ありがとうございます。
やぁ!最近ダンジョンで稼ぎを出しつつ、
あれからなんだかんだ、一ヶ月経ち俺も5階層より下に潜れるようになったのである。ん、いきなりすぎるって?そんなに俺が雑魚を蹂躙してるだけの話が聞きたいか?
何かあったとするならどうでもいい事だけど、たびたび【ソーマ・ファミリア】にダンジョンで襲撃されるくらいだ。
最近は、以前考えていた【☆キラーアントで簡易
問題はベッドやシーツなのだ。
結論から言おうと虫やネズミの住処になっていた...。元が根っからの日本人なのでこの世界に来てから多少は耐性が付いたといえども、キモい!マジキモい!
この世界に来てから、初めて絶叫したかもしれない...。
ミノタウロスにも、絶叫しなかった俺を驚かせるとはやるな虫!
ベッドやシーツは新しく買い直しをするとして...。問題は金である。俺が一年かけて貯めた金はもう無い。
ダンジョン探索は二日行って一日休むと言うローテーションでダンジョン探索しているのだが、冒険者という職業柄準備に金を掛ける。
ポーションや投げナイフなどの消耗品、装備の手入れなどももちろんあるのだが...。
俺たちの場合何より呑み代である!いやマジで!呑み代がいつもバカにならない!
俺もトールもよく酒を呑む!毎晩毎晩酒場で呑むだけじゃ無くて宿で呑む酒なども買うので、少しずつ貯金をしてはいるのだがあまり貯まらないのである。トールのバイト代なんて《豊穣の女主人》で一回飯を食えば無くなる。
てゆうか足りない。
「トールよ、家具を買いたくても金がないぞ。」
「燕が酒ばっかり呑んでいるからだろ!」
「いや、お前も人の金で酒飲んでんじゃねーか‼︎」
「私をヘスティアみたいなプー太郎と一緒にするな!」
「たびたび出てくるな!ヘスティア様!一体どんな神なんだよ!」
確か、俺が知ってる限りだと竈の神で自分は家庭の竈の火を守れればそれでいいと言う神各者のイメージなのだが?後は、確か処女神だったな。
「ヘスティアは下界に来てから、ヘファイ「コンコン」!誰だ?」
ヘファイストス様がなんだよ!そこで止めるなよ、すげー気になる!それにしても客か?うちの
そんな事を考えてると、もう一度扉を叩く音がしたので俺は「はいはーい」まるでサザエさんの如く扉に駆け寄り扉を開けた。
そこには、黒髪ショートに碧眼の幼女いや
俺の身長が150くらいだから110センチくらいか?
「えっと、うちに何か用ですか?」
「はい、初めまして、貴方が【燕・サカミチ】さんですね。私は【ノラ・ゾーナ】と申します。ヘファイストス様から貴方の事をお聞きして、お会いしたいと思いうかがいました。」
そう淡々と自己紹介をした。
ノラ・ゾーナだって、それって俺の槍を作った奴じゃないか!まさか、向こうから接触してくるとは...。
「あの...。」
「あぁ、すいません。とりあえず、ここではなんだし散らかってますけどどうぞ。」
俺はノラ・ゾーナを酒場のソファに座ってもらった。
「燕誰だそいつ?客か?」
「あぁ、俺の槍を作った。ノラ・ゾーナさんだ。トール来客用のお茶ってあったっけ?」
「えっと、そっちの棚に確か緑茶があったぜ。」
俺はお茶を入れに酒場のキッチンに向かって、お湯を沸かした。
「それで、お前はノラ・ゾーナだったな!私はトール・ファミリアの主神のトールだ!よろしく!」
「ご挨拶が遅くなってすいませんトール様。初めまして、ヘファイストス・ファミリア所属の鍛治師ノラ・ゾーナです。」
「敬語や様ならいらないぜ。気軽に接してくれ。」
「いえ、この喋り方は癖みたいな物なので気にしないでください。」
「話は、聞いてるぜ。どうやら面白い物ばっか作ってるんだってな。」
「面白いものですか...。」
「あぁ、何でも変人だとか。」
そこにお茶を持って、俺が戻っきた。
「おいトール!俺の客に失礼をするんじゃねーよ。」
そう言って、すんごく弱〜くこずく。
「いって、おい燕主神を殴るとは、どうゆう了見だ!」
「だから、手加減しただろ。」
「当たり前だ!燕に本気で殴られたら、私は強制送還になるぞ!」
そんな、光景を見て少し驚いているノラに緑茶を出す。
「緑茶だ。」
「緑茶ですか、このオラリオでは珍しいですね。」
「俺は極東の出身だからな、紅茶やコーヒーも嫌いじゃ無いが舌に慣れた緑茶が一番だ。」
「やっぱり、極東の出身なのですね。名前を聞いてそんな気がしていたのですが。」
世間話はもう充分だろ、そろそろ本題でも聞くとするか。ある程度察しはつくがな。
「それで、ノラさんが俺に何のようで?」
「呼び捨てで構いませんよ。私は燕さんと呼ばして頂きますが。要件はお聞きしたい事とお願いがあって来ました。」
やっぱりかでもお願いってなんだ?
「聞きたいこと、とお願い?答えられるかはわからないが聞くだけ聞くぞ。」
「ありがとうございます。まず、お聞きしたい事なんですが単刀直入に聞くとなぜ私の武器を買ってくれたのですか?」
「ノラの槍を買った理由?」
「はい、私の噂はご存知でしょう。」
「あぁ、槍を買うときに店主のおっさんが使えない物を作る変人って聞いたな。」
「おい、燕お前私に失礼するなとか言っておいて、お前だって十分失礼じゃねーか。」
「いえ、構いませんよ。事実ですから...。」
そう言った、ノラは少ししょんぼりしたように見えた。表情は全く変わらないのだが、
「俺がこの槍を買った理由ね〜...。安かったてのもあるのだが、一番はコイツの重さと強度だな。」
「重さと強度ですか......失礼ですが、貴方は冒険者になって一ヶ月の新人だと聞いています。ましてや私の槍を買ったのは、
「ん?あぁ、そうだぞ。なんならバベルの店主のおっさんに聞いて貰ってもいいぜ。」
「そうですが、だとすると貴方が私の槍を持てるはずが無いんですよ。」
ん?どうゆう事だ?確かにこの槍は重いが持てないほどじゃないだろ?
「トール様は、この槍を持った事はありますか?」
「私か?そういえば無いな、まぁ理由もないからな。」
そう言って、トールは槍を持ち上げようとして......持ち上がらなかった。
「なんだこの槍!全然持ち上がらないぞ!ンググググー!!!!!」
「そんな事あるか、確かにこの槍は重いが60キロくらいだろそんなになるか?」
そう言いながら、俺は槍を持ち上げた!
「やっぱり、持ち上げられるんですね。」
「どうゆう意味だ?」
「他人のステータスを詮索するのはご法度です。だから私から開示させてもらいます。私には【
「随分、カッコいいスキル名だな。燕とは大違いだぜ!」
トールのその一言に俺は「ほっとけ」と言ったが確かにカッコいいな。俺のスキルなんて【大酒呑み】や【
「それで、そのスキルがなんなんだ?てゆうか言ってもいいのかよ?」
「構いません、ここからが本題なので私の
「制限?つまり、その制限のせいでトールは槍を持ち上げられなかったのか?」
「はい、そうです。ただし、制限がかかるのはその武器を作った時の私のレベル以下の冒険者だけなので、私よりレベルが高ければ何の問題無く使えます。」
「ちなみにその槍にはアビリティ《力》がBなければ扱う事ができないと言う物です。なのに、貴方はそれを初心者の段階で扱ったと聞きます...。それについては詮索をしませんが、私は貴方に興味が出たとだけ言っておきます。」
「そりゃ、光栄だな。ところでなんで制限をかけるんだ?」
「それは、かけた制限に対しての効果を付与するからです。」
はい?効果を付与?そんな事を実感した事ないぞ?この槍にどんな効果がかかってたんだ?
「燕、ノラは嘘をついて無いぜ。神の前では嘘はつけないからな。」
「いや、元から嘘だとは思ってないけど、この槍には何効果があったんだ?」
「その槍には《力》がB以上である事を制限に《力》の成長を上昇させるという効果が付与されています。用は成長促進です。」
ノラのその言葉に俺とトールは固まった・・・。
「あの...。」
数秒の沈黙の後にノラが声をかけて来た。それと同時に俺とトールは意識が覚醒した。
「そうか、燕の《力》だけがぶっ飛んで高いのはこの槍のおかげだったのか...。」
「マジかよ、全部俺のスキルのせいだと思ってた...。」
だが、分からんな。なんで制限がかかると言えどもそんなぶっ飛びスキルを持っている。ノラが蔑称なんかつけられるくらいになってんだ?
「なぁ、ノラ。一つ聞いていいか?」
「何ですか、トール様」
「いやな、そんな凄いスキルを持ってるのに何で【使えない武器ばかり作る能面ちび】って呼ばれているんだ?そのスキルの事を言わずともステータス向上を売り文句にしたら、飛ぶように売れたんじゃ無いのか?」
トールが正しく俺が思っていた、疑問をノラに投げかけた。
「それは、私は自分のスキルだけを目当てで近寄られるのが嫌だったからです。それに売れる武器が作りたい訳じゃ無いんです、命を預けてくれる武器を作りたいんです。」
「でもよ、私にはわからねぇけど、鍛治師って物は売れるもん作ってなんぼだろ?それでも、いや、使えない物を作ってる何てバカにされても理解されなくとも自分を貫き通すのか?」
「はい!たとえいつまでもバカにされてでも、私は!」
「もう、いいぜ。」
「!すいません、急に大きな声を出して。」
トールの静止にノラはやってしまったとばかりに肩をすくめた。
「ノラ!お前は間違いなく変人だ!」
「はい...。」
「だが、面白いな!」
「!それってどうゆう...。」
「ん?言葉のままだぜ、ヘファイストスが羨ましいぜ!お前みたいな面白い奴が眷属なんて。うちには燕しか居ないからな、いつも、いい子は大手に持っていかれる。」
トールがノラを下げてから上げた為、能面みたいだった彼女の顔が今は人間味を帯びている。
「ノラさ、ヘファイストスの所が嫌になったらいつでも言えよ!うちへの
「え、あ、はい...。」
こりゃ、一旦落ち着いた方がいいな。そう思いお茶を入れ直す。
数分後、お茶を入れ直して戻ってくるとトールがノラを勧誘をしていた。
「トール、無理な勧誘はするなよ。ほら、新しいお茶だ。これでも飲んで落ち着けノラもだ。」
「うぐ、確かに無理勧誘は私の主義に反する...。ズズズ、ふぅ。落ち着いた。」
「ありがとうございます...。お恥ずかしい所をお見せしました。」
トールは少しむすっとしていて、ノラは少し頬が赤いコイツ能面なんて呼ばれている割には結構わかりやすいぞ。
「それで、もう一つお願いってのはなんなんだ?」
「え、あぁ、はい、ゴホン、そのですね虫のいい話なんですけど、私を専属鍛治師にして貰えないでしょうか?」
「専属鍛治師?」
「用は、貴方の専属になって武器や防具を作らして欲しいと言う事です。」
「俺としても徳しかないし、トールも気に入ったみたいだから構わないぜ。トールもいいだろ。」
「おう!いいぞ!」
「よかった、ありがとうございます。」
「でもよ、いいのか?俺もトールもノラのスキルをしっちまったんだぜ。」
「それについては、構いませんよ。専属鍛治師になったらどのみち話すつもりでしたから。」
「そうかい、ノラがそれでいいなら俺も構わないぜ。これからよろしくな!」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。それともう一つお願いがあるのですが...。」
「なんだ?この際だから俺に出来る事なら何でも構わないぜ。」
「たまにで、いいので貴方のパーティに入れて欲しいのです。」
「パーティ?構わないが、俺は今んとこソロだぞ。」
「燕さん一人でも、大丈夫です。L v.2の発展アビリティの鍛治を手に入れたいので。」
「そうゆう事か、別に構わないぜ。パーティをダンジョンに潜るときはいつでもやってくれ、ダンジョン探索付き合うぜ。ちなみに今は何階層で探索してるんだ。俺は大体7階層に入り浸ってるんだけど。」
「!一ヶ月で7階層...。流石ですね私は1年半でやっと.、7階層なのに...。」
「明らかにショックを受けてるな、どうすんだよ燕。」
「いや、どうするって...。てゆうかコイツ表情はほとんど変わらないのに雰囲気が凄くわかりやすいな。」
「うぐっ、すいません。取り乱しました。」
「あ、そうそういい忘れてた。」
「何ですか?」
「俺たまに、ソーマ・ファミリアの奴に襲撃されるから。」
「え、あ、え、えええぇぇぇーー‼︎」
ノラから今日一番の絶叫が出た。「一旦、何したんですか?」と狼狽えているので、「酒場で絡まれたからボゴした。」と言ったら「契約する人間違えたかも」って頭を抱えていた。まぁ、なんだ、ガンバレ!
「さて、話は纏まったし呑みに行くか?」
俺は呑み会をいつも通り提案する。
「賛成だ!よしノラとの親睦を深める為に今から《豊穣の女主人》に乗り出そうぜ!燕の奢りで!」
「またかよ!たまには主神らしく奢るとは言えないのか?」
「燕、お前!私のなけなしのバイト代から払わせるつもりか!」
「それがどうしたってんだ!」
「なんだと」
「なんだよ」
「うぐぐぐぐー‼︎」
そんな今にも喧嘩をしそうな俺たちにノラが声をかけた。
「あのー。」
「なんだ、ノラ。」
「私、16歳までお酒は呑まないと決めているのでお酒は...。」
「16って、今幾つなんだ...。」
「はい、今年で13歳です。」
この言葉に俺は驚いた。
「俺の一個上だったんだ...。」
ついつい、そう呟いてしまった俺は悪くない...。
☆☆☆
あの後、《豊穣の女主人》で呑み会をして解散になったので、ノラはヘファイストス・ファミリアの
話が終わったら、主神から
今日あった【トール・ファミリア】の燕・サカミチと言うヒューマンの専属鍛治師になる事ができた事を、ファミリアの事務員に報告して、主神の部屋に向かって行った。
部屋の前まで行き、ノックをすると中から「どうぞ」と言う声がしたのでノラは部屋に入る。
そこには、ヘファイストス・ファミリアの主神ヘファイストスがいた。
「ヘファイストス様遅くなりましたが、報告にあがりました。」
「待ってたわ、来るのが遅いから少し心配しちゃったわ。」
ヘファイストスは一旦仕事を切り上げ、ノラに向いた。
「それで、燕・サカミチはどうだったの?」
「はい。主神のトール様同様歓迎してくれて、私を専属鍛治師にしてくれました。」
「そう、それは良かったわね。ノラあなたのスキルについても話したの?」
「はい、驚いてはいましたが、しつこく聞いてくる事はありませんでした。」
「わかったわ、その他に何かあった?」
「その......。いや何でも無いです。」
「何よ、そこまで言ったのなら全部いいなさい。」
「......はい。その、トール様から......。」
「トールから?どうしたの、端切れが悪いけど?」
「トール様から、その、勧誘を受けました...。」
それを聞いた、ヘファイストスは少し驚いた顔をした。
「え、勧誘って...まさか、
「いえ、今はそんな気ありません。」
「そう、良かったわ。今日は疲れたでしょう、今日はもう休みなさい。」
「わかりました。お休みなさい、ヘファイストス様」
「ええ、お休みなさい、ノラ。」
そう言って、ノラは一礼をしてヘファイストスの部屋を後にした。
「そう、ノラ、"今は"そんな気がないのね。」
☆☆☆
ノラと別れてから俺とトールは
「最近は、流石に成長が止まってきたな。」
「いや、そう言う事では無いと思うぜ...。」
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燕・サカミチ:Lv.1
【アビリティ】
力 :SSS:1859 > SSS :1863
耐久:S :999
器用:S :965 > S :973
敏捷:S :999
魔力:D :526 > D :532
【魔法】
【
・人差し指と中指を二本立て念じる事で使用することができる。
・発動時、術者を中心に水蒸気爆発が起き、術者の半分の大きさの分身を作る。この分身が動く又は、熱せられることで体積が膨張していき再び分身を中心に水蒸気爆発が起こる。
・爆発する回数、大きさ、威力は込める魔力によって変わる。
・【
【】
【】
【スキル】
【大酒呑み】
・大酒呑みになる。
・どんな酒をどれだけ呑んでも、テンションが上がるだけで泥酔することも中毒になる事を無い。
・酒乱になる。
・体が強くなる。
・耐性がつく。
【
・星熊盃で酒を呑むと
・酒乱時、獲得
・酒乱時、身体能力上昇。
・酒が嫌いなるとこのスキルは消滅する。
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「なぁ、お前の《力》のアビリティいつになったら止まるんだ?」
「わからん。そういや俺の槍に《力》の成長上昇がついているとは、酒の力だけじゃなかったんだな。」
「ここまで、アビリティが上がってまだランクアップができないのは、逆に凄いぜ!」
「俺は試練に恵まれないみたいだな。」
俺はステータスを見ながら、今日のノラの話を思い出していた。《力》の成長促進かそんな効果があったとは知らなかったぜ。
さて、今は【デメテル・ファミリア】のワインの気分だけど、ワインを星熊盃で呑むのはどうなんだ?
★★★
あとがきでーす。
今日はもう眠いので、短めに書きます。
この話を書いてる時になぞなぞを思いついたので、載せときます。
世界と繋がる頭の頂点の右には何がある?
以上問題文です、時間が有れば考えてみてください。
答えは次回のあとがきにでも書きますのでゆっくり考えてみてくだい。この問題書いてる時に思いついたんですけど、ナゾナゾブックとかに書いてあるんですかね?
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。
ヒロインはいると思いますか?
-
いる
-
いらない