リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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44話

 

「よし、ギリギリ妨害前に転移できた!!」

「アリシア!!」

そのまま倒れ込むアリシアを抱える

「もぅ、アンタも無茶し過ぎよ?

 シンヤじゃ無いんだから。」

「あはは・・・面目ない、

 なのは達に改良されたフレームをお願い。」

近場の部屋へ担ぎ込む

▽

「って、ここ。」

「ぁ、アースラ、よね?」

「なんでシ(・)ン(・)ヤ(・)の(・)匂(・)い(・)が(・)一(・)杯(・)な(・)の(・)?」

 

俺って臭うのか?ちゃんと銭湯で毎日風呂入ってるのに

 

「し、シンヤっ!?」

「なんでアースラのこの部屋にっ!?」

「・・・ぁ、それは。」

 

シンヤの手には『レイジングハート』と『バルディッシュ』

 

「あぁ、今は大急ぎで

 カートリッジシステムの組み込み中、

 あの二人は黙(・)ら(・)せ(・)て(・)き(・)た(・)。」

「っ!?」

「あぁ、動くと電流が流れる

 オモチャを首筋につけて来ただけだ、

 ってか、どうしてあぁなったあの二人は?」

すずか、アリシアが、アリサを指差す

「え?アタシのせい?」

頷く二人

「・・・なにしたんだよ、

 兎に角、全員で事に当たらないと

 勝(・)ち(・)筋(・)す(・)ら(・)見(・)い(・)だ(・)せ(・)な(・)い(・)最(・)悪(・)だ(・)、

 それでも行くか?」

「・・・シンヤ。」

「なんだ?時間は無いぞ?」

「今(・)、(・)貴(・)方(・)を(・)封(・)印(・)し(・)て(・)も(・)?」

「益々不味くなるな、

 それに、こんなに前倒しされて、

 俺自身の準備も間に合って無い、

 後、俺は戦(・)え(・)な(・)い(・)か(・)ら(・)な(・)?」

 

「シンヤ、どう言う事?」

「どうもこうも、

 こ(・)う(・)し(・)て(・)喋(・)る(・)だ(・)け(・)で(・)も(・)激(・)痛(・)で(・)気(・)絶(・)し(・)そ(・)う(・)な(・)ん(・)だ(・)、

 あれだけの魔力量だ、

 俺の中の『聖』『魔』『霊力』『妖力』が

 反応しない訳が無い、

 近くには居れるだろうけど、それが限界だ。」

《シンヤ、組み込み完了》

《同じく》

「ぉ、早いな。」

《勿論、私が演算補助しましたから!!》

《えぇ、鬱陶しかったですが》

《必要のない計算もしてましたよね?

 マスターに何をさせる気ですか?》

《えぇっ!?》

「・・・アリサ、二人だけで話したい。」

 

「嫌よ。」

「そうね、私もシ(・)ン(・)ヤ(・)成(・)分(・)補充したいんだからね!!」

「なんだそれ?」

「・・・すずか、ごめん、歩くの支えて。」

ぐいっとすずかを引っ張る

「ちょっ!?これだけの力が出せて歩けないのは

 おかしいでしょっ!?ちょっ!?」

『レイジングハート』と『バルディッシュ』を

アリシアに投げ渡す

 

扉が閉まる

 

「で?」

「これだ。」

 

「ゆび、わ?」

「・・・早すぎるのは承知の上だ。」

 

俺と、結婚してくれますか?

 

「・・・嫌よ?」

「え゛っ!?」

「3人、全員と結婚しなさい。」

「いや、日本の法律じゃ無理なんだけど。」

「・・・それでもよ?」

「・・・まずは、アリサからで?」

「そうね、次にすずか、アリシアね。」

「わかった、『真言』で指輪に誓いを。」

 

『私、アリサ・バニングスは、

 夫、蒼頡・シンヤと番(つがい)の契約を結ぶ』

『俺、蒼頡・シンヤは、

 アリサ・バニングスと番の契約を結ぶ』

 

指輪が僅かに光り、双方の指にはまる

 

「ま、一種の呪いなんだけどな、コレ。」

「そうね、『真言』とは言ってるけど、

 番(・)と(・)離(・)れ(・)ら(・)れ(・)な(・)い(・)なんて、ある意味呪いよね。」

「っと。」

そのままアリサに倒れ掛かる

「ばか、一人で抱え込み過ぎよ、シンヤ。」

「・・・だな、

 今(・)度(・)は(・)、アリサが居てくれる、少しはマシだよ。」

「前世の事なんて、

 逃(・)げ(・)ち(・)ゃ(・)い(・)な(・)さ(・)い(・)よ(・)、誰も貴方を責めないわ。」

「・・・同じ事をロッテにも言われたよ。」

「へ~・・・浮気シテタンダ?」

「あ゛っ!!」

「むぅ!!」

 

がっつり舌を絡められ口を塞がれる

 

「もぅ、後(・)何(・)人(・)増(・)や(・)す(・)気(・)な(・)の(・)よ(・)?(・)」

「いや、そう言うアレじゃぁ。」

「ロッテさんに、リンディ母さん、プレシア母さんも?」

「・・・どうなんだろ、

 あれからプレシア母さん綺麗になったけど、

 リンディ母さんと何か話し込んでたような・・・。」

「あれ?好きなのよね?」

「そりゃぁ、プレシア母さんも、

 リンディ母さんも、母(・)親(・)として好きだけど?」

「え?じゃぁ、あの日は?」

「あれは偶々、

 同(・)じ(・)部(・)屋(・)に(・)居(・)て(・)我(・)慢(・)の(・)限(・)界(・)を(・)超(・)え(・)た(・)か(・)ら(・)だ(・)よ(・)、タブン。」

「お、おぼえてない、なんて、い、いわないよね?」

「・・・薄っすらとしか。」

 

ふん!!

 

バチーン!!

 

「こ、今(・)度(・)す(・)る(・)時(・)は(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)と(・)覚(・)え(・)て(・)な(・)さ(・)い(・)よ(・)ね(・)!!」

「ぉ、ぉぅ。」

(言えない、

 がっつり覚えてるなんて

 そりゃぁ、男だし、中身45になるけど、

 必死に性欲に抵抗して

 ・・・ち(・)ゃ(・)ん(・)と(・)し(・)て(・)な(・)い(・)なんて、

 言えるわけない!!)

 




アースラ艦橋
「ねぇ、リンディ。」
「プレシア?」
「シンヤ君、凄いのね。」
「え?唐突にどうしたの?」
「本(・)当(・)に(・)マ(・)ッ(・)サ(・)ー(・)ジ(・)だ(・)け(・)で(・)、
 実際、行為に及ばなかった精神力よ。」
「ぁ~、そうねぇ、
 おかげで肩こりも腰痛も凄く楽になったし、
 あの子達の『姿勢矯正』の効果が出てるのか、
 背筋がしっかり伸びてるわ。」
「あのぉ、状況、結構ヤバいんですけど?」
「エイミィ、こんな時こそ平(・)常(・)心(・)よ(・)!!」
「そうよ、アースラの機関出力なら、
 隔離結界は問題ないし、
 建造物をコピーしただけで、
 場(・)所(・)を(・)海(・)上(・)に(・)移(・)動(・)し(・)つ(・)つ(・)あ(・)る(・)の(・)だ(・)か(・)ら(・)。」
「それは、そうなんですけどぉ~。」
「エイミィ、僕たちがしっかりしていればいいんだ、
 あっちは見なかった事にすれば良い。」



(クロノ君、何話振りのセリフなんだろ?)
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