復帰後初の日曜日
コンコンコン
「は~い、今でま・・・す?」
「よ、すずか。」
「へ?え?し、しんや?」
▽
「き、今日は、どうしたの?」
「ん?アリサ達から聞いて無いのか?
今日はすずかの独占日って
二人して言ってたんだけど・・・あれ?」
「・・・。」
「すずか?お~ぃ。」
おでこをくっつける
「ひゃぁん!?」
飛び跳ねてソファーの裏に隠れてしまった
「なななにしてんの!?」
「いや、熱でもあるのかなって。」
「ないわよっ!!」
「なら、良いんだけど、
時間はあるか?映画でもどうかと
予約はしてるんだけど。」
「い、行くわ!!直ぐ仕度する!!」
▽
紫を基調としたレース?のドレスコーデで
キッチリ決めて来た
「すげぇ、俺が見劣りするかな。」
「そんな事無い!!シンヤの方がカッコイイよ!!」
「お、ぉう、それじゃ、行こうか?」
そっと腕をからめ、腰を支える
「ち、ちかいよ?」
「そりゃぁ彼女なんだ、
この距離は普通なんだろ?」
「か、彼女、ね、うん!」
▽
(ほぇ~、おにいちゃんすご~ぃ)
(うひ~、はたから見るとこんなにも密着してたのね)
(アリサお姉ちゃんも真っ赤な顔してたよ?)
(うるさい)
(あ、歩き出した)
(うまく距離を取るわよ?)
▽
(はぁ、これ気づかれたら面倒だぞ・・・)
「シンヤ?」
「ん?すずかが俺の彼女って
誇らしいな~って、
美人だし、俺に無い物を沢山持ってるし、
それに。」
「そ、それに?」
そっと口付けをする
「この唇は俺の独占だ、誰にも渡さない、
すずか、この先も俺を支えてくれるか?」
「はぃ///」
((ひぇ~///))
▽
え?特にイベントなんて起きなかったよ?
映画を見てお昼を一緒に食べて
恋人繋ぎで水族館を回ったり
時折りよろけるすずかを抱きしめたり
迷子の女の子を助けたり
あっと言う間に夜になってしまった
「ぁ・・・、もぅ。」
「明日は学校だな。」
「ぅん。」
「ねぇ、とま・・・。」
「すずか。」
「はい!」
「また、来週空けといてくれるか?
今度は動物園とかどうだ?」
「うん♪空けとく!
何人にも邪魔はさせない!」
「そうだな、それじゃ、すずか。」
「え?」
ゆっくり舌を絡めてなが~めの
ディープキスを致しました
「今日はここまで、また、明日な?」
「・・・ひゃぃ、まりゃあひら。」
▽
「で、二人共、どったの?」
応接間で茹でタコ状態な二人が居た
「ナンデモナイ。」
「ウン、オニイチャンハスゴインダネ。」
「は?」
「ねぇ、ハピネス?」
《ほぇ~・・・はっ!?
なんでしょうか?プレシアさん?》
「今日の子、すずかちゃんって、言ったわね?」
《はい、そうですが?》
「・・・そぅ、あの子、欲しいわね。」
《え?》
「勘違いしないで頂戴、
シンヤを支える一人に欲しいのよ。」
《それでしたら問題無いかと?》
「あら?どうして?」
《既に、マスターアリサ、アリシアさん、
すずかさんの3人は同意していますし、
告白のシーンも記録に残してありますよ?》
「・・・進んでるのね、今時の子って。」
《ここが例外なだけかと思いますが?》
「そうなの?」
▽
とある病院
「今日もいい天気やな~。」
「
今日から自宅療養に切り替わるわよ?」
「お~、待ちに待ったお家に帰れるんやね!」
「えぇ、お家の車椅子対応工事も終わったからね、
誰かお迎えに・・・ぁ、ごめんなさい。」
「あはは、ええんよ、うちは大丈夫や!」
▽
(って、なにが大丈夫や、
家にだ~れもおらんのに、
なにが・・・なにが大丈夫なんや)
「はぁ、今日、誕生日やったなぁ。」
(もしぃ、神様がおるんやったら
一発なぐらにゃ気が済まへんねんけど・・・
もしぃ)
「叶うなら・・・
▽
(ってなんやこの方々は?)
「ぇ~っと、昨日の夜やな・・・
ん~。」
確か布団入って寝ようとして
うとうとして、したら本棚が光り出して
なんやこの人らが・・・
「そやっ!?思い出した!!
「んぁ?あるじ?おきたのか~?」
「あ、あるじ?
きみは名前なんて言うん?
私は
「おぉ、アタシは鉄槌の騎士ヴィータって言うんだ。」
「なら、ヴィータちゃんやな!」
「ちゃ、ちゃん?」
「そや、見た感じちっさ・・・小柄な感じやし。」
「聞こえてるからな、あるじ?」
「あ、まずそれな?」
「んぁ?」
「あるじやない、ウチははやてや、
そう呼んで欲しいな!」
「ん~、わかった、はやて!」
「はいな!ヴィータちゃん♪」
「ん、すまないヴィータ、
おぉ、主よ、起きられましたか。」
「えっと・・・。」
「申し訳ありません、
私は、剣の騎士シグナムです、
主はやて。」
「シグナムやな、なんや固い話し方やな、
もっと気ぃ抜かんと肩こるでぇ?」
「肩が、ですか?」
「ぁ~良く寝た。」
「おほぉっ!?コレはいいものをお持ちですなぁ♪」
「ぇ?あ、主様!」
「はやてや!」
「はやてちゃんですね!
私は、湖の騎士シャマルと申します。」
「シャマルやな?
して、
私が揉んでもええんかな?」
「・・・えぇ~。」
「主殿、盾の守護獣ザフィーラと申します。」
「ザフィーラやな?お?
男の人か、み~んな女の子やし
そこんとこ大丈夫なん?」
「は、人型が良くないのであれば。」
素早く獣化する
〈これでよろしいでしょうか?〉
「い。」
「い?」
「犬やぁっ!?ウチ犬飼いたかったんや!!
ザッフィありがとーな!」
(ざ、ざっふぃ?)
「あぁ、ごめんなザフィーラ?
そうなるとご飯もドックフードでええの?
てか、みんなご飯食べた?」
「食事、そうですね、まだとっておりません。」
「ん~せやけど買い物行こうにも
みんなの服装が色々アカンやな、
よ~し、ウチが選んだる!まかしとき!」