リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

5 / 78
5話

で、だ

「なんで俺も温泉に連れてかれにゃいかんのだ。」

《全くです》

「あ、シンヤく~ん!」

「うぅ、なんだよなのは?」

「はやく来てよ~!」

「はぁ、はいはい。」

月村すずか主催、なのはを癒そう計画に

絶賛巻き込まれ中の俺です

「なんでコイツもいるのよ?」

「あら?この方は私の友人よ?

 それに、荷物持ちも必要でしょ?」

・・・幼女趣味吸血鬼め

聞こえてますわよ?

「荷物って言っても、

 なに買うんだ?大概、帰りに土産屋に寄って

 宅配で送るんだろ?」

「い、色々あるわよ、

 ほら、あんたも来なさい。」

「はいよ、バニングス。」

「あれ?」「あら?」

「なぜ?」「苗字呼びなの?」

「あ?

 お前ら、なのはと、すずかは、

 少しばかり面識があるだろ?

 バニングスは、今日が初対面だ、

 テレビ電話こそ画面越しに見て来たが、

 今日が初顔合わせだ、

 そんなヤツがいきなり下の名前呼びは変だろ?」

3人「なんか、変。」

「なんでぇ?」

「はぁ、もうアンタも友達なのよ?

 別にいいわよ、アリサで、

 アタシも、シンヤで呼ぶわ。」

「・・・はいよ、アリサ姫。」

「ひ、ひめ?」

少しからかってやろうか

「アリサ姫、本日は我が身をとして

 従者として護衛、荷物運び、

 何なりお申し付けくださいませ。」

跪いて、左手の甲に軽くキスをする

「にゃっ!?にゃにしてんのよぉっ?!」

二人「お~。」

「ま、可愛いのは認めるが、

 俺は別な人が好きなんでな、

 諦めてくれww」

「な゛っ!?」

「え?シンヤ君、好きな人いるの?」

「ん?ダメか?」

「え?あぁ、べつに、大丈夫、大丈夫。」

勘弁してくれ

すずか?なのはの虫よけで

俺を呼んだんじゃない・・・よな?

へぇ、イタンダ、詳シク、オハナシシマショウカ?

 

「はぁ、勘弁してくれ。」

風呂場

んで?

「おい、スケベフェレット。」

〈違うってば〉

〈じゃぁ聞くがよ、

 お前さん、“誰の部屋に居るんだ?”〉

〈あ゛っ〉

〈まぁ、それを抜きにしても、

 支えてやってくれ〉

〈なのはを?それは当然だけど〉

〈アイツ、随分前だけど、

 家族の怪我で

 “一人の期間があった筈なんだ”

 側に居てやってくれ〉

〈あ、聞いた事あるけど、

 それって、なんでシンヤが知ってるのさ?〉

〈お前が“元の姿でなのはの前に現れたらな”〉

〈えぇ゛っ!?なんでそこまで知ってるのさっ?!〉

〈それに、懸念があるんだ〉

〈懸念?〉

〈ジュエルシード、

 6個だろ?全部で21個と聞いたが、

 全部、この近辺にあるのか?〉

〈それは・・・〉

〈誰かが集めている可能性を失念してないか?〉

〈まさか、

 いや、でも、あの次元震を探知できるのは〉

〈そう言う組織か、個人だ〉

《最悪です、シンヤ、

 エリアサーチの結果、近隣に

 ジュエルシードの反応を検知、

 レイジングハートも気づきました》

「うげぇ、マジかぁ。」

〈どうするの?〉

「ま、バレるよな、早い方がいいか、

 しなの、先ずは着替えてからな。」

《流石に素肌にバリアジャケットを

 装備したくありません》

「そりゃそうだ。」

そして、6つの回収スピードが速すぎて、

彼女が間に合っていない

来るとしたら、“この温泉イベントからだ”

《魔力反応検知、

 衛星ハッキング、画像出します》

「っ!?

 魔力隠蔽、ステルスすらしないで

 単独飛行とは、よっぽど焦ってるな。」

〈凄い、ボクの何倍もある魔力保有量だ〉

「さてはて、

 どうなるやら、

 しなの、“結界展開”

 一般人は巻き込みたくはない。」

《すずかさんはいかがしますか?》

「・・・不干渉を。」

《送信しました

 返信、『怪我をさせたらオハナシです』》

「返信、

 無理、相手は二人だ、

 結界で離しとけ。」

《了解》

「フォトンランサー。」

ジュエルシードへ魔法を打ち込む

「ちょ、フェイト!」

「アルフ、急がないと封印出来ない。」

「わかってるけど!」

「来た。」

バケモノはフェイト目掛け何かを撃ちだして来る

「っ、シールド。」

「フェイトに手を出すな!!

 バインド!!」

バケモノの動きを抑制するが

「やばい、結構強いよコイツ。」

「フォトン、ランサー。」

バケモノがどんどん形を保てなくなっていく

 

「ディバイーン!バスター!」

二人「なっ?!」

ごん太ディバインバスターで

バケモノがジュエルシードに変換される

「っ?!ジュエルシード!」

「ふーいん!!」

二人の封印が被ってしまう

「あ、これは不味い、

 しなの、やるぞ。」

《了解》

二つの封印が干渉し

ジュエルシードが膨大な魔力を収集し始めた

「うそ、失敗しちゃった。」

《マスター、再度封印を》

「うん!」

「やらせないよ!

 そこの“しろいの!!”」

「しろいのってなに?

 私は高町なのはだもん!!」

「アルフ!」

「ちっ、流石に反応が早い。」

「うぇえっ?!シンヤ君!?

 なんで飛んでるのぉっ!?」

じょ、冗談じゃない

あのガキ、私の腕を本気で切ろうとした

「ガキ、てめぇはアタシが相手してやる。」

「・・・てめぇは三歳児だろうが、

 “犬っころ”」

「フェイト、ジュエルシードは一先ずあのままで、

 その白い子を頼めるかい?

 アタシは。」

「アルフ!」

「コイツをぶっ飛ばす!!」

はやい

こんなガキに!!

けっ、小学生体型じゃ力負けする

仕方ない

「しなの!」

《バトルフォーム》

姿を例の日本兵に切り替える

「ああぁっ!!あの人!!」

「戦闘中に、よそ見なんて・・・え?」

3人とも、動きが止まる

「う~し、犬アルフ、殺り合おうか。」

今度は力負けしない

くそっ!?押し負ける!?

「バインド!!」

「返すぞ!!反転魔法展開!!」

《了解》

「くそっ!?」

「うそ、アルフのバインドを。」

「ちょっと!ちょっと!

 シンヤ君!!その姿って

 どう言う事なの!!」

「・・・はぁ、ダメだ、

 しなの、フォーム解除、

 ジュエルシードを

 さっさと封印出来る状態にしよう。」

《ぁ~、よろしいので?》

「なのは!!お前はさっさと

 “封印しろ!!”

 “結界も長くは持たねぇんだ!!”

 早くやれ!!」

「なんなのその言い方!!

 そんなんじゃ、嫌だよ!!

 ちゃんとお願いして!!」

《ぁ~、シンヤ?》

《マスター、やられました》

「へ?」

「ジュエルシード、一つ目。」

「あぁああっ!?」

「行くよ、アルフ。」

「で、でも。」

「早く次を探さないと。」

「このまま逃がす、と?」

小学生体型でも撃てるよ?

“パルスレーザー”

アルフのほほに、切り傷が出来る

「・・・お、お前。」

《マスター、シンヤを止めて下さい》

「レイジングハート?」

《アレは、“非殺傷設定”が、

 解除されています》

「ぇ?」

「アルフ!!」

「女をいたぶる趣味はねぇんだけどな、

 いくら興がそがれても

 『逃がしてくれるとか』

 甘く無いか?」

「・・・フェイトには、

 手を出さないでくれ、

 アタシが、あんたも、白いのも、

 倒してやる。」

 

「はぁ、お前らの親玉に伝えとけ

 “待っていろ”とな。」

《アーマーパージ、

 待機モード》

「なのは、その女の子と話してくれば?

 アルフ、

 “悪かった、女性の顔に傷を作ってしまって”」

頭を下げる

「え?は?いや、アンタ、その。」

「少し、触れるぞ?」

「ひゃっ!?ちょっ?!」

傷口を人差し指でなぞる

「・・・いたく、ない?」

「再生速度を一瞬だけ早くしただけだ、

 老化が早くなるから、

 余り使いたくないけどな。」

「ぁ、ありがと。」

「えっと、私はどうしたら。」

「アルフ、帰ろう。」

「あの!」

「話す事は無い。」

「でも!」

「転移魔法展開、

 いいのかい?フェイト?」

「いい、時間が無いから。」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。