2021年、並木芽衣子の誕生日お祝いSSです。
芽衣子と変な体質のプロデューサーの、ある秋のお話。

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「会えてよかった」

 于武陵の五言絶句“勧酒”の結びの句は“人生足別離”。井伏鱒二はこれを“さよならだけが人生だ”と意訳した。人気のあるフレーズだけれど、ぼくにとっては“人生には別れが多い”との直訳にこそ実感がある。ぼくが生きてきた二五年のうち、さよならをいいかわせた別れはきっと、一度もなかった。

「あれっ、プロデューサー、新しいペン?」

 日に日に秋が深まって、風が吹けばジャケット越しにも肌寒さをおぼえるある晴れた昼のことだ。手帳の予定を書き換えるぼくの手許へ、並木芽衣子がカンカン帽ごと首をつっこんできた。手帳を枕にして見上げてくるヘーゼルの目にぼくが頷くと、並木さんは、内ポケットにしまわれるペンを目で追いかけて、いった。

「一回くらいさ、芳乃ちゃんに探してもらわない?」

「他部署の子に頼むほどのことではないよ。一〇〇円くらいだから」

「私が見てたかぎりでも、もう一〇〇〇円は使ってると思うけどなー。ペン代だけで奥多摩まで遊びに行けるよ」

「それ、片道切符でしょ」

 彼女のいうことはわかる。探せば出てくるかもしれないのにすぐ新しいのを買ってばかりいるからだ。けれどぼくがそうするのも理由がある。失くしたものは探しても出てこないからだ。二五年ずっとそうだったからだ。

 小学生のころ、机から筆箱が落ちた。散らばった鉛筆やキャップ、消しゴムを友達も先生も一緒になって探した。落ちたときに自分で見ていた鉛筆三本とキャップ二つ、消しゴム一つは返ってきたけれど、短い定規とちびた消しゴムと、ラメいりの半透明のキャップはけっきょく出てこなかった。それからぼくは筆箱みたいな小物ばかりのものは、とにかく真ん中に置く癖がついた。

 高学年になって、ぼくはサッカー部にはいった。野球をしたかったけれど、友達からいわれたのだ。おまえがエラーしたらボールが消えちゃうから野球はやめろ。そのとおりだと思った。だから惜しい気持ちはあったものの、試合中に失くしものをしないサッカー部にはいるに、ネガティブではなかった。

 ……しかし、あるとき放ったシュートがゴールポストを大きく逸れて草むらに消えた。“やべえ”の三文字がみんなの口をついて出たのも、灰茶けたぶよぶよのボールが二度と現れなかったのも、それはしぜんなことだった。

 おかげでぼくはつねにディフェンダーにされた。前へ前へしかない小学生にとっては悲しいばかりのポジションだったけれど、それでもサッカーは辞めなかった。サッカー部に好きな子がいたからだ。隣のクラスの子で、唯一その子と関われる男女混合の部活を抜けるなんてとんでもなかった。

 やがて冬が来て、ぼくはインフルエンザにかかった。朦朧としてるあいだに家のなかでおもちゃをいくつか失くした気もするし、コップも割ったかもしれない。そこのところはあいまいだ。どうでもよくなってしまったから。……やっと快復して学校に行くと、あの子はいなかった。ぼくが寝こんでいた一週間に、遠くに引っ越してしまっていた。こんなに大勢と出会う仕事に就いたいまでも、あの面影も名前の響きもまるで沙汰がない。

 サッカーの熱を失って、代わりにボーイスカウトをはじめた。キャンプで自分のナイフを失くし、借りたナイフまで次々失くしたものだから、半年くらいでそれもやめてしまった。ロープの結びかたはやけに憶えている。本結びの簡単さと強さはなんだか好きだったし、ねじ結びはギターの弦を張るにも使うと聞くと弾ける自分を空想したし、救助や船の係留に使うもやい結びはいっそなにもかもこれで自分に結べたらなんて妄想していた。

 落とした弁当の箸。逃げた飼い猫。泥にはまって脱げた靴。解ききった数学の問題集は、地震で崩れた本に埋もれたきりだ。地面に頬ずりするほど這いつくばっても跡形もなくなったものは見つからず、自分の必死さを羞恥心が笑うようになって、斜に構えるのを覚えた高校二年のころから、ぼくはもう探すのをやめた。探そうと身を乗り出すその瞬間に、盆の窪のあたりから黒くて小さいぞろぞろしたものが、無駄だ無駄だと合唱しながらつむじへ這い上がってくる感覚もそのころから、もう一〇年来の付き合いになる。

 失せ物探しの名人・依田芳乃に頼んだらみんなまとめて見つけてくれるかもしれない。いまさら、と思う。それに、恰好悪いけれど、本当にそうなったら悔しい。

「それで、プロデューサー? 手帳にはなにを書いてたの?」

 並木さんはぼくの手から手帳を取り上げた。抵抗はしない。失くすもとだから。いや、それ以前に、見られて困ることなどない。むしろ彼女も頭にいれておくべきことばかりだ。旅行アイドル並木芽衣子のスケジュール帳なのだから。

「午後の予定があさっての九時からに移動。加えて来週木曜のインタビューもあさっての、これは午後に前倒し」

「じゃあきょうはもうフリーだ。で、さらに……来週の水曜日のが次の土曜に前倒しでロマンティックツアーズで撮影する予定が次の土曜に追い出された? うはー」

 ひとごとのように同情的な歎息だ。……そう感じたのはどうもぼくのそねみで、並木さんは喜んでいたらしかった。

「どうしよっかなー、駅のほう見に行って……そうだ、プロデューサー、七時くらいに新宿出て来られる?」

「出られるよ。デスクの仕事しかないから何時でも」

「やった。じゃあさ、久しぶりにご飯食べ行こう! 着いたら連絡するからね!!」

 “わかった”とのぼくの返事を“行ってきます!”の元気でかき消して、並木さんはJR駅の方角に消えた。……いまはまだ午後二時前。五時間強あれば彼女はきっと、それこそ奥多摩を歩き回って来ることだろう。ぼくもいったとおり、自席での頭脳労働にもどることにした。

 

 午後七時を回って、ぼくは狐につままれたような顔をして木の椅子に座っている。居酒屋の半個室、油っぽい木のテーブルにはビールのジョッキ、お通しの小鉢にクラゲの酢の物、刻み昆布と胡麻油をかけたキャベツの大皿。向かいの席には並木さんが早くも満足そうに、ジョッキを半分ほど空にしている。

「またなにか失くした?」

 いまさら失くしものくらいでぼんやりするぼくじゃない。手のひらで小さく否定した。

「並木さんこそなにかあった? 最初の約束どおりにするなんて」

「ないよ? なにか変かな」

 口約束より遅い時間に、ずっと離れた場所で落ち合うのことばかりだったから、ぼくは光が丘とか浅草、三鷹といった乗換なしで行ける範囲だといいななどと考えていた。多摩川を越えて、小田急の複雑な路線の先を少しだけ覚悟もしていた。それが、約束の七時前に電話で新宿駅近くの飲み屋を指定してきたわけで、いぶかるのが当たり前だ。

「いつも変な場所に変えちゃうのに」

「変わった場所はあっても変な場所はないんだよプロデューサーく~ん」

 並木さんはしたり顔でキャベツをバリバリと噛み砕く。屈託のない白い歯をしていて、ジョッキをぐいと持ち上げるのを見てつい数センチ腰を浮かせた。

「もう大人は二年、社会人は四年やってるんだよ」

 並木さんはわざとらしく腋を開いて胸を張る。ゴトンと力強く置いたジョッキがテーブルの油で滑って、こんどこそぼくは手を伸ばして止めた。だからといって、これあるを予期して立ちかけたとは思ってもらえなかったけれど。

「プロデューサーより一年長いんだぞー」

「失礼しました並木先輩」

「あーあ、はじめのころは意地悪もいわないやさしい青年だったのに」

 小鉢のクラゲをすぐに口にいれてしまうから、並木さんは尖らせてみせた口を一秒も維持していなかった。はじめのころは、並木さんが引っかかって呼び出してくる街もまだ、口約束の場所からそう遠くなかった。電車で一〇分くらいの範囲だった。それに、彼女との距離感を測りかねていたこともあって、なんとなくいいよ、いいよで済ませていた。

 いっとき、二〇分以上という場所にいて少し閉口したことがあった。しかもバスで。東京のバスの本数が少ないわけじゃない。それでも発達した電車網の前には頼りなくてもどかしい、工事現場の金網みたいなものだ。そこに移動疲れも重なって、そのときは文句をいう気もなくなっていたのだった。

「並木さんもだんだん遠くに行くようになったしね」

 ぼくもクラゲを味わう。口もおなじ、ゆるいカーブにして。輪切りの唐辛子が舌の縁を刺激した。

「東京にも慣れてきたからね!」

「怖いなあ」

「大丈夫、来られない場所に呼んだりしないから~」

 据え付けのタブレットを並木さんが向けてくる。鍋にはまだちょっと早いとか、手羽先のバリエーションが多いとか、ワインの銘柄が書いてあるとか。メニューの上をあちらへこちらへ二人でたっぷり迷いながら注文を決めた。手搾りレモンサワーのレモンをぜんぶ唐揚げに使おうなんて提案に乗って砂糖とアルコールの水溶液を飲む羽目になったり、けっきょくスンドゥブチゲをつついたり。少しだけいつもとちがってはじまって、すっかりいつもどおりの夕食会になった。

 

 ……再編されたスケジュールはそれ以上変わることなく週が明けた。水曜日、守りきったオフの日、早朝から並木さんは小旅行に出た。行き先を訊いても“都内”としか教えてくれない。監督責任、なんて四文字熟語は、中学生のようないたずら笑いの前にはじつに無味乾燥なものだった。お土産の話や品物を楽しみにするのが、ぼくにできることだろう。

 午後一番に雑誌社から土曜のインタビューが文字に起こされて送られてきた。内容と誤字をチェックして、強調する場所とカットする箇所の候補をピックアップする。返送を終えたぼくはコーヒーを補充しに席を立った。ビルが作る直角の山並みが夕焼けに燃えている。飲みきってからもどるか、席でちびちび飲むか。半分ほど空けたカップを揺らして思案していると、内ポケットのスマートフォンに呼ばれた。

 用件はごく短かった。次の土曜に移動させていたロマンティックツアーズでの撮影をあしたできないかというのだ。メンバーよりスタジオの都合が優先されるのかと苦く思いはするが、今回ばかりは仕方がない。屋外の撮影で、あしたは爽やかな秋晴れの予報。土曜日は、前後三日あわせて雨模様、ないしは冷たい雨の予報。難しいとは答えたものの、次の機会がわからないので、いちおう並木さんにはチャットで訊いておいた。既読マークがついて、いつもならすぐに返事が来るのだけれど、きょうはぼくが席にもどっても返事が来ていなかった。夜になっても音沙汰はなく、先方には重ねて断りのチャットを送った。

 次の日、ぼくはとてもそわそわしていた。またペンを失くしたし、落としたコーヒーのカップも中身ごと見つからなかった。室内で落とさなくてよかったと思う。そう思ったところで、落ち着けはしないけれど。

 仕事の調整を断るのをチャットなんかでよかったのか、というマナーめいたことが理由じゃない。並木さんからの返事が来ないのだ。午前中に送ったチャットに既読はつかず、ランチタイムにかけた電話にはシステム音声が返事をした。

「あら、芽衣子の……」

 声をかけられてはじめて、自分がからのコーヒーカップを口にやっていたことに気がついた。あわてて握りつぶしてくずかごに捨て、声の主にぼくはジャケットの襟を直した。

「相馬さん、おはようございます」

「おはよう。ねえ、芽衣子知らない?」

 軽い会釈と一緒に相馬さんがした質問はぼくをほんの少しだけ救い、そしてしたたかに打ちのめした。それはぼくが訊きたいことだったし、相馬さんは並木さんと近しい人物を挙げていったらまずはじめに来るひとだ。その彼女が挨拶の笑みにも翳をにじませて訊くのだから、ぼく個人に対してなにごとかが進行しているのではなく、並木さん自身になにかあったということだ。失踪の二文字を背負った黒くて小さい小虫が盆の窪から這いずり上がり、ぼくの脳みその表面を覆う。髪がざわざわ逆立ってきて、額を食い破ろうと牙を立てる。

「ね、大丈夫? 顔色すごいけど」

「あ、ああ、うん、だいじょうぶ。カフェインで血圧下がっちゃったかな」

 声の震えは自覚できていたけれど、そこまでごまかすことはできなかった。不承不承、という顔で頷く相馬さんからぼくは逃げ出した。

 失くしたものは探しても出てこない。二五年ずっとそうだった。だいじなペットも、片想いも……。諦めろ。そういう人生なんだ。脳脊髄液の代わりに脳みそと頭蓋骨の間を占める絶望の虫がささやく。

「え~? 芽衣子ちゃんの行き先って私も教わってないですよぉ。東京観光だよーって、にひひって笑っててぇ」

 スマートフォンから間中美里さんの声がする。たぶん不自然な、ぎこちない返事をして通話を切った。無意識のうちにこちらから電話をかけていたようだ。ほかの友達も聞かされていないのだろうか? たぶん二度目のこの疑問は虫たちの黒い声より、ほんのわずか大きかった。

 ぼくは電話帳を上から繰って、並木さんと少しでも親交のあるひとにおなじことを訊いて回った。それでわかったのは、ほんとうにだれにも具体的な行き先を並木さんはいわなかったということだけだった。

「なんだか、珍しいですね」

「うん……。捜したくなったんだ」

 だれからだったか憶えていないけれど、電話を切る前にそんな会話をした。ぼくの返事はあまりに羞恥心が勝っていて聞こえたんだと思う。声を整える息遣いがして、

「頼もしいです」

 そう微笑んで切れた。プツリという濁った電子音。空調の音だけの居室。そこにぼくはもう一つの音を聞いた。ぼくを冷笑する羞恥心の、血の気を失って倒れる音だ。六人めの渡辺さん、電話帳の最後の一人との通話を切って、ぼくはパソコンから地図を印刷した。東京の地図だ。それまで並木さんが行った場所――ぼくが知っているのは土産話と口約束をたがえて呼ばれた場所――を書きこむ。並木さんの友達にも電話をかけなおして、地図を蛍光ピンクに塗りたくった。

 まだ彼女が行っていない場所に、いまは行っているはずだ。奥多摩は意外なほど網羅されている。雲取山まで登っていた。二三区はほとんど踏破済み。埋立地はともかく。市もあらかたが歩かれていて、そのなかで一つ、まるごと白い市があった。武蔵村山市だ。二〇二一年現在電車が通っていないせいだろうか、まだ並木さんは行っていなかったのだ。

「ここだあ!」

 ぼくは快哉を叫んだ。ひかがみで椅子を打って立ち上がる、その腰がなにか黒いもやに捕まった。こんな範囲を探すのか? 手がかりもない。もうだれも出歩いてないぞ。諦めろ、ずっとそうしてきたじゃないか。死に損ないの羞恥心が陰気の虫に助け起こされて、背骨を這い上がってくる。後頭部の内側を登って額にひしめくそいつらを、ぼくは平手で潰した。捜すんだ!

 蛍光ピンクに染まった地図を掴んで飛び出した街はもう夜だった。午後八時前。ビルの隙間に光る木星が見える。ぼくは走った。新宿駅南口の目印、甲州街道をまたぐショッピングモールの渡り廊下はまだ銀灰色の糸の細さだ。いじけ虫の死骸が足にまとわりついて転ぶ。手の甲で顎を拭って走る。そんなのは一〇年若くないと似合わないだろう。野次る残党の声をうしろ足に蹴飛ばす。渡り廊下のガラスの向こうで月がレモンの形をしている。もどかしく待った青信号に前のめりになったぼくは、足の爪が取れそうなくらい強く地面を踏んで固まった。

「プロデューサー!」

 対岸から驚く声が小走りにかけてきた。その言葉よりも声がぼくの動きを止めた。並木さんだ。自分の認識を自分で疑う。本当に? 本当だ。その繰り返し。

「ちょっと大丈夫!? 危ないから端っこ行こ」

両腕に荷物を抱えた並木さんのあとについて、ぼくは道を引き返した。店と店の間に荷物を落ち着けた並木さんが噴き出し、すぐまじめな顔になった。

「大丈夫じゃないね」

 並木さんの下がった眉を見上げた。気づいていなかったけれど、ぼくは膝で歩いていた。本物か? 夢なのか? 言葉の代わりに腕を伸ばして、空色のジャケットを掴んだ。たしかな感触をもってそこにいる、並木さんは、目尻をかいた。

「ごめんね、返事に写真つけようとしたら手が滑って海に落っことしちゃって」

 海? 声にはならなかったけれど、並木さんは返事をした。……ように見えた。

「電話番号憶えてれば連絡できたんだけど、いやあ、失敗失敗」

 話についていけていないぼくの顔を、並木さんは責めているように受け取ったらしかった。拝むようにして膝を曲げる。

「予定切り上げて帰らなきゃって思ったんだけど、いちばん早くてきょうの一一時四五分の船しかなくてね」

「ふ……ね?」

 やっと出せた声でひどく間抜けなことをいった気がする。心配したとか、無事でよかったとか、いうべきことはもっとほかにあるのに。

「竹芝に着いたのがさっきだよ、七時くらい。やー、さすがの芽衣子さんでもあれはもどかしかったね~……」

「えっ、ど、どこに行ってたの……?」

新島(にいじま)

「……」

 やっと飲みこんだ事態が胃のなかで爆発した。並木さんがまた眉を下げる。ぼくの放心した顔は、たぶん恨みがましく見えるのだ。

「ごめんってば。でも東京なんだよ新島って」

 素朴な顔だけの彫像を並木さんは取り出した。モヤイ像。渋谷の待ち合わせスポットで有名なこれは、伊豆の新島がオリジナルだという。

「力を合わせるって意味なんだって。だからね、はい」

「あ、ありがとう」

 もやいとは力を合わせること。もう一つぼくは知っている。もやいとは繋ぎ留めること。手渡されたモヤイ像をぼくは両手で握った。その上から、並木さんの手が重なる。

「これからもよろしくねっ」

 並木さんは笑った。秋の夜を真夏の真昼にするように。ぼくが見たのは時間にしたら一秒に満たなかった。すぐに滲んで顔を伏せてしまったから。ぼくは自分の口と喉が動くのがわかったけれど、なにを発したのかわからない。それでもいい。一瞬見た眩しい笑顔を憶えているためにはそれくらいかまわなかった。

「ねえ、ひょっとして私のこと、探してた?」

 ……並木さんもやっと、ぼくの状況をわかってくれたらしかった。

 

 

 

(了)




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