衛宮家
コタツの上で丸まる様に
眠るリインフォースツヴァイ
「ありゃ、寝ちゃったか。」
「えぇ、流石に落ち着いたようです。」
「こんなにちっちゃいのに
あんなに食うとは驚いたけど。」
「えぇ、しかし、
このサイズにあう布団・・・。」
「ぁ~・・・これでいいかなって?」
「何時しかの余り布ですか。」
「あぁ、綿とかは残ってたので十分だったし、
後は枕なんだけど。」
「それでしたら、
髪留め辺りを根幹に、残りの綿で包み、
枕にしてはどうでしょう?」
「それ採用!」
▽
「ん・・・あれ?」
(リィンのサイズに合う布団に枕?)
「あ゛っ!!」
「お、起きたか。」
「しっ!?しろうさん!?」
「セイバー、風呂場に案内してやってくれるか?」
「はい、朝練の汗も流したいですし、
お先に頂きます、
では、小さき戦士、リインフォース・ツヴァイ、
お手を。」
「は、はいぃ~///」
▽
風呂場
「なるほど、主様と喧嘩をされてしまったと。」
「そうなんですぅ、
でも、ここが何処かわからなくて
保有魔力量だけじゃ転移も出来ないし、
なんて声(念話)を掛けようか。」
「ふむ、
聞くだけですが、
それは主様の責任では無いでしょうか?」
「ほんとですか?」
「はい、
リインフォース「あの」はい?」
「ツヴァイ、か、リィンで良いですか?」
「ふむ、では、
リィン、主様は
リィンがちゃんと貼り紙をしていた
「そうです!!
ちゃんと!リィンの!って
大きく書いてたのです!!」
「それはいけませんね、
私も貼り紙をして
食べられない様にしていますが、
稀にタイガに食べられてしまう時がありますね。」
「タイガ?」
「はい、まぁ、シロウの姉の様な存在ですね、
恐らく『タイガー』と言えば、
何処からともなく「誰っ!?タイガーって言ったの!!」
タイガ、ココは浴室なのですが?」
「あ、ごめんなさいセイバーちゃん。」
なんであの勢いで扉のガラスが割れないんだろう?
▽
「あれ?もう一人誰かいたような。」
「あれ?藤姉、来てたのか?」
「もぅ!!
今日の朝ご飯何々っ!?」
「・・・今日は、焼き秋刀魚と、
味噌汁の定食風だ。」
「やった!納豆もあるよね?」
「はぁ、冷蔵庫にあるよ。」
「さっすがシロウ!!」
「シロウ、ただいま上がりました。」
「ました~。」
「おぅ、妖精さん?」
「あ。」
「ぁ。」
「ん~・・・がおがおさんですか?」
「え?わたし?」
▽
「へ~、そう言う種族のサーヴァントなんだぁ~。」
「えへへ~。」
(小人族のサーヴァントってなんだろう?)
「所で今日の予定は?」
「アタシは町内会の会議。」
「私は今日は休みです。」
「俺もバイトは入って無いし、
まぁ、家の掃除がてら
買い出しだな。」
「それでしたら、ご一緒致します。」
「リィンも一緒に行きたいです!」
「ん~・・・セイバー、
コレを肩掛けしてくれるか?」
「はい、コレは。」
「センターポーチ、だったか?
このサイズなら、リィンも入れるだろ?」
「はい!」
「あ、いっけな~い
もう時間がないわ、
シロウ!夕飯も来るから
なんか準備しといてね!!」バビュン!!
「ったく、フジねぇのヤツ。」
「がおがおさん素早いですね。」
「リィン?
その、がおがおさんとは?」
「はい、タイガを何となく感じたまま呼んだとしたら、
がおがおさんかな~って思ったです!!」
「「ぷっ(ぶふっ)!?」」
あはははは
「そんなに面白いです?」
「ぁ~、そうだな、
リィン?俺たちはどうなんだ?」
「ん~・・・シロウさんは。」
カチカチさん?
「え?」
ぶふっ!?
「なんとなく、です、
魔導士とは違う魔術師の端くれと
おっしゃっていたので、
なんとなく、です。」
「フククク、り、リィン?
私はどのように、プククク。」
腹ペコさんですぅ
「はぅ///」
「ぶはははっ!?セイバー!
あはは!言われてるな!」
「もぅ!シロウ!!」
「でも。」
「リィン?」
「なんだか、
腹ペ・・・じゃなくて、
セイバーさんの
もう一つ感じるのです、
何でしょう?」
「え?」
「私が、もう一つですか?」
「なんとなく、です、なんとなく。」
▽
「ふむ、我に気づく輩も居る者だな。」
「うわっ!?
あ、アルトリアさんっ!?」
「おぉ、すまん、ロッテ、
気を緩め過ぎたわ。」
「まってっ!?
消えないでよ!?」
「なんだ?」
「その、
姿を消してるのも魔力を使うんだよね?」
「まぁ、微力ながら。」
「なら、家の中に居るなら
解除しててもいいんじゃない?」
「ふむ、まぁ、窓辺りに不可視でも
魔術を掛ければよいか。」
「うん、そうしなよ!」
そう言って紙袋を広げる
「ん!!この匂いはっ!?」
「今日はお給料日だから
じゃ~ん!
ジャンクフード詰め合わせで~すっ!!」
「うむ!
我もご相伴にあずかろうぞ!」
「では!」
「頂こう!」