リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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28話

ぅ゛~・・・頭がガンガンする

 

《シンヤ、大丈夫ですか?》

 

ん?

 

「しなの?」

《はい、しなのです》

「ぁ~・・・現状の説明プリーズ?」

《バグったんですか?》

「いや、

 すずかに吸われ出した後、マジで記憶に無い。」

《移動はしていません、

 ここはすずかさんの部屋です》

 

ん?

 

()()()()()()()?」

《すずかさんの部屋ですが?》

「・・・なぁ?」

《残念ながら何もされていません》

「はぁ、まだ小学生で出来るとは思いたくないけど。」

《添い寝はされていますけどね》

()()()()()()()()()!!

左腕にしっかり捕まれている感覚と

右腕にも捕まれている感覚がある

 

これ、詰んだ?詰んだよね?

 

コンコンコン

がちゃ

「シンヤ君、大丈夫?」

あ、フェイトだ

「え?」

「ぁ~・・・フェイト?

 二人を剥がすの手伝って?」

「え?うん、わかった。」

 

何とか引き剥がし一息つく

 

「貧血で倒れたって聞いて

 急いで来たかったけど、

 リンディさんの所で用事が合って

 直ぐに来れなかったの。」

「ありがとな、フェイト。」

頭をなでなで

「ん~///」

(これ、きもちぃ///)

「さて、フェイトはこの世界の常識はどれくらい知ってる?」

「ぇっと、まだ、小学一年生ぐらいしか知らない。」

(助かった)

「二人もさ、心配してくれたみたいなんだけど、

 そのまま眠気に負けちゃったみたいだな。」

「そうだね、気持ちよさそうに寝てるし。」

スヤスヤと()()()()()()()

(あわわわ!?フェイトちゃんが居る!?

 どうしよう!?起きれないよぉおおっ!!)

(アリサのヤツ、起きてるな?

 すずかは・・・ガチ寝してるなコレ)

「そうだ、なのはも呼ぶ?」

「いや、ただでさえ男女比が偏ってるからいらない。」

どばん!!

「ちょっとシンヤ君!!どう言う事かな!!」

「お前なぁ、人の家の扉を壊す気か?

 すずかの家だって豪邸なんだから、

 扉一つで2桁万円とか3桁万円掛かってるだろうに。」

「ぇ・・・ソレホント?」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

「嘘言ってどうなるよ?

 俺はそのままをすずかに伝えるからな?」

「ん~・・・だぇ~?」

 

うぉ~・・・すずか~・・・隠せぇ~

 

はだけた胸元に若干見える下着

そして、そんな甘ったるい声だすな

俺のムスコが起きちゃうでしょうが!!

 

「はっ!?」

「うわ。」

「ほぇ~。」

まぁ、俺は素早く毛布をかぶる

「フェイト、アリサも起こして身だしなみ整えてくれるか?」

「え?うん、わかった、

 アリサ、起きて?

 ほら、すずかもちゃんと服を直して?」

 

「ひゃぁぁん!?」

「うるさっ!?って

 なんでそんな()()()()()()()()()()()()()()()!!」

見たいけど見たら俺が死ぬ!!

社会的に死んでしまう!!

「わかんないわよぉおおっ!?」

 

 

30分ほどしてようやく落ち着いた

「ほな、現状の確認やね?」

狸女が仕切っているが

俺はまだ頭が痛いので勝手に進めて欲しい

「シンヤ君の本命は結局誰やねん?」

前言撤回クソ狸女

「はやて?それは一旦置いといて?

 みんなが魔導士なのはわかったのよね?」

「なんや?なんや?

 アリサちゃんはえぇのか?自分が一番じゃのうて?」

「すずか。」

「えぇ、流石にオシオキが必要みたいね?

 アリシア?」

「うん、はやて?

 私達4人の事にこれ以上踏み込んでみて?」

「ぉ、おぅ。」

3人『世界中の拷問器具の方が良かったと思わせてあげる。』

「ァ、アハハハ、冗談ヤ、冗談、

 イヤヤネ~、場ヲ和マセヨウトシタダケナンヨ~?」

(こっわっ!?アカン!!この3人は

 怒らせたらアカンヤツや!!)

「っ・・・痛てぇ、

 ったく、シグナム、ザフィーラ、魔料理女、ヴィータ、

 お前らの主なんだから止めろよ、

 恐らく狙われてるのは

 ()()()()()、お前らの主なんだぞ?」

「え?ウチ?」

「ま、またいったぁ~。」グスン

「シンヤ殿、証拠はあるのか?」

「無い、

 だけど状況証拠だけでも

 俺か、すずか、アリサ、アリシアを狙うには

 非効率ではやてを狙うには的を射ている行動と思う。」

「なるほど。」

「シンヤ。」

「なんだ、女っ気ゼロ女。」

「ほぅ。」

レヴァンティンを構える

「少しはファッション雑誌ぐらい読めよ、

 素材が良いんだから

 似合う服なんていくらでもあるだろうに。」

「は?」

「あれ?シンヤが。」

「うん、シグナムさんを。」

「ほめてる?」

「私を?」

「んだよ?この世界に馴染むなら仕事だろ?

 夜天の書からある程度の常識は取得したんだろ?」

「そりゃ~。」

「ねぇ。」

「シンヤ殿、俺にも何かあるだろうか?」

「え?ザフィーラは直掩で良いんじゃないのか?

 子犬モードなり、成犬モードなり、

 はやての側に必ず付き添えるだろ?

 あ、介助犬としての登録証を偽造して渡そうか?」

「・・・俺はオオカミなのだが?」

「広く言えば()()()だろ?」

「ぬぅ。」

「仕事を探す意味合いで聞いておくが、

 どのような服が良いのだ?」

「ん~・・・和装?後は弓道の服装かね?」

「・・・確かに弓術は出来るが、お前に話したか?」

全員『あ。』

「ん?

 お前の手癖だろ?

 レヴァンティンを構える動作に迷いが無いのもあるけど、

 構造上連結機構があると見た、

 そして、弓術に置ける動作も

 幾つか見て取れた、それに。」

全員『それに?』

「な、なんだよお前ら、

 手のひら、ほんのわずかだけど、

 “タコ”があるだろ?

 そこに“タコ”が出来るのは、

 弓道を嗜む人間には必ずある物だ。」

全員『お~。』

「戦わずして手の内を読まれるとは。」

「は?」

「いや、シンヤ君?

 ふつ~な?手のひら見ただけで

 そこまでわからんからな?

 わからんからね!!」

「狸女、お前ら不必要に手の内を出してるぞ?

 ザフィーラは拳と魔法に置けるバインド系統、

 魔料理女(シャマル)は、

 直接戦闘はしないだろうし、

 必ず指先を護る動作をしているし、

 ヴィータは・・・。」

「おい、私はわからんとか言うなよ?」

「・・・アイゼンを大切に扱ってやれ。」

「なんだそりゃ?」

「無理に振り回すなって事だ、

 ヴィータの背丈状、どうしても勢いをつけて

 振り回すだろ?

 そうするとロッド部分に負荷が集中する、

 いずれ、ロッドが破断する恐れもあるだろうし、

 お前の身体も壊す振り方だからな、

 もっとアイゼンと話して見ろ、

 多分、翌日の疲労がこれでもかと変わる筈だ。」

「・・・ほんとか?アイゼン?」

《はい、ですがヴォルケンリッターである以上、

 戦闘には支障がないと判断していました》

「悪かったよ、アイゼン、

 あたしが頑固過ぎたんだ。」

「し、シンヤ君、

 キミは達人かなにかかいな?」

「は?

 職業がら手相も見るし、

 神職もやるぞ?今、

 本家の神社は親戚の人が宮司してるけど、

 成人したら俺は宮司になるからな?」

全員『え?』

「え?じゃ、ねえよ、

 俺はれっきとした跡取りだ、

 誰が管理局とかに勤めるかよ。」

 




「えぇっ!?シンヤ君
 管理局に勤めてくれないのっ!?」
「母さん?シンヤは神職の家系ですよ?
 その跡取りなのは妥当かと?」
「ねぇ?リンディ?
 家のアリシアとアリサちゃん、
 すずかちゃんもシンヤにくっ付けたいのよ、
 協力してくれるかしら?」
「あら?プレシアさん、娘さんをいいの?」
「えぇ、
 シンヤのお陰でアリシアは生き返ったし、
 常に護ってくれている、
 フェイトは、あの白い子・・・
 なのはちゃん、だったかしら?
 その子となんだか変な感じだし。」
「そぅ、ね、
 あの二人のいちゃつき具合は・・・。」
「ね、孫は見込めないだろうから、
 シンヤをしっかり押さえておきたいのよ。」
「むむむ、管理局も人手不足で
 正直シンヤ君に勤めて欲しいのだけれど、
 神職の跡取りである以上、
 強制が出来ないわね。」
「そ・れ・に。」
「プレシア?」
「キス、手つなぎデートまでこなしてるのなら、
 逃がさないわ、逃がしてなる物ですか!」
「そうね、
 いっその事、フェイトちゃんもなのはちゃんも
 押し付けちゃいましょうか!」
「そうね!
 男なら妾の一人や二人養わせないとね!!」
「シンヤ!!逃げろーっ!!」
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