フューチ提督物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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人材集め

 よくも悪くもONE PIECEの住民は単純だ

 

 が、やはり人間の私を良いと思う人物は魚人街では少ない

 

 それでも強さを求めて何人も突撃隊に入りたいと言ってきた

 

 金に釣られた者、純粋に強さを求めた者、底辺から脱却したい者、食べ物を求めた者……正直ろくなものはいないが人魚、魚人問わず人が集まる

 

「ようこそ突撃隊へ……歓迎しよう」

 

 魚人街で集まった男女年齢もバラバラな約100名

 

 小型船のキャパオーバーであるが魚人島で大きな船を購入し、久しぶりの帆船で航海を始める

 

 これが魚人、人魚と人間の融和の第一歩と願いながら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魚人島から出航した私達は早速入隊した魚人や人魚に訓練をといきたいがほぼ皆ガリガリで、ろくに食べていないようなので食事を振る舞っていった

 

「さぁ食べな!! まずは体を作ろう!!」

 

 船の甲板に大皿で並べられる料理の数々

 

 私とココア、リリスにスズカの女性勢が腹ぺこの皆に料理を提供していく

 

 途中から料理のできる魚人や人魚達にも手伝ってもらいガンガン料理や酒を出して宴会となる

 

 キッドがマジックを行ったりしながら場の空気が暖まってゆく

 

 私はその様子を見てこの光景を世界に拡大しなくてはならないと思った

 

「フューチさんなに黄昏てるんですか」

 

「ココアか……いや、この光景が全世界に広げなければと思ってね」

 

「なるほど……フューチさんの正義はまだ海軍にあるのですか?」

 

「……どうだと思う?」

 

「いや、私はフューチさんにずっと付いていくつもりです……いつかママと決着を着けなければいけないかもしれないですが」

 

「ビッグマムか……あそこの支配領域は狂気だからな……人の寿命を税金としているのはどうかと思う……が、国民が望んでいるから介入は後回しだね」

 

「次はどこに介入を」

 

「まずはワノ国の膿を回収する……私的には強い侍は得難い人材だからね……金で釣れるならそれでいい」

 

「突撃隊の存在意義有ります? 何に備えてるんですか?」

 

「そもそも突撃隊は私がすぐに動かすことができる戦力だから海軍にできない事をやらせるのにはピッタリなんだよね。例えば隣国等の政治に武力介入したりね」

 

「すごい物騒」

 

「物騒で結構……世界は更に混沌としていくよ」

 

「どんな世界なのフューチさん」

 

「少なくとも私が生きている間に大海賊時代は終わらせる……これは絶対にやらなくてはならない」

 

「フューチさんの役割ってなんでしょうね……歴史にとって」

 

「歴史か……ロジャーのクルー……いや、私は関門だろうね。ロジャーが残したONE PIECEの最終関門でなければならない」

 

「最終関門……」

 

「ぽっと出の小僧、小娘どもに前時代の恐ろしさを見せつけてやろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モーリシャス王国に帰った私はゾベルト三世に魚人、人魚移民の事を伝え、突撃隊の育成と海軍の仕事両方をこなしながら工作艦の完成を待った

 

 突撃隊と国軍、海軍の合同演習を行ったり、魚人や人魚のイメージ改善のためにパレードを行ったり、形になってきた戦車のお披露目、魚雷の完成による駆逐艦の完全体化のお披露目等をこなしつつ1年が過ぎていった

 

 原作開始16年前私は世界徴兵の第一歩ワノ国の浪人衆の回収に向けて着艦した1番工作艦【水星】の練習航海を終えた後、いよいよ動き出す

 

「突撃隊もこの船に乗せてよかったのですか? フューチ中将」

 

「あぁファルケンハイン少将……これから突撃隊との合同任務も多くなるだろう……世界を動かす第一歩を始めよう」

 

「はい!!」

 

 工作艦を囲うように駆逐艦と装甲艦3隻が囲みながら航行する

 

 途中の島に補給でよるついでにとある悪魔の実を回収することに成功した

 

 セイセイの実の精霊人間になる悪魔の実だ

 

「さて、5人組……じゃんけんだ」

 

 私はチルノ准将、ダイ准将、ミスティア准将、リグル准将、ルーミア准将の5人の誰かにあげると約束した

 

 その勝負はじゃんけん

 

 勝ったのはダイ准将だった

 

 悪魔の実を食べたダイ准将は男らしい肉体から中性的な姿に変わり、背中から羽が生えた

 

「これが……私ですか」

 

「綺麗だよダイ准将」

 

「鍛えた肉体が無くなって少し残念ですが、能力はどんなものなのでしょうね?」

 

「ジゲジケポケット……」

 

 私は悪魔の実の書類を取り出し説明する

 

「えーっと全種類の覇気が扱えるようになるのと、覇気を纏わない物理攻撃無効、エレメントっていう小さな光に体を分解することができる、飛べる」

 

「ではフューチ中将みたいに覇王色をあつかえるのですね!?」

 

「ようこそこちら側へ」

 

「おおおおおお!? やった!! フューチ中将みたいに強くなれる可能性があるだけで断然やる気出てきた!!」

 

「ダイ准将覇王色のコントロールをマスターするために今日から特訓するよ……なーに、痛みは感じないと思うから」

 

「……それ痛覚が壊れてません?」

 

 ニチャと私は笑みを浮かべる

 

「うわぁぁぁ早まったぁ!!」

 

 ダイ准将はズルズルと引きずられていった

 

 残った4名は合掌をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 巨大ダイヤルエンジン衛星を8基も詰んだ工作艦水星は荒れ狂う海流を割るように進んでゆく

 

 正しい間違いの海流関係なく流れに負けること無く進むこの船に私は感動しながら潜港に到達する

 

「よく来たフューチ! 待ちくたびれたぞ!」

 

「おでんさん!」

 

 潜港に到着した私はおでんさんの歓迎を受けた

 

「しっかしでけぇ船だな……全面鋼でできてるのか……帆がねぇな! どうやって動く!」

 

「あぁ、空島の貝を組み合わせて動かしている。ウェイバーみたいに風が出ているわけじゃないけどね」

 

「なるほど……興味深いな……空島の技術が使われているのか……これがフューチの言っていた不沈艦か?」

 

「まさか不沈艦はこれから作るよ……それより紹介したい者がいる」

 

「誰だ」

 

 私はスズカを呼ぶ

 

 現在のスズカはそちらの世界の突撃隊と同じ服装をしている

 

 突撃隊の制服と言えばわかるだろうか

 

「お呼びでしょうか……フューチさん」

 

「おいおい凄い怯えてるじゃねぇか、俺はそんなに怖いか」

 

「は、はい……」

 

「この子は黒炭の姫……黒炭スズカだ」

 

「黒炭……」

 

「おっと斬らせないよ……黒炭の名はオロチ処刑で再び地に堕ちたけどオロチに忠誠を誓っていた者や黒炭であっても重要視されることで人を集めようと思う」

 

「うむ、浪人どもは集まるだろう……俺の事が苦手な奴も来るだろう、俺みたいに世界を見たい奴も集まるだろう……頼んで良いか?」

 

「来る者は拒まない! とにかく人手が欲しいんだ」

 

「わかった」

 

 こうしてワノ国の浪人や野心ある人物、外に出ようと試みた者を集めることに成功した

 

 

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