今回は慎也達の回です。
「ハァハァハァ」ダッダッダッ!
この世界を救うことを決め界王星に向かうためただひたすらに蛇の道を走る千次郎。
「ハァハァもうだいたい10kmは走っただろう」
しかしまだ100万kmには全く届いていもいない。
「少し休もうか」
そう言うと道の真ん中に腰を下ろした。
「ハァハァ100万kmなんか聞いてしまったらまだ全然先が見えないなぁ」
「あぁ・・・もし空を飛べたら少しは早く着くのになぁー」
中二病的なことを言っていると、
「うわぁヤバい!バランス崩した!」
走り過ぎて疲れてしまったため重心を誤って左にかけてしまった。
「ヤバいヤバい右にかけないと!」
手をグルグル回してバランスを戻そうとするがバランスが戻らない。
そうジタバタしていると黄色い雲の中から黒い手が伸びてきた。
その手はまるで地獄へと連れ去ろうとする手のように。
「くそっ!こんなところで終わって・・・たまるかー‼︎」
その瞬間ものすごい気が千次郎にまとわりつき、
「たあーー!」
大きな声を上げて、
「はっ!!」
体が浮き、そのまま元の道に戻ることが出来た。
「すげぇ!体が浮いてる!よし!このまま界王星へ飛んで行こう!」ビューーン
その言うと、ものすごい速さで蛇の道を飛び去っていた。
◾️
ここはとある宇宙空間である。この宇宙空間の中に2つの宇宙船が太陽系の地球に向かっていた。
そうラディッツが言っていた知り合いの2人“慎也とナッパ”である。
(起きろナッパ!起きるんだナッパ!)
「うん?もう地球ですか?」
「いやまだだちょっと寄り道しようと思ってな少し覚醒タイマーをセットして置いた」
「寄り道?」
「あぁこの先に少しいい星があってな高く売れるぞ!」
「分かりました。へへ1年ずっと寝ていると体が鈍っちまうからなぁ丁度いいウォーミングアップだ」
そして2人の宇宙船はとある星に漂着した。
「とにかく・・・汚い星だな・・・」
「本当だな汚くてありゃしないぜ」
2人が漂着した星はまぁ薄汚く闇に覆われていた星だった。
「早くここから離れましょう。汚くて体が痒いぜ」
「まぁそう焦るな。とにかくもっと調べた方がよさそうだなぁ」
2人が会話していたその時だった。
ピピピピ!
スカウターが何かに反応した。その瞬間、
ドカーーン、ドカーーン
地中から巨大なダンゴムシが出てきた。
「待て!そこの怪しい者達!」
2人が目を向けるとそこにハエのような宇宙人達がいた。
「うわぁーなんて醜い生き物だい!」
「へへ!こいつら宇宙人らしいです。モアイ様が喜びますよ」
2人を見ながら嘲笑う宇宙人達。
「ここは惑星アーリア!そしてこの星を仕切っている王・・・モアイ王の配下だ」
「まぁ遠い宇宙からやって来たんだ。この星に来たからには・・・ゆっくりでも・・・して行け!」
その瞬間、1人のアーリア星人の口から赤い光線が出た。
そのまま2人のもとへ飛んで行き、
ドカーーン
爆発音と共に2人は消えた。
「フハハハハ!どうだこの光線の威力は!って何!聞いていないだと!」
2人は光線を喰らってもなお平然としていた。
「何だ!こいつら!ますます気持ち悪い!」
アーリア星人達は懐に入れていた剣を出そうとしていた。
「おーおーこいつは面白れーじゃないか」
ナッパが戦闘モードに入ろうとした時だった。
(やめろナッパ!ここで争ってどうする)
「っ!!慎也・・・」
慎也がナッパにテレパーシーで話しかけていた。
(まぁ俺に面白い作戦がある)
「作戦だと・・・」
(よーく聞いとけナッパ)
そう言うと慎也はナッパにテレパーシーで作戦を教えた。
「よし!分かった。それでいこう」
作戦を聞いたナッパはアーリア星人達に対し、
「おーいお前たち!お前らの星に勝手に入った俺らが悪かった」
「・・・」
「大人しく着いていくからそれで勘弁してくれ・・・な!」
「・・・ちっ!何だ急に脅かしやがって・・・ほら手を出せ!」
そう言うとアーリア星人達は2人に手錠をかけた。
キン!キン!キン!
コロシアムに響く激しく剣と剣がぶつかる音。どちらも戦っている者は傷だらけで命懸けだった。
それに対し、それを見て暇そう見ているモアイ王。モアイ王の周りには妻や彼に服従している者がたくさんいた。そして、
「グワァ!」
1人の戦闘者が剣を腹に刺され倒れてしまった。
「ひぃー待ってくれ!死にたくないよ」
「うるさい早く立て!」
戦闘者はそのまま2人の配下に連れて行かれ、
「あばよ負け犬」カチッ
「うわあああ」
スイッチを押されてそのまま暗い知地下に落とされた。
「うぅ痛い・・・うわあ何だこの怪物は!」
「ウーウーウー」
「待ってくれ!食べないでくれ・・・ぎゃああー」
「ガウガウガウガウ」
そのまま戦闘者は怪物に喰われてしまった。
◾️
ここは地下牢。ここにまた新しい囚人が入って来た。
「さあとっとと早く入るんだ」
兵隊に連れてこられた2人は慎也とナッパだった。
「ふふしばらくはここに大人しくしておくんだな宇宙人さん」
兵隊はそう言うとどこかへ去って行った。
「なかなかやってくれるじゃないか」
ナッパがニヤニヤしながら言っていると、
「おい!宇宙人だ!」
「本当だ!」
目を向けるとそこには収容されていたアーリア星人がいたのだ。
「おいおい・・・とうとうあいつら宇宙人にまで手を出したぞ」
アーリア星人達は、慎也達を哀愁のこもった目で見つめ、
「君達も悪い時にやって来たね」
「モアイが王についてから何もかもがめちゃくちゃだ」
「我々一般市民はモアイのおもちゃ同然だ。それに・・・僕なんて結婚式の時に
妻を盗まれたんです」
1人のアーリア星人は慎也達にそう伝えると涙を流しながら腕輪を触っていた。
「退屈だな」
モアイは、殺し合いにも飽きたのかつまらなそうな顔をしていた。すると、
「王様」
1人の兵士がモアイに何か伝えようとしていた。
「うん?何だ?」
「王様に伝えたいことがありまして」
「何だ言ってみろ」
モアイがそう言うと兵士はモアイの耳に向かって要件を伝えた。
「何!宇宙人を捕まえただと」
「はい・・・左様でございます」
「面白い・・・連れて来い可愛かったらわしのペットにしてやるぞ・・・うん?」
モアイが好奇心を抱いていると何と慎也達がコロシアムにやって来たのだ。
「もしかして・・・あれが例の?」
モアイが兵士に顔を向けると兵士は怯えた顔で、
「あいつらどうやって牢を抜け出したんだ・・・」
一方地下牢では、兵士の死体や粉々になった牢屋がたくさんあった。
「すごい・・・あいつらなんてパワーだ!」
アーリア星人達は驚きのあまり顔を隠せなかった。
そしてコロシアムでは、
「えへん!何という醜い生き物だ。これではペットにもならん・・・なぁレミリア」
モアイは深刻な顔でレミリアという女のアーリア星人にそう言った。
「おい宇宙人わしと賭けをしないか?」
「賭け?」
そう言うとモアイはニヤつきながら、
「そうだ。わしの戦士と戦ってみろ!勝ったら何でも好きな物をくれてやる」
「まぁお前らに勝ち目がないがな」
そう言うとモアイは慎也達にさらにニヤつきを覚えた。
「ギィィィィ」
目を向けるとそこには1人の兵士が慎也達に向かって剣を向けていた。
「さあ宇宙人がどんな血を流すのか楽しみだ・・・さあやれ!」
モアイがハンカチを落とした瞬間、
「ギィィィィ!!」
兵士が剣を慎也達に振り翳した。その時だった。
「ふん雑魚が」キュイーン
「ギィ?」
「死ね」バキューン
慎也は人差し指に溜めていた気を兵士に飛ばした。すると、
「ギャャャャ」
見事に兵士の顔に命中し、焼け焦げてしまった。
「何だ?何がどうなっているんだ?」
モアイは触覚をピンと立てて驚いた。
「何でも好きな物をくれると言ったなぁ」
慎也は笑みを浮かべて、モアイにこう言った。
「では・・・この星を頂こう!」
「何!?」
「聞こえなかったのか?この星と貴様らの命だ!」
ナッパがそう呟いた瞬間、
「ギィィィィ」ギューーン
「ギィィィィ」ギューーン
「図に乗るな!」ギューーン
たくさんの兵士が慎也とナッパを囲み口から赤い光線をでした。しかし、
「何!バリアを張っている」
慎也達は、バリアを張っていたので光線など効いてもいなかった。
「ばっ馬鹿な」
それを見ていた兵士は唖然としていた。
「まだ分からないのか?俺達は貴様らにわざと捕まったのだ。ここに案内してもらうためにな」
慎也は、モアイにニヤつきながらそう言った。
「奴らを殺せ!八つ裂きにしろ!」
モアイは張り裂けるような大声で兵士達に叫んだ。
「「「ギィィィィ」」」
兵士達はそれに応えようと戦うが、
「ふん懲りない奴が」キュイーン
「死ね!」バキューン
「「「ギャャャャ」」」
慎也が放つ気弾に全く歯が立たなかった。
「ハーーーーーーー!!!!!!!」
一方ナッパはとても気を溜めていた。コロシアムの床が揺れるぐらいだった。
「「「ヒィィィィ」」」
それを見ていた兵士達は最早怯えるしかなかった。
「ハーーーーーーー!!!!!!!」
ナッパはさらに気を溜め、体中からバチバチと電気が流れていた。そして次の瞬間、
「ハ!!」
ナッパが手を上に上げた瞬間、
「「「ギャャャャ」」」
兵士達の肉体がスーっと消えていった。
「うわぁ!?イエディをイエディを解き放て!」
モアイは残りの兵士達にそう伝えた瞬間、
「ヴォォォォ」
床から大きな茶色の皮膚した大きな怪物が現れた。そうイエディだ。
「ふん・・・この怪物《バケモノ》が切り札ってか」
「やれイエディ!その2人をぶち殺せ!」
「ヴォォォォ」
モアイの命令を聞き2人に近づくイエディ。
「俺がやろう」
「・・・好きにしろ」
次の瞬間、
「ヴォォォォ」ヒュン!
イエディから鋭いパンチが飛んできた。
ドカーーン
2人には当たらなかったが、コロシアムの半分が半壊された。
「ヴォォォォ」
続け様にイエディのタックルが入った。しかし2人には全く当たっていない。
「ふんただの図体がデカいノロマだぜ」
「ヴォォォォ」バキューン
イエディの目から鋭い光線が放たれた。
「おっと危ない危ない」
しかし、慎也には当たらずコロシアムが崩れていくだけだった。
「ヴォォォォ」ヒュン!
イエディがナッパに対し、鋭い突きを出したが、
「ふん」
ナッパがガシッとイエディの突きを止めた。
「馬鹿がイエディと力比べをするつもりか」
モアイはナッパの行動を馬鹿にしていた。
「ヴォォォォ」
「ちっこのノロマが!」
ナッパとイエディの力比べはどちらも互角だった。しかし、
「この野郎が!」ブチッ
「ヴァァァァァ」
何とナッパがイエディの指を引きちぎったのだ。イエディはあまりの痛さに叫ぶことしか
出来なかった。
「ふん」ペロ
それを見ていたナッパは、イエディの血を舐めていた。
「お遊びはお終いだ!」バチバチ
ナッパは手のひらに溜めていた気をイエディにぶつけた。
「ヴァァァァァ」
イエディは気弾を喰らうと肉体がサイコロステーキのように砕けちった。
「ひぃぃぃぃ」
イエディが死んだことでモアイは逃げようとしていたが、
「ふん!やすやすと逃げられると思うなよ」
慎也がゆっくりと手を上げると崩れた岩石などがモアイに向かって行ったのだ。
モアイは避けることもできず、
「グワァァァァ」
岩石に当たり事切れてしまった。
「ハァハァ何だこれはどうなってるんだ」
1人のアーリア星人は、変わり果てたコロシアムにとても驚いていた。
「ふぅーやっと終わったな」ピコピコピコ
慎也はスカウターで宇宙船を呼ぼうとしていた。
「す、すごいね君達!あなた方はこの星を救ってくれた救世主だ!」
「これでもう一度この星に平和が戻ってくる」
アーリア星人は、慎也達に感謝の言葉を述べた。
アーリア星人が感謝の言葉を述べている時宇宙船がやって来た。そのまま慎也とナッパは宇宙船に乗り上へ上へと舞い上がっていった。
「アドラー!」
「・・・レミリア!」
アーリア星人のアドラーとレミリアはもう一度会えたことに喜びをあらわにした。
「ちっ駄目だこんな星一円にもなりゃしない」
「行くぞナッパ」
一方慎也とナッパは宇宙船でこの星を離れようとしていた。
「アドラー!」
「レミリア!」
2人はもうすぐ抱き合うまで後もう少し。
「消えて無くなれクズ星め!」バキューン
慎也はそう言った瞬間人差し指から気弾を飛ばした。そして気弾は段々星に近づき、
「アドラー!」
「レミリア!」
2人が手と手を合わせた瞬間、
ピカーーーン
眩い光と共にアドラーとレミリアそして惑星アーリアは破滅した。
「「ふんどんな星でも消え去る時は美しいものだ。フフフハッハハハハハアッハハハハハ」」
恐ろしい連中だ。これがもし地球ならさらに恐ろしい連中だ。
「さて今度着く場所が地球だな」
「さてもう一度眠るとするか」
慎也とナッパはそう言うともう一度眠りついた。
「青田千次郎・・・俺達が地球に着いた時は楽しませてくれよ・・・特にこの“阿散井慎也”様をな」
そう呟いた後覚醒タイマーを地球までにセットした。
サイヤ人は恐ろしいですね。
どうもボノぼんです。
今回のお話はベジータとナッパがアニメ版あった話をそのまま今回の話にしてみました。
まぁ慎也の苗字が阿散井なのは、ブリーチの阿散井恋次からですね。
今回はたくさん書いたので肩こりが酷いです。ゆっくり休もうっと。
感想よろしくお願いします。
それでは次回でご会いしましょう♪
!!I'll be back!!