「ハァハァもっと速く!」
汗を流し、ただひたすらに走る千次郎。さすがにもう舞空術は使わないようだ。
「くそっ!まだ見えないのかよ!?」
だがどんなに走っても界王がいる界王星は全く見えない。
「よし!こうなったらもっと速く走ろう」
そう言って足のリッチを上げた次の瞬間、
「あれ?行き止まり!」
何と界王星まで続いている蛇の道が何と尻尾だけになっていたのだ。
「嘘!?もしかしてここで終わり!?」
左右を見渡すが何も無くただ黄色の雲が広がっていただけだった。
「左も右も無かったら・・・上?」
そう言って上を見上げると、
「あぁ!あった!あれが界王星か!?」
ピンクの空の中に一つ緑色の星があったのだ。
「どのみち道が無いからもう舞空術で飛ぶしか無いな・・・」
そう言うと体中に気を溜めて、
「そーーーーれ!!!!!!!」ビュン!
大きく体を弾めた。そのまま千次郎は界王星に段々近づいた。
「よし!成功した!」
そしてそのまま着地の準備をしようとした。が、その瞬間物凄い引力が千次郎を引っ張った。
「うわぁ!何だものすごくなにかに引っ張られて・・・うわぁ!!」
そしてそのまま着地ができず叩きつけられるように界王星に漂着した。
◾️
「あぁ痛てて・・・何だよこの星!」
顎、胸を思い切り叩きつけられ悶絶している千次郎。そして何より驚いたのは、
「くっ!先から体が重い・・・何でだ?」
ただ横たわっているだけなのに起き上がるだけで汗水を垂らしていた。
「ふぅーそんなことより早く界王を探すか・・・」
まるで錆びたブリキ人形のようにガヂガチになった体を一生懸命動かした。しかしどんなに
探しても界王はどこにもいなかった。
「くそっ!!普通人を呼び出すんだから歓迎するのが当たり前だろうが!」
そう言って近くに生えていた木を思い切り蹴った。その時、
「ウホッ!ウホッ!ウホッ!」
「!!」
声を上げながら胸を叩いて歩くゴリラがいた。しかもその行動は千次郎を見てやっていた。
「何だこのゴリラ!?俺をおちょくってるのか!」
「ウホッ!ウホッ!ウホッ!ウホッ!」
千次郎がギロっと睨みつけるがゴリラをやめずに胸を叩いていた。
「そういうことね・・・・・・だったら今からお前ぶっ飛ばすぜ!!」
次の瞬間物凄い速さでゴリラに近づいた。
(よしそのまま大人しくしてろよ)
そしてゴリラを捕まえるため手を出した瞬間、
「ウホッ!!」
「何!!」
何と手を出した瞬間ゴリラはまるですり抜けたように千次郎の手から避けたのだ。
「くそっ!!」
もう一度捕まえようとするもゴリラはまたかわした。
「ウホッ!ウホッ!ウホッウホッ」
「あーー!腹が立つぜ!!」
今まさに千次郎は腹が煮えくり返そうな気持ちになっていた。捕まえるのが簡単なゴリラを
捕まえられずしかも茶化されてさらに嫌な気持ちになった。
「もういいや・・・・・・殺したくなってきた・・・・・・・・・」
「ウホッウホッウホッ・・・ウホッ?」
「恨むなよゴリラちゃん・・・・・・殺くぜ!」ビュン!
「ウホッ!?」
ゴリラは逃げようとするも恐怖で体が震えて動けなかった。そして自分の首に鋭い手刀が
入ってきた。
「死ね!!」
もう逃げられない!ゴリラが目を閉じた瞬間、
「そこまでだ千次郎」
「!?」
「やり過ぎだ。“バブルス君”が震えておる」
何と界王がいたのだ。あれだけ探してもいなかった界王が。
「界王・・・お前どこに居たんだ・・・・・・あんなに探したのによーー」
「すまんすまんちょっと呼び出しをくらってなハッハハハ」
「笑いながら誤魔化すんじゃねぇーよ」
笑いながら誤魔化す界王に呆れる千次郎。どうやら界王は呼び出しをくらっていたらしい。
「それにしてもなぜもう一度わしの所に来たんだ?もう二度俺の目の前に現れるなと言っていた
のにも関わらず」
界王はもう二度と現れるなと言った千次郎がなぜもう一度現れたのか疑問に思っていた。
「それは・・・・・・」
「わしの胸ぐらを掴んで言ったよな?」
「・・・・・・・・・」
「あんなに嫌そうに言っていたのに」
「・・・・・・・・・」
「なぁなぜなんだ?」
界王が問い詰めて言うと千次郎はゆっくりを深呼吸をし、
「確かにあの時は言った・・・・・・でもアンタがいなくなった後サイヤ人っていうのがやってきた・・・
無茶苦茶強かった。だけど死ぬっていう瞬間に何だか急に体中に何かが纏われてそれで戦ったら
勝った・・・でも完璧にコントロールできなくて死んで・・・そしてこうなって・・・・・・だけどアンタが呼んで今こうなって・・・頼むよ・・・界王様。俺前みたいに学園艦をバイクで走り回って、喧嘩して、
人に迷惑かけて生きたくないんだ。頼むよ俺に武術を教えて下さい。グス・・・ウッうぅ」ツー
涙を流しながら必死に界王に頼む千次郎。そんな千次郎を界王は見つめ、
「一つ問う」
「何・・・ですか?」
「わしの修行はちとキツイ・・・今ならやめとくがどうする?」
「嫌ぜってぇーやめねぇ・・・もうすぐサイヤ人が地球に来るんだ。止められるのは俺だけなんだ。キツイても絶対やめない!それは誓う」
手を差し出し界王に約束を誓った千次郎。
「分かった・・・今日からお前はわしの弟子だ千次郎!」
「っ!・・・・・・押忍!」
「そうと決まればまずは・・・・・・バブルス君を捕まえてみろ!千次郎!」
「バブルス君を・・・・・・って!えーーーーーー!!!!!!!」
かくして界王の弟子になった千次郎。まず最初の修行はバブルス君を捕まえること。
頑張れ千次郎!
やっとここまで書けた・・・。
どうもボノぼんです。
前回私はワクチンを打って38.9度の熱が出ました。とてもしんどかった。
でも今はしんどくないです。さて今日も寝るとしますか・・・。
感想よろしくお願いします。
では次回も見てくれるかな?(いいともー)
さいならー!
!!I'll be back!!