リリカルなのは 変動記   作:扶桑畝傍

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お久しぶりです


78話 どうしてこんな火力特化編成になった?

「ロッテ~・・・まだかぁ~。」

「も、もうちょっと、かな?」

 

「あ、ここか、すまん、遅くなった、

 シナノ結界形成。」

《周辺住民、ペットの避難完了です》

「せぃっ!!」

 

飛び交う魔道生物を

『漸く全力で叩きつける』

 

ドッゴン!!

 

結界の端に今回の魔道生物がぶつかる

 

「なんだありゃ?」

《今までのデータにはない形状ですね》

「おや、アレは。」

「キリツグさん、見覚えが?」

「いや、無い。」

 

「あら、

 アレが近所迷惑な魔道生物なのね?」

「あ、アイリさん。」

「ほぅ、『元うつわ』とは、

 キリツグとか言ったか、

 アイリなる人物を大事にしろよ?」

「言われなくても。」

構える銃火器は

間違いなく相手を殺す為のものばかり

 

パルスレーザーで牽制をしながら

キリツグさんの対戦車ライフルが

確実に魔道生物にめり込んでいく

 

その脇で

『何時もの様にメックのバーガー』を

頬張るオルタとロッテ

 

「なんだなんだこの光景・・・って、親父!」

「シロウか、援護、頼めるか?」

「わかった、来たれ!セイバー!!」

 

「ん?」

「危なかった、セイバー

 招集により推参しました。」

 

全員の視線が口元に集まる

 

「セイバー、

 クリームの髭が出来てる。」

「へ?」

 

 

仕切り直し

 

しかし前回の魔道同様素早く

中々捕らえられない

 

《シンヤ君聞こえてる?》

「はい、リンディさん。」

《アースラでも調べたけど、

 あの魔道生物は

 何かを核にして動いている以外

 全くの未知数なの、

 出来たらなんだけど、捕獲出来るかしら?》

「今の時間では、

 3人とも授業中ですし、

 俺らじゃ『吹き飛ばす』ぐらいしか

 出来ませんねぇ。」

 

シンヤ

→シナノにおける火力で吹き飛ばすのが前提

 

セイバー・オルタ&ロッテ

→ぱわーでゴリ押し

 

セイバー&シロウ

→決め手はエクスカリバーなので同じ

 

キリツグ

→どこから集めたのかC4やら

 扱いを誤れば自爆必須な火気厳禁なブツばかり

 

アイリスフィール

→フラストレーションが

 溜まりに溜まっているので吹き飛ばしたい

 

イリヤスフィール

→バーサーカーは、辛うじて動きに付いて行ける

 結局、吹き飛ばし系統

 

《なんでそんな火力特化型編成なのよ・・・》

 

結論、吹き飛ばすしかない

 

「じゃ、シナノ、

 近隣衛星に影響の出ない射線を確保して。」

《はぁ、既に計算済です》

「んじゃ、いっちょ吹っ飛ばしましょうか!」

「は~い!」

 

既に背後には魔法陣が浮かび上がり

『ナニカ』が、溢れている

 

オルタの剣撃で吹き飛ばされ

セイバーの剣撃で追い打ち

キリツグの爆発で空中に投げ出され

バーサーカーの投げ剣で結界に貼り付けにされ

 

「“さぁ、私の鬱憤を晴らさせて頂戴?”」

 

“蓄積されし思念よ”

“今こそ解放の時”

“さぁ、かのモノを蹂躙せよ”

『パンツァーカイル』

 

(うわ~、戦車だらけ)

《戦車の火力で宇宙まで影響が出るのでしょうか?》

(お前、撃ちだされる砲弾が

 ただの弾頭だと?)

《へ?》

 

撃ちだされる砲弾は

魔道生物に直撃するたびに

紫煙を纏い爆発していく

 

そして、どんどん結界に亀裂が広がって行く

 

《あの、シンヤ?

 結界が、壊れそうなんですが?》

「だろ?」

 

「さ、全車両!一斉射!!」

 

爆音を轟かせ結界は壊れ

魔道生物はそのまま空高く舞い上がり

 

昼間の空に一瞬だけ光を灯し消えた

 

「ん~っ!!たまにはお外で運動しないとね♪」

「そうだな。」

「ママ、流石にコレは不味いんじゃぁ。」

 

ま、そこはシナノが全力で隠蔽工作をしてくれたので

『隕石の爆発』に収められた

 

そう、隕石が悪いのだ

 

 

一旦イリヤスフィールの家に戻り、

今後

魔道生物の駆除並びに

行方不明魔導士の捜索における

協力関係が築かれた

 

 




今回の魔道生物
→多分トカゲっぽい
 核はジュエルシード
 スカ産

アイリスフィールさんの術?

『パンツァーカイル』
実は詠唱はいらない
発動ラグは0.3秒
しれっとドイツ語で喋っている

色んな意味で外に出れず
不貞腐れている事の方が多い

キリツグが本来ストッパーだったのだが
とある依頼中、勝手に外出していた
アイリスフィールと合流
そこで『固定砲台』として有能だった為
ストッパーの意味は消えてしまった

体力は一般女性以下なので、
走ると20mでバテてしまう

しかし、魔力保有量は桁違いであり
その場から動かない『固定砲台』で真価を発揮する

オルタ&ロッテ
一般巻き込まれ魔導士が板につきつつある
報酬はジャンクフード

シンヤ&シナノ
アイリスフィールの桁違い魔力に
若干引いている

イリヤスフィール
アイリスフィールと、
キリツグが壊した周辺施設の
修理費用明細で卒倒しそうになるが耐えた
なんとか、アインツベルンの抱える業者に
割安で修理費を圧縮、
危うく借金を抱える所だった

リンディ
周辺施設の修理費請求が
こちらに来なくて一安心している
もし、こちらに来ていたら
『時空管理局』の経費では
収まらない額だった
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