IS〈インフィニット・ストラトス〉-IaI   作:SDデバイス

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 ▽▽▽

 

 『シャルル・ルクレール』

 

 織斑一夏に続く世界で二人目の男性操縦者に用意された氏名。

 人物の詳細は別の項目にて。

 

 ――とある人物の手記より抜粋。

 

 

 ▽▼▽

 

『転校してきたばかりで食堂の場所や細かなルールがわからないんだ。案内してもらってもいいかな、織斑くん』

『首ぐるりと回してみ。立候補したそうにチラチラ見てるのが何人か居るだろ。そっちに頼んだほうが千倍丁寧だと思うぜ、ルクレールくん』

『でも織斑先生に言われてたよね、僕の面倒を見てやれって――そうだったよね、織斑くん』

『物覚えがいい上に断りにくい言い方してくるじゃねーか。なあ、ルクレールくん』

 

 

『ははは』

『ふふふ』

 

 

 で、昼休み。

 IS学園には特に食事の場所や内容を指定する類の校則はない。

 食堂で豊富なメニューが提供されているのは勿論。購買ではパン等も売られている。弁当を持参したい生徒に向けて早朝のキッチンが開放されていたりもする。

 食堂も生徒数に対して十分広いが、更に屋上をはじめとしてあちこちに休憩スペースが整えられている。至れり尽くせりとゆーやつ。

 まーそんなあれこれあっても俺は食堂以外使ったことねーのであるが。作るにしろ買うにしろ、俺みたいに量が多いと持ち運びやら後片付けがめんどくさいのだ。

「はー、やっと昼飯だよ。待ちかねたぜ」

「ちょっと待って。それ全部一人で食べる気なの……?」

「当たり前だろ足りねーくらいだ。んで食堂は普通に食券制な。購買は通った時に教えたとこ、キッチンは……放課後でいいか。他に質問はあるかね、ルクレールくん?」

「十分だよ。ありがとう、織斑くん」

 

「ははは」

「ふふふ」

 

 傍らのルクレールはにっこりと。笑っているように見える顔をしている。

 ところでさっきから周りで黄色い歓声が上が――――ちょっと待て。何だ今日の食堂。混みすぎだろ。飽和しすぎだろ。ラッシュタイムの駅か!

 眼前の光景に呆然としていると、箒が追い付いてきた。空席を探しているのか首を巡らせている。

「今更気付いたのかお前は……しかしここまで混雑しているのは初めてだな」

「いやだって腹減って減ってもうそれどこじゃなくて……つかマジに座れんのかこれ。参ったな、屋上の方にするんだった」

「――いや。席の心配はどうやら無用なようだぞ」

「マジで、どっか空いてた?」

「ああ。見ろ」

 

「だっかっらっ! あんた直ぐにビットに頼り過ぎなのよ! 操作に気取られすぎであんた自身の回避がパターン化してるってさっきから言ってるでしょーが!?」

「そういう貴方こそ、一体どうしてあそこまでこちらを邪魔する戦い方が出来ますの!? 挙句の果てには衝撃砲でビットを撃ち落とす始末!!」

 

 頭部を右へぐわん左へぐわんと揺らしてこれでもかと激情を表しているのが鈴。

 一方、ぱっと見は普通ながらも目つきの鋭さが普段の160%くらいなオルコット。

 

「鈴とセシリアに気圧されて、あの一帯は見事に人気が引いている」

「……おおぅ」

 不自然なまでに空席が目立つ地帯の中心地点。そこでは鈴とオルコットが視線の拳で殴りあっている真っ最中だった。

「ケンカしてるんだったら、止めた方がいいのかな」

「いや反省会だろ。ほらさっきの授業の模擬戦」

「…………ああ、うん」

 思い当たるフシがありまくりだったのか。基本にこやかなルクレールが一気に微妙な表情になる。

 話は午前中の授業まで遡る。

 今日の午前中の実戦訓練は、初めてISの実機を使った授業。とはいえこれまでも申請すれば訓練機を借りて訓練する事は可能だったし、そも試験の時に一人の例外もなく実機に乗っている。

 だから実習そのものはすんなり終わった。

 問題はその前。戦闘の実演として行われた小規模な模擬戦だ。まず呼ばれたのは、専用機持ちである鈴とオルコット。

 ではこの二人が戦ったのかといえばそうでは、なく。即席タッグと相対するのは――まさかの一年一組副担任、山田真耶。

 対戦相手が発表された瞬間、その場に居た生徒の大半が山田先生のドジもしくはポカを幻視し、候補生タッグの勝利を確信したんじゃなかろうか。たぶん。

 

 ところが、どっこい。

 

 山田先生は普段の危なっかしさは何処へ行ったのか。訓練機――ラファール・リヴァイヴの一機を駆り、卓越した操縦技術と戦闘能力を俺達に見せつけた。

 反して鈴とオルコットは――2対1という数の有利を帳消しにするどころか、お釣りで車が買えるレベルで相性の悪さを発揮したのである。

 互いの攻撃、防御、機動。もはや行動のすべてが相手の邪魔になる始末。鈴はエビ反りのまま吹き飛んでグラウンドに奇妙な地上絵を残し、オルコットは地面に頭から突き刺さって奇怪なオブジェと化した。

 山田先生が予想外に強かったとか。実は元代表候補生だったとか。普段なら仰天する事実がいくつか語られたのに、二人の負けっぷりが衝撃的すぎて霞んだ感が凄い。

 

「ふ――――っ!!」

「ぐぬぬぬ……!!」

 

 盛大に言い争いを続けていたが、このままでは昼休み総てを口喧嘩に費やしてしまうと判断したらしい。譲らないからな! 的な視線だけ残して二人とも猛然と昼食をかきこみ始めた。

 山盛りの中華丼を豪快にかっこむ鈴はいつも通りなのでいい。問題はパスタを超高速かつ正確に口元に運ぶオルコットの方。綺麗に食べている筈なのに早送りみたいなスピードのせいで超妙な感じになってんだけど。

「……ホーキちゃん俺あそこ近寄りたくねえ」

「同意してやりたいが、他に席は空いていない。それにあそこに座れるのは私達くらいなものだろう」

「そうだ。おいルクレールくん、あんな空気の重そうな場所で飯食いたくないなら遠慮せずに言ってもいいんだぞ」

「二人共代表候補生で専用機持ちなんだよね、いい機会だから紹介して欲しいなあ。ねえ、織斑くん」

 

「ははは……!」

「――ふふふっ」

 

 この貴公子野郎空気読めないんだろうか。それともわざと外してるのか。冷め切った瞳的にすこぶる後者っぽい。

 それは、置いといて。

 何時までも突っ立っている訳にも行かない。てーかぼちぼちトレー載せまくった両手がだるい。可能な限り二人から離れた場所にトレーを下ろした。

 

「………………こほん」

 

 何故か咳払いを一度して、顔を少し赤くした箒が横に座る。立ち振舞から『さりげなーく、さりげなーく……!』とか聞こえてきそうな感じだった。

 当初は一緒に昼飯に行くのすら躊躇っていたのだから、随分と進歩したものである。俺が『俺』である内は絶対に実らないけど。何があっても。

「あれ、箒は今日弁当なん?」

「最近練習しているのだ。どうも量が必要らしいから、お前に作るのはもう少し腕を上げてから――ごほっ! げっほ! ガハッ!? なんでもないぞ、私は何も言ってない!」

 けれども何時かは今の頑張りが無駄じゃなくなる時が来るだろう。来るべきだ。来ないといけない。きっと。

 あと誤魔化すのはいいけど咳の演技が迫真に迫りすぎですよホーキちゃんよ。

「隣いい?」

「――あー。別に構わ、」

 んよ。と続けようとした言葉をガシャッ! とけたけましい音が遮った。どこで鳴ったかというと俺の横である。

 久し振りに心の底からびっくりした気がする。どのくらいかというと、椅子から跳ね上がりそうになって驚きの声が驚きすぎて引っ込むくらい。

 理由は前触れもなく音がした事か。それとも音がするまで”気付けなかった”事か。あるいはそのどっちもか。

 

 鈴が居た。

 

 少し離れた場所でオルコットと口論していたはずなのに。そいつは一瞬で俺の横に――今まさにルクレールが座ろうとしていた席に座っていた。

 事態が予想外すぎるのは俺と同じだったのか。ルクレールは普段の表情を根こそぎ取り落として、シンプルに呆然としていた。

 

「――――何? なんか文句あんの転校生?」

 

 ただでさえ釣り気味の瞳をさらに釣り上げ。牙を覗かせるように。低い声で。鈴は自身を見つめるルクレールに言い放った。

 あからさまに威嚇されたルクレールは――すたすたと歩いてテーブルを回りこみ、俺の”向かい”の席に座る。派手に荒々しく着席した鈴と対照的に、静かに丁寧に椅子に腰を下ろして。睨みつける一歩手前の鈴に柔らかく笑いかけて、

 

「どうかしたの?」

 

「へー、入ってくるんだ? こんだけ解りやすく示してやったのに、気にせず入ってくるんだ? 土足で? ふーん……?」

 こいつまた箸折るんじゃないかと思ったが、それは杞憂だろう。だって今日の鈴が握っているのは金属のスプーン――何でぐんにゃり逝ってるんだよおかしいだろ。

「今お前に猛烈にガンつけてるのが凰鈴音な。中国の代表候補生で専用機持ち。こいつ昔日本に住んでてさ。その頃からの知り合いなんだよ」

「凰鈴音! まだ話は終わっていませんわよ!?」

「んで今お前の隣にすげー勢いでスライドしてきたのがセシリア・オルコットな。イギリスの代表候補生で専用機持ち。一組のプライド代表でもある」

「あら織斑一夏に、転校生のルクレールさん。いつのまに……?」

 さっきのまに。

「皆仲が良いんだね、僕が無理言って同席しちゃって悪かったかな?」

「いや、別に悪くはないが」

「……ええ、別に構いませんわよ」

「ありがとう。皆優しいんだね」

 謙遜したルクレールに慌ててフォローを入れる箒、オルコットの方はちょっと妙な間を入れた。男相手だから緊張してるのか、もしくはこいつも何かに気付いて、

「ところでルクレールさん? わたくしとそこの織斑一夏は利害と陣営の一致で敵対していないだけであって、決して『仲が良い』などという間柄ではありませんので」

 

 ねえな。

 

「改めて自己紹介した方がいいかな、僕は――」

「知ってるわよ。シャルル・ルクレール、フランスの代表候補生で専用機持ち。デュノア社専属のテストパイロット。んでこのバカ一夏と同じ男性操縦者でしょ」

「やたら詳しいなお前」

「聞いてないのに聞かせてくるのがわんさか居たのよ。むしろあんたが知らなさすぎ、このバカ」

「だって別に興味ねえもん、バーカ」

 鈴がルクレールに向けていた顔を突然こちらにぐるり。不機嫌という文字を三次元に変換したかのような表情でじろりと睨め付けてくる。

「はっきり言わないとずるずるいっちゃうわよ、バーカ」

「言われるまでもなくとっくに言ったっつーの、バーカ」

「だったら引き連れてんじゃないわよバーカ!」

「勝手に付いて来るんだよバーカ!」

 

「バーカ!!」

「バーカ!!」

 

 互いの頬を全力で引っ張り合うこと数分間。体力の予想以上の消耗と沸き上がるやるせなさに心を折られ。俺と鈴はぜえぜえと息を吐きながら一時停戦に入った。

 

「本当に仲がいいんだね、二人は。羨ましいなあ」

 

 呼吸と食事を必死に両立させる俺と鈴を見ながら、ぽつりとルクレールが呟いた。

 そういうお前は随分と”ひとりぼっち”なんだな。

 浮かんだ事を言おうとしたけど、止めた。いやだって今口の中に可能な限り食い物詰め込んでるんだもの。

「あによ、あげないわよ」

「お前俺の人権ちょいちょい放り捨てるの止めてくんない?」

「じゃあ凰さんの方ならもらえるの?」

「やらねーよ」

「ちょっと一夏、言った傍からあたしの放り捨ててんじゃないわよ。代金に一品ちょうだい、ムカついたらお腹すいちゃった」

「何で一皿かっさらってんだ、せめて交換だろ」

「はい。うずらの卵っ」

「小せえ上に食いかけじゃねーか! どう計算したらこれと生姜焼き一皿が釣り合うって答えが出るんだ!?」

「なによー、細かいこと気にしてんじゃないわよー!!」

 

「…………そろそろ私の我慢の限界が近いぞそこの二人」

 

「「いっただきまーす!!」」

 

 

 ▽▼▽

 

 

 

「っあー、今日はやたら疲れた気がするぜえ……」

 

 丸一日の実習授業も終わり、やって来たのは使用人数と面積が釣り合っていないロッカー。だってロッカーは五十近いのに使ってるのは二人だけなんだぜ。更に昨日までは完全に一人で独占状態である。ま、狭いよりはいいけどもさ。

 

『あのー、織斑くんとルクレールくんは居ますかー?』

 

 制服の上着を羽織ったところで、ドアの向こうから誰かが呼びかけてくる。相手が高レベルの声真似やボイスチェンジャーを使っていないのならば、声の主は山田先生だろう。

 

「いませーん」

『えええぇぇぇっ!? あなたは一体だだっ誰ですかっ!?』

 

 おい本気でビビってるぞこの先生。IS着用時の頼もしさで返上した汚名の挽回をもう始める気なのかこの人は。

「嘘でーす、織斑だけいまーす」

「先生をからかわないでくださいっ! ……あ、着替え終わってました?」

「開いてから聞いても意味ねーっすよ山田先生。もう終わってますけど」

 放っておいたら騒ぎになりそうな予感がすさまじいので、ドアを開けて早々にネタばらしをする事にした。あ、ちょっと涙目になってる。

「あれっ、織斑くんだけですか。ルクレール君は一緒ではないんですか?」

「女子の皆さんがしばらく離しそうにないので置いてきました。何時かは戻って来るんじゃねーすかね。たぶん」

 授業が終わって教師が引き上げた途端。一瞬の出来事だった。

 ルクレールは周囲をぐるりと女子に囲まれ、気がつけば金の頭のてっぺんがちょろっと見えるだけ。一定数以上の女子が密集すると下手な装甲板より防御力高い気がするんだ。男限定だけど。

 

「置いて行くなんて、酷いじゃないか織斑くん…………!」

 

 なんともいいタイミングで通路の向こうからルクレール。よろめきながら歩く王子様は、精神力がそろそろ無くなりそうですみたいな顔をしていた。

「んな事言われてもあの状況で俺にどーしろっつうんだお前は。あの女子群に突っ込めと? んな事したら明日から鈴以外の全校生徒敵に回すっつーの」

「むう。じゃあ織斑くんはこれまでどう切り抜けてたの?」

「そもそも囲まれねえ。あそこまで極端なアイドル扱いはお前みたいな容姿のやつだけだろ。珍獣扱いと奇異の視線くらいなもん」

「うーん…………織斑くんも顔の作りはそんなに悪くないと、思うよ?」

「他が駄目だってすげーよく言われる。あとなんで疑問形にした?」

「そっか、性格の悪さがにじみ出てるんだね」

 

「ははは!」

「ふふふ!」

 

 

 

「あのぉー……先生もう喋ってもいいですかー……?」

 いっけね。

 山田先生居るのすっかり忘れてた。

「寮の部屋割りなんですけど。男子生徒が二人になったので、何とか部屋をもう一つ用意しました。はい、これが鍵です」

「わかりました」

「つか俺また引っ越しすか……」

「それは大丈夫ですよ。織斑くんの荷物は織斑先生がもう新しい部屋に運んでおいたそうです」

「………………荷物半分くらい減ってそうだな」

 山田先生から鍵を受け取る。横のルクレールは寮の見取り図と部屋番号が記されたメモも貰っていた。

「それと織斑くんにはもう一件用事があるんです。ちょっと書いて欲しい書類があるので、職員室まで来てもらえますか? 白式の登録に関する書類なので」

「へーい。なら悪いけど寮への案内は無しだぜ、悪いな」

「気にしなくていいよ、じゃあまた後で」

 着替え終わった俺と違ってルクレールはまだISスーツ姿である。向こうは着替えるために更衣室のドアの向こうへ消え、俺と山田先生は職員室を目指して歩き始めた。

 ところで今、何だか更衣室の中から音が聞こえたような気がするんだけど。例えばロッカーを力いっぱい殴りつけたような感じの重いのが。

 横の山田先生を見ると『何ですか?』的に首を傾げられた。俺の聞き間違いだったんだろうか。

 

 ――まだ一日だが、もう(・・)一日でもある。

 

 結果として、あの転校生(金)が腹の底で何考えてるのかはわからないままだ。いや問い質しも探りも入れてないのでわかるわけねーんだけど。

 ただ俺に用があるのはほぼ確定っぽい。

 明らかに適当かつ非友好的にあしらってるのに、やっこさんあれこれ理由をつけて俺に寄ってくる。学園で唯一の同類とできれば仲良くしておきたい――というのも考えられる。

 けど、どうにもいまいち腑に落ちない。なんてーかこう、そんな打算でなく、もっと切羽詰まってる、ような……?

 

「あ!」

 

 頭の中で脳みそをぐるぐるかき混ぜていると、突然横の山田先生が声を上げる。ああ、脳内の大釜が倒れた! ようやくとろみが付いてきて固まりかけてたのに!

「言い忘れていた事がありました、私ったらついうっかり」

「あー……部屋割りの話ならルクレール呼んできましょうか。今ならダッシュで戻れば多分捕まえられますけど」

 慌てて拾い集めようとするも、飛び散った思考は再度まとまる素振りを見せない。

 つーか何で俺こんなあれこれ考えてるんだろう。別にあいつと無理して関わる必要――無いな。

 

 そもそも。

 向こうがどーこー以前に。

 どうして俺はあいつを突っついたんだろう?

 

「ああ、いえ、そんなに大事な話でもないですから、後で織斑くんから伝えておいてください。部屋の事なんですけれど。もともとシャワー周りが不調で使っていなかった部屋を急遽男子用の部屋にしたんですけど」

「うえ、まさか使えないんですか」

 現在男子は寮の大浴場を色々あって使うことが出来ない。

 使える設備は寮とアリーナのシャワーだけ。だから部屋のシャワーが使用不可能だと地味だが壮絶にめんどくさかったりする。今日は処理落ちで発熱しそうな頭も冷やしたいし。

「いえいえ、普通に使う分には大丈夫ですよ。強く叩いたりしない限り問題ないとは思うんですけど……なるべく早めにきちんと修理してもらうように手配してますから、それまで気を付けてくださいねー」

 

「なーんだ、じゃ大丈夫っスよ大丈夫大丈夫!」

 

 


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