フューチ提督物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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世界会議 2 武器等

 どうも第四の壁を越えた先に居る皆さんこんにちはフューチです

 

 現在私は推進弾の発射実験に立ち会っています

 

「3、2、1……発射」

 

 歩兵1人が鉄パイプの様な筒からロケット弾が発射される

 

 それは白い煙を吐き出しながら的に向かって飛んで行き命中する

 

「携帯ロケット砲……バズーカの実験は成功です! 続いてトラックにロケット弾を積んだモデルになります」

 

 現れたのはそちらの世界で言うカチューシャだった

 

 打ち出されたロケット弾は島の山に命中し、破裂音が聞こえてくる

 

「推定射程は?」

 

「約7kmになります」

 

「名称は?」

 

「カチューシャです」

 

「ふむ……国軍は如何しますか?」

 

 国軍の将軍が答える

 

「国軍としては採用しようと思っている。海軍はどうだね?」

 

「海軍としてはバズーカは採用しようと思うがカチューシャは発射機構だけ外して大砲の様に運用するならできるでしょうね……7kmの射程は是非とも欲しい」

 

「ただ命中精度があんまりよろしくないので……」

 

「その分数を撃つわよ……コストは?」

 

「ニトロ茸の量産が可能になっているのでだいぶ安くできますが……1発1万ベリー程には……」

 

「まぁ妥当ねそれじゃあ5000発発注しようかしら」

 

「5000発注ですか!?」

 

「フューチ殿どこからそんな金を……」

 

「いやー、私の持っている保険会社に投資していた企業からの上がり、白ひげの領土との貿易や空ドックの貸付で儲かってるからね。5000万ベリーなんか私のポケットマネーよ」

 

「……魚雷はもう少しお待ちください。酸素魚雷の開発が難航しておりまして……」

 

「長距離魚雷と短距離魚雷だっけ?」

 

「はい。長距離魚雷の酸素魚雷は25km先の標的を攻撃することが可能ですが、速度が約時速95kmと短距離魚雷の方より遅くなっております。一方短距離魚雷の方は最大射程7km程ですが時速200kmのロケット魚雷となっております。フューチ中将が発案した魚雷前方より泡を発生させる機材を内蔵させることで水の抵抗を軽減し、開発に弾みがつきました」

 

「ならよかった。魚雷搭載艦の開発も進めるから魚雷は頼むね」

 

「はい! ロケット弾の受注ありがとうございました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モーリシャス王国でスラム街の撲滅に成功した

 

 空前の開発好景気により3の島、4の島に移住する民が続出し5000人程居たスラムの民は完全登用が達成しスラム街は無くなった

 

 スラム街が無くなった事で海軍に参加希望者がモーリシャス王国では減少傾向となったので周辺諸国から志願兵を募集

 

 約500名が集まり総勢約1500名の基地となった

 

 人員が増えたことにより教育隊の隊長に新たにダイ准将を任命し、覇気と六式習得を徹底させる

 

「今まで新造艦の建造が人数不足でできていなかったが、再開する。まずは小型船の駆逐艦の建造を始めようと思う」

 

 ただこの駆逐艦は私が日本海軍の松型駆逐艦をモデルにした船で短期間で大量に造れることにより技術の蓄積を目的としたものだ

 

 魚雷が完成するまではマキシム機関銃から発展させた新兵器MG34機関銃4丁と10cm単装砲2門を載せた船になる予定だ

 

 動力にはダイヤルエンジンの衛星ていう新型ダイヤルエンジンを載せ、スクリュープロペラ式と最新技術をこれでもかと使った船になる予定だ

 

 船員は1隻あたり200名

 

 装甲艦もダイヤルエンジン衛星を乗っけているので25ノットは出るが駆逐艦は装甲艦よりは小型なので最大27ノットは出る予定だ

 

 これらの計画はファルケンハイン少将のお留守番組に任せて、私は世界会議へと行くゾベルト三世の護衛に3番装甲艦を旗艦として他2隻も追随し、聖地マリージョアへ向かう事となった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ではゾベルト三世陛下及び皇太子殿下聖地マリージョアへ向かいましょう」

 

「うむ。護衛は我が国の将軍が付き、それとオブザーバーでホワイトランドの護衛隊のペタン隊長が今回の会議に参加する事となった」

 

 今回の会議には参加できないが将来の事を考え、ホワイトランドからも代表を参加させた方が良いと思われ、代表にペタン隊長がまたしても選ばれた

 

「うっぷ……船にはもう乗りたくなかった……」

 

 相変わらず船酔いは酷いが頑張って貰おう

 

「ペタン大丈夫?」

 

「フューチ殿酔い止め感謝する」

 

「いや、まぁ良いんだけどさ……羽の飾りは今回取っておいてね」

 

「それまたなぜで?」

 

「奴隷にされかねないから」

 

「奴隷? 世界政府加盟国は奴隷は禁止なのでは?」

 

「その世界政府の法律よりも上に居るのが天竜人……彼らが欲しいと言えば非加盟国の貴方を奴隷として差し出さなければならなくなるから格好も甲冑で顔を隠して欲しがる要素を全て排除するから」

 

「……エンゼル様は絶対に行かせることはできませんな」

 

「顔良し、スタイル良し、知恵も有る彼女は絶対にマリージョアに行かせてはならない……たぶんマリージョアに行けばわかるよ。あそこは酷いよ」

 

「そうなのか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 途中海王類に襲われたり、海賊と戦闘したりして約1ヶ月の航海を終えレッドラインにあるレッドポートに到達した

 

 レッドポートの下ではマリージョアに向かうシャボンで出来たゴンドラ通称ボンドラがエレベーター式に回っており、天空に物資や人員が運ばれていく

 

「私は上から招集がかかっているので向かう! 護衛はチルノ准将、ルーミア准将、リグル准将とする! ミスティア准将はここで3隻の管理を任せる……以上だ解散」

 

 ゾベルト三世、皇太子殿下、将軍、ペタン隊長、私、さっき呼んだ准将3名がゴンドラに乗り込むと上に出発する

 

 他にも他の国の王族や護衛の人々で1つのゴンドラに対して30名近く乗り込んでいるようだ

 

「このボンドラはどの様な動力で動いているのでしょうか?」

 

「皇太子殿下……人力です」

 

「え?」

 

「奴隷達が歯車を人力で回して動かしております」

 

「そ、そうなのか……未知の動力源が有るのかと思っていたが……」

 

「恐らくこのボンドラだけでなく他にも多数人力で動く何かがあるでしょう……耐えてください」

 

「う、うむ」

 

「あら? 人力でも快適なら良いザマス! うちの国でも導入しようかしら」

 

「うむ、人等いくらでも取れるからなうちの国でも検討してみよう」

 

 私と皇太子殿下の話を聞いていた他の国の王族達がそう話す

 

 ゾベルト三世陛下や皇太子殿下、将軍にペタン隊長はその話し声を聞いて正気かと疑っているようだ

 

「王族なんて普通こんな感じですよ……その正しい感性を大切にしてください」

 

 私は小声でそう言った

 

 

 

 

 

 

 

 ボンドラが頂上に到着すると美しい景色が広がっていた

 

「聖地マリージョアでございます」

 

 聖地というだけあって美しき城パンゲア城が聳え立ち、トラベレーターという動く道が整備されている

 

「まさかこの動く道も……」

 

「地下で奴隷達が動かしています」

 

 パンゲア城に到着すると、私とチルノ准将、ルーミア准将、リグル准将は海軍が集まる会場に出席するために陛下達と別れた

 

「久しぶりだねクザン中将」

 

「おや? フューチさんじゃぁないですか! 久しぶりですね」

 

「クザン中将雰囲気変わったね。何か……あぁ、サウロ中将の件か」

 

「えぇ、まぁそれもあるんですが……一度自身の正義について考えまして」

 

「それは良いことだと思うよ……で、どこに向かえば?」

 

「あぁ、こっちですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「よう! フューチ!」

 

「お久しぶりですガープ中将」

 

 そこには中将達が勢揃い

 

 大将候補の3人は勿論、ガープ中将、つる中将に巨人族のジョン中将、モモンガ中将にドーベルマン、ヤマカジ、オニグモ中将が参加他にも有力な少将、准将が多数テーブルに座っていた

 

「何しに来た緑の女狐」

 

「おいおいサカズキあんまり挑発せん方がええでしょ~」

 

「赤犬に黄猿もいるじゃんよっこらしょっと」

 

 私も席に座る

 

「ロジャーに心酔しちょるお前さんが海軍中将とは世も末じゃ」

 

「そりゃどうも……で? だからなに?」

 

「ふん! 言いたかっただけじゃ」

 

 海軍側でも話し合いが始まる

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