腕が腕がぁ!!」
「腹に直撃したぁ!!」
「奴ら乗り込んでくるぞ! 迎え撃て!」
海賊側は阿鼻叫喚
……これが榴弾であれば更に被害が増すであろう
「砲撃止め! 射撃切り替え! 射撃よーい!! 撃て!!」
ババババンと斬り込み隊を援護する
しかしAF銃の一斉射撃は凄まじく新世界でもない普通の海賊であれば直ぐに討ち取っていく
「班長! すげぇよこの銃! 狙った所に飛んでく!!」
「班長! 敵船長討ち取りました!!」
「雑兵を狙え拿捕する余裕はうちにはないからね!!」
「「はい!!」」
斬り込み隊よりも成果を上げた私達砲撃班はブレッド大佐からお褒めの言葉を受け取り、二等兵と一等兵だった者は1つ階級を上げる事となる
久しぶりに損害が軽微だったブレッド大佐率いる私達の船は本部に戻る事なく東の海のローグタウンまで赴いた
レッドラインに海軍や世界政府関係者が通ることが許されている秘密通路を管理するG-45基地を通り東の海に出た
なぜローグタウンに来たかというと特に理由は無く、補給基地として最適であったという他無い
「ここが将来の始まりと終わりの町……ロジャーの生まれ故郷」
ONE PIECE序盤の山場でターニングポイントでもある町だが、いたって普通と言うしかない町である
「しかしグランドラインを逆流する事半年……半年でここに着けるとはね」
ルフィ達がどれくらいの期間でシャボンディ諸島まで旅してきたかは知らないが、短時間であれだけ強くなるルフィ達一行はやっぱり異常である
「フューチ軍曹! 今回の航海ではよくやってくれた!!」
「ブレッド大佐お疲れ様です!!」
「今回の航海では砲撃班の活躍で斬り込み隊の損害が少なくて済んだ礼を言わせて貰う」
「いえ、部下達の頑張りのお陰です!!」
「そういえば月歩が出来るようになったのなら剃も出来るのだろ?」
「はい! 剃は出来るので六式の3つは出来るようになりました」
「次は何を練習しているのだ?」
「鉄塊をやろうと頑張っていますが、筋力が足りないのかうまく出来ていません」
「鉄塊は筋力も大切だが武装色の覇気の基礎でもある。コツを掴むには数年かかる可能性もあるが頑張ってみたまえ」
「気にかけていただきありがとうございます!!」
「あと3日で再びマリンフォードまでの航海に入る。気合いを入れるように」
「は!!」