「せや、今日は健診やけん
シャマル?着いて来てくれるん?」
「ぁ、ごめんなさいはやてちゃん、
今日はバイトの予定が入ってて、
シグナムにお願いして貰えますか?」
「ありゃ?しゃ~ないなぁ、
ほなシグナム、頼めるか?」
「はい、主はやて。」
▽
〈シャマル、こちらは病院に着いた〉
「了解、こっちは問題ないわ。」
〈すまん、本当なら前線は私なんだがな〉
「いいのよ、
それにこの間のサイ突進のダメージが
まだ残っているのだから。」
〈あぁ、未だに信じられないが、自然治癒しか
回復の見込みが無いのは驚いている〉
「そうね、ヴォルケンリッターの身体に
そう言う
調べて置かないと。」
〈すまん、先生が来た〉
「はい、わかりました。」
「シャマル、大型のヤツ見つけたぞ。」
「よし、ザフィーラ、ヴィータちゃん、
「おう。」
「まかせろ!これも、はやての為に!」
▽
「シグナムさん。」
「はい、先生。」
「申し訳ない、全体的に進んでいます。」
「っ?!」
「世界中の医師にも症状緩和の為の方法を
模索して貰って居ますが・・・。」
「いえ、それにしても世界中の、ですか。」
「はい、はやてさんの支援者のお陰で
様々な分野のエキスパートの
御助言も頂いております。」
「その御仁のお名前は?」
「残念ながら個人情報は控えてくれと
支援者の方から言われておりまして。」
「そうですか。」
「しかし、改善されている部分もあります。」
「それは?」
「はやてさんの表情です。」
「表情?」
「はい、よく絵顔を見せて貰えるようになりましたし、
以前よりも明るく、
話す内容も
「・・・私達の。」
「シグナムさん。」
頭を下げられる
「ちょっ、頭を上げて下さい。」
「いえ、我々の至らぬ所により、
はやてさんに辛い事を強いて居るのは事実です、
今後も、貴女方の御助力をお願い致します。」
「はい、それは勿論。」
▽
咳き込む
「ありがとね、看護師さん。」
「はやてちゃん。」
「ええの、みんなに心配かけたくないねん。」
「鎮痛剤に、炎症を抑える薬、
これ以上増やせないのよ?」
「ありゃりゃ、あかんの?」
「はやてちゃん、貴女の体質もあるから、
これ以上は増やせないの、もし、
これは覚えておいて頂戴。」
「・・・あはは、これはいよいよあかんなぁ。」
▽
「ぶはっ、あの野郎、
めちゃくちゃしやがる。」
「もぅヴィータちゃん?無茶しないで頂戴?」
治癒魔法を掛けつつ辺りを見回す
「すまん、遅くなった。」
「ザフィーラ、周辺の状態は?」
「今のところ問題無い、
しかし、先程の巨大種の気配はまだそう遠くない。」
「そぅ、一旦撤退かしらね。」
「いや、大丈夫だ、な?アイゼン?」
《いえ、撤退は妥当かと》
「おい。」
「ヴィータちゃん?」
「わかってるよ、でもよ。」
魔法陣が形成される
「っ?!」
「待ってくれ、私だ。」
「仮面の・・・何の用だ?」
「コレを。」
「
「私の雇い主からお前達にと。」
「ん~、確かに力を感じるけど、
出所は何処かしら?
ベルカ式を使っている
魔導士自体少ないって聞いてるけど?」
「知らない、雇い主から渡せとしか伝えられていない。」
「そぅ、一応貰っておくわ。」
「そうしてくれ、私はコレで帰る。」
そう言って魔法陣を形成する
「おい。」
「なんだ?」
「貴様はなんの為に動く?」
「・・・。」
そのまま答えずに転移した
「行っちゃったわね。」
「うし、シャマル、大丈夫だ。」
「ヴィータちゃん、もぅ。」
「行けるか、ヴィータ?」
「おう問題ないザフィーラ、
いいな?アイゼン?」
《はぁ、了解》
「あ、あとコレ、貰ってくぜ?」
「ちょっ!?」
あのカートリッジを3つ持って行く
「試し打ちも兼ねてな?」
「出所不明で尚且つ
《妙な力も感じるのよ?》それでも使うの?」
「あぁ、あのデカ物を一撃で
「はぁ、ヴィータちゃん、
時間も押してるから一撃で気絶させてね?」
「ふふっ、任せろ!
ザフィーラ!援護を頼む!」
「おう、いくらでも足止めしてやるさ。」