少し恥ずかしいですが……
「わっせ、わっせ」
「団長さん、忙しそうですけど、どうかしたんですか?」
肌寒い執務室。ストーブの灯りが、ソヨゴちゃんの白い肌をぼんやりと照らした。
「春庭の運営体制が変わるので、その準備をしてるんですよ」
「運営体制……?」
「運営会社がYour GamesからKMSに変わるんですって」
「ゆあ……あぁ、前に言ってた、この世界を作った神様ですね」
「はい。でも、神様なんて偉大な存在じゃなくて……もっとちっぽけなものですよ。私達のように」
「?」
フラワーナイトガール。2015年よりサービスを開始した人気ゲーム。それを当初より運営していたのは株式会社Your Gamesだが、11/26の協議会により株式会社KMSに運営が移管されることが発表された(詳しくは動画を見てね!)。
「え? いきなり何を解説してるんですか……?」
「まぁ色々ありまして……」
「きっと、私とソヨゴちゃんが出会ったのは偶然で、その偶然は運営を始めとした色々な人が関わってくれた結果だと思うんです」
「偶然……ですか。確かに、わたしが他の団長さんの所に行ってた可能性もありますしね」
「駄目ぇ! ソヨゴちゃんは私だけのものなんだから!」
「ひぇっ!?」
「……こほん。それに私達だけじゃありませんよ。たくさんの人が、自分にとってかけがえのない存在と出会ってきました。今団長をやっている人、団長を辞めてしまった人、そしてこれから団長になる人もきっと」
「そっか。一つ一つの出会いは偶然の積み重ねなんですね」
「そうです。でも、その小さな出会いが誰かの人生を変えることもある。誰かを救うこともある。ソヨゴちゃん」
ソヨゴちゃんの赤い瞳を見つめる。いつもはふざけてる私だけれど、今だけは真剣にならなければいけないと思う。
「私はあなたに出会えて良かった。もしあなたと出会わなかったら、私の人生は全く違うものになっていたと思うんです」
「え……あの……」
指をもじもじとさせるソヨゴちゃん。あぁ~、可愛いなぁ~。イタズラしたい……はっ! いけない、今は真剣にならなければ。
「運営が変わっても、そうした団長と花騎士の出会いは変わりませんよ」
そう、小さな出会いで私が救われたように、これからも少なくない人が救われていく。
でもそれは神様のおかげじゃない。もっとちっぽけな存在が起こす、偶然であり奇跡なんだ。
そして、私達のような小さな存在でも誰かを救えるということを、彼らは教えてくれた。
「ソヨゴちゃん、これからもよろしくお願いしますね」
「は、はい! こちらこそよろしくお願いします!」
ありがとう。この歓びを。出会いを。奇跡を。
あなた達が作り上げてきたものを、私達は受け継いでいきます。
そしていつか、また逢えたら……。
「それはそれとして、この新規ロリ可愛いな~。ヒナソウちゃんの太もももエッチぃ……早く寝室連れ込みたいなぁ~」
「……」
(アクア団長、当たり前のように上位次元のこと知ってるんだな……)
花騎士を始めて、色々な団長さんと交友出来て、SS執筆まで始めてしまいました。
それもこれも、きっかけを作ってくれたのはYour Games様です。彼らの作った「フラワーナイトガール」というゲームがなければ、私の人生は全く違うものになっていた。
本当に、感謝の言葉しかありません。
運営体制が変わること、不安が無いわけではありませんが、私としてはこれからも花騎士を応援していきたいです。
勿論、SSも今まで通り頑張って書いていきますので、今後も読んで頂ければ幸いです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。