リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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31話

 

「せや、今日は健診やけん

 シャマル?着いて来てくれるん?」

「ぁ、ごめんなさいはやてちゃん、

 今日はバイトの予定が入ってて、

 シグナムにお願いして貰えますか?」

「ありゃ?しゃ~ないなぁ、

 ほなシグナム、頼めるか?」

「はい、主はやて。」

〈シャマル、こちらは病院に着いた〉

「了解、こっちは問題ないわ。」

〈すまん、本当なら前線は私なんだがな〉

「いいのよ、

 それにこの間のサイ突進のダメージが

 まだ残っているのだから。」

〈あぁ、未だに信じられないが、自然治癒しか

 回復の見込みが無いのは驚いている〉

「そうね、ヴォルケンリッターの身体に

 そう言う()()じみたダメージを与える呪符、

 調べて置かないと。」

〈すまん、先生が来た〉

「はい、わかりました。」

「シャマル、大型のヤツ見つけたぞ。」

「よし、ザフィーラ、ヴィータちゃん、

 ()()()()()始めましょ?」

「おう。」

「まかせろ!これも、はやての為に!」

「シグナムさん。」

「はい、先生。」

「申し訳ない、全体的に進んでいます。」

「っ?!」

「世界中の医師にも症状緩和の為の方法を

 模索して貰って居ますが・・・。」

「いえ、それにしても世界中の、ですか。」

「はい、はやてさんの支援者のお陰で

 様々な分野のエキスパートの

 御助言も頂いております。」

「その御仁のお名前は?」

「残念ながら個人情報は控えてくれと

 支援者の方から言われておりまして。」

「そうですか。」

「しかし、改善されている部分もあります。」

「それは?」

「はやてさんの表情です。」

「表情?」

「はい、よく絵顔を見せて貰えるようになりましたし、

 以前よりも明るく、

 話す内容も()()()()()()()()()()()()()。」

「・・・私達の。」

「シグナムさん。」

頭を下げられる

「ちょっ、頭を上げて下さい。」

「いえ、我々の至らぬ所により、

 はやてさんに辛い事を強いて居るのは事実です、

 今後も、貴女方の御助力をお願い致します。」

「はい、それは勿論。」

咳き込む

「ありがとね、看護師さん。」

「はやてちゃん。」

「ええの、みんなに心配かけたくないねん。」

「鎮痛剤に、炎症を抑える薬、

 これ以上増やせないのよ?」

「ありゃりゃ、あかんの?」

「はやてちゃん、貴女の体質もあるから、

 これ以上は増やせないの、もし、

 ()()()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()()

 これは覚えておいて頂戴。」

「・・・あはは、これはいよいよあかんなぁ。」

「ぶはっ、あの野郎、

 めちゃくちゃしやがる。」

「もぅヴィータちゃん?無茶しないで頂戴?」

治癒魔法を掛けつつ辺りを見回す

「すまん、遅くなった。」

「ザフィーラ、周辺の状態は?」

「今のところ問題無い、

 しかし、先程の巨大種の気配はまだそう遠くない。」

「そぅ、一旦撤退かしらね。」

「いや、大丈夫だ、な?アイゼン?」

《いえ、撤退は妥当かと》

「おい。」

「ヴィータちゃん?」

「わかってるよ、でもよ。」

魔法陣が形成される

「っ?!」

「待ってくれ、私だ。」

「仮面の・・・何の用だ?」

「コレを。」

()()()()()()?なんで?」

「私の雇い主からお前達にと。」

「ん~、確かに力を感じるけど、

 出所は何処かしら?

 ベルカ式を使っている

 魔導士自体少ないって聞いてるけど?」

「知らない、雇い主から渡せとしか伝えられていない。」

「そぅ、一応貰っておくわ。」

「そうしてくれ、私はコレで帰る。」

そう言って魔法陣を形成する

「おい。」

「なんだ?」

「貴様はなんの為に動く?」

「・・・。」

そのまま答えずに転移した

「行っちゃったわね。」

「うし、シャマル、大丈夫だ。」

「ヴィータちゃん、もぅ。」

「行けるか、ヴィータ?」

「おう問題ないザフィーラ、

 いいな?アイゼン?」

《はぁ、了解》

「あ、あとコレ、貰ってくぜ?」

「ちょっ!?」

あのカートリッジを3つ持って行く

「試し打ちも兼ねてな?」

「出所不明で尚且つ

 《妙な力も感じるのよ?》それでも使うの?」

「あぁ、あのデカ物を一撃で

 ()()()()()()()()()()()()()、解ってるだろ?

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

「はぁ、ヴィータちゃん、

 時間も押してるから一撃で気絶させてね?」

「ふふっ、任せろ!

 ザフィーラ!援護を頼む!」

「おう、いくらでも足止めしてやるさ。」

 

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