「ぅ~。」
だるい
シンヤが解決して来るって言ってたけど
《アリサ、ダメです》
ベットにチェーンバインドで
ガッチガチにされて動けない
「ね~、ハピネス~。」
《駄目です、
あの『変質魔力』は
アリサの身体に悪影響以外ありませんので》
「それはこの『波動防壁』で
緩和出来るんでしょ~。」
お風呂、トイレ以外部屋から出て無いので
そろそろ限界だ
《っ、なに?》
「ほぇ?ハピネス?」
《私、『誰かさんの劣化コピー品なので』》
「えっと、誰と話してるの?」
《空間庫、解放》
「ちょ、ハピネス?」
《すみませんアリサ、
シナノが懲りないので》
「ま~た何してたの?」
《はい、ロッテさん、あ・・・『オルタ』さんの
デバイスを造ってあったのです》
「『オルタさん?』ハピネス?」
《アリサ、
今回の敵側に『真名』で相手を操る物か人物が
あるそうなので『真名』は今後控えて下さい、
この会話すら盗聴の恐れが出てきます》
「な゛っ!?」
《・・・アリサ》
「なぁに?」
《・・・いえ、聞いてよろしいでしょうか?》
「言って。」
《『今回の敵は相性が最悪です』
関わらない事を推奨致します》
「・・・ハピネス。」
《アリサ、わかっても》ギリギリ
《あだだだっ!?アリサっ!?》
「ハピネス。」
《ですから!!》
「自分の身ぐらい守れなくて
『シンヤの奥さんやれないよ』」
《それは》
「後ね?」
《アリサ?》
「相性程度で私が引き下がると思わないで?
今は仲間だけど
『アンリちゃん』
『ナハト・ヴァール』と戦って
如何に私の力不足だってのが身に染みて
わかったんだもん。」
《アリサ》
「ほら、夢幻空間開けて?
『シンヤに恥ずかしく無い奥さんにならなきゃ』」
《・・・やはり理解できませんね》
「習うより慣れろ、よ?」
《ぁ~・・・元のお嬢様は何処に隠れたのですか?》
「ちょっと、私の何処が
お嬢様じゃ無いって?」
《武道を極めつつあるお嬢様を
お嬢様として呼べないかと?》
「へ~、そ~ゆ~こと、言うんだ~。」
ミシミシミシミシ
《ちょっ?!やめっ?!》
「ハ・ピ・ネ・ス?」
《はい!!》
「模擬戦難易度、『ルナティック』ね?」
《・・・はぃ》
▽
「さて、一旦帰るよ。」
「そうか。」
「ぁ~、明日はバイトだ~。」
「そうか、なら夜のアレは控えめだな。」
「そ~だね~、明日に支障が出ちゃうのは
お店も困っちゃうもんね~。」
「そんじゃな。」
▽
道中
(ま~た誰かうろついてるな)
昼間の内に残り『五ヶ所』を強制ワープさせ
ちゃっちゃと『本気の一部シナノ』で消滅して来た
(尾行?にしては気配は漏れてるし)
《シンヤ、間違い無く
誰かがついて来ています、が》
そうなのだ
『微弱過ぎて判別できない』
「あれ?シンヤだ。」
「おう、士郎買い物帰りか?」
「あぁ、そっちは?」
「俺は用事が済んだから家に帰るよ、
嫁さんの体調も気になるからな。」
「大変だな。」
「そうだ、士郎?」
「なんだ?」
手早く『首根っこ』を掴み士郎の前に突き出す
「コイツに見覚えは?」
「・・・い、イリヤじゃないか、
なんでここに?てか、あの二人は?」
「あ、あははは~・・・。」
(あ、これトラブル確定だわ)
▽
《ん?》
「ハピネス?どうしたの?」
《今日は帰れないそうです》
「え~、また~?」
《なんでも『士郎』がらみで
巻き込まれているそうです》
「またか。」
《もはや、トラブルメーカーですね》