IS〈インフィニット・ストラトス〉-IaI   作:SDデバイス

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 ▽▼▽

 

 あれだけ人に向いてない向いていない言っといて。

 当の俺自身が過去最大級に似合わない事やってやがる。

 

 中途半端に黒い機体の中心に突き刺さっていた雪片弐型が光と解ける。

 消失したのではなく、遠隔での量子化。だから白式のステータスには唯一の武装が再び正常に格納されたことが表示されている。

 量子化による回収は一瞬以下だ、それを相手は待ってくれない。ラファールが俺が抱えたやつを認識し、両腕に括りつけた銃器を一斉に発射する。

 どこまでも機械的に、ただのパターン。横方向に跳躍して回避行動。スラスターの片側が光を噴き出して、火線と機体の距離を開ける。

 

「掴まってろ! 出来るだけ真ん中ら辺な!!」

「…………!」

 

 返答は声でなく首に回された腕だった。持ちにくさは相変わらず。でも照準のセンターと勘のセンターは重なった。さっきよか全体的にずっとマシ。

 すっげーどうでもいいんだけど。人間をこんな抱え方するのは今日が生まれて初めてな訳だ。もしやこいつが持ちにくい形してるんじゃなくて俺がヘタクソなだけなんじゃなかろーか。

 余分な思考を頭の中のゴミ箱にぶちこんで、鬼ごっこの方に意識を全部傾ける。

 場所こそ屋外からアリーナ内に変わっているが、やっている事はさっきまでとほぼ変わっていない。向こうが撃って、こっちは避ける。

 避けてかわして飛んで跳ねて止まって走って――射撃が途切れる。相手の行動パターンは何も変わっていない。だからその隙も残っている。けれども止むのではなく、途切れるだけ。ほんの一息。一拍―。一瞬。

 十二分。

 右脚を空中に突き刺して、左脚を振りかぶる。特殊機能が使えずとも――『脚』としての機能は残っている。

 

「いってらっしゃァ――い!!」

単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)、オンライン】

 

 全力で振りぬいた鋼の脚が近接専用のブレードを一時的な弾丸に変える。輝く刀身で進路上の総てを切り裂ける刃は、当然のように目的の装甲を貫いた。

 ここまでもさっきと同じ。

 ”これから”も、さっきと同じ。

 ラファールに取り付いた黒い部分が、まるで液体のように装甲の表面を這う。黒い装甲を狙った筈の白い刃は、ラファール本来の緑の装甲のみを貫いた。

 

「相変わらず鬱陶しい真似しやがってこんちくしょうめ!」

 

 とはいえ実際にブレードはぶっ刺さっている。事実、着弾の衝撃でラファールの機体はぐわんと揺れる。盛大に揺れて――揺れながら撃ちまくりやがっ何してやがるこんちくしょう。

「うおおおあああ――い!?」

 ラファールの腕がぐねぐねと不規則に暴れ回り放題。そして直線とはいかずともそれに近かった火線が盛大に”うねる”。

 悪態の一つでも飛ばしてやりたいところだが――回避に徹する。

 止まってはいけない。完全な停止は命取りになりかねない。されども一発の被弾も文字通りの致命傷になりかねない。

 力場を蹴って方向転換、跳躍。スラスターの噴射で加速、減速。併せて回転、反転。世界が傾いたり天地逆転また戻る。今できる機動を振り絞って、火線を掻い潜るよう飛ぶ。

 

 ――攻撃は、通る。

 

 ラファールの機体に開いた穴は一つから二つに増え、各部から紫電を散らしている。動きも最初に比べればぎこちない。機械は痛みを感じないからって、物理的な損傷の影響を無効にできる訳じゃない。

 このまま攻撃を避けていれば、再び同じように相手に隙が出来る。雪片弐型は回収済み。同じ攻撃を放てば、きっと同じような結果が繰り返される。

 繰り返していけば最終的には行動不能に追い込める、はず。相手の回避は完全でない。いくら心臓部が無事だとしても、手足が動かせくなった時点で無害と同意だ、が。

 

【右脚部『雪原』、出力低下。機能維持を最優先】

 

 脚部の力場発生装置はどんどん異音が大きくなり、出力が下がっていく。背部のスラスターだって出力は通常時の半分以下だし、再び沈黙しない保証も無い。繰り返しが続けられるのなら多少は安全だし、確実だ。

 けれど長期戦が選べるほど白式に”残り時間”があるかどうか怪しい。どちらかが停止した時点で、そこまでだというのに。

 ならば短期決戦を狙うか。

 執拗に庇うということは、ラファールあの黒い部分の――『一点』にコアがある。それさえ潰せば、一撃であの野郎を黙らせられる。が、同じやり方では同じように届かない。確実を期すなら直接近付いてぶった斬りにいく必要がある。

 出来るのは恐らく一回が限度――こっちに残った全部を出し尽くすつもりでなければ届かない。外したら終わりの一発勝負になる。

 繰り返すか、勝負に出るか。

 考えなければいけない。

 早く決めなければいけない。

 決して間違えられない。

 

 しくじったら、俺の手の中に居る奴が死ぬ。

 

(重てえなクソが……!)

 この年頃の女子の平均体重なんて知りゃしないが、どれだけ高く見積もっても確実に百キロ以下。その半分以下でもおかしくない。

 加えて俺の腕は屈強な鋼の装甲で覆われていて、弱いとはいえパワーアシストの恩恵も受けている。だから人間一人の重さなんて苦でもなんでもない筈なのだ。

 けれども重い。

 こんなにも重い。

 当然かもしれない。

 

 こいつのこれから全部を、預かっているんだから。

 

 気を抜いたら震えそうだわ、冷や汗がさっきから流れっぱなしだわ、地味にかつてないほど緊張している。なにせ俺の人生でこんな経験ありゃしないのだ。似た経験もほぼ皆無。

 する必要もなかったし、何より『俺』にゃ出来なかったから。

 ああ、でもしてたやつは心当たりがある。どいつもこいつも凄かったんだな、揃いも揃ってこんなキツイことやってやがったのか。

 引っ込め。

 思い出に耽ってる暇なんかねえ。走馬灯はもっと冗談じゃねえ。

 さあどうする。どうするどうする。時間がねえ余裕がねえでも絶対にやりとげなくちゃなんね、

 

 ”ばつん”

 

 事態を認識するのにいつもよりほんの少しだけ時間がかかった。右脚から響いた鋭い音の後に、白式が踏みしめていた虚空が――本当に”何も無くなった”。

 空中でずっこけるなんて経験あるわけない。咄嗟に何も出来ず、体重を載せる場所を失った脚が思いっきり空振る。連動して俺の身体が猛烈に前方向に回転した。スラスターも伴っての動作の速度は尋常でなく。

 

 流れていく視界の中で。

 

 放り出されて、落ちていく寸前の女の子と目が合った。

 

 ▽▽▽

 

 間が悪かった、というのがきっと一番相応しい。

 

 方向転換や補助でなく、本格的な踏み込みの際に白式の脚が機能を失ったようだし。自身も機動の反動に耐えかね、ほんの少しだけ手の力を緩めていたから。

 だから彼を責める気にはならない。放り出されて落下している現状は、なるべくしてなった結果。

 体の全部が重力に引っ張られて地面に向かっている。高度は――ISを纏っているならまだしも、生身では落ちたら無事で済むには高すぎる。

 地面に落ちてもそうだが、今の状態で一発でも銃弾を受けてしまったら同じことだ。絶体絶命とは今のような状況を言うのかもしれない。

 恐怖は確かに感じているのに、妙に冷静だった。さっき久しぶりに感情を爆発させた時に、頭の中のどこかを少し振りきってしまったのかもしれない。もしくは、

 

「っざ、っけんなああああぁぁぁァァァ!!」

 

 迎えに来てくれるって、わかっていたからかもしれない。

 白式のスラスターの片方が、眩しいばかりに輝いている。崩れた体勢を立て直しきらぬまま下方向に加速。推力に無理矢理ひねられた機体と身体が、軋む音が聞こえた気がした。

 もう数秒もしないうちに、来てくれる。

 だからこのまま何もせずに待っているだけでいい。何もしなくても”すくって”くれる。そもそも何かできることがあるかというと、何も無い。本当に、何も。

 

 ――嫌だ

 

 それじゃあ、何も変わっていない気がして、嫌だった。流されるまま、という事に耐えられなかった。自己満足でも我儘でも、何もせずにいることに耐えられなかった。

 落下の最中で身体は思うように動かなくて、それでも、それでも腕だけでも伸ばす。何の意味もないってわかってる。わかってるけど!

 頭の中はとっくにグチャグチャだった。ただ、ただ伸ばしてくれた腕に、そこにある心に応えたくて。夢中でがむしゃらで必死で――腕を伸ばす。

 

「――――――あ、れ」

 

 思っていたより、少しだけ速く手が重なった。それは状況を劇的に変えるような短縮ではなかった。けれども確かに変化はあった。

 

 ”鋼”の指と、”鋼”の指が噛み合っている。

 

 生身の細い指先を、世界で一番見慣れたオレンジの装甲が覆っている。首から下げてたペンダントがほんの少しだけ、今にも消えそうな弱々しさで灯りをこぼしていた。

 でも前腕だけで、機能は何も起動していない。だから実質ただの重し。腕が物理的に延長されたから少しだけ接触が早まっただけ。奇跡とは到底呼べず、精々変化程度。

 冷たい鋼同士で触れているはずなのに、繋いだ場所が熱を持っているようで。それがひどく心強かった。

 

(………………ありがとう)

 

 口に出す余裕は無かったから、心の中だけで『相棒』に告げた。

 力任せに、重力に逆らう方向に引っ張り上げられる。腕の付け根でかすかに異音と尋常でない痛み。がまんする。

 装甲が弾丸を受け止める金属音と火花が、至近距離で炸裂する。驚く間もなく次の衝撃。止まることを前提としていない加速だったのか、地面へは着地でなく落下同然だった。

 ぐるぐると回りながら、機体は何度も地面をバウンドしながら転がる。

 直接叩きつけられていないとはいえ、猛烈な振動と回転が襲い掛かって、身体が揺さぶられる。それもがまん。

 目を閉じて、歯を食いしばって、ただじっと耐える。そうしていると、やがて少しだけ動きが緩やかになった。しっちゃかめっちゃかだった上下左右も元に戻って、上に空があって下に地面がある。

 恐る恐る眼を開くと少し向こうに黒いラファール。墜落したこちらに合わせるように着地している。さっきまでより随分距離が近い。追いつかれたのかと思ったけど、それが直ぐに違うとわかった。

 白式の腕の片方。自身が握っていない方の腕。自身を抱えていない方の腕。その先にブレードが握られている。落下して転がりながら近づいていったらしい。

 斬るつもりなのか、直接。

 やけになったのかと思わず見上げる。けれどもその横顔には予想していた諦めなんて欠片もなくて。凶暴というか獰猛というか。目を見開いて、歯をむき出して、笑みによく似た、しかし違う表情。

 その時感じた気持ちを、どう表現すればいいのか。少し迷って、やがて行き着いた。けれどもそれは当たり前のことだし、唐突だし、なにか奇妙な気もした。

 でもやっぱり他に合う表現が思いつかなくて。一度気付いてしまうとそうとしか見えず、思えない。

 

 ――この人、生きてるんだな。

 

 そんな横顔を、見ていた。

 

 

 ▽▼▽

 

 考え過ぎた。

 

 だったらもう考えない。切り替えて切り捨てる。後悔しても時計の針は巻き戻らない。反省するなら終わった後。

 まだ手の中のやつは生きている。俺も生きている。手の中に刀もある。終わってない、まだ続いている。

 だから、まだだ!

 

「行く、ぜ、ええええあああああ――――!!」

 

 墜落したこちらを追うように、降りてきた黒いラファールに向かって突撃。機械は驚かないから躊躇わない。焼き直しのように両腕の銃を放つ。

 前進を優先! 回避は二の次、ただし最低限度は続けなければいけない。辿り着くまでに戦闘不能になってはいけない。

 跳んでしまうと『雪原』無しでは避けきれない。だから可能な回避運動は左右に少しだけずれたり、かがむ程度。当然それだけでは足りない。

 右腕を前に。握った雪片弐型を前面に翳す。少女を抱えた左腕を後ろ側へ。ついでに機能停止したスラスターも前へ回しておく。

 相手に向けるのは”刃”ではなく”腹”。どうしても避けきれない銃弾が雪片弐型の刀身に何発もぶち当たる。響く金属音が悲鳴のようだ。長くは保たない――保つと思ってない。最後に振るうのは零落白夜――光の刀身。雪片弐型は実体の刃が全損していても相手を”斬れる”。

 右脚はもう何も応えない。左脚も同じく。

 虚空はもう踏みしめられない。それならば――”地面を踏む”。鋼の脚が地面を抉り取る、得られた総てを前へ向かうために費やす。スラスターを最大出力。出し惜しみはしない。辿り着けなければ意味は無いから。

 砕けた装甲が後ろに流れていく。欠けた刀身が飛来して肌を裂く。穴だらけになったスラスターがとうとう完全に破壊され、残骸と化して流れていく。身体があちこち熱い、生身の部分にも当たっているか掠っているか。それでも前へ。ただ前へ。

 実際は数秒もかかっていないのに。

 酷く長い時間、長い距離を駆けているように錯覚する。

 

(届く!)

 

 確信があった。ぼろぼろの機体と、大分悲鳴を上げてる身体、手にはなまくら三歩手前の刀。だが間合いまでもう一呼吸、っ、――!

 

 ――頭の中を、目の粗いやすりでなぞりあげたような感触がした。

 

 警鐘が頭を中から突き破るかのように。頭痛の域に達するほど強く。何を指しているかは考えるまでもなく、目の前の現実が答えを見せる。

 黒いラファールが射撃を止め、両腕に括りつけられていた銃器を一つ残さず地面に捨てる。両腕を脚のように地面に突き刺した。人型から離れた機体の表面を黒が這う。一点に集まって、飛散。胴体から生える巨大な黒い輪と化す。輪の中央、歪な機体の中心、そこに一欠片の赤い点がある。正確には光、結晶。赤い煌きが膨れ上がって、

 

「――――零落白夜ァッ!!」

単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)、オンライン――最大出力(フルパワー)

 

 解き放たれた赤い光の奔流(ビーム)を、白い光の刀身が真っ向から受け止めた。水の流れに一本の棒を置いたように。切断されて左右に分かたれたビームは標的を焼きつくす事無く、霧散していく。

 

 そして。ビームが霧散した分だけ――白式のエネルギーも消えていく。

 

(読まれてた! クッソが……!!)

 相手が無人機だという考えは変わっていない。だからこれも事前にプログラミングされた動作の一つなのだろう。発動条件は『相手から近付いてきた』辺りか。

 すこぶる今更ながら疑問が確信に変わった。今回の騒動――このラファールの襲撃は俺の応戦も織り込み済みだ。標的のISを無効化しているにも関わらずIS用のトラップ、アリーナ、そしてこのビーム。

 零落白夜はエネルギーを消滅させる能力だ。ならば実体弾が弱点かというと、そうでもない。そっちだって斬れば斬れる。

 最も厄介なのは――斬りきれない相手。零落白夜は発動に大量のエネルギーを必要とする。つまり消滅させられるエネルギーには上限がある。

 それを上回るエネルギーに真っ向からぶつかれば、当然圧し潰される。

 

「くっそ、が、ぁああああァ――――――!!」

 

 川の、いや滝の流れに逆らって進むよう。エネルギー切れを待つまでもなく、片腕だけで保持した刀が勢いに負けて流されそうになる。スラスターはまだ生きている。僅かながらも前進し続けている。

 だがエネルギーがさっきまでとは洒落にならない勢いで減っていく。両脚を地面に突き刺すように一歩、また一歩。

 もう手の届く距離まで来ている。

 

【エネルギー警告域。離脱を提案します。『零落白夜』消失まで――3】

 

 相手のコアは露出して、完全に無防備だ。

 さっきまでのような避け方は出来ないはずだ。

 

【2】

 

 届けば、もう少し、あと少しで!

 維持できなくなった刀身がじりじりとその長さを減らしてゆく。突き出す、前へ。赤い光の中核へ。

 

【1】

 

 風前の灯そのものの白い光は、それでも赤い光の中核の寸前まで辿り着いている。

 あと一歩。たった、一歩。それが――どうしようもなく、遠い。

 

「――――――――――ッ!!!」

 

 掠れきってもう声の体をなしていないない、絶叫。

 渾身なんかとっくに通り越した。前へと刃を突き出す。

 白式の装甲が光になってほどけていく。だがそれはビームに焼かれたからではなく、エネルギー切れによる強制的な実体化の解除によるもの。

 違和感がある。左腕が異様に熱い。いやその先端が異様に熱い。左手? さっき、掴み直した手しか――何故か鋼に覆われていた手。当然離していない。だから、それ以外無いはずだ。だったらこれは、何だというのか。

 

【0】

 

 その瞬間。二色の光の拮抗から『白』が完全に消えた。

 赤い光は勢いを減らすことも増やすこともなく、ただ命じられたままに放たれ続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ一夏。私生きたい。明日に、生きたい。だから、だからお願い」

 

 左腕から伝わった何かが白式を貫いて、内部を駆け抜けてゆく。

 装甲を内部から砕くほどの勢いで左腕から胴体、そして右腕を降りて握った柄へ、更に先――雪片弐型の刀身へ。

 この場にもう『白』は無い。

 

「がんばってっ!!」

 

 かわるように、新しく、別の『色』をした光の刀身が現れる。

 日本刀を象っていた雪片弐型は噴き出したエネルギーにすっぽりと覆われ、西洋の両刃剣のような形へと姿を変えている。

 光の色はオレンジ、ではなく。残留していた白の影響を受けたのか、それからほんの少しだけ薄まった――陽光のような色。

 通常の零落白夜よりもはるかに長大な刀身が、振りかかる赤い光を吹き飛ばすように切り裂く。

 最後に上げた絶叫は俺一人のものか。それとも抱えている女の子のものか。あるいは二人揃ってだったのか。よくわからなかったしどうでもよかった。

 ただ、確かなことが一つ。

 

 ”俺達”は、届いた。

 

 突き出された陽色の切っ先が赤い中核を粉砕する。あっけないほど容易く、結晶は爆散し、周囲を覆っていた黒い輪も消し飛ばす。一際強く光を放った刀身が、ほんの一瞬だけアリーナを自身の色で染め上げた。

 

 黒をおしのけて、陽色が広がる。

 まるで、夜が明けるように。

 

 

 


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