リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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管理局魔導士の雑談

「はぁ。」
「どうした?」
「いや、休暇申請通らなかった。」
「だろうな。」
「なんでったって、
 また事件が起こるんだか。」
「まぁ、この間のアレ(夜天の書事件)から、
 落ち着いたからなぁ。」
「大体、暫定情報も
 断片的過ぎねぇか?」
「確かに、巨(・)大(・)な(・)球(・)体(・)以外、
 情報が無いと来たもんだ。」
《マスター、リインフォース・ツヴァイから
 ダイレクトメールです》
「え?なんでお前のデバイスに?」
「知るかよ、まぁ、内容は?」
《はい》

拝啓管理局のお兄様・・・お兄さんへ

ちょっと家出中なんですけど
例の事件に関係する『機体』を発見したのです!
空間庫に保管してあるので
指定座標に取りに来て欲しいのです!

因みに、はやてちゃんへ伝言をお願いします。

ユ・ル・サ・ナ・イ です!

「・・・お前、あんな少女に。」
「勘違いすんなよ、
 お菓子をあげただけだ。」
「へ~。」
《マスター、検索した法令に
 幾つかマスターの行動が
 当てはまりそうなのですが?》
「・・・お前ら、休暇もメンテナンスも
 いらないのか、ソウカソウカ、
 サービス残業ニモ手当ハ要ラナイカ。」
「《すいませんでした》。」


66話

冬木市

 

「さてはて。」

《シンヤ!!》

「んだよ?」

《どうしてダイヤモンドヤスリを

 使うんですかっ!?

 500番にして下さいよ!!》

「ソウカソウカ、

 マダ削ラレ足リナイカ?」

《ゴメンナサイ、以後、言動ハツツシミマス》

「さて。」

ほぼ使われなくなって久しい

ガラケーで、士郎に電話を掛ける

 

〔はい、衛宮ですけど〕

「うい~っす、シンヤで~す。」

〔うぉっ!?シンヤじゃん、久し振りだな〕

※黒セイバーの件で冬木市に出入りしていますが

 士郎とは遭遇していません

「あぁ、引っ越して以来だから半年ぶりか。」

〔ん?なんかあったのか?

 声、疲れてるぞ?〕

「まぁ、色々あったんだ、色々。」

〔ぁ~、

 お前の色々は、マジで色々だからなぁ、

 んで?今どこに?〕

「あぁ、用事があってな、

 丁度冬木市に居るんだ。」

〔マジか!

 丁度俺達は夕食の買い出しで外に出てんだよ〕

「へ~、タイガも会ってねぇしな、

 顔出しぐらいするか。」

〔そうしてくれ、藤姉も喜ぶよ、

 そうだ、セイバー、

 今、シンヤと電話繋がってるけど、

 なんか話すか?〕

〔そうですね、久し振りです、シンヤ〕

「お、久し振り、セイバー、

 相変わらず胃袋は士郎の物か?」

〔はい、私の胃袋はシロウの虜です〕

「元気そうで何よりだ、

 今からそっちに向かうにしても

 18時辺りになりそうだ。」

〔わかりました、では〕

〔ちょ、せ〕ぶち

 

「相変わらずセイバーのぶつ切りは健在だな。」

ピコ

〖すまん、18時過ぎに家に来てくれ〗

〖了解〗

《シンヤ、

 なぜ、ガラケーを使うのですか?》

「ん?いや、まだ使えるからな、

 スマホを触る前に

 デバイスって言う便利な端末に

 触っちまったからな。」

《雑用係では無いのですが?》

すっ

《すいませんでした!!》

「よろしい、

 先にアルトリアの方寄るぞ?」

《そう言えばそっちが目的でしたね》

「あぁ、この渦(・)巻(・)い(・)て(・)る(・)魔(・)力(・)結(・)界(・)についても

 なんか知ってるだろ。」

▽

ロッテの隠れ家

 

「あれ?明かりが点いてる。」

《普通の家では当たり前では?》

「まぁ、そうなんだけど。」

コンコンコン

「お~い、ロッテ~?」

 

「あれ?」

《シンヤ?念話で聞いては?》

「そだな、ロッテ~?」

 

〈ふへ?シンヤ?〉

〈んん?ロッテ?大丈夫か?〉

〈ま、魔力酔い~〉

〈ぁ~・・・部屋に

 洗濯物干して無いよな?〉

〈ないよ~〉

〈入って大丈夫か?〉

〈アルトリアさん、大丈夫~〉

〈問題ない、風呂に入ってるだけだ〉

〈充分アウトだろ、

 また日を改めるか?〉

〈いや、今出た〉

〈髪乾かして着替えてからな?〉

〈まぁ、そうさせて貰おう〉

 

あ、ドライヤーの音がする

《シンヤ?》

「あのなぁ、

 アルトリアが元は男でも

 今は女(・)性(・)の(・)身(・)体(・)、

 おいそれと見て良い物じゃない。」

《しかし》

「お前なぁ、ハピネスに

 握(・)り(・)潰(・)し(・)て(・)貰(・)っ(・)て(・)も(・)良(・)い(・)ん(・)だ(・)ぞ(・)?」

《ハイ、私ガ間違ッテマシタ》

 

どうやったら

握力が6連波動エンジンの馬鹿力になるのやら

 

 

 

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