FAIRY TAIL 俺のせいで原作が無茶苦茶だけど、五神竜って何ですか?俺のせいででてきたんですか? 作:好きなことして生きたい
「コイツらが今回の実行犯です」
「おお、さすが帝国最強候補の女竜騎士だ」
と言うわけで、前回エルザが今回のテロの主犯格を捕まえて来ておわった。今数人のテロリストがエルザの手によって連行されて突き出された。そして、ギゼアはテロリストの前に立った。
「さて、貴様らは何者だ?他に仲間はいるのか?」
「これこは、これは、我ら主たるギゼア卿どの」
「…はぁ?俺が主人?」
テロによって大魔導演舞が中断されて、騒ぎの元凶をエルザが捕まえて来て、尋問を始めようとしたが、訳のわからんことを言う。ギゼアことを主人をだとか言ってきた。
「まさかギゼア卿。我らを裏切りに…」
「そんなわけないだろ!もしそうだとしても、何で自分で自分を爆発させるような指示を出すか!?」
「お前究極のマゾだもんな」
「だから違うて!アイリーンは変なこと言うな!お前の冗談は皆んながマジになるから!おい。変なこと言うとぶっ飛ばすぞ!お前らは何者だ?」
「我らは【英雄の破片】(ヒーローデイブリー)あなた様の半身です」
次の瞬間にテロリスト達の血飛沫が宙にまった。何者かに斬られたようだ。
「フーリ様…な、なぜ…」
「何者だ小僧?」
「やあやあ、初めまして我らが主たるギゼア・カレイドスコープ様。私はギルド英雄の破片。幹部のフーリ・アリゲイルです」
「聞いたことないギルドだな。それに小僧その手に持っているのは俺のじゃないか?」
「えぇ、ギゼア様がお作りになられた。カルンウェナンの短剣です。便利ですよね〜。潜入する時によく使わせてもらってます」
カルンウェナンの短剣。ギゼアが竜大戦の時に元の世界の神話を元に作り出した魔道具で、あの大戦で数えきれないほどの数を作ったが、数えきれないほど竜達に破壊された。不味いな。まだ回収しきれてない物もあったか、中には神話の神獣やら神やら化物を模倣したやばいのもある。
とにかく悪用されると不味すぎる。カルンウェナンの短剣はアーサー王が持っていたと言う短剣で、所有者を影の中に隠す能力がある。奴は影中に隠れながら侵入して来たようだ。これは厄介な事に影の中に入ると気配遮断されて、ギゼア達でもその気配を察知することは不可能だ。
こんな厄介な物を作ったのは誰だ!って、俺が…。そう言えば、原作ではゼリフが厄介な物を作って現代に迷惑をかけていたが、ゼリフに変わって、まさか俺が作った魔道具が厄介事の元凶になるとは…傍迷惑な奴だな!俺って!
ギゼアは大きな罪悪感を抱きながらこの事件を一刻も早く終止符させるために、謎の男を捕まえようとして、ミニエーテル砲を瞬時に作り発射した。しかしそう簡単に終わる事もなく、フーリと呼ばれた男はギゼアのエーテル砲を影に収納したと思ったら、その影からエーテル砲が帰ってきた。エーテル砲はギゼアに直撃するが、魔力障壁で防ぐ。
「影魔法と使えば、そんな使い方もできるのか、我ながら厄介な物を作ってしまったな」
「はい。実に素晴らしいです。どうですか?本当に我らの主になっていただけませんか?」
「ふん。そんなのはお断りだぜ。こちとら四百年間平和主義を貫いてるんだ」
「それは残念です。でもいつか心変わりするような事がありましたらいつでも言ってくださいね」
「おい待て、それは…」
「はい。キルケの魔法書です。ささやかな挨拶がわりです。これ何かわかります?」
そう言ってフーリは微笑んで書を開くと、そこから瓶を取り出し煽るようにユラユラ揺らして聞いて来た。
「まさかキルケの魔法の薬汁か?」
「正解です。実はこの薬〜、襲撃する前にそいつらに呑んでもらってます」
フーリがそれを言った瞬間にキルケの魔法書から魔法陣が構築された。そして、さっきまで虫の息だったテロリスト達が、バキボキ骨を鳴らし骨格を変えて、人ならざる者にどんどんと姿を変えていく。
キルケの魔法書。ギリシア神話の魔女を題材に作った魔道具で、キルケを召喚す他に、キルケの力を使う事ができる。神話でキルケは人間を動物に変える魔薬作る事ができる。有名なので『スキュラ』ギリシア神話の海の怪女で、もとの彼女はあどけない美少女で,海の神グラウコスが彼女に恋をしたが,彼女は彼の愛を受入れなかった。ために彼はキルケに,スキュラの心が自分に向くようにしてほしいと頼んだが,グラウコスを憎からず思っていたキルケは魔法の薬汁を使って,スキュラを3つの犬の首をもつ恐ろしい姿に変えたといわれる。
このキルケの魔法書はその神話を元に俺が作った魔道具である。そして、それを事前に飲んでいたコイツらは巨大な化物に姿を変える。テロリスト達は混ざり合いタコが団子になって、そこから至る所に人のような巨体がはみ出ている。一言で言えば気持ち悪い。
「それじゃあ、僕はこの辺でばいび〜」
「あ!てめ!待ちやがれ!クソ!気色悪い起き見上げを置いていきやがって!」
「元帥殿!早くお逃げください!」
「いや、俺が撒いた種だ。何とかしよう」
フーリと言う奴は陰の中に入って逃げてしまった。こうなると奴を追跡するのは不可能だ。そして、訳のわからん怪物をぶつけられるギゼア。今日は記念日はずがとんだ厄日になってしまった。そして、ギゼアは指を鳴らす。すると次の瞬間にお城から荒廃した荒地に変化した。正確に言うと、この荒れた終わった世界。一つの平行世界にギゼアと化物を移動させたのだ。
「どうだこの世界は?この生物の1つも生まれない終わってる世界だ。ここは、俺の魔道具の実験場でもあるんだ。ここでいくつもの魔道具の実験を繰り返した土地だ。まあ、戦争が終わってから来た事なかったがな」
淡々と昔話を語りしみじみと思い出に浸るギゼアだが、相手は化物ただ1人?いや一塊。話が通じつつガウガウとそれぞれが唸り声を上げる。
「なあ、お前は超新星爆発、もしくはスーパーノヴァと言う言葉を知っているか?大質量を持つ星がその進化の最終段階に迎える断末魔で,宇宙で最も激しい爆発現象のひとつと言われている。本来なら太陽の8倍の大きさがないとダメらしいが、ここは異世界で地球には魔力がある。この星の魔力に満ちている地球に太陽8倍分の魔力を注ぎ込むとどうなると思う?この小さな星が耐えられる訳なく爆発を起こす。超新星魔力爆発の出来上がりだ」
そきてギゼアが手のひらをかざすと球体の魔力の塊ができた。
「まあ、無限にある平行世界から魔力をかき集められる。俺だから出来る芸当ではあるがな。さて、ただ単に超新星魔力爆発と言うのも味気ないな。スターバースト?マナバースト?う〜ん…。まあ、技名はそのうち考えよう」
そして、次の瞬間にギゼアは手のひらにあった魔力を地面に落とした。そして、地面に魔力の結晶が飲み込まれた瞬間に眩い光が2人を包み込んだ。超新星爆発が2人を飲み込んだ。死んだ星がなくなりまた新たな星が生まれる。
「あ〜、何と素晴らしい力だ。ギゼアよ。欲しい我は貴様が欲しい」
「セレーネ様よろしいでしょうか?」
「何だ?ゲオルグよ。我は今忙しい後にせよ」
「…承知いたしました」
ギルドディアボロス。ギルティナ大陸1のギルドで、元はマスターゲオルグが納めるギルドだったが、突然と月神竜セレーネが突如やって来て、ギルドを代わりに収めたと言うか、ほぼ無理やり乗っ取ったと言うのが正しい。ゲオルグは言われたように素直に出ていった。
ゲオルグはギルティナ大陸1のギルドマスターを貼っていただけあって、その実力はフィオーレの聖十大魔道の序列一位のゴットセレナより強いと言われている。そんな彼が項を垂らして、素直に言うこと聞いているかと言うと、やはり月神竜セレーネはそれほど強いと言う訳だ。
「ゲマスターオルグ」
「スザク。やめろ俺はもうマスターじゃない」
「しかし!」
「いいから、言うことを聞け」
「わかりました。疑問。それでマスターセレーネ様は?」
「今は取り込み中だ。久しぶりにギゼアの旦那が数百年ぶりに力をふるっているようで、それを見るのに夢中だ」
「興奮。ギゼア様の!?それは拙者も見たいでござる」
「やめとおけ、あんなの見たって真似できねえよ。何にも参考にならん。今度来た時に遊んでもらえ」
「了承。わかり申した。それではゲオルグ殿に稽古をつけてもらいたい」
「…はぁ〜、わかった。ついてこい」
「観客。了承した!」
そして、ゲオルグはスザクに稽古をつけるために、この場を離れていった。数年前までは気ままに好き勝手生きていたゲオルグだが、セレーネの登場で生活が180度くらい変わって、今となってはガキども稽古をつけるのが日課になった。最初の頃は不貞腐れて文句も言ってたが、環境も変われば人も変わる。今は生活もそう悪くないと感じているゲオルグであった。
「ふふ、魔法には上位互換と下位互換があるが、お主の力は我の上位互換だ。まさか神とまで謳われた神竜の力を上回る人間が現れるとはな。これから先そんな人間は生まれないだろう…。いや、奴とワシの子だったらどうじゃ?」
ただ1人ギゼアを見つめて高笑いをしているセレーネ。その高笑いに訳もわからず寒気を感じるギゼア。これから先に英雄の破片の他に五神龍の陰謀に巻き込まれて、更なる苦難が訪れることをまだギゼアは知らない。
最後まで読んでくださりありがとうございます。いや〜、100年クエストも中盤くらいあったのでしょうか?セレーネが瀕死の状態でドキドキです。個人的には結構好きなので死んで欲しくないですが、イグニアが言う計画はいったい何だろう?俺の予想は竜達の復活ですかね?まあ、楽しまに待ってましょう。あ、しばらくはほぼオリジナルストーリーでやっていきます。気長に待ってくださると幸いです。それではありがとうございました。