タイムリープしたら10年前の世界だった件   作:ボノぼん

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主人公大ピンチです。


目覚めた力!!

「今すぐその人から手を離せ!このクズ野郎!」

千次郎は怪人に向かってこう叫んで目の前に立った。

 

「うん?何だ逃げ遅れたのにも関わらず死にに来た馬鹿が来たか」

怪人はあざ笑いながら千次郎を見つめていた。

 

「お前は一体何者何だ?」

 

「まぁ冥土の土産として教えてやろう俺の名はラディッツ!惑星ベジータからやって来た者だ!」

怪人は・・・ラディッツは千次郎に名を名乗った瞬間、

 

バキッ

 

鋭いパンチを千次郎に向けて飛ばした。

 

「ぐわぁ!」 ドサッ

あまりにも強すぎるパンチに思わず意識が朦朧した。

 

「やはりこの星の住んでいる奴らは皆脆すぎるな」

 

「うわぁああああ」

 

「次はお前の番だ」

 

「うわぁやめて下さいやめて下さい」

 

「ふん命乞いするのなら精々あの世で頼め」ビュン

ラディッツはそう言うと男に気弾をぶつけた。

 

すると男は肉体もろとも砕け散った。

 

「さて次はお前の番だ小僧」

ラディッツは倒れている千次郎に向けて気弾を飛ばそうとしていた。

 

「くそ・・・ここで死ぬのは・・・嫌だ」

 

「短い人生だったな・・・今ここで終止符を打ってやる」キュイーン

「じゃあな哀れな子供《ガキ》よ」ビューン

 

ラディッツは千次郎に向けて気弾を撃った。

 

「マジかよ・・・死にたくない死にたくない絶対・・・死んでたまるか!」

 

そして、

 

ドカーーン

 

激しい爆発音と共に千次郎は消えてしまった。

 

「ふんもう少し面白みのある子供《ガキ》かと思ったが飛んだ思い違いだ」

ラディッツは舞空術でどこかへ飛び立とうとした瞬間だった。

 

「待てよ・・・クズ野郎・・・」

 

「!!」

 

ラディッツは驚いた。なぜならそこにいるのは死んたはずの千次郎がいたからである。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よくもさっきの人を・・・殺しやがって・・・」

「絶対に・・・許さない!」

 

「な・・・なんだと!」

「戦闘力が1・・・1307!」

「あ・・・ありえん・・・」

 

ラディッツが口を開いた瞬間、

 

ドンッ 

 

「ガハッッ」

 

ラディッツに対して鋭いパンチがみぞおちに入った。さらに、

 

バキッ

 

「グワァァァ」

 

鋭い蹴りがラディッツの腹にもう一回入った。

 

「馬鹿な・・・なぜ生きている・・・あれを喰らっていたのに・・・無傷だなんて」

 

「違うよ」

「っ!?」

 

「確かに攻撃を喰らったけど何故か体が・・・再生していた」

「なんだと!」

 

そう言うと千次郎は自分の腕を切った。すると、

 

ギュルギュル

 

何と腕がくっついたのだ。腕を切ったはずなのに・・・。

 

「なんだと・・・化け物なのか」

 

ラディッツはあまりの驚きに顔が隠せなかった。

 

「ああ具体的に言えばある化け物から血をもらったと言えばいいかなぁ」

 

「化け物から血をもらっただと!・・・だったらなぜ最初から使わなかった?」

 

「知らねぇよ急にこの力を使えるようになったんだよ」

 

「あともうお前と話したくないから・・・死んで」キュイーン

 

千次郎は手のひらから気を集め気弾を作ろうとしていた。

 

「ま・・・待て!小僧!もう地球に攻撃なんてしないから許してくれ!頼む!」

 

「やだねお前の言うことなんて信じられないし、後お前嘘ついてるし」

 

そう言うと千次郎はさらに近づく。

 

「ちっ!バレたか!まぁいい例えそんな力が使えても扱えなければただのゴミだ!」

そう言うとラディッツは両手に気を集めていき、

 

「これでも喰らうがいい《ダブルサンデー》!!」バキューン

ラディッツの両手から凄まじい光線が千次郎に向けて飛び出した。

 

「フハハハハ!!この光線を喰らって生きた者はいない例え急激に気を高めたお前でも

この光線には手も足も出まい」

「!!」

「どうした小僧!さっきまでの威勢はどうした早く見せてみろ!」

「くっ!ちくしょー」

 

千次郎は考えていた。どうあの光線を弾き返そうかと考えていた。

 

「あっ!?」

突然千次郎の頭にスパークが走った。そして手のひらの気を潰して、

 

「最初はグー!」

「っ!!」

 

突如、手の気が大きくなり、

 

「ジャン!!ケン!!!」

「なんだ?あの大きな気は!」

 

そして段々大きくなり、

 

「グーー!!!!」バンッ!

「!!」

 

光線に向けてパンチした。すると、

 

「なに光線を跳ね返しただと」

 

何と光線が跳ね返ってラディッツの方に飛んでいったのだ。ラディッツは突然戻ってきた光線に

呆気にとられていた。しかしラディッツは諦めず、跳ね返そうとするも、

 

「くっ!くそっ何で戻らない!」

 

あまりにも強すぎるパンチなため反動力が強く、戻れなかった

 

「無駄だお前はそのまま跳ね返せず、死ぬんだよ」

 

「うるせい!黙ってろ!」

「くっ!この俺がここで死ぬのか・・・こんな地球人の子供《ガキ》なんかに」

 

ラディッツは反動力が効いた《ダブルサンデー》に持ち堪えられず、

 

「うっ、うそだ・・・嘘だーー!!」

 

そのまま自分の胸に貫通した。

 

(馬鹿な・・・負けてしまうとはなんて・・・情け無い)

 

貫通した直後、自分の負けに無念を感じるラディッツだった。

 

 

一方千次郎は、自分が考えた作戦が成功したことにとても驚いていた。

 

「ふぅー助かった。まさか本当に成功してしまうなんてなぁ」

 

そして手を見つめて、

 

「ハンターハンターのジャジャン拳をぶつけただけなのにこれほどの威力だなんて恐ろしい」

 

改めて自分の秘めている力に恐怖を感じた。

 

「図に乗るなよ小僧・・・」

「っ!!」

 

千次郎はラディッツを見て睨みつけた。

 

「俺としたことがまさか子供《ガキ》なんかにやられるとはなぁ」

 

「まぁ俺を倒した冥土の土産に良い事を教えてやろう」

「良い事?」

 

「今俺が付けているスカウターは俺の知り合いに通信している・・・」

「つまり、この地球に知り合いが人類を殲滅しようとやってくる・・・後1年後になぁ!」

 

「何だと!!」

 

「それに俺の知り合いは俺よりさらに戦闘力が高い!その日まで精々待っておくんだなぁ」

「じゃあな・・・化け物小僧よ・・・」

 

そう千次郎に伝えるとラディッツは息を引き取った。

 

「後1年後か・・・時間がないなぁその日まで強くならないとっ!?」バタッ

 

突然力が抜けて倒れた千次郎。そしてさらに、

 

「ガハッ」ピチャピチャ

 

何と血を吐いていた。よく見ると腹に血がべっとりと付いていた。

 

「マジかよ・・・まさかここで死ぬんじゃないだろうなぁ」

 

段々体に力が入っていかなくなる自分に恐怖を覚えていく。

 

「俺が・・・俺がこの世界を守らなきゃ行けないのに・・・ここで死ぬなんて・・・」

 

そして、目の周りが霞んでいき、

 

「どう・・・や・・・ら、本当・・・見た・・・い・・・・・・だ」

 

死を認め、事切れを待つことにしたその時だった。

 

 

ギャオーーン

 

何とまたあの龍が再び現れたのだ。そして千次郎に近づいてきた。

 

「また・・・か・・・今度は本当に・・・天国なん・・・だろ・・・う・・・・・・な」

 

ギャオーーン

 

 

目を瞑り、龍に連れて行かれながらゆっくりと眠った。

 

 

 

 

 

 

 ここはとある星である。

 この星は、とても静かだった。まるでそこに住んでいる者がいないようだった。

 

「ラディッツと通信が切れた。死んだか・・・」

 

「ちっ、あの弱虫ラディッツが死ぬなんて・・・なぁ“慎也”」

 

「うるさい・・・食事中に俺に話しかけるな」

 

2人の男が死体に座って火を焚き、死体をムシャムシャ頬張っていた。

 

1人の男は体がスリムで、もう1人の男はその男よりさらに大きかった。

 

 

「地球かぁ・・・面白そうな星だなぁ」

 

「ああラディッツを倒すぐらいなら少しは手応えがありそうだ」

 

「まぁ俺らには敵わないがなぁ」

 

「さて、そうと決まれば地球へ向かいましょう」

 

2人の男はそう決意すると宇宙船に向かって行った。

 

 

 

 

「地球にはいつかかる?」

 

「約1年だなぁ」

 

「1年かぁその日まで久しぶりに寝ておくか」

 

「えぇそうしましょう」

 

「その前にラディッツの奴が気になる奴をよく言っていたなぁ」

 

「えぇ言ってました。たしか名前は「『青田千次郎』」っ!!」

 

慎也は千次郎の名前を呟くと笑みを浮かべ、

 

「青田千次郎かぁ・・・少しは俺を楽しませろよ!」

 

そう言うと慎也は眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ラディッツ戦終了です。

少し時間がかかってしまいました。千次郎が初めて技を使いました。僕も技が使えたらいいのになぁ。

感想よろしくお願いします。

では次回で会いましょう!
              !!I'll be back!!
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