まとまった時間がとれたらどんどん書いていきたいのですが…
気持ちだけ先に進んでなかなか書けません…
まだまだ描写などが稚拙ですが、楽しんで頂けたら幸いです。
「ようこそいらっしゃいました。ご事情は伺っておりますよ…。よろしければ当旅館をご自宅だと思って、ゆっくりしていってくださいね。」
十千万旅館の正面入口を開けるとふわりと立ち振る舞いの美しい女性が声をかけてくる。
和風美人という形容詞がふさわしい佇まいを醸し出す…
この女性はこの旅館の女将さんだろうか??
「ご丁寧にありがとうございます。急な事で申し訳ありませんがお世話になります。」
少年は荷物を降ろして、背筋を伸ばしきっちりと一礼を述べた。
「あらあら…随分としっかりされているんですね。ご年齢もお伺いしていますが…妹にも見習わせたいくらい。」
ふふっと微笑みながら賛辞を述べる女将はそのまま台帳に向かう。
「こちらがお部屋の鍵になっております。時間等関係なく出入りは自由なので貴重品だけは御自身で管理してくださいね。」
その笑みのままの澱みない案内が、少し緊張していた少年への気遣いにもなるあたり女将として素晴らしい人柄を醸し出していた。
「姉さんみたいだな…」
気づけば少年は呟いていた。
「あら?なんか嬉しいですね。お姉様と言えば…」
「あぁぁ!な、なんでもないです!」
少し小悪魔のような笑みと共に女将が少年に近づく。
「ふふっ申し訳ございません。ではこちらにお名前を…」
出された台帳に少し狼狽えながら少年は名前を書いた。
「はい。ありがとうございます。あらやだ…申し遅れました。わたくしこの十千万旅館の女将を務めております『高海志満』と申します。こちらに滞在中はお姉様だと思って何でも仰ってくださいね。」
美しすぎる女将は舌をだしながら自己紹介を行うのだった。
………
「ふぅ…やっと落ち着いた。」
案内された部屋は落ち着いた感じの10畳ほどある清潔な部屋だった。
少年にとっては仮住まいではあるが自分の空間である。
少し緊張していたのが少し解れてきてリラックスしてきた。
「…わぉ。」
部屋について1番驚いたのが、窓から見える景色だった。
すぐ目の前に広がる美しい砂浜と光り輝く海。そして先に見える小さな島。内浦という自然溢れる景色を少年は時を忘れて見入っていた。
「ちょっと行ってみようかな。」
少年は少し伸びをして外にむかう。
「行ってらっしゃい。」
女将…志満さんの優しい声に見送られながら
さきほどまで眺めていた景色へと少年は進んでいった。
………
都内某所
「大丈夫でしょうか…」
「だいじょうぶだよ! りっくんしっかりしてるもん!」
「ふふっ…あなたと違って…ですか?」
「ひど~い!最近はしっかりしてるもん!」
to be continued…
最後は…
みなさんなら予想がつきますよね。
初期設定とだけ…