リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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48話

アースラ 艦橋

「ねぇ、リンディ?」

「プレシア?」

「モニター、ここ、ここよ!

 拡大して頂戴!!」

「エイミィ!!」

「はい!!」

 

映し出されるのは

 

「え?」

「エイミィ、生体反応検索。」

「は、はい!!」

「シンヤが。」

 

4人?

 

 

「ぉ?おぉ!?」

「あ、初めてましてだな。」

「そうだな。」

「あん?なんだ?お前ら?」

4人「なんで俺と同じ顔(してやがる)なんだ?」

 

 

「シンヤ君が、4人?」

「せ、生体反応も間違いなく4人分あります。」

「どうなってるの?

 アリシア!!聞こえるかしら?」

〈アリシア!〉

「うひっ!?ま、ママっ!?どうしたの?!」

波動防壁こそ抜かれていないが

怪獣?からの攻撃は止まない

「どうしたのアリシアっ!!」

《マスター!!集中して下さい!!》

「わかってるわよ!!」

 

「ママ、結構不味いんだけど何があったの?」

〈落ち着いて聞いて頂戴〉

「うん。」

 

シンヤ君が4人になったわ

 

「へ?」

「ちょっ!?アリシア!!」

「すずか。」

「なにっ!?」

 

「かなり、不味いかも。」

「うぇ?」

 

 

「各々、落ち着いたか?」

「んだよ!!『聖』!!」

「『妖力』少しは話を聞け。」

「んだよ?喧嘩なら買うぞコラ!!」

「『魔』よ、『妖力』はコレが普通だ、

 落ち着いている俺達が異常なんだ。」

「『霊力』それは同意したくないのだが?」

 

「うわ、ほんとにシンヤが4人いる。」

《ちょっ!?マスター!!

 制御をちゃんとしてください!!》

「エクサグラマ、ちょっと頑張ってて。」

《はぁっ!?》

「イアルホール、

 演算処理手伝ってあげて?」

《まぁ、オーバークロックよりはマシですか》

「すずか、

 シンヤに聞いた話、覚えてるよね?」

「うん、

 ()()になった時、

 ()()()()()()()だったわね?」

「正直、アリサお姉ちゃんが

 制御プログラムさんとやりあってるから、

 あっちに行けないし、

 なのはもフェイトも捕まってる、

 滅茶苦茶最悪な状態なの。」

「ど、どうするの?」

「・・・すずか。」

「なに?アリシア?」

 

私の血を吸って成長できそう?

 

「ぇ?」

「物凄い賭けなんだけど、

 今現状を打破できる

 一番可能性があるのがすずかなの。」

「わ、わかんないわよ!!

 それにシンヤの血を吸った時ですら、

 危なかったのに!!」

「誰も直接なんて言って無いわよ!!

 吸われるならシンヤよ!!」

「私もよ!!」

 

〈アリシア?〉

「あ、ごめんなさいママ。」

「ごめんなさい。」

 

「はい、コレ。」

「なっ!?輸血パックっ!?」

「普通、子供の身体でやる事じゃないんだけど、

 行けそう?」

 

良く良く見れば

冷や汗と小刻みな呼吸

 

「な・・・なんで。」

「いやぁ、血を3日連続で抜くのは

 不味かったなぁ~って・・・。」

そのまますずかにもたれかかる

「ばか!!ばかばかばか!!」

「ぇへへ、そぅ、だね。」

《全くです》

《ちょ、イアルホール!!

 演算を怠らないで下さい!!》

《別にパフォーマンスは

 落としていませんよ?

 後、100本ぐらい追加しても

 オーバークロックには届きませんので》

《・・・すずか、イアルホールに

 全投げしても良いですよね?》

「そうね、

 エクサグラマ、ついでだから

 1000本ぐらいにして、

 イアルホールに演算処理投げつけて頂戴。」

《ちょっ!?》

《あれ~?100本ぐらい余裕なんですよねぇ?》

「そうね、確かにそう言ってたわねぇ。」

《あ゛ぁ゛っ!?

 やってやろうじゃねぇか!!

 1000本だろうが、

 1万本だろうが

 全部制御してやらぁ!!》

「《掛かった》」ニヤリ

「・・・すずか、

 お願い、足らなかったら、

 直接吸っていいから。」

「バカ言わないで。」

 

 

「では、我々は元は一つの存在が

 何らかの影響で4人になったと?」

「あぁ、『聖』

 正直『反発する俺』と

 こうして話せるなんて

 不思議でならないんだけどな。」

「はっ、どうだか、

 何時でも殺る準備の

 時間稼ぎじゃねぇのか?」

「『妖力』

 悪いがその有り余る力は。」

 

上を指差す

 

「あのボン!キュ!ボン!の

 彼女なら知ってるのでは?」

「あぁ?

 そういやぁさっきからうるせえって

 ・・・ぉ~、金髪の女もやるじゃねぇか、

 ああ言う強い女は好きだぜ!!」

「『霊力』『妖力』

 金髪の彼女は我々の味方です、

 それに。」

「あぁ。」

4人「俺達全員の好みの女だ。」

「なら?」

「はい。」

「いいねぇ。」

「誰が彼女を奪うか競争、ですか?」

 

 

「4人のシンヤ君、動き出しました!!」

「どっちに向かってるの?」

「ぇっと・・・

 制御プログラムとアリサさんの方です!!」

 

 

「よぉ!!きんぱ「ふん!!」ぶべらっ!?」

「素敵なれで「じゃまっ!!」ごはぁっ!?」

「おい、おん「あ゛ぁ゛~!!もうっ!!」ぐべぇっ!?」

「あの!はな「ど・い・てっ!!」ぴっ!?」

 

「おい。」

「なにっ!!」

「今、誰を殴り飛ばしたんだ?」

「は?アンタを・・・あれ?」

 

4人「やべぇ、益々惚れた。」

 

「あ、シンヤが4人いる。」

「気づいて無かったのか。」

 

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