リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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空っぽの資材庫

カタコトで喋るシナノ

頭を抱えるリンディ

シンヤの明日は何処へ行く?


60話

「で?」

「いや、これで完全修復完了したんで。」

「この()()()()()()()()?」

「ナハト・ヴァールさんですね。」

「どうしてはやてちゃんと

 変わらない背丈なのかしら?」

「シナノで改変した戸籍謄本をですね、

 八神・闇璃(あんり)として登録しまして。」

「それ、犯罪よね?」

「人の個人情報を勝手に調べる管理局に

 言われたくありませんね。」

「うぐっ。」

「それに、()()()()()()()()()()()()()()

 リンカーコアは、はやてのコピーなので、

 魔導士でもありますね。」

「ちょっ。」

「あぁ、夜天の書は()()()()として分離、

 リィンフォースツヴァイが管理してます。」

「ちょっとまって?

 ツヴァイってどういう事かしら?」

「あぁ、

 闇璃~、アインス呼んで~。」

「ハィ。」

まぁ、目隠れぱっつんは変わらず

非常に大人しい子になったナハト・ヴァールもとい

アンリ

羞恥心が欠け気味で、

今の今まではやてをそのメロンで挟んでいた

 

「あかん、昇天してもえぇ///」

「黙れ狸女。」

「ヨンデキタヨ?」

「なんだ、昨今の情勢を

 ドローイングしている途中だったのに。」

「いや、単純に映画見てただけだろ?」

「まぁ、そうとも言う。」

 

分離、分担管理にしたのは良かったのか?

と、思う程、

アインス、ツヴァイ、アンリ(ナハト・ヴァール)

この3人は八神家に完全に溶け込んでいた

 

「まぁ、こんな感じです。」

「・・・報告書を見た時は正直、疑ったけど。」

 

まぁ、あの日からひと月

12月のあの日クリスマスである

 

「と、言うか、リンディ母さんは

 艦長を降りたんじゃなかったっけ?」

「ホイホイと降りれないのよ、

 管理局の人材不足はね。」

「あ、それは聞きません。」

「もぅ、少しは愚痴に付き合ってよシンヤ君?」

「えぇ、もうコタツの妖精な母さんに

 みかんを()()()してますねぇ。」

 

アリサ、すずか、アリシアは、

なのはを捕まえ、

プレシア母さんとフェイトも一緒に

クリスマスケーキを取りに行くついでに

買い物を頼んでいる

 

「それで?」

「あぁ、アインス、戻っていいよ?」

「ん、了解した。」

「ワタシハ?」

「アンリは、こっちおいで~?」

「ハ~イ。」

 

コタツでアンリを前に抱える

「ほれ、暖まってろ。」

「ワカッタ。」

「アンリ?」

「ナ~ニ~?」アッタカ~イ///

「楽しいか?」

「ウン♪」

「うし、このまま入ってて?」

「イイノ?」

「あぁ、アリサ達を迎えに行って来る。」

「ファ~イ。」

 

むぎゅう と、潰されるメロン二つ

 

いや、でけぇな、マジで

っと、いかんいかん、俺はアリサ達が居るんだ

 

まぁ、リンディ母さんとみかんの

「はい、アンリちゃん♪」

「ア~ン♪」

モグモグ♪

「リンディママ♪」

「あ~ん♪」

 

はぁ、いくらでも眺めてられるけど

 

 

「これで全部ね?」

「流石に重いわ。」

「そうね、しん「呼ばんでもくるわ」もぅ!」

アリサに()()()()()

強制召喚されるのだ

 

最悪なのは用を足している時

 

あの《真言》のせいである

 

シナノの空間庫に荷物を放り込んで行く

《あのですねシンヤ?》

「んだよ?保管庫は全然余裕だろ?」

《それは勿論!!

 大型艦艇ですら収納出来るのですから!!》

「なら良いだろ?」

《生物を入れて置く場所では無いんですよ!!》

「アリサ、頼んでた()()()()()()は?」

「はい、コレ。」

《すいませんでしたーっ!!》

《ほんと、見えない筈なのに》

《土下座が見える気がする》

「だな。」

 

流石にハピネスはユニゾン状態

なので、

アリサは、アイリスフィール風の長身美人モード

すずかもユニゾンを頼んで来たが

()()()()()()()()()()との

相性問題で搭載出来なかった

 

「はぁ、私もバトルフォームじゃないのが良いのに。」

《あのですね、

 すずか?まず、

 ヴァンパイアスタイルですらちゃんと扱えてないのに

 ユニゾンなんて出来ませんからね?

 そもそも、吸血鬼の力を掌握すれば、

 『容姿はいくらでも変えられるんですからね』》

「うぐっ、それは、そうだけどぉ。」

「ははっ、すずかは

 そのままゆっくり成長してくれよ。」

「でもぉ。」

 

ま、すずかが言うのも無理はない

 

俺は新たな身体になった

 

用は身体能力状、

最大のパフォーマンスが発揮できる身体

つまり、20代の身体で『固定された身体になった』

 

「まぁ、この背丈のシンヤが

 私達を連れて歩ってると

 まぁ、犯罪臭漂うよね。」

「アリシア!薬で何とかならない?」

「あのねぇすずか?

 いくらでも成長促進剤に近いモノでも、

 精々一日の成長を進めるだけ、

 要は、『シンヤと一緒に居れる時間が一日減るのよ?』

 それをわかってて言ってるの?」

「あうぅ。」

「まぁ、俺は待つさ、

 その為にも

 宮司としてちゃんと免許取らなきゃな。」

「あ、ソレなんだけど、

 宮司さんてちゃんと結婚出来るわよね?」

「そりゃぁ、問題無いけど、

 どした?アリサ?」

「・・・私の髪の色、

 黒に染めなきゃだめ、かしら?」

「いんや、染めなくていいんだぞ?」

「へ?」

「神社でも、お寺でも、

 今じゃ外人さんが宮司なりお坊さんなり

 『女性の人も居るんだぞ?』」

「そうなのっ!?」

 

ま、コレは単純な話、男の後継者不足もあるのだ

病院で死を迎えるようになった弊害とも

言えるかもしれないが

 

「まぁ、あれだ、年末年始は

 めっちゃ忙しいから、

 初詣どころじゃ無くなるんだけどな。」

「そう言えば、

 シンヤってどこの神社なの?」

「そう言えば、一度も言った事ないわね?」

「そうだね?

 私も知ってるのは今のシンヤの家だけだし。」

「ぁ~・・・。」

「ねぇ?シンヤ?」

「プレシア母さん?」

「貴方の前の街、

 なんて名前だったかしら?」

 

あぁ、冬木市だよ?

 

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