リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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7話

数日後

シンヤ自宅

ぴんぽ~ん

「ん?誰だろ?

 しなの、外に誰が居るんだ?」

《いえ、例のゲートからですよ、シンヤ》

「あ、そっちか、

 チャイム別にしなきゃな、

 はいは~い、いまあけ・・ま、

 はぁ、とりあえず入れよ。」

リビングに

リンディ・ハラオウン

クロノ・ハラオウン

エイミィ・リミエッタ

“アリサ・バニングス”

“月村すずか”

高町なのは

が、揃ってしまっていた。

「アリサ、お前さんは

 普通を謳歌して欲しかったんだけどな。」

「・・・やだ。」

「なんで?」

「置いてかれるから、やだ。」

「あら?シンヤ君は、

 アリサちゃんを大事にしてるのね?」

「いいえ、

 こうして関わる、

 “狙われる立場になるから回避したかったんです”」

「・・・そうね。」

「あの。」

「なのは、お前は自分から言い出したのか?」

「えぅ。」

「ごめんなさいね~、

 これ、私が原因なのよ~。」

「リンディさん、

 “コレが時空管理局やり方ですか?”」

「・・・私が死んでも、

 変わりが来るわよ?」

三八式の着け剣を首に押し付けても

目の色すら変えねぇ

か~、おっかねぇ

「すずかも、アリサも、

 “人質ですね?”

 今後、ジュエルシードの回収に手を貸せと。」

「ち、ちがうの、

 ごめん、わたし、わたし、が、

 ごめん、シンヤ。」

「・・・泣くなよ、

 それは堪える。」

そっと拭ってあげる

「それだけ出来ていながら、

 なぜ、好きと言う表現にならないのかしら?」

「・・・リンディさん、

 協力はしますけど、

 あくまで単独行動を許して貰わないと

 俺は“しなの”を使って

 アースラを乗っ取ります。」

「認めましょう、

 そして、アリサさんを介抱して貰えるかしら?」

「・・・わかったよ。」

シンヤの部屋

「泣くなって。」

「・・・もん。」

「泣いてる。」

「泣いてないもん!!」

「・・・ごめんな、

 俺が悪かった。」

「なんで、シンヤが謝るの?」

「・・・俺、

 転生者ってヤツなんだよ、

 両親を航空機事故で失ったその日に、

 “前世の記憶が復活したんだ”

 だから、この世界での親族は

 “他人にしか思えなかった”

 だから、“一人を選んだんだ”」

「さびしく、ないの?」

「・・・寂しい、か、

 前世も一人だったからな、

 大して思わなかったよ。」

「・・・おしえて、くれるの?」

「アリサ、俺を選ぶな、

 まだ、9歳だろ?

 きっと俺より良い奴がいる、

 俺を選ぶな。」

「・・・やだ、

 いっしょにいたい。」

「やめとけ、

 今後、ジュエルシードの争奪戦になる、

 フェイトって子と戦う事になる、

 その上の奴ともな。」

「・・・まってる。」

「やめろ。」

「わたし、いまのきもちに、

 うそ、つきたくない!!」

 

「・・・すき、シンヤをすきなの。」

「悪いな、

 キス一回じゃ、安すぎる。」

「え?」

「はぁ、俺がお前の家に引っ越すよ、

 それで妥協してくれ。」

「それって。」

「お前の気持ちが変わるまでは

 “一緒に居てやる、アリサ・バニングス”」

「ぜったい、かわらないんだからね!!」

「さてと、

 チェーンバインド。」

扉が開き全員がなだれ込んで来る

「のぞき見も

 “時空管理局のやり方ですか?”」

「あ、あははは。」

「大胆ねぇシンヤ君は。」

「ききききっ!?」

「あ、アリサちゃん、

 なにしてたの?」

「え?なのはちゃん?

 いまの理解してないの?」

「しなの、

 アリサに手、貸してやれ。」

《りょ、了解》

「ねぇ?しなの?」

《は、はい》

「みんなにも恥ずかしい思い

 して貰った方がいいよね?」

《ど、道徳に反する事でなければ》

「・・・貸しね?」

4人「貸し?」

「そ、なんでも一つ、

 “私からの我儘を聞く事”

 これでいいかしら?」

「良いんじゃないか?アリサ。」

《記録しました》

そして、この一悶着中に

フェイトに3つ程取られてたりする

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