タイムリープしたら10年前の世界だった件   作:ボノぼん

10 / 32
何だかんだお気に入り5になってた。


逃げるバブルス君と、頑張る死人青田千次郎!

「バブルス君を捕まえるってあのゴリラを?」

 

「そうじゃ。ただ捕まえるだけじゃ」

 

界王の弟子になった千次郎はまず最初の修行ということでバブルス君を捕まえることが

課題になった。

 

「なんだー!意外に簡単じゃん」

 

「まぁそう言えるのも今のうちだと思うがな」

 

首の骨を鳴らし、準備運動している時に界王が発破を掛けてくる。

 

「それにしても何でこの星はこんなにも体が重いんだ?」

 

千次郎は界王星に来た時に物凄い引力で引っ張られたため体がとても重たかった。

 

「それはそうだなぁここは小さな星だが凄い重力でなぁなんせ10倍くらいかなぁ」

 

「じゅ、じゅじゅじゅじゅうばい!?!?」

 

10倍と言われ腰がひけてしまった。

 

「だからお前の体重も10倍になる!」

 

「じゃ、じゃあ俺の体重は確か・・・62kgだったから・・・620kg!?」

 

「ちょっとジャンプしてみろ。おもいっきりだ!」

 

「え!ジャンプ?わ、分かった」

 

急に素っ気なく言われたため気を溜め始める千次郎。

 

「やっ!!!!」バンッ

 

そして弾けるような音を出してジャンプした。

 

千次郎は界王の頭ぐらいまでジャンプしたら落ちてしまった。

「ぐっ!!!だ、だめだ!!あんなちょっとしかあがらない・・・!!」ドンッ

 

気を溜めても全然ジャンプ出来なかったため顔をしかめる千次郎。

 

「まぁ普通ものならジャンプすらも出来んからお前はまだ上出来だ!」

 

「これで上出来はなんか恥ずかしい・・・」

 

上出来と言われ顔を赤くする千次郎。

 

「では修行を始めてやるが千次郎。どれくらいの期間やるつもりだ?」

 

「俺蛇の道を何日ぐらい走ったか忘れちまったからな・・・でもあまり時間は無いと思う・・・」

 

「確かサイヤ人がやってくると言っていたなぁそれもまた厄介な奴に目を付けられたな」

 

「本当だよ全く・・・」

 

「どれ!サイヤ人がいつ来るのか調べてやろう」

 

そう言って界王は帽子の触角を動かし始めた。

 

「ふむふむ確かにサイヤ人が乗っている宇宙船が近づいておる・・・地球にたどり着くのは

 後158日ってとこか」

 

「凄い!!触角だけでそんなこと分かっちゃうの!界王様すげぇ!!」

 

「そうか?こんなの当たり前に出来るぞ」

 

「しかし・・・たった158日しか無いと思うと・・・何か不安」

 

「な〜〜〜〜に158日ありゃ充分じゃろ」

 

「そ・・・そうなのかなあ」

 

「この星でわしが158日も鍛えてやりゃあお前が地球で数千年も修行した価値がある!」

 

「本当!?」

 

「ただしじゃ修行をしてもサイヤ人に勝てるとは勝てるとは限らんぞ。それほど地球に

 向かっている2人のサイヤ人は恐るべき強さなわけだ。はっきり言えばその強さは

 このわしより上だ」

 

「えぇ!!!!界王様よりも・・・!?」

 

界王より強いと言われさらに不安になる千次郎。

 

「そういうことだ。ということは少なくもこのわしを超えねばサイヤ人に勝つのは不可能という

 ことだな」

 

「・・・・・・うん・・・・・・」

 

「では早速始めるかなおーいバブルスくーん!」

 

「ウッホッホウッホッホ」

 

「サイヤ人に勝つには厳しい修行を克服する他は無い・・・さあバブルス君を捕まえるのだ千次郎。

 とりあえずそれぐらい動けんことには話にもならんからな」

 

「わ、分かった・・・」

 

「それでは・・・・・・始め!!」

 

界王の掛け声と共に千次郎の修行は始まった。

 

「ウッホウッホ」

 

バブルス君はウキウキとしながら足を動かしていく。しかしそれを追いかける千次郎は、

 

「ぐっ!!ま、待ちやがれっ!!」

 

ドンッドンッと足を鳴らしながらバブルス君を追いかける。まるで陸上選手を追いかける

ヨボヨボの老人が追いかけるみたいに。

 

「く、くそっ!!ほ、本当に体が重い・・・・・・!!」

 

まだ10mしか歩いていないのにもう体中が汗だくだった。

 

「よ、よ〜〜〜〜し!見てろよ〜〜〜〜〜」

 

突然自分の服に手をかけ、

 

「う〜〜〜ん・・・!!!」

 

「はぁっはあっ!」ドスン

 

着ていたパーカーを脱ぎ、

 

「うんっうんっ!!絶対捕まえてやるからな・・・!!」

 

さらに靴と靴下まで脱いでしまった。

 

「フッフッフ・・・!これで少しマシになったぜ!!それっ!!!」

 

「ウッホ?」

 

パーカーも靴まで脱いだおかげか前より少し速くなっていた。

 

「ほう服を脱いでスピードを上げたか・・・しかし」

 

「よーしいただき!!」

 

バブルス君の近くまで行き手を差し出そうとした瞬間、

 

「ウッホ!」ギュン!

 

「嘘!!」

 

自分がスピードを上げた分バブルス君もさらにスピードを出し遠のかせた。

 

「ウッホッホウッホッホ」

 

バブルス君は満面の笑みを浮かべながら千次郎を馬鹿にした。

 

「くそっ!あのゴリラ速すぎだ!あんなの捕まえられるかよ!!」

 

「出来なければとっとと帰れ」

 

「そんな酷いなー」

 

「甘ったれるな」

 

千次郎が少しでも甘い事を言えばすかさず界王の厳しい言葉が入る。

 

「ねぇ界王様ー」

 

「何だ?」

 

「悪いけど俺さっきからとても腹が減ってるんだ。少しでもいいから何か食べさせてくれない?」

 

「・・・・・・まぁよかろうしかしハングリーな死者は珍しいな」

 

腹が減っていたことに少し驚くも腹をすかしているのに修行をさせる訳にもいかないので

ちょっと待ってろと言い家の中から焼き飯や肉まん、果糖など沢山のもの出してくれた。

 

「うひょー!!こんなに沢山!界王様ありがとう!では頂きます!」

 

そう言い始めると手が10本見えるかのように素早く手を動かし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい千次郎・・・」

 

「うん・・・何界王様?」ムシャムシャ

 

「お前は・・・遠慮という言葉を知っているか?」

 

「え?」

 

「だから遠慮という言葉を知ってるかと聞いているんだ」

 

「うん。知ってるよ」ムシャムシャ

 

「・・・・・・だったら少し遠慮したらどうだ」

 

界王がやや呆れかけているのも当然だ。なんせあんなに沢山あった食べ物が今じゃすっからかんになっていたからだ。

 

「アムアムフガフガクチャゴジュゴジュ・・・う!!」

 

よく噛まなかったのか喉を詰まらせ顔が赤くなっていた。

 

「ほれ!水」

 

「う!!」ゴクゴク

 

界王に渡された果糖を力一杯飲み始める千次郎。

 

「う!う・・・プハーー!!助かった」

 

喉を詰まりが治った後の顔はとても幸せそうな顔である。これでは食べ過ぎだと

界王も叱りにくい。

 

「あぁ!食った食った!!味はともかく腹はとても膨れたぜ」

 

「・・・・・・きさまひょっとしてわしのこと尊敬しとらんな・・・・・・」

 

「でもさぁ界王様こんな小さな星にいて退屈しないの?」

 

「フッフッフ・・・・・・若いな・・・」

 

「????」

 

界王はニヤニヤしながら次のように喋り始めた。

 

「この星はなお前が思っている以上に楽しいことが沢山あるんだ。例えば草が何本増えているか

 数えたり空を眺めたり遠くまでオシッコを飛ばしたりな ・・・・・・最近ハマっているのは

 ドライブかな」

 

「うわあ!絶対どれもつまらなそう・・・・・・」

 

「つまらんと言うな!さあ早くバブルス君を捕まえるんだな。いつまで経ってもわしに武術を

 教えてもらえんぞ」

 

「ああ頑張る!飯食ったからだいぶ楽だし」

 

ズボンの紐をきつく締めて準備する千次郎。

 

「そうだ千次郎。さっきから脱いだ服や靴もう一度つけて走るんだ。その方が効果的だからな」

 

「えぇ!!あれ付けてるとさっきより走るのがキツイのに・・・」

 

「いい事を教えてやろう。サイヤ人がいた星はここと同じぐらいの重力だ。奴らはそこで体を

 鍛えていた」

 

「!?!?」

 

「少しは分かったかな?サイヤ人の強さの秘密が・・・だがそれだけでは無いぞ・・・・・・サイヤ人はもって生まれた闘いのセンスがあるのだ。そこがまた厄介な所だ」

 

界王は真剣な目つきで見つめる。それに対して千次郎は親指を立てて、

               

「大丈夫界王様!昔からこういうキツイことはガキの頃からやってるから」

 

ニコッと満面の笑みを見せ白い歯を出した。

 

「へ!?」

 

「じゃ捕まえに行くとするか・・・」

 

そう言って首の骨を鳴らしバブルス君を捕まえに走り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから40日あまりの時が過ぎたころ・・・・・・

 

「うおーりゃーー!!!!まーてー!!」

 

「ウホッウホッ」

 

あんなに歩くことすら難しかった千次郎は今では風のように走っていた。

 

「ウッホッホウッホッホ」

 

「よし!とおりゃーー!!」

 

ヘッドスライディングして捕まえようとするも、

 

「ウホッ」

 

ピョンとバブルス君がギリギリでジャンプしたため空振った。

 

「うわあああ!!!!ぶつかる!」

 

バブルス君に避けられたため木に思い切りぶつかった。

 

「くっそ!!もう少しだ!うおりゃー!」

 

休む暇も無くもう一度バブルス君を追いかける。

 

「ハァハァハァハァ」

 

「・・・・・・・・・!!」

 

しかしバブルス君の速さに後少し届かなく疲れてしまいうずくまってしまった。

 

「くそ・・・・・・後もう少しなのに・・・待てよここ星だろだから・・・ふふふふ」

 

ほくそ笑みを浮かべるとバブルス君がいる方向とは逆に走り始めた。すると何ということか

バブルス君が千次郎に近づきに行ってるではないか。

 

「ウホッ!?」

 

突然自分の目の前にいたことにびっくりしているバブルス君。

 

「よし!作戦成功!」

 

そう千次郎はこの星の小ささ利用して星の裏を利用したのだ。

 

「ウリャリャリャ!!」

 

しかし早く出すぎたせいか急いで方向転換されてしまった。

 

「よし!次は」

 

もう一度裏を走って今度は家を盾にして身を隠した。するとさっきびっくりしてさらにスピードが速くなったバブルス君がやってきた。

 

「来た・・・・・・みいつけた!!」

 

そのままバブルス君の前に現れ通せんぼを図った。

 

「ウッホッホウッホッホ!!」

 

が、またも避けられてしまった。バブルス君は今度は捕まらないようにさらにスピードを上げて

いる。しかしある違和感に気づく。千次郎がいなかったのだ。辺りを探していると、

 

「たぁーーー!!!」

 

何と木の裏から千次郎が飛び込んで来た。余りにも突然だったため一歩踏み外してしまった。

 

「待てーーーー!!!!!!」

 

バブルス君にヘッドスライディングし、そしてやっとバブルス君を見事捕まえた。

 

「お!」

 

この行動を見ていた界王は捕まえたことに驚いていた。

 

「やったーーー!!捕まえたぜ!」

 

千次郎は白い歯を出し、笑顔を見せた。

 

「よ、よろしい!」

 

界王は少し焦ったがちゃんと成功を確認した。

 

(う〜〜むなんて奴だ・・・・・・早くもこの星の重力を自分のものにしてしまったか・・・・・・あと118日も残っている・・・アイツなら極められるかもしれんか、“界王拳”を・・・・・・!!こ・・・・・・このわしが夢に描きながらもついに極められなかった界王拳を・・・・・・!!!そしてあの必殺技を・・・・・・!!!)

 

「だが・・・」

 

界王は考えていた。もう千次郎に自分直々に修行を教えるかと。

 

「嫌まだ早いな・・・・・・もうワンステップ置いておこう・・・おい千次郎!」

 

「はーい!界王様!」

 

「まぁまず第一は終了だ」

 

「そうか・・・・・・ねぇ界王様早く俺界王様から修行してほしんだけど」

 

「嫌お前にはまだ早いな・・・」

 

「そんな!界王様俺何でもするからさあーお願い!」

 

手を合わせておねだりする千次郎。

 

「そうか・・・何でもするか?」

 

「あぁ!何でもする」

 

ピースサインを見せながら返事する千次郎。

 

「そうか・・・じゃ第二の修行を始めるか!」

 

「えぇ!第二の修行!?」

 

遂にバブルス君を捕まえこれで修行を教えてもらえると思った千次郎。しかし界王は千次郎に

第二の修行を言い渡したのである。

 




連載して約1ヶ月半になりました。どうもボノぼんです。

最近気づいたのですが何とお気に入りが5になっていました!(やったー!!)
読者の皆さんには本当に感謝しています。まあ私にとっては読んでくれるだけでも
嬉しですけど・・・。

まあお気に入りが5突破したら次は10を目指して頑張ります!皆さんこれからもよろしく
お願いします!

感想よろしくお願いします。

では次回も見てくれるかな?(いいともー!)

さいならー!

                   !!I'llbe back!!


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。