リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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69話

冬木市内

 

「さて、アルトリアが教えてくれた

 場所・・・場所~・・・うぉい。」

「なんだ貴様?」

「ギルじゃん、焼き鳥美味いか?」

「うむ、この甘辛いタレは

 中々に美味だな、

 して、シンヤ、貴様は

 ()()なにを抱えておる?」

「まぁ、色々だな、

 食うか?十〇石饅頭。」

「ほぅ、饅頭か。」

饅頭を頬張るギルガメッシュ

「ふむ、この饅頭に免じて

 この俺が貴様に行く先を掲示して進ぜよう。」

「・・・すまん。」

「なぁに、俺とお前の仲だ、

 流石に名誉国民の権利は与えんがな!」

 

二人で笑い合う

 

まぁ、小さい頃

ギルガメッシュとはよく遊んだ仲でもある

 

蝉の抜け殻を宝物として集めてたり

ギルガメッシュの宝具の手入れを手伝ったり

なにかと気があった

 

「そこの角から精々100m程か、

 妙な建造物が建築されてな、

 その日からこの魔力結界が形成された、

 俺はこの程度の乱れは平気だが、

 余り長く続くと

 軟弱な者共は次第に()()()()()()()()。」

「ありがとう、

 ()()()、友人としてまたこうして話せる事を

 誇りに思う。」

「たわけ、

 貴様はエルキドゥの次に良き友だ、

 しかし、難儀な身体になったものだ、

 魔力回路も無い、魔力自体も無い、

 しかしそれを補う別な何かの力が

 有り余っておる、

 だが、使い方を間違えるなよ?」

「勿論。」

「ほれ、コイツを持って行け。」

 

しれっと宝具を一つ渡して来る

 

「・・・借ります。」

「なんだ、いらないのか?」

「返すよ、()()()()()()()?」

「ふっ、貴様なら使わせても良い、

 だが、返すと言うなら

 ()()()()()()()、いいな?」

「あぁ!必ず!」

 

 

その建物は『見かけは教会だった』

 

《シンヤ、間違いありません、

 『複数ある魔力収縮点の一つです』》

「ふむ、壊すか?」

《・・・シンヤ、アリサに毒されてません?》

「なんか言ったか?」スッ

《お願いですから、

 それをしまって貰えませんか?》

「ちっ、

 壊す以外だと、封印するにも

 そう言う装置は作って無いからなぁ。」

「物騒な事を言ってくれますねぇ。」

 

誰だ?気配が無かった

どれだけ魔力隠蔽をしても

『僅かに変化がある筈だ』

 

「どちら様ですか?」

「それはこちらのセリフですよ?」

「これがあると困る者の一人ですね。」

「おや、困るとは?」

「俺の嫁さんや、知人が体調を崩しててな。」

「それはそれは、

 ですが、この()()は、

 来るべき時に備えての物です、

 ()()()()()()()()()。」

 

「はぁ、シナノ、やっぱここ壊す。」

《そうですね、リンディ艦長に連絡して置きました》

「シナノ?」

「あぁ、俺の相棒だな。」

「これは()()()()

 まさか、()()()()()()()()()

 会合出来るとは。」

 

「ほぅ、シナノを知っているとは、

 ()()()()()()()()()()()()()。」

《そうですね、

 私の存在を知っている、

 まぁ、『数人に絞れるのですが』》

「おや?私の事を?」

 

「《あぁ、殺して構わない相手だって事だ》!」

 

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