リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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36話

検診後

 

「なぁ、シグナム?」

「はい、主はやて。」

 

みんなして何してるん?

 

「え?」

「ウチが気づかんと思っとったか?

 『夜天の書の主やで?』

 ページが増えてるんはとっくに気づいてたんよ?」

「そ・・・それは

 主はやての魔力量が増えて来ているからでは?」

「シグナム、嘘下手やね、

 みんな同じ日にバイトの予定なんて

 あり得へんのよ?

 ましてやヴィータちゃんは

 見たまんまなら小学生、

 普通は学校行っとるわな?

 月曜日から日曜日まで、

 毎日()()()()()()()()()()()()()な?」

「・・・そぅ、ですね。」

〈すまん、シャマル、

 主はやてに全て把握されていた〉

〈えぇっ!?〉

〈合流出来るか?〉

〈ちょっ!?まっ!?ひゃぁっ!?

 ヴィータちゃん!!こっちに投げ飛ばさないで!!〉

〈んな事言っても重いんだよコイツ!!〉

〈ヴィータ、主はやてにバレたんだ、

 一度話をしようかと思うんだが〉

〈うげっ、もぅバレちまったのか、

 はやて、怒ってる?〉

「主はやて。」

「ふ~ん、や。」

〈・・・〉

〈おぃ、シグナム?〉

〈どうしたヴィータ?

 シグナムがなにか言ったのか?〉

〈いや、ザフィーラ〉

 

シグナムが気絶した

 

兎に角大急ぎで収集し最短距離で転移しようとしたら

「まだ今日は出来る筈だが?」

 

()()()()()()()()()()()

 

「ちょっと事情があって

 急いで戻らなきゃいけないのよ。」

(転移先固定、魔力循環開始)

「・・・地球に強力な魔導士が居るな?」

「え?」

「明日、襲撃する、その時に収集しろ。」

そう言って転移していった

「ぁ~!!もぅ!!」

 

兎に角はやてちゃんにお話しなきゃ!!

 

「し、しんや?」

動けないはやてとシグナムにちょっかいを出そうとした

ナンパ?の奴を()()()()()()()()()()

「あぁ、すまん、加減をミスった。」

「はっ!?

 すみません主はやて、

 ・・・お前、本当にあの時の()()()なのか?」

隠そうともしない殺気に

今も相手の腕を()()()()()()()()()()()()()()()

「っ!?よさないか!!相手は一般人だぞ!!」

ごきっ

 

その男性の叫び声と同時に転移陣が形成され

騎士甲冑モードのシャマルが現れる

「ぅわ、どう言う状況?コレ。」

確かに生きてはいる一般人数人

腕があらぬ方向に曲がり激痛に悶え

脚は関節を外されたのか痙攣するだけ

「と、兎に角治療魔法かけるわ!!」

クラールヴィント構え全員を同時に治療する

「おい!!バカ!!隔離結界が先だろうが!!」

慌ててヴィータが結界を形成する

「落ち着けヴィータ、

 付近にはこいつら以外居ない、だが。」

拳をシンヤに向けるザフィーラ

「ぇ?おい、ザフィーラ?コイツ、シンヤだぞ?」

「解っている、

 だが、今、この目に映るシンヤは

 ()()()()()()()()()?」

「な、なぁ?シンヤ?

 どないしてこんな事したん?

 シグナムもおったし、ウチも道を聞かれて

 案内しようと思ってただけなんよ?」

 

ま、所詮小学生の頭だしなこんなもんか

 

「貴様、主はやてを愚弄するのか!!」

レヴァンティンを構える

「お、おい!!

 シグナムまで何してんだよ!!」

取り敢えずシンヤとはやての間に入るヴィータ

 

レヴァンティンを構え怒気を吐き出すシグナム

焦りの顔をしつつも拳を向けるザフィーラ

状況に参加出来なくても耳を向けるシャマル

 

「良くて二カ月、早くてひと月を割るそうだ。」

「え?」

「はやて、お前に()()()()()()()

 『夜天の書』は間違いなく暴走し

 この世界、()()()()()()()()()()()()。」

「てめぇ、なんでソレをはやてに言いやがった!!」

ぇ?

「私達ははやてちゃんの為に、

 例え、どんな事があろうとはやてちゃんが決める事に

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()

シャマル

「俺は守護獣として出来る事を常に探している!!

 だからこそ、今のお前は

 ()()()()()()()()()()()()!!」

「そうだ、そもそも

 『闇の書』ではなく、

 『夜天の書』と、本来の名前を知っていた、

 この時点でおかしいと思うべきだったのだ。」

カートリッジをリロードする

 

お前ら、ちゃんと()()()()()()()()()()()()()()

4人「っ!!」

「見ろよ、お前らの主様は泣いてるんじゃないのか?」

「はやてっ!!」

覗き込むヴィータに零れ落ちる涙

「なんで・・・なんでなん、

 なんで、ウチにそうだん、してくれへんの?」

「はやてちゃん・・・ごめんなさい、

 でも!!」

「でもやない!!なんでや!!ウチは

 ()()()()()()()

 みんないうたろ!!

 ()()()()()()()()()使()()()!!

 なのにコレはなんなん!!

 なんでウチに聞かないで

 ()()()()()()()()()!?

 ウチが動けないからか!!

 ウチが頼りないからか!!

 ウチは()()()()!!」

 

「シグナム。」

「なんだ、今、私はお前を殴りたくて仕方ないのだが?」

「言ったろ?」

 

()()()()()()()()()()()()()()って

 

「っ!?」

「今、お前らがして来た事は

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 それは、騎士として恥ずべき行為だと

 俺は思うんだが?」

強く噛み締める口から血が流れ出る

 

「ば~か、綺麗な顔に血は似合わないぞ?

 ()()()()()()()()

 先ずはそこからだ、

 そして、しっかり話せ、

 それから、次の事を考えれば良い。」

転移陣を形成する

「シンヤ。」

「んだよ?」

「・・・あり「俺じゃない、はやてにそれは言え。」っ!?」

「明日、

 ()()()と、()()()()を攻撃する、

 その間に()()()()

 はやての今後に必要だからな。」

「貴様!!なにを言っているのか解っているのか!!」

「・・・言い訳は

 ()()()()()()()()()とでも言えば良い、

 バカ二人だ、それで通る。」

 




バカ二人
「「ふぇっくしょん!?」」
《マスター?風邪ですか?》
「ん~、噂されたのかな?」
《マスター?》
「大丈夫、バルディッシュ、
 帰って風邪薬飲むね?」
《来ます!》

「どうしたの?」
ゴゴゴと効果音が聞こえるプレシア
「どうもこうも。」
「母さんの防御を貫く秘策を考えてたんですよ。」
「来なさい!!
 新たな魔術の実験の為にも!!」

「はぁ、ママったら。」
〈シンヤ、もう帰って来ないつもりなんだよね?〉
〈あぁ、俺にはお前らは眩し過ぎる〉
〈ばか〉

〈愛してるよ、アリシア〉
〈それ、ちゃんと()()()()()()()()()
 じゃなきゃ受け取らないから〉
〈・・・じゃぁな〉

「ほんと、惚れた手前のなんとか、だっけ。」
伝う雫は誰も気づけなかった
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