フューチ提督物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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魚人島4

 第四の壁を越えた先に居る皆さんこんにちはフューチです

 

 原作開始17年前になりました

 

 駆逐艦が建造され、船が4隻となりました

 

 ドックの拡張作業も順調に進み、現在は商船の建造と工作艦の建造に使われています

 

 忙しい中、私と突撃隊の面々とココアは時間を作って魚人島に再び向かっています

 

 今回はオーロとアルジェントはお留守番

 

 鍛えて欲しいと言っていたキッドの弟達やサイレンスを鍛えています

 

 ここで世界情勢の確認といきましょう

 

 まず大きな動きとして白ひげとビッグマムの戦争が自然休戦へ進み始めました

 

 白ひげの補給がパンクしたとの噂が有りますが、今まで戦えてこれたのはエドワードが死ぬ前に残した遺産(貿易や武器供給ライン等)の限度を超えてしまったかららしいです

 

 粘り勝ちのように見えるビッグマムも旦那達がことごとく戦死し、長男や次男等のできの良い息子、娘に戦力を移行していかなければならないダメージを受けました

 

 建て直すのには暫くかかりそうです

 

 あとはワノ国が開国しました

 

 おでんの尽力で開国に漕ぎ着けたようで勢力的には白ひげの縄張りに接しているので白ひげの縄張りになる日も近いかもしれません

 

 白ひげとビッグマムが疲弊していることで空白地帯が幾つかできました

 

 そこを新世界に進出してきた有象無象の海賊達が占領していますが、まぁ最高懸賞金額が9億とかそこらなので白ひげとビッグマムよりは恐くありません

 

 百獣海賊団残党は現在内部分裂を開始

 

 キングとクイーンが決闘を始めた様ですね……私も又聞きなので信憑性は皆無ですが

 

 あと、ガープさんにお孫さんが産まれたようで、主人公のルフィ(?)はちゃんといますよ

 

 よかったね

 

「さて、私は私の仕事をしますかね」

 

 目指すは魚人島……海底を小型船が潜っていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魚人島に到着した私達はネプチューン王に面会を求めた

 

「凄い……人魚と魚人がこんなに沢山」

 

「リュウグウ王国……本当に有ったんだ」

 

「同じ人類だから差別は絶対に駄目だからね……魚人達からすれば地上の民にあまり良い印象は無いの……まぁ白ひげの縄張りだからあまり過激な事はされてないけどね」

 

「ネプチューン王から許可が降りました! 海軍中将フューチ殿一行……どうぞ竜宮城へ」

 

「ありがたい……オトヒメ王妃は元気ですか?」

 

 私は衛門に立つ兵士に声をかける

 

「はい、今日も広場で演説をしていると思われます」

 

「そうですか……また声をかけないと」

 

「ではご一行様どうぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しぶりじゃもんねフューチ……今は中将かもん?」

 

「ええ、出世しまして」

 

「バレットに金獅子、そしてカイドウと強敵を倒していることは聞いているもん……今回は何様でリュウグウ王国に来たんじゃもん?」

 

「世界会議の詳細についてと移民受け入れの話です」

 

「世界会議の話から聞こう」

 

 私は世界会議で決まった王下七武海制度や地上での戦争状況、それによる貿易への影響を話していく

 

「ふむ、王下七武海か。危うい制度じゃもんね」

 

「私も危険視しておりますが、権力が足りず廃案にはできませんでした……申し訳ない」

 

「大丈夫じゃもん! 直ちに我が国への影響はないんじゃもんね? だったら大丈夫じゃもん」

 

「続きまして世界情勢ですが、白ひげとビッグマムとの戦争が終わりそうです」

 

「なに? それは本当じゃもんね!?」

 

「はい、約3年間続いた戦争ですが、両者痛み分けで決着しそうです。海軍としては動向に逐一注目しています」

 

「最強の海賊でもビッグマムの牙城は落とせなかったかもん……報告感謝する」

 

「はい、あとは移民受け入れなのですが、モーリシャス王国側は準備できているのですがいかがしますか?」

 

「うむ……移民希望者は約5万人オトヒメの呼び掛けに答えて集まった。何かしらきっかけが有れば開始しようと思っていたところだ。モーリシャスの王に伝えてくれ、年内に5万人の移民を開始すると」

 

「わかりました、伝えさせて貰います」

 

「うむ! 頼んだもん!」

 

「魚人街はどうですかねぇ……相変わらず無法地帯ですか?」

 

「あぁ、頭が痛いことにな……本当なら魚人街の面々みたいなのを行かせた方が両方にとって良いはずなんじゃもんが、選民思考というか、人間に対しての差別が抜けきらないから行かせるわけにはいかんのじゃもんね」

 

「下手に動かせば国民を売り払ったと見なされかねませんから仕方がないことですよ……ではそろそろ私達は失礼致します」

 

「魚人島をゆっくり観光していってくれなんじゃもん」

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー、王様の人魚大きかったですね」

 

「凄いモジャモジャしてたね」

 

「それにしてもこういう人種の方々が居るのですね……海底なのにまるで外に居るような」

 

「陽樹イブという珊瑚のおかげだよ。それによって光もあるし、空気もある……人口500万人を支える偉大な珊瑚だ」

 

「フューチ中将これからどちらへ?」

 

「とりあえず広場に私は行くけど、皆は各々行きたい場所が有るでしょうし、解散で。疲れたらホテルで休んで3日後に船で集合で」

 

「「「はい!」」」

 

「じゃあ解散」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この国を地上に移すのです! 皆さんの署名がリュウグウ王国を地上に移す最初の一歩となるのです!!」

 

「オトヒメ王妃!」

 

「まぁフューチさん! いらしていたのですね!」

 

 演説していたオトヒメ王妃の話が一段落するタイミングを見計らってオトヒメ王妃に話しかけた

 

「署名の方はどうです? 集まっていますか?」

 

「えぇ、やはり移るべき島が有ると説得力が増しますね! 見てくださいこの署名の束を」

 

「それは良かったです……次の世界会議には参加を?」

 

「はい! しようと思っています」

 

「そうですか……世界会議は色々苦労すると思いますが頑張ってください」

 

「ええ! ありがとうございます!!」

 

 私はオトヒメ王妃と握手をしてその場を離れた

 

 オトヒメ王妃は再び演説を始め、私は魚人街に足を運ぶ

 

 オトヒメ王妃の活動は本当に徐々にだが国を動かしているように見えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魚人街に到着した私はまた手荒い歓迎を受けたが、全てあしらった

 

「つ、つぇぇ」

 

「糞! タイガーの兄貴が居てくれれば!」

 

「おりょ? フィッシャータイガーさんは不在か」

 

「あぁ! タイガーの兄貴は今居ねーよ! 残念だったな海軍!!」

 

「いや、まぁフィッシャータイガーさんが居ないんなら居ないで別に良いんだけどさ……君達海軍に入らないか?」

 

「海軍? は! ふざけんな!! 俺達は世界政府の犬になんか成りたくねぇ!!」

 

「だよねー……だったら私の部下にならないか? 突撃隊って言うんだけど世界政府や現政権からはみ出した者を集めてるんだけど!」

 

「突撃隊? なんじゃそりゃ! 海兵の下に付くなら政府の犬になるのと同じじゃねぇか!?」

 

「いや、指揮系統は別にしてある。あくまで私の部下ってだけ」

 

「それで俺らに何のメリットがあるんだよ!」

 

「強さと名声あと金だね……拡張している組織の初期メンバーだから偉い地位になれるよ! 人間の部下を操る事ができるよ! そこそこの金持ちになれるよ……そしてフィッシャータイガーを超える強さを手に入れる事ができるかもしれないよ」

 

「か、金を貰えるのか」

 

「そうだね……入隊したらこれぐらい出すよ」

 

 私は紙に魚人島の兵士の1.5倍の給料を提示する

 

「なんだ? なんだ? 何の集まりだ?」

 

「人間が荒くれ者達をのしたと思ったら勧誘を始めたんだと」

 

「何の勧誘だ?」

 

「突撃隊だとよ」

 

 遠巻きに見ていた人々も集まりだし私は勧誘演説を始める

 

「種族的に弱い人間でも覇気と六式という技術が有れば種族的に圧倒的強者である魚人や人魚の皆さんにシャボンの中という縛りをかしながら相手することができるんだ。訓練したら君達の方が強くなるはずでしょ……君達の力を見込んで頼んでいるんだ! 突撃隊に入らないか?」

 

「お、女でも入れますか!!」

 

「勿論! 種族、性別差別無く突撃隊は皆さんの入隊をお待ちしています」

 

 ガヤガヤと人が更に集まってくる

 

「炊き出しでもするか……海王類の刺身で良いかな?」

 

 私は異空間から海王類を取り出し、エースを使ってさばいてゆく

 

「せっかく集まってくれたんだ! 食べな食べな!!」

 

 私は時間一杯まで魚人街で海軍と突撃隊の勧誘を続けた

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