リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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33話

「ところでさ?」

「なんだ?」

「もっかい、みみ、そうじシテ?」

 

「ぉぅ、いいぞ?」

 

それから10分ほど耳かきをしてあげた

 

「はにゃぁ~///

 めっちゃ気持ちぃ~///」

「そ、そうか?」

(まさかここまで気を許して貰えるとは)

「うし、なんか充電完了!」

しゅたっ!と立ち上がる

「ねぇ?」

「ん?」

「心臓、気にしてあげなよ?

 お薬でも無理があるからね?」

「・・・気づいてたのか。」

「ぅん、抱きしめた時、なんか、

 心音、元気なかったから。」

「・・・もし。」

「ん~?」

「どこかで倒れてたらぶっ叩いて起こしてくれるか?」

「・・・そんな約束しないよ?

 だって()()()()()()?」

「ぁ~・・・まぁ、()()な?」

「そだね、今度は全身の毛繕いもお願いしていい?」

「ん?まぁ、予約は入れてくれ、

 その日はちゃんと空けとくから。」

「お、ありがとね!シンヤ!」

転移魔法展開する

「それじゃ。」

「あぁ、またな?」

 

「で?」

「ゴメンナサイ。」

家に着いて早々アリサに見つかる

「すんすん、

 他の女の匂い・・・誰?」

「・・・言えない、

 その内紹介できるようになるから、

 その時までは待ってもらえるか?」

「・・・はぁ、仕方ないわね。」

「わか「って、言うと思った?」んぉっ!?」

押し倒される

()()()()。」

「ぐぇ、うごけん。」

「今、何時だと?」

時計を見る

22:38

「ぁ~。」

「連絡も無しにあっちこっち何処かに行っては

 夜遅いし、晩御飯は

 家の使用人に作らせたからいいけど、

 遅くなるならメールの一つでも寄越しなさい!!」

「ごめんなさい。」

「ったく、シンヤ?」

「はい。」

「見てなさい?」

そう言ってナイフを取り出す

「おいっ!?」

バインドでうごけん!!

「いっ・・・口、開けなさい。」

「はぁ!?」

「私の血、いらないの?」

「俺は吸血鬼じゃ。」

「む~・・・えい!!」

ずぼっ!!

口に指先を突っ込まれる

 

ごくっ

 

「・・・アリサ、

 痴女母さんから何を聞いた?」

心臓が強く動き出した

「・・・生娘の血が、シンヤの心臓の起爆剤って。」

「起爆剤って。」

 

確かに心臓が強く動いているのがわかる

 

それと同時に

 

「『魔』の力が強くなった、か。」

「え?」

「はぁ、母さんは俺を吸血鬼にしたいのか?」

「え?シンヤ、吸血鬼になっちゃうの?」

「今は、な、

 これから行く所がある、

 アリサ、すずかと、アリシアにも声を掛けて貰えるか?」

「理由は?」

「3人には、『聖属性』を持っていて欲しいからだ。」

「私はともかく、

 すずかとアリシアも?」

「あぁ、アリシアは

 繋ぎ止める術を掛けながら移動したいし、

 すずかは、『聖』『魔』双方の使い方を覚えて貰いたいし、

 アリサには。」

 

万が一の時、()()()()()()()()()

 

「え?」

 

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