リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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16話

夜中

(ん?重い)

身体を起こす

「・・・アリサ。」

どうやって入って来たのやら

「って、うぉ~・・・。」

そ~っと毛布を掛け直す

(あっぶね~、

 ギリギリ、うん、ギリギリ見て無い)

もぞもぞと這い出し

身体をストレッチする

(ふぅ、まさか風邪ひくとはな~)

〈しなの、

 オシオキは、何番が良い?〉

《第一声がそれですかっ!?

 400番でお願いします!!》

〈状況報告〉

《ぁ~・・・

 録画してましたので見ますか?》

〈・・・いや、いい、

 何となく覚えてるし、

 リンディ母さん、か、

 ソレもアリ、だったかもしれないな〉

《養子縁組、求めないのですか?》

〈・・・人殺しに

 “心が動かない子供は嫌だろ”〉

《・・・直接触れてないですから》

トイレから戻ると

「あ。」

「あ、起きた。」

そして、素早く後ろに振り向く

「アリサ、見て無いから、服直せ。」

薄暗い部屋だから見えてない

うん、見えてない

「ほぇ?」

《マスターアリサ?

 む、胸元が、その》

「胸元・・・ひゃぁっ!?」

あ、慌てて直してる気がする

「・・・こっち、見ても大丈夫、だよ。」

「・・・お前な、

 下手すりゃ風邪がうつるんだぞ?」

「でも・・・。」

《シンヤさん、

 マスターを攻めないで下さい、

 うなされていた貴方を心配して、

 そのまま眠ってしまったのですから》

「あぁ、またか、ありがとな、アリサ。」

「ぇ?また?

 まって?何度もあるの?」

「・・・アリサ、

 俺、もっと小さい時から

 “見えない方が良いモノ”が見えてたんだ、

 ()()()()()()

 家、()()()なんだ、

 悪霊とか、妖怪退治の専門家。」

「ほ、ほんとに、幽霊、いるんだ。」

「あぁ、居る、

 見分けるのに苦労するよ、

 後、風邪をひいた時とか、

 弱ってる時は、()()()()()()()()()()

 ま、慣れたけどね。」

「・・・だれも、

 助けてくれないの?」

「あぁ。」

「・・・わたしじゃ、できないの?」

「アリサ、見えないなら、

 その方が良い、

 “俺を選ぶなって言った意味は”

 ソレも含んでるんだ、

 友達、側に居る人も、

 ()()()()()()()()()()()()()。」

《ぁ~、すいません、

 深夜なのですが、

 ジュエルシードが発動しました》

「小学生はお休みの時間なんだがな。」

「それ、シンヤもだよ?」

「はぁ、病み上がりの調整と行きますか、

 アリサ、サポート頼む。」

「行くの?」

「あぁ、なのはは寝てるだろうし、

 フェイトに封印を頼む形になるだろうけどな。」

「え?なんで寝てるって解るの?」

《レイジングハート、から連絡が来ました、

 夜更かし2徹目だそうです》

「ねぇ、シンヤ、

 明日、なのはお説教しない?」

「奇遇だな、俺も説教したいな。」

《二人共、アルフが先に出てますけど?》

二人「あ。」

「まったく、あの二人ときたら。」

(兎に角、フェイトと合流して)

「まてまてまて、

 アルフ、今お前が行ったら、

 プレシアにバレるぞ?」

「はやっ!?もぅ追いついたのかいっ!?」

「はぅ~。」

「って、アリサ、大丈夫なのかい?」

「アリサを頼む、

 ()()に慣れて無いからな、

 少ししたら起きるから。」

「っとと、女の子の扱いがなって無いよ?」

「アルフ、近寄るなよ?

 お前も()()()()()()()()。」

「え?使い魔の私が?

 あり得ないだろ?」

「魔力で出来てるか、

 ()()で出来てるかの違いだ、

 アルフ、見えない方がいいんだ、

 本当に、その方がいいんだ。」

「っ、その目、アリサに向けるんじゃないよ?」

「・・・アルフ、

 明日、案内するとこがある、

 ちょっと買い物ついでに付き合え。」

「案内?どこに?」

()()()()()()()

 つまりは、そう言う事だ、

 残念だな、平穏が無くなる。」

 

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