リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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55話

「ハピネス!!」

《波動爆雷散布!!》

「ちっ。」

 

黒い光線が複数迫る

 

《回避を!!》

「ダメ!!後ろにはアースラが居る!!」

《主砲連射!!》

「うあぁああっ!!」

 

「姿勢制御全開!!バレルロール!!」

「くっ!?

 エイミィ!!他の火器は!?」

「・・・姿勢制御で手一杯です、

 現在、アースラは

 全ての火器類のシステムダウン、

 緊急障壁の許容量オーバーで、

 機関の出力も半減しています。」

「万事休す、ね。」

 

「くそっ、今連絡が取れたが、

 最短で5時間だ。」

「そんな、なぁ!クロノ!!

 なんとかならんのか!!」

「ボクだって何とかしたい!!

 だけど、アースラ級の軍艦は

 配備数が少ないんだ!!」

「シャマル、あの近場に空間を合わせられるか?」

「出来なくは無いけど、

 どうするの?

 私達も真空中では戦えないし。」

「どれだけ大きく出来る?」

「え?ちょ、何言ってるの?」

「シャマル、

 お前の腕が通れるなら、

 『撃ちだされた魔法も通るのでは?』」

「・・・シグナム、頭、大丈夫?」

「いや、行けるかもしれない。」

「えっと?」

「あぁ、ボクはユーノ・スクライア、

 ユーノでいいよ、

 シャマルさん、

 空間は固定出来るんですね?」

「ぇ、えぇ、見る分には

 問題無いだろうけど。」

「うし、術式ならアタシが考えてやるよ。」

「アルフ、大丈夫なの?」

「ん~、ちょっとフェイトに負担が掛かるかも。」

「わかった、遠慮なく負担かけて?」

「ちょっとまって!!

 フェイトちゃんにかけるなら

 私にもかけて!!」

「なのは。」

「いや、出来ない、

 これは、私がフェイトの召喚獣だから出来る事だ。」

「そんな。」

「イアルホールに任せなさいよ!

 そんな面白そうな事!」

「え?」

《マスター?マスター?

 まさかここでやる気じゃないですよね?》

「こんな事もあろうかと、

 ちゃんと持って来たわよ?

 ()()()()。」

《のぉおおおおおっ!?》

 

 

「ふっ、ふっ、ハピネス。」

《波動防壁、45%です》

「上等!!」

「質量兵器を使う魔導士など、面妖な。」

「アンタに言われたくないわよ!!」

 

拳も

 

パルスレーザーも

 

主砲も

 

「とどかない・・・このぉおっ!!」

《マスター!!》

 

しまっ!?

 

空間が裂け

攻撃が防がれる

 

「なに?」

 

〈アリサちゃん!!当たってないわよね!?〉

「・・・シャマルさん?」

 

「空間を越えて攻撃して来たのか。」

 

〈アリサちゃん!

 みんな頑張ってるからね!!

 どんどん指示して頂戴!!〉

〈いつでも撃てるよ!〉

〈うん、アリサ、

 迎撃は任せて!〉

「なのは・・・フェイト。」

〈いい!!撃たれたのは

 こっちで『相殺して迎撃するから』

 アリサちゃんは全力でコイツをぶっ飛ばして!!〉

「・・・ふふっ、りょう!!かい!!」

《主砲!!波動カートリッジ弾装填!!》

 

 

「次、上空に砲撃!!」

「了解!!レイジングハート!!」

《カウントダウン》

《弾着20秒!!》

「カートリッジリロード!!」

《空間固定!!》

「レイジングハート!」

《今です!!》

 

空間から真っ黒な光線が飛び出て来る

「エクセリオン・バスター!!」

 

盛大な爆発と相殺が起こる

 

「な、なんて馬鹿げた方法なんだ。」

 

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