何度も読んでくれた方、初めて読んでくれた方、いろいろな人に支えられ、今日も小説書いていきます!
午前7時 シンジのクラスにて…
燐子「あの…シンジ君、彩ちゃん…。」
シンジ「ん?燐子か。どうした?」
燐子「あの…これを届けに来たの…。」
彩「ん?これは…あ!いっぱいのアイス!」
シンジ「突然だな…一体どうしてこんなにくれたんだ?」
燐子「これね…前に助けた男の子からもらったの。この前助けてくれたお礼だよって笑顔でね…。」
シンジ「笑顔で、か…。」
笑顔で、という言葉が無情にシンジの脳内に響き渡る。ここのところ誰かに助けられてばかりで自分を情けなく感じてしまっていたからだ。だがそれを知っていても燐子は言葉を紡ぐ。
燐子「そう。前は助けられたから今度は僕が助ける番だって…自信に満ちてたよ…。」
シンジ「そうか…。なあ燐子、何であのとき子供を助ける勇気があったんだ?少し疑問に思ってたんだ。010の時も勇気を出して俺を助けてくれたしな。」
燐子「私ね…昔誘拐されたことがあって、すごい怖い思いをしたんだよ。でもねその時助けてくれた人から「もう大丈夫」って言われた。その恩があったから…今も困った人の希望になろうって…思えたの。」
シンジ「…」
燐子「だからね、嫌な世の中でも…希望ってあると思うよ。私たちに生きる勇気をくれるものが。」
(お兄さんお姉さんに助けられたから、僕も助けたいと思ったの!)
シンジ「ありがとな、燐子。今度こそ、俺の情熱に火がついたよ。」
その日の夜
千聖「花咲川の町銀行でロイミュードらしき怪物を発見した通報があったわ!シンジ君!」
シンジ「あぁ、わかってるさ。」
そう言うとシンジは近くにあったシフトワイルドももって一人で現場へ向かった。現場へまっすぐに目を向けるシンジとは対照的に、千聖はシンジへ期待しているような目をしていた。
銀行にて…
015「来たな、仮面ライダー!そんな俺たちを倒すような真似して、世の中の嫌な事から逃げられる訳じゃないのによぉ!」
シンジ「あぁ、そうだな、世の中嫌なことばっかりでうんざりだよ!」
014「そうか。だったら俺たちと「断る!」クソッ、なぜだ!」
シンジ「逃げたいことばかりの世の中でな…俺たちにいきる希望をくれる人だっている。俺にはそんな人がな…輝いて見える!だから、俺はそんな人たちのために戦う!」
シンジはシフトスピード……ではなくシフトワイルドを右手に持ち、レバーに変形してブレスレットに装填する。そして今度はシフトワイルドがシンジの熱い情熱に応えたかのように持ち上がった。
Drive!! Type Wild!!
シンジ「うぉぉすげえ!姿が変わった!」
015「姿が変わっただけだろ!俺の鎌をくらえ!…って何!?この鎌がおれた!?」
015が振りかざした鎌はドライブのタックルによって見事に真っ二つに折れた。タイプワイルド、どうやらタイプスピードの時より馬力が格段に上がっているようだ。その馬力が産み出すパワーはロイミュード二体までをも軽々と投げ、死神部隊特有の固い装甲をも破壊した。
シンジ「よし、彩からもらったこのシフトカー試してみるか!」
タイヤコウカーン Ramble Danp!
肩にドリルとタイヤがセットになったパーツが装備された。このランブルダンプ、シフトスピードでは手に負えない程操作が難しったのだがシフトワイルドではこれが浮き輪のように軽かったのだ。制御可能になったランブルダンプでロイミュード二体を追い詰めていく。
シンジ「やっぱラストは…来いハンドル剣!」
しかし、ハンドル剣は来ない。
シンジ「え、何で来ないの?まぁいいや」
ヒッサーツ Fullsrottll!
ドリルを用いたタックルはロイミュード二体を吹き飛ばしコアまでをも破壊した。
シンジ「よっしゃこれで二体を撃破!…ってあれは…彩?」
彩「お待たせ~整備したてのハンドル剣だよ!ってあれ?もう終わっちゃった?」
シンジ「はぁ…お前ってホントドジッ子だよな」
彩「もう!ドジッ子って言わないでぇ~!」
彩の悲痛な叫びが夕焼け空に響き渡った。
今さら気づいたんですけど、この小説バンドリの要素が登場人物くらいしかなくないっすか?
何はともあれ読了、ありがとうございました!