IS〈インフィニット・ストラトス〉-IaI 作:SDデバイス
ながいながい道のりの最中において。
『神様』なんて居ないのだと、わたしは知ることになる。
だから
わたしは、
▽▼▽
脅威も去ったので明日から通常通りの授業です!
とはならない。
なんせアリーナを始めとしてあちこちベコンバコンである。
校舎方面はほぼ無事とはいえ、システムとかが万全でない状態で無理に通常授業に戻す訳にもいかないのだろう。たぶん。
だからIS学園は数日間休校となった。それでもさすがに普通の休日扱いではなく、外出禁止――まあ要は自宅待機みたいなアレ。
一方の俺は、山盛りの精密検査やらで休みどころかむしろ普段より忙しい。おかしい。学園の外どころか保健室の外にすら出られな――これ軟禁って言わねーか。
検査の合間は自由は自由なのだが、することがない。携帯もISも手元にないし、面会時間も一日に三十分。やっぱこれ軟禁じゃねーか。
昼間もひたすら寝ているのに、不思議と夜には寝れて朝に目が覚める。
今日も同じように、カーテン越しの薄っすらとした陽光の気配で目を覚ました。
「む、起きたか。いい朝だな嫁よ」
俺の上にラウラが乗ってた。
全裸で。
「着ろ」
正確には眼帯を付けているから全裸ではないのか。
いや全裸だわこれ。
「着ろ!!」
混乱しすぎて同じツッコミを2回繰り返してしまった。
上のラウラを振り落とそうと体を全力で捻る。が、俺の体が一回転しただけに終わる。気が付けば、ラウラに完全に抑えつけられる体勢へと移行していた。
そうだこいつ素で強いんだった。
「マジで何してんだお前!?」
「ようやく怪我が治ったのでな。夜這い? とやらに来たのだが……い、イマイチよく判らなくてな。手間取っているうちに気が付けば朝になってしまった……」
「ヒィお前夜からずっと居たのかよ!」
やっぱり、
ラウラの接近に気付けなかったのは、試合当日の夜と今朝。これで2回目。
疑念を確信に変えないといけない。
『今』の俺は勘が異常に鋭い。察知と着弾が同時とかの無茶な状況でなければ、奇襲が成立しない。俺が気付いてなくても、反射的に体が動くくらいには異様だ。
だからラウラがどれだけ上手く気配を殺しても、触れる直前で体が勝手に動いてでも反応する。そして勝手に動いた体で俺も接近に気付く。
だがならない。ならなかった。
転校初日の最初の衝突では察知できた。試合の時もいつもどおりだった。
だが、何故か、俺の察知を
違う。
今最優先なのはこのガッチリ捕獲されてる状況からどう脱出するかだよ。ええい、関節と骨をいくつか諦めれば何とかなるか。
「組み技の訓練が足りていないのではないか?」
無理だった。
やっべえどうしよう。
「仕事を増やすな」
偶然やって来た千冬さんに、シーツでぐるぐる巻きのミノムシに縛り上げられたラウラが横の方にすとんと立て掛けられた。
面会時間が限られているのは生徒であって、教員は出入り自由である。
「身動き一つ取れん。さすがは教官だ」
「お前それでいいのか?」
何でちょっと満足げな顔になってんだこいつ。
「あの、教官。お尋ねしたいことがあります」
ミノムシのまま真顔になるのやめてほしい。
せめて解いて――だめだあの下何も着てねえじゃん。つか全裸でここまで来たのか。だったらヤバさの桁が跳ね上がるんだけど。行動が読めなさすぎて戦慄以外に道がない。
と思ったらベッドの端に丁寧に畳まれた制服が置いてあった。セーフ。
「あの試合の日に、私に起こった変化についてです」
「あー、そういえば何か途中で溶けかけてたなお前。アレ何だったんです?」
言われてみれば確かにそうだ。
丸ごと全部が正体不明な後半戦と違い、ラウラとの戦いは通常の規格での試合のはず。だというのに異常が紛れ込んでいた。しかもあれは他の異常と違い、外部からもたらされたものでない。ラウラの内側から発生している。
「あれは結果として
「ですが確かにあの時私は!」
千冬さんは答えないと答える、ラウラが食い下がる。
どうでもいいけどシステムって言っちゃってるじゃん。何かあったって言っちゃってるじゃんね。
「…………そうだな。では今からただの雑談をする。もし関わっていれば機密事項で話せないが、関わっていないのだから、ただの雑談として話すことに何も問題はない」
そこで千冬さんは一旦言葉を切る。
俺たち二人というよりは、主にラウラへと視線を向けて話し始めた。
「VTシステムは知っているな?」
何それ知らない。
超初耳。
「ヴァルキリー・トレースシステムの、事ですか。過去のモンド・グロッソの
「そう。IS条約でどの国家・組織・企業においても研究・開発・仕様すべてが禁止されている。現在はどこにも存在しないはずのシステムだ」
「違います教官! 私が言いたいのはそうではなく!」
話が難しくなってきたぞ。
こんな時に横から入ってくる解説音声が、今は聞こえてこない。あの試合の途中から、もうずっとあの音声を俺は聞いていない。
たぶんすっげーハテナ顔してたからだと思う。千冬さんがラウラから俺へ視線を移した。
「VTシステムがトレースするのは、正確には動きだけではない。機体どころか搭乗者の形状のすべてもだ。そのため発動の際には使用した機体を、トレース対象に変化させる現象――擬似的な
「あーはいはい。つまり、いったん溶けるってことですか」
「そうだ。そして変化後は強制的に指定された動きを延々と繰り返させられる。そこに搭乗者の耐久性は考慮されない。短期間の限定的な高性能の再現のために、操縦者を使い潰す事になる。故に禁止されている」
ここまでわかりやすくなれば、さすがの俺でも理解できる。
レーゲンに積んであったのはこれだ。
溶けたラウラと実際に相対した時に、俺は『逃がすか』と感じた。だから無理をしてでも追ったのだ。咄嗟にそう感じた事に、今特性を聞いて納得がいった。
あの時のラウラは別の何かに変わりかけていたのだから。
「しっかし誰か知らんが、めんどくさいタイミングでスイッチ入れてくれたもんだなー」
「違う」
俺のぼやきに、ラウラが即座に否定を入れる。
「VTシステムは単純に起動させただけでは、発動しない。システムが搭載された機体の操縦者の
「一番必要なのは『願望』だ。自分は要らない、心の底から誰かになりたいという。他人になりきるシステムだからな。自分を見失う程の
あえて条件をぼかしたラウラを切り捨てるように。
織斑千冬が事実を突きつける。
ラウラが困惑していたのは、禁止されたシステムが積んであったからではなく。それを自分が発動出来た事の方だったのだろう。
「私が、私がなりたいと思ったからですね――貴女に」
ラウラの声が震えている。
怯えているのかもしれない。
それでマジで今更気付いたけど、
「ラウラ・ボーデヴィッヒ。お前は誰だ?」
「……………………私は、」
質問として成立していない。だってまず答えを言ってしまっている。
それでも織斑千冬の問いに、ラウラは答えられない。答えられるなら、事実を突きつけられた直後でなお言い切れるだけの自己があるのなら。システムは発動していなかった。
答えられない事で、ラウラは今自分の未熟さを証明している。
他ならぬ、最も尊敬する人間に対して。
「負けた理由が、改めて理解できました。でもこれは単に私の未熟さゆえです。貴女へなりたいと思った気持ちは、憧れは……決して間違いではない、はずです。それだけは間違いにしていけない。だって、そうでなければ! 貴女が居なければ! いつか『私』になれるかもしれない、今の私はここに居ない!!」
原因の憧れを捨てないとラウラは言う。
わざわざ口にする。口にしなければ否定は絶対に返ってこないのに。だからこれは意思表示だ。仮に否定が返ってきても、それでも絶対に譲らないという。
そう出来る時点で、ラウラにはもうちゃんと自分がある。大きすぎる憧れと釣り合いが取れない、小さなものでも。あると証明できている。
問いへの、今の答えとしては十分に及第点だろうよ。
「そうか。まあ死ぬまで時間はたっぷりある、がんばれよ
「あ…………、はい! はい教官!!」
千冬ちゃんラウラに対してはデレのタイミングが完璧すぎない?
「それと。今の私は教官ではなく織斑
「は、はい織斑先生!」
丸く収まった、とはきっとこういう感じなんだろーな。
余計なこと言って空気を壊したくもないし、もうちょい黙っておこう。
「さて話は終わりだ、もう部屋に戻れボーデヴィッヒ」
「織斑先生!」
「なんだ?」
「動けません」
沈黙に場が支配された。
実はずっとミノムシだったラウラと千冬ちゃんはクソ真面目な顔で見つめ合ったままピクリともしない。
まさかとは思うけどこれ俺が空気変えないといけないの。ちょっと荷が重くねえか。
あと三秒このままだったら声をあげようと思っていたが、千冬さんが無言のままラウラを小脇に抱えてそのまま持っていった。
絵面が完全にコント。
「ああ、そうだ織斑」
何事もなく戻ってこないで欲しい。小脇に抱えられたラウラも真顔のまま微動だにしないのやめてほしい。もしかして俺もコントへの参加を求められているのか。
「伝え忘れていたことが2つある」
違った。
良かった。
「許可が出た。今日から自室に戻って構わない」
「えっマジすかやっとここから出られるんですか!」
純粋に嬉しい。
思わず両手を上げてバンザーイみたいなリアクションをしてしまったくらいには。
「それと授業の再開は明日からだ」
「 」
悲鳴のレベルが上がりすぎて声として成立しなかった。
肉体的には全快したけど、精神的には止め刺されたんですけど。
▽▼▽
「退学の手続きが終わった?」
「うん。ちょうどいい機会だって」
久しぶりの自室で、久しぶりに会ったルームメイトは居なくなると告げる。
なるほど確かにタイミングとしては悪くない。
襲撃で負傷した事にでもして、本国に呼び戻された、とかで十分いける。
それに今回はこれまでの比じゃないくらいあちこちが大騒ぎとも聞く。すこぶる上手くいけばすっぱり有耶無耶に――はさすがに無理か。無理だな。無理だわ。
「それでね一夏、ちょっと時間あるかな?」
「食堂が開くまでなら」
「そう言うと思ったから帰ってきて直ぐ切り出したんだよー。じゃあちょっと待っててね」
――見せたいものがね、あるの。
そう言って、シャルは浴室に引っ込んでしまった。
どうでもいいけどなぜ引っ込む前に入口の方のドアの鍵を念入りに確認していたのだろう。
別に他意はないが、
「白式まだ戻ってきてねえじゃん……!」
なかった。
嫌な予感はしない――脳にちらつきはない。なので生命の危険は無いと思いたい。
でもなあ浴室かあ。前に浴室から無人機がこんにちはーしてるからなあ。どうでもいいけど後で聞いた話だとあの無人機、ドロドロに溶けて水道管伝ってシャワーから出てきたらしい。ホラーかよ。
「何してるの?」
このくらいの距離から助走付ければ生身でもいけるか……? 的な検証を慎重にしていたら、浴室から出てきたシャルに声をかけられた。
「いやちょっと準備体操を……――」
振り向くと同時に言葉を止めた。
正確には、そこで止めざるをえなかった。
発言するリソースを、すっかり取られてしまったから。
「ど、どうかな?」
別にとんでもない格好をしていた訳ではない。
むしろ完全に逆方向、今までで
髪型も変わっていない。けれども髪をまとめているのは無機質な髪留めでなく、小さなリボン。
制服の上は偽装のためのパーツがすべて外され――というよりか、偽装をする機構がないただの制服。だから前面の布が、膨らみによって正当に押し上げられている。
最も変化の大きいのが下。男子用のズボンではなく、女子用のスカート。それも正規の女子用制服のものよりずっと短いタイプ。
「私、ちゃんと女の子に見える……?」
見慣れたシャルル・ルクレールではなくて。
見慣れない
「シャル、お前……」
シャルロットはそれ以上何も言わなかった。
頬を染めて微笑みながら、静かに俺の言葉を待っている。
「何で女装してんの?」
人間は驚きが一定値を超えるとバグる。
そういうふうに出来ているのだ。きっと。たぶん。おそらく。
「待て。悪かった。今のは俺が悪かった。本当悪かった。だから真顔で首を絞めに来るのはやめろ、やめてくれください怖ぁい!!」
真顔だった。
すべての感情が抜け落ちた完全なる真顔だった。
怒りの感情も無いように見えるが、見えるだけだ。圧がすごい。確実に激怒している。いやていうかもうシンプルに超怖い。鬼気迫るにも程ってものを考えて欲しい。
「……………………シャルロット・デュノアちゃんだよ。よろしくね織斑一夏くん」
「ミノムシちゃんにしか見えないですけど……」
頭以外をシーツでぐるぐるにくるまったシャルがベッドの上に転がっている。
三十分休むことなく黙々と俺の首を狙い続けていたが、ようやく少しは落ち着いたらしい。
それにしてもまたミノムシかよ。何でだよ。流行ってんのかそれ。
「ちょっと待て、お前今
それは、名乗れない筈の名だ。
この学園に来たのもその名を得るため、何より最後のつながりと縋っていたはずの名。
だというのにシャルは何でもないように名乗る。あんまりにも当たり前で、普通だったから、反応がワンテンポ遅れるくらいには。
「事態が動いたのはわかるけど、どう動いたかさっぱりわからん。説明頼んでいいやつかそれ」
「もちろん。ええと、そうだね。まずこの数日で私が学園に寄越された経緯を説明され……あ、それでゴタゴタしててお見舞い行けなかったんだ。ごめんね」
申し訳無いという気持ちがあるのならまずミノムシをやめろ。
ただ話を遮るのもアレなので黙っ――いや待てよミノムシのまま超真面目な話になるじゃねーか。やっぱ遮るべきだわ。
「今回の偽装問題――つまり『
あっ話始まっちまった。
「いや、まあ、そりゃそーっつうか。バレねえ方がおかしいからそれはおかしくねえんだけど。いやでもやっぱおかしいわ。何で途中で止めてねーんだ」
「順を追うね。まずは一年以上前に、デュノア社が
「……はァ?」
「デュノア社を掌握した『何か』がやろうとした事は、でっち上げた男性操縦者をIS学園に送り込むこと。偽装も適当だから、気付く人間も怪しむ人間も当然居た。でも
淡々と説明を続けていたけど。
何でも無いように振る舞っているけど。
それでも暗い感情が表情から滲んでいる。
いやミノムシの絵面で全部台無しになってるんだけどさ。
「終わったのは退学の手続きというより、その『処理』なんだろうね。加えて今の学園はかなり慌ただしくなっているから、『シャルル』はお役目御免ってわけ」
「なるほ…………いやちょっと待った、お前の姓が変わるのと繋がんねーぞ。あ、でも乗っ取られてたなら取引そのものが狂ってんのか? 元々受け入れる用意があったって事か? あれじゃあ何で新しい制服? んん?」
よいしょ、と。シャルが体を起こした。
ミノムシ(横)からミノムシ(縦)。
「今回の件の担当の――フランス政府の窓口から提示された私の行き先は2つ。一つはこのまま密かに帰国して、匿名の被害者と徹底して一市民に戻る道。もう一つは――シャルロット・デュノアとして学園に入り直す道」
「極端な二択だなおい……いや違うそこじゃねえな。もう一択になってんな。姓を変えるってことはお前
「無理だよ。普通はね。ただ全員グルで後で第三者に総てなすりつけて、有耶無耶にする事まですべて決まっていたとしても。主犯を引き受けたフランス自体はデュノア社の損害や面子でダメージを負ってる。だから少しは無理を通せる。『国』が推すのだから、理由付けのためにも私は大企業の娘として扱われる。合法的にデュノアを名乗ることを許される。IS学園の在籍記録も残る。肩書き、経歴――ここに残れば私には得られる物がある」
脳の処理能力が不足してきた感が凄い。
でも話は飲み込めてる。たぶん。しかしその上でどうしても解せない点が一つある。
国が、ただの個人に
「ああ、うん。言われたよ。そちらの道を選びたいなら条件があるって」
聞かずとも返答が来た。
表情か態度かは知らんが、俺の疑問は察知されたらしい。
「改めて、君に近付いて少しでも多くの情報を集めてこいってさ。今度は社じゃなくて国からの依頼になるね」
「…………………………それ俺にだけは言っちゃダメなやつじゃない?」
確かに言った。言ったよ、お前に隠し事は無理だって!
だからって初手で全部ぶちまけてくるやつがあるかバカ!!
「おま、お前それ俺が知ってたら全部吹っ飛ぶだろうが成立しねえよバカ!!!」
「あ、大丈夫大丈夫。絶対に特別に深い関係になれって話じゃないんだよ。ただ
「……いや。いやいやいや。だとしてもそれを相手に伝えてどーするつってんだ話だろうがよ! お前警戒されるとか拒絶されるとか、そっちの危険性出てくるだろーが博打じゃねえんだぞ!?」
「
嘘や悪意――まで精度はない。だが大雑把でも『危機』が察知できる時もある。だから『今』の俺はそれを前提に行動している。
腹に何か抱えている相手にはまず距離を取る。だから目的が『近くに居続ける』事なら、確かに言ってしまった方がいい。
いや違う。それでも成立しない。普通だったら成立しない。他の大多数が同じ事をしてもそうはならない。それは遠ざけない理由であって、近付ける理由にはならないからだ。
これは、すでに、いつのまにか、すっかり、俺の近くに居座ってしまったシャルロットだからこそ成立する。
「私はね、生きるよ。隠れて怯え過ごすのではなく――
いつかの問いへの答えとして、決心が語られる。
嘘偽りのないと確信できるほどに、それは心の通った言葉だった。
だが、それだけではない。
偶然か故意かはわからない。
しかしただの事実として、示し方が、言葉の選び方が。
ことごとく、ことごとく! 『今』の俺が無視できないよう、拒否できないよう、してはいけないように詰めてある!!
「私のこと、結構君に話したり見せたりしたけどさ。君も、結構私に色々見せてるんだよね」
故意だコイツ!
俺はさっきから言葉を発していない。シャルが一方的に喋っている。だというのに意思の疎通はきっとちゃんと成立している。
そのくらいには、見透かされている。
そして何より俺自身も、ここまで見透かされるだろうなと思えてしまう。気が付けば、それくらいには俺はもうこいつと知り合って、関わっている。
「ね、一夏」
未だにくるまったままだったシーツをシャルはほどく。
けれども脱ぎ捨てるのではなく、前を開くだけに留めている。
作り物の笑顔ではなく。
イタズラを企む子供みたいな、憎たらしいと感じるほどに生き生きとした笑顔で。
「
『羽化』
性懲りもなくまた生き返りました。
次に死ぬまで気がついたら増えてる感じにしたくはあるので、どうしても暇なすきま時間とかによければどうぞ。