インフィニット・ストラトス クレイジージーニアス   作:グラン工房

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ま、間に合った…今月中に最新話を書きたかったので、無事に達成できました。そして私のR-18小説の累計UAが9,000以上もあった事に驚いて本当に自分の作品なのかと疑っていました(汗)高評価・お気に入り登録・感想を下さった皆様、ありがとうございました。また機会を見つけたら別シリーズで投稿しますね。さて、今回のストーリーで原作1巻分が終了しますが物語はまだ終わりませんので、ご安心下さい。

今回は下ネタやらパロネタ等やりたい事をやりました、読んで笑って頂けると嬉しく思います。


第9話【学園最強は残念すぎる】

◆

俺の部屋に勝手に侵入してた目の前の痴女に俺はチェンジと言った途端、痴女は予想外の反応だったのかキャラ作りを辞めた口調で話し出す。

 

「チェンジって何でよ!?年頃の男の子だったら、お前って言う筈じゃないの!」

 

「俺は学園にデ◯ヘル嬢呼んだ覚えはないで。ホテル間違えたんなら案内しよか?」

 

「デ◯ヘル嬢じゃないし!この学園の生徒よ私は!」

 

と激しく抗議する痴女は慌てて答える自分にハッとなったのか軽く咳払いをして扇子を開いて『自己紹介!』と達筆で書かれた中身を見せる。…ってその扇子どんな仕組みになっとんねん。

 

「自己紹介するわアラン君、私の名前は更識楯無。ここIS学園で生徒会長を務める者よ」

 

痴女改め、楯無と名乗った人物に俺は心当たりがあった。確か十蔵はんが日本にいる暗部の中でも対暗部として日本の抑止力になってる政府お抱えの組織がいてるって言うとったな。俺はこの痴女を見ていると『私が魅力的だからってジロジロ見ちゃダ・メ・よ』とウインクを交えて言ってきたからちょいと悪戯をする事にした。

 

「ここの生徒会長さんやったんか、そうとも知らずにすんませんなぁ。そんな俺からチョイと質問あんねんけど答えてもらってええですか?」

 

「ええ、構わないわよ。お姉さんが何でも答えてあげちゃうわ」

 

「ほな聞きますね。オムライスにあんこを乗せたらなんて言います?」

 

「オムライスにあんこ?随分と悪い組み合わせね、えーと…オムアンコかしら?」

 

「ほな、それを連続で言うてもらえますか」

 

「分かったわ。オムアンコ、オムアンコ、オムアンコ……」

 

「ムとアをゆっくり言ってもらえますか?」

 

「オムアンコ、オム、アンコ…オムァ………」

 

すると楯無は俺の質問の意図に気付いたのか顔を真っ赤にして俺を見てくると恥ずかしさのあまり口にするのを止めた。

 

「ちょ、な、何てこと言わせようとしてるのよ貴方は!!」

 

「はて?何のことですかいな?俺はただオムライスとあんこを混ぜると何が出来るか聞いただけですけどぉ」

 

フン!たかがこれくらいの下ネタで顔を赤くしてるようじゃまだまだやのぅ。俺の問いにまだ慌てふためく楯無やったがすぐに俺への本題に戻り一声掛けた。

 

「冗談はこの辺にして…さて、改めて貴方にお願いがあって来ました。アラン君、貴方を我が生徒会に勧誘したいです。是非とも入って貰えないかしら?」

 

楯無は真摯な姿勢でさっきまでのやり取りとは打って変わった様子で俺に呼び掛けるが……

 

「えっ、やだ」

 

「あっ、オッケーね!じゃあ改めてよろしくねアラン君」

 

それに対して俺は拒否を示したがそれに対して楯無は折れる所か勝手に話を進めよった。待てやコラ!今俺、ヤダって言うたよな

 

「何スルーして話進めとんねん自分。ヤダって言うたやろ」

 

「私にはオッケーって聞こえたけど、ヤダってアメリカでは良いよの意味じゃないの?」

 

「勝手に話進めんなや、さっき俺が言うた下ネタへの仕返しか?そうか?そうなんやろ?」

 

「えっ、何勝手に勘違いしてんの?下ネタ?仕返し?ちょっと何言ってるか分からないわ」

 

コイツ…とことん俺の意見無視して話進める気やな。ええやろ、そっちがその気なら俺も遠慮はせえへんぞ。俺は楯無の背後に周りエプロンの紐と中に着とった水着のブラトップを剥ぎ取ろうとした。しかし…

 

パシッ!

 

楯無は俺の狙いに気付いたのか紐を解こうとした手を扇子ではたき落とした。

 

「私の裸をタダで見ようだなんてそうは行かないわよ!私の裸を見たかったら生徒会に入る事ね」

 

「そないな条件お断りや!それに俺の恋愛対象は18歳以上からでな、男の味も碌に知らん処女(おぼこ)に欲情せえへんわ」

 

「誰が処女ですって!?私は、その……こう見えて経験豊富で、男の人のアレなんて、見慣れて扱うのもお手のものよ!」

 

ほーら、すぐ顔を赤くして見栄を貼りよるわ。俺は顔を赤くしてる楯無の隙をついて、エプロンとブラトップを剥ぎ取ると楯無の上半身は生まれたままの姿になり胸を俺の前に強調させとった。

 

「キャ…キャアァァァァァァ!なんて事してくれたのよ馬鹿、変態、ドスケベ大魔王!!」

 

「俺を出し抜こうなんざ100万年早いわ!ホレ、それ返すから今日はもう帰るんやな。これ以しつこく言うようやったら学園最強のセ◯ム(千冬先生)呼んでシメてもらうで」

 

俺のその言葉に楯無はビクッと身体を震わせて動きを止めると、エプロンとブラトップを受け取りすぐさま付け直した。今の様子を見て千冬先生にシゴかれてたのが容易に想像つくわな。

 

「兎に角、私は貴方を勧誘する事を諦めませんからね!気が変わったらいつでも生徒会室まで足を運んでね。私はいつでも大歓迎よ」

 

「ええから早よ帰りや。そろそろ寮内を教師陣が巡回しよる頃やで」

 

「その前に…あの…脱衣所使わせてもらっていい?流石の私もこのまま自分の部屋に戻るのはちょっと……」

 

とこのようにある程度の羞恥心を持っとる楯無は顔を赤くして俺に嘆願してきおったワケやが…全くこの残念会長は…俺は見栄っ張りな学園最強こと楯無の言葉に室内にある脱衣所を貸して着替えて来るよう伝えると扇子を開き、【感謝!】と書かれた中身を開いて一目散と脱衣所に入って着替えるとそのまま何事も無かったかのように自分の寮へと戻って行った。

しかし、生徒会が俺に目をつけて来たのは予想外やったな…断ろうにもアイツの性格上無視はせんやろし、どないしよか……

 

◆

翌日 生徒会室前

授業を終えた放課後、生徒会室へ足を運んだ俺は引き戸を開けて中に入ると……

 

「あっ、スミっち〜〜さっきぶり〜〜」

 

と顔馴染みのクラスメイトがおったからや。

 

「あれ?ホンちゃんここで何してんねん。まさか自分、生徒会の人間やったんか?」

 

「そうだよ〜〜」

 

「本音、お客様の前よ。失礼でしょ」

 

「は〜い、お姉ちゃん」

 

俺の目の前には同じクラスメイトであるホンちゃんこと布仏本音と3年生と思われる眼鏡を掛けて長い髪を三つ編みに纏めた少女が俺を出迎えた。

 

「申し遅れました。私、3年の布仏虚です。いつも妹がお世話になってます」

 

「成る程、ホンちゃんのお姉さんやったんですか。会えて光栄ですわ」

 

「お姉ちゃん気をつけなよ〜スミっちはああやって他の子達をパックンちょするんだよ〜〜」

 

「本音、失礼でしょ。申し訳ありません、妹に代わって私が謝罪します」

 

「ああ、ええですよ。妹さんの言うてる事は大半当たってますから」

 

俺はホンちゃんの言葉を全否定する事なく、肯定して答える。虚ちゃんは俺の言葉に一瞬ポカンとしとったが直ぐに冷静さを戻して来客用のソファへ案内した。

 

「お嬢…いえ、会長でしたら直ぐに来られますのでしばらくお待ちください」

 

俺はそのままソファに腰掛けてるとお盆を持ったホンちゃんが『茶菓子だよー、私のオススメ〜』と言ってショートケーキと紅茶を出したのでそのままいただく事にした。

それから数分後……

 

「アラン君が来たってホント虚ちゃん!?」

 

「ええ。ですので一旦落ち着かれてくださいお嬢様、いえ会長」

 

お嬢様?どういうこっちゃ?と俺は虚ちゃんが楯無に言うた言葉が気になってるとホンちゃんが耳打ちで『私達の家は代々更識家に仕えてる一族で幼馴染みなんだ』との事やった。成る程、そう言うことかいな。俺とヴェリルみたいな関係ってことやな。と解決した所で楯無は向かい側のソファに腰掛けて話し出す。

 

「ここに来たって事は私の勧誘に応じてくれると捉えて良いのかしら?」

 

「ああ、アンタの勧誘に応じたってもええが俺は生徒会に正式に入るつもりはないで。あくまで俺はアドバイザーとして所属するっちゅう考えや」

 

「本当は入って欲しかったけど、まあ良いでしょう!生徒会アドバイザーとしてアラン君を歓迎します」

 

楯無は扇子を開いて『歓迎!』と書かれた中身を開くと俺はそのまま話を進める。

 

「アドバイザーとして生徒会に入った代わりに俺から条件があんねん。それを受け入れてもらえるか?」

 

「条件ですって?ハッ!?まさかこの私を……」

 

楯無は両腕で自分の身体を隠すと顔を赤く染めて俺へ視線をチラチラ向けとった。まったく何勘違いしとんねんコイツは……

 

「早とちりすんなアホ。俺からの条件は1つ、一夏ちゃん達専用機持ち達の指導役として特訓に顔出してもらえるか?」

 

「織斑君達の?構わないけど理由を聞いても良いかしら」

 

「あいつ等、この前のクラス対抗戦でセイレーンって奴にズタボロにやられてもうたからなぁ。この先もあれレベルの連中を差し向けて来よる可能性もあるからそれに備えて強なってもらわんと困んねん」

 

「ふーん、貴方なりに考えてるって訳ね。良いわよ!可愛い後輩の頼みを聞くのもお姉さんの役目だからね」

 

俺は楯無に一夏ちゃん達の指導を頼んだ理由を述べると楯無は扇子を開いて『承知!』と書かれた中身を開けた。

 

「ほな、用件は済んだから俺は帰らせてもらうわ。今から部屋に戻って男のソロ活動せなあかんからな」

 

「ソロ活動?バンドでもやってるの?そんな事より私から質問があるけど良いかしら?」

 

俺はしょうもない理由で生徒会室を出ようとした時、楯無が俺を呼び止めて質問して来た。

しかもその質問は意外な質問やった。

 

「貴方、いつまでマヌケなフリをしてるの?」

 

楯無の言葉に俺はピクっと反応すると楯無はそのまま話を続ける。

 

「あら、その反応は意外だったようね。私も更識の当主として今まで色んな人間を見て来たからある程度の観察力は持ち合わせてるわよ」

 

「ほう、残念キャラかと思っとったら人を見る目があるやないか」

 

「話を続けようか、本音から貴方の行動を逐一報告を受けていたの。そして今まで起きた事件を解決する様子を調べると普段の貴方と一致しない事が分かったから何か裏があると見たけど…貴方、一体何者なの?」

 

楯無は冷たい声で俺へ軽い殺気を放つと、扇子もとい鉄扇を開いて投擲する構えを見せる。どうやら軽い脅しをかけて俺がボロを出すように仕向けとるようや…俺は楯無の問いにこう答える事にした。

 

「俺が何者かて?そないなもん決まっとるやないか!俺は……アラン・スミスやぞ!世界で最も尊いNo. 1でオンリーワンな俺やで。そんな俺が嘘偽りを見せる訳ないやろ。どうしても俺を知りたいなら、俺への親愛値を高めやんと答えられんなぁ」

 

俺の問いに楯無は身体を震わせて……

 

「プッ、アハハハ!何よそれ、軽く脅しをかけた私が馬鹿みたいじゃない。ハハハ、良いわ。その挑発乗ったわ、貴方の正体絶対見抜いてあげる」

 

なんと笑いながら答えて、俺の正体を見抜こうと監視する事になったわ。この様子に虚ちゃんとホンちゃんもポカーンとしとったが直ぐにハッとなって戻って来た。こうして俺は楯無の条件を呑んで生徒会アドバイザーとして仮登録する事になった。

 

◆

一夏が病棟から退院してから3日経った頃……

放課後、俺・箒・セシリア・鈴はアランに第一アリーナに来るようレインで連絡を貰うと、そこに待っていたのは……

 

「よくぞ参られた!鬼◯隊候補の諸君!!」

 

天狗の仮面を被って湯呑み柄が入った法被を着たアランが待っていた。

 

「あんた、何その格好は?どう見ても鬼◯のアレよね?鱗◯のカッコよね?」

 

「鱗◯?誰じゃ其奴は?今お前達の目の前にいる儂は…茶柱、スミス滝アラン寺である!!」

 

「どう見ても鱗◯のパクリじゃない!」

 

と鈴がツッコミを入れるがアランは頑に自分はスミス滝であると言い張っていた。

 

「で?お前は私達を呼び寄せて何がしたいのだ?」

 

「そうですわ、わたくし達をお呼びした理由を教えてくださいな」

 

箒とセシリアが目の前のスミス滝、いやめんどくさいな…改めてアランにアリーナへ呼んだ理由を尋ねる。

 

「儂がお前達を呼んだのは他でもない。お前達を今以上に強くするためじゃ」

 

「俺達を…」

 

「強く…」

 

アランの言葉に俺と鈴は一言呟く。そうだ、俺達はこの前のクラス対抗戦でセイレーンに手も足も出ずボロ負けした。その時の事を思い出して俺は掌をグッと握り締めていると箒やセシリアも自分の力不足を思い出していた。

 

「確かにお前達は弱い…じゃが、これから強くなれば良い!その為に儂からお前達へ特訓を担うトレーナーを用意して来た。来るが良い!!」

 

アランは一言告げると突然何処からかスモークが発生して人影が姿を現す。スモークが晴れてモヤッとしたシルエットが晴れるとそこにいたのは…水色の髪に某水柱のコスプレをした人物だった。

 

「茶の呼吸…一の型、爽◯美茶!」

 

シーーーン………

 

しかも手にした模造刀で某水柱の技を真似ていた。俺達はあまりにも意味が分からない光景に頭の処理が追いつけずにいると…

 

「ちょっと、全然受けてないじゃない!どうしてくれるのよこの空気!アラン君の馬鹿!」

 

「儂はアラン君ではない!茶柱、スミス滝アラン寺であるぞ。現茶柱、更岡楯勇よ」

 

「義◯ファンに叩かれるじゃない!もう、あの子達『なんだコイツは?』って目で見てるじゃないの」

 

と上級生らしき女生徒がアランと口論しているとアランは話を戻すのであった。

 

「オホン。紹介しよう…ってこの仮面蒸れるからもうええわ!外そ、外そ。ほな改めて紹介するわな、この義◯コスをした頭のおかしいパイセンは…」

 

「誰が頭のおかしいパイセンですって!私が自分で言うから貴方は黙ってて。自己紹介するわね、私の名前は更識楯無。ここIS学園で生徒会長を務めてる現役のロシア国家代表よ、よろしくね皆」

 

と義◯さん改め、楯無さんは俺達に自己紹介をした。それにしてもそんな人が何で俺達に手を貸してくれるんだ?と疑問を抱いているとアランが答え出す。

 

「楯無パイセンはさっき言うたようにロシアの国家代表として専用機も持っとる実力者や。お前等専用機持ちのトレーナーとして打ってつけやと思うてな、俺がスカウトしたってわけや」

 

「嘘おっしゃい!ホントは私がアラン君を骨抜きにしたのが正解よ」

 

「はあ〜?何抜かしとんねん自分、軽い下ネタで慌てふためく処女がデカい口叩くなや」

 

「誰が処女ですって!?私がその気になれば、男の人のアレなんてちょちょいのちょいですー!!」

 

「ほな、俺のポ◯チオごろしの相手になってもらおか?今から出すから待っとれよ」

 

とアランがズボンのチャックに手をかけようとした時……

 

「「「やめんか(おやめなさい)、この変態がァァァ!!」」」

 

「ファーーーーーーー!!!」

 

箒が生身によるアッパー、セシリアと鈴が部分展開した利き腕で殴り飛ばすとアランはそのまま勢い良く飛んで行き夕陽に向かって飛んで行くのだった。って俺は何を見せられているんだ?その後、俺達は楯無さんの指導で特訓を受ける事になったが……メチャクチャハード過ぎて部屋に戻った頃には意識を失っていた。

こうしてIS学園での学生生活も慣れて来た俺は新たな障害に備えて力を蓄える事になった。きっと乗り越えられる筈だ、俺にはこの学園で出会った仲間がいるからな!

 




【次回予告】

相川清香です!
鷹月静寐です。
布仏本音だよ〜

私達3人揃って…ITN3人娘で〜す!

って何この予告の台本は?
なんでも作者がノリで考えた内容らしいよ〜
そうなんだ…それよりも予告、予告!

原作1巻分も終わって2巻分に入る前に幕間をお届けします。
今回は私達3人の視点でIS学園での日常をお送りしますので……
見ないと損しちゃうよ〜〜

次回、幕間【IS学園の日常】

次回は特別なサービス、サービス♪
それ、わかる人いるかな〜?
お、お楽しみに!
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