アリサ、アリシア、すずか、
プレシア母さん、リンディ母さん、リニス
俺
今、本州のある場所へ向かっている
「ねぇシンヤ君、
この道で合ってるの?」
「はい、リンディ母さん。」
カーナビには載っていない道に入って行く
「うし、車じゃここまでだから。」
「え?歩くの?」
「シンヤ?冗談、よね?」
リンディ母さんとプレシア母さんが嘆く
「え?マジで移動手段無いから歩くよ?」
二人「えぇ~。」
「もぅ、プレシア母さん、リンディ母さん、
身体強化魔法があるでしょ?」
二人「そうだった。」
この二人、ほんとに仲いいな、
原作もそう言うスピンオフ作ればいいのに
ここ最近、原作を思い出す事がほぼ不可能になった
アルフに記録して貰ってて正解だ
「そろそろかな?」
「シンヤ?なんにもないよ?」
「お兄ちゃん?ここって?」
「シンヤ?」
「いくら身体強化でも中々歩ったわよ?」
「そうね、シンヤ?
一旦休憩出来ないかしら?」
「おば「なにか言ったかしら?リニス?」いえ、
ただ。」
「ただ?」
「獣の気配がしますね。」
「来たか。」
〔ふっ、現(うつつ)よの愚か者目が、何用かね?〕
「
〔やめよ、その名は好かん〕
「はい、
〔し~ん~や~?〕
「はいはい、
〔うむ、我が孫よよく来たな〕
全員「でっかいオオカミ。」
〔そうとも、我が名は大口真神、
お犬様と呼ばれておる〕
その巨体実に全長20m全高8mの巨大なニホンオオカミが
髭を蓄え牙を剥き出し
隻眼の威光を惜しみなくさらけ出していた
ひょいっと咥えられシンヤがまたがる
「ほぇ~。」
〔ふむ、うぬがシンヤの妾かね?〕
「めかけ?」
「・・・はい。」
〔そうかそうか、では
ひ孫もそう遠くは無いか!!〕
ふひゃひゃひゃ!
「ま・・・まごっ!?」
「お犬様、流石に気が早すぎです、
俺はまだ10歳ですよ?
子と成すにもあと6年は待ってください。」
〔そうじゃったの、
しかし、うぬに残された時間は足りぬのか?〕
「・・・かもしれません。」
▽
大きな神社が見えて来る
「お、お犬様。」
〔ふむ、もう少し乗せておきたかったがのぅ〕
その姿が宮司の恰好をした老人に変化した
「みな、中に入るが良い、
流石に順序は守れよ?」
神社の参拝方法を
シンヤに確認しながらそれを済ませ中に入る
「さて、シンヤ、これだけの大所帯に理由は?」
「お犬様、
出来れば、ここのアリサ、すずか、アリシアに、
『真言』をお教え頂きたく馳せ参上致しました。」
「ほぅ『真言』を。」
「はい、
我が身はいずれ
その時に我が身を封印、もしくは
「ちょっ!?」
「シンヤ?どう言う事?」
「お兄ちゃん、それ、本気なの?」
「・・・出来るが、
それで良いのかお主は?」
「はい
「・・・狛(ハク)、狛、
えぇい、一度呼んだだけで来んか!」
ナニカが投げ飛ばされてくる
「ぐふぉっ!?」
「ぁ~・・・またか。」
「お犬様?」
「あ~な~た~!!
まだお説教は終わってませんよ!!」
「まっ!?まて!?お犬様に呼ばれてるんだぞ!!」
あ、人化してるし
「お犬様が?それが何か?」
全員「え?」
「子供達の戦闘経験を無駄にした挙句
順番すら守らない始末、
あまつさえ、帰って来ない!!
今度と言う今度は許しません!!」
境内の中とは言えそこそこ広い
純白の4、5m程のオオカミに
姿を変えた恐らく奥さんは
〔こんのバカ亭主がぁああっ!!〕
口から光線を吐き出しその亭主を外へ吹き飛ばす
全員「ぁ~・・・。」
「あの、お犬様、この方は?」
「ぁ、あぁ、
狛の嫁でな、
その子達がその
呼ばれておる、シンヤも気づいておったろうに。」
「・・・どうして、その事を?」
「
古い知り合いじゃよ、と言っても、
4、5百年前・・・だったかな?
なんせそれ以降会っておらぬからなぁ。」
「そうでしたか。」
「しかし難儀よのぅ、
お主は『魔』が主体、
シンヤの血を吸った以上、
双方の力を使役せねばならぬ、
ま、心配は要らぬか、
余程シンヤに泥酔しておるのだのぅ。」
「へ?」
「その身体が証拠じゃ、
既に
まぁ、大丈夫じゃろ、人間の
神の力すら簡単に超える、
ふひゃひゃひゃ、愛いよのぉ~。」
「こっ!?」
「え?ちょっとまって?
じゃぁ、すずかの胸が大きくなったのってっ!?」
「ぇ~私は~?」
「主は・・・もう少しじゃな、
シンヤ、定着はワシに任せろ、
詰はワシの方が良い。」
「お犬様、ありがとうございます。」
〔あら?この方達は?〕
「呉幌(オボロ)、
シンヤじゃ、その妾達と、親じゃ。」
「あらやだ、
オボロと申します、
お犬様が唯一お認めになったお孫様。」
一瞬で人化しツリ目美人がそこに現れる
「お、オボロさんでしたか、
お久しぶりです。」
「はい、幼少・・・と言っても
今でも幼少ですね、5年程前でしたね。」
「はい、そのぐらいかと。」
「って言うかシンヤが敬語?使ってるのって。」
「うん。」
「そうね。」
3人「なんか変。」
「え?いや、お犬様は神様だからね?
オボロさんも神狼、
その子供達も神狼の幼体、
ガチの日本の神様だからね?
恐れ多いからせめてもの敬語・・・なのかな?
兎に角普段使いの喋りじゃよくないでしょ。」
「ふひゃひゃひゃ、
構わんと言っておるのじゃが、
変わらんのぉ。」
「お犬様、ではこの子達が?」
「うむ、
妾の子じゃ、
この子らに『真言』を教えてあげよ。」
「っ!?
もぅ、そこまで・・・。」
「すみません。」
「貴方が謝る事はありません、
アリサさん、すずかさん、アリシアさん、
こちらへおいで下さい、
時間は有限、今直ぐ始めますので。」
「え・・・シンヤ?」
「大丈夫だ。」
「うし、新しい知識だ!」
「お、お願いします!」
3人は奥の部屋へ
「さて、親二人は付き添いじゃの?」
「ぇ、えぇ、そうね。」
「ふむ、緑の婦人は・・・
何時までも亡き者を引きずるでない、
その者が羨む程に新たな幸せを掴め。」
「・・・それは。」
「紫の婦人は・・・
別れか新たな未来、その二つが見れるが、
それを新たな未来にするには
そこの
ボコボコに倒せるぐらいに強くなるが良い、
何時でも『魔』をぶつけて構わん、
この周辺には
思う存分、叩き込むが良い。」
「え?」
「お犬様!!
俺がこんな
「リンディ、バフ、お願い出来る~?」
「いいわよ~。」
「ぇ?え?」
「はぁ、外でやっとくれ。」
二人「女性に向かってババアなんて。」
ブッコロス
日が暮れるまで
爆発音と光線が必死に逃げるオオカミを撃ち続けた
「はい、食後の紅茶です。」
「リニス、ありがと。」
「いえ、プレシア様は。」
「まだ外でおバカさんを撃ってる。」
「アリサ、すずか、アリシア、
『真言』はどう?」
あ、3人共苦い顔をしている
「難しい?」
「難しもなにも。」
「習っていない漢字だらけで。」
「数式じゃ無いから、頭に入って行かない~。」
「あはは、俺は2年かかったからなぁ。」
3人「え?2年?」
「ま、待って?
はやての期限が・・・。」
「冗談、よね?」
「シンヤ?まさか・・・。」
「あぁ、
3人「無理だってば!!」
「あ、いたいた、
3人共、続きやるわよ~?」
3人「え?」
「え?じゃ無いわよ?
一週間で叩き込むんだから、
寝る時間以外は全部『真言』に使うわよ?」
3人「い~や~っ!?」
「災難ですね3人は。」
「ほれ、居ない間に。」
「はい、お願いします。」
フキフキ
「んっ。」
フキフキ
「はぅ///」
フキフキ
「んぁっ///」
「リニスさん?ワザと?」
「シンヤの手つきがイケナイのです///
獣魔はこんな気持ち良い耳かきをされたら、
誰でも骨抜きにされます///」
「ん~・・・なんでだろうな?」
フキフキ
「ぁぅ///」
追記
あえて『心酔』ではなく
『泥酔』を使っています、
まだ、小学生なんですから。
要は、
シンヤの血に酔っている状態なので。