リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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55話

「ハピネス!!」

《波動爆雷散布!!》

「ちっ。」

 

黒い光線が複数迫る

 

《回避を!!》

「ダメ!!後ろにはアースラが居る!!」

《主砲連射!!》

「うあぁああっ!!」

 

▽

「姿勢制御全開!!バレルロール!!」

「くっ!?

 エイミィ!!他の火器は!?」

「・・・姿勢制御で手一杯です、

 現在、アースラは

 全ての火器類のシステムダウン、

 緊急障壁の許容量オーバーで、

 機関の出力も半減しています。」

「万事休す、ね。」

 

▽

「くそっ、今連絡が取れたが、

 最短で5時間だ。」

「そんな、なぁ!クロノ!!

 なんとかならんのか!!」

「ボクだって何とかしたい!!

 だけど、アースラ級の軍艦は

 配備数が少ないんだ!!」

「シャマル、あの近場に空間を合わせられるか?」

「出来なくは無いけど、

 どうするの?

 私達も真空中では戦えないし。」

「どれだけ大きく出来る?」

「え?ちょ、何言ってるの?」

「シャマル、

 お前の腕が通れるなら、

 『撃ちだされた魔法も通るのでは?』」

「・・・シグナム、頭、大丈夫?」

「いや、行けるかもしれない。」

「えっと?」

「あぁ、ボクはユーノ・スクライア、

 ユーノでいいよ、

 シャマルさん、

 空間は固定出来るんですね?」

「ぇ、えぇ、見る分には

 問題無いだろうけど。」

「うし、術式ならアタシが考えてやるよ。」

「アルフ、大丈夫なの?」

「ん~、ちょっとフェイトに負担が掛かるかも。」

「わかった、遠慮なく負担かけて?」

「ちょっとまって!!

 フェイトちゃんにかけるなら

 私にもかけて!!」

「なのは。」

「いや、出来ない、

 これは、私がフェイトの召喚獣だから出来る事だ。」

「そんな。」

「イアルホールに任せなさいよ!

 そんな面白そうな事!」

「え?」

《マスター?マスター?

 まさかここでやる気じゃないですよね?》

「こんな事もあろうかと、

 ちゃんと持って来たわよ?

 液(・)体(・)窒(・)素(・)。」

《のぉおおおおおっ!?》

 

▽

 

「ふっ、ふっ、ハピネス。」

《波動防壁、45%です》

「上等!!」

「質量兵器を使う魔導士など、面妖な。」

「アンタに言われたくないわよ!!」

 

拳も

 

パルスレーザーも

 

主砲も

 

「とどかない・・・このぉおっ!!」

《マスター!!》

 

しまっ!?

 

空間が裂け

攻撃が防がれる

 

「なに?」

 

〈アリサちゃん!!当たってないわよね!?〉

「・・・シャマルさん?」

 

「空間を越えて攻撃して来たのか。」

 

〈アリサちゃん!

 みんな頑張ってるからね!!

 どんどん指示して頂戴!!〉

〈いつでも撃てるよ!〉

〈うん、アリサ、

 迎撃は任せて!〉

「なのは・・・フェイト。」

〈いい!!撃たれたのは

 こっちで『相殺して迎撃するから』

 アリサちゃんは全力でコイツをぶっ飛ばして!!〉

「・・・ふふっ、りょう!!かい!!」

《主砲!!波動カートリッジ弾装填!!》

 

▽

 

「次、上空に砲撃!!」

「了解!!レイジングハート!!」

《カウントダウン》

《弾着20秒!!》

「カートリッジリロード!!」

《空間固定!!》

「レイジングハート!」

《今です!!》

 

空間から真っ黒な光線が飛び出て来る

「エクセリオン・バスター!!」

 

盛大な爆発と相殺が起こる

 

「な、なんて馬鹿げた方法なんだ。」

 

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