伏黒のヒーローアカデミア   作:アーロニーロ

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神野の悪夢、そして寮生活

 

 

 オールマイトとオール・フォー・ワンとの一戦から1週間。今もなお日本だけでなくヒーローの本場でもあるアメリカすらも騒然としている。その原因はオールマイトが事実上の引退を宣言したことだ。理由はあの中継を観ていたものであれば誰もがわかるほどに単純。本来の姿とその怪我の度合いが世間に知られたから。伏黒がオールマイトの引退を知ったのはリカバリーガールに【治癒】されている途中でテレビから流れているニュースで聞いてからだった。

 

 他にも世間を騒がせているのは神野区で起こった事件、通称【神野の悪夢】を引き起こしたオール・フォー・ワンやNo.4ヒーローであるベストジーニストの長期活動の停止、そしてNo.32ヒーローのワイプシが1人ラグドールの個性が使用出来なくなったことによる活動の見合わせ、そして

 

『いやー、例のオールマイトと共に共闘していた異形の人物は何者なのでしょうか!?』

 

『それに関しては未だに不明のままとなっています。一部からは目立ちたがってるだけの愚か者という声もありますが、他にも新たなる平和の象徴ではないかという声が上がっています』

 

『なるほどー。あのインパクトのある見た目もそうですが、何よりもオールマイトにも引けを取らないあのパワフルさと強さ!特に異形系の皆さんからの支持層が凄いらしいですからね!』

 

 そう、伏黒が死を覚悟して呼び出した【魔虚羅】が今世間を騒がせているのだ。これに関しては無理もない話で。先ほどのコメンテーターが言っていた通り、実況で見せ続けていたオール・フォー・ワンにも喰らいつくどころか圧倒していたとも取れるその破格の強さは見るものの心を掴んでいたのだ。当然、いきなし現れたこともあって得体の知れないことからヴィランとして捉えるべきではないかという声も上がっているらしい。現状は身元不明のヴィジランテとしてネットの考察板で話題になっているとか。

 

 そして【魔虚羅】のことで胃を痛めているところにさらに面倒事が押しかけてくる。それは伏黒が目を覚まして拳藤やA組の面々などではなく相澤と全く知らない人物達がいた。それは伏黒とは無関係の筈の公安の会長を筆頭とした皆様だった。後で聞いたのだが、幼馴染やクラスメイトが来てないのは実は嫌われているのとかではなく公安が面会自体を禁じたかららしい。公安と言えばヒーローの管理をする国主体の組織で何かと黒い噂の絶えない組織というイメージが強い。いい例が公安に所属していたとされているレディ・ナガンがヒーローを殺して捕まったという事件があった時に証言と提示された証拠が合致していなかったところを報道されたのはあまりにも有名だからだ。

 

 伏黒はそんな公安が、しかも頭である会長様が一体何のようだと身構えているとその会長から自身が疑われていたという話と【魔虚羅】に関しての箝口令の話が出てきたのだ。【魔虚羅】の話を内密にする必要があるのはわかる。何せオールマイト級の実力を持ったバケモンが学生の手にあるのが知れたらそれこそ伏黒を巡っての抗争が勃発する可能性が高いからだ。どうやらこの話は伏黒を助けに行き、【魔虚羅】が伏黒の影から現れたところを目撃していた八百万、拳藤、飯田、切島、爆豪、轟、緑谷にも行き渡っているらしい。ついでに報道される前にも抑えたかったのだが、これに関しては不可能だったらしい。

 

 じゃあ、何で伏黒が疑われていたのかというと。何でも伏黒の父親である甚爾はオール・フォー・ワンと繋がっていた過去があったらしく、USJに引き続き、林間合宿の件もあって伏黒が内通者の可能性があると判断されたらしい。そうでなかったとしてもオール・フォー・ワンが伏黒を対象として設定した探知系個性を持っている、もしくは伏黒自身がオール・フォー・ワンからなんらかの監視を受けるような個性を植え付けられている可能性を考慮したからだとか。そこまで聞くとそれもそうだなと納得し、身の潔白を証明するために取り調べに応じた。取り調べは長く、2日に分けて行われた。結果は白。公安に所属している看破系の個性を持つ者からも伏黒の話を聞き、時系列や関係した人間からの証言からも矛盾点がないかを調べた結果、こちらも問題なしのサインをもらった。

 

「今回の一件は疑いを晴らす為とはいえ、徹頭徹尾貴方が犯人ではないかと探られるような日々はさぞ、不快だったでしょう。その詫びをここでするわ。そして同時に公安内でも結論が出たわ。あなたには今まで通り、ヒーローを目指してもらいたい。それが我々公安の出した結論よ」

 

 全てが終わった後に会長直々に言われた言葉がこれだった。伏黒としてはヒーローを目指すのを諦めるのは毛頭なかった為、二つ返事で了承した。

 

 そしてしばらくしてから退院してアパートに戻ると相澤から寮への移動を提案された。長年住んでたアパートを引き払うことに思うところはあったが、交通費の削減など特に断る理由もないことや両親がいないこともあって伏黒はその案を受け入れた。

 

 

 8月中旬、この日伏黒は16年間住み続けたアパートを引き払った。いつものように電車を使って雄英高校へ向かうと校舎に入る…のではなく、そのまま通り過ぎて遠くからだが薄らと見て取れる寮へ足を運ぶ。遠くに見える寮こそ伏黒の、いや伏黒達の新たなる居住区となる"ハイツアライランス"。因みにフォルムがX男にでてくる孤児院に似た寮は築3日である。雄英は広大とはいえ、一年坊全員分の寮ともなれば幅は狭まるというもの。歩いて5分、遠回りか足止めくらっても10分程度で着くなと伏黒が思っていると、

 

「ん?」

 

「は?伏黒?」

 

 伏黒はB組に支給された寮に向かう途中だったのか友人と思われる女子を連れた拳藤と出会った。久々に会ったこともあって伏黒が驚いていると呆気に取られていた伏黒を見つめてきた拳藤の瞳から少しずつ涙が溢れ始めた。その事実に伏黒を筆頭に拳藤の友人達が慌て始める。途中で原因は伏黒にあるということでB組女子達に謝るように言われ身に覚えがないこともあって首を傾げた後に謝ろうとした瞬間、拳藤が伏黒の胸に飛び込んできた。

 

「は?」

 

 突然のことに伏黒は再度呆気に取られ、B組女子達は一瞬静まり返ると一泊置いて突然巻き起こったラブコメに一斉に盛り上がった。伏黒は周りの面子が一気に役立たずになったこともあって悩まされていると拳藤は身長差もあって伏黒の胸に頭を押し付けながら聞いてきた。

 

「どうして」

 

「あ?」

 

「どうして何の連絡もなかったの?」

 

 その言葉に思い当たる節があったのか伏黒は「ああ、そのことか」と呟く。実のことを言うと伏黒と拳藤は【神野の悪夢】以降、連絡はおろか顔も合わせていなかった。理由は公安にあった。入院中の時から事情聴取が行われ、数々の質問をされている間は誰かに会うことはおろか携帯や手紙を用いた連絡の一切が禁じられていたのだ。事情聴取が終わる頃には退院してたし、退院したらしたで相澤に寮への移転も持ちかけられ、寮へ移転するために引越しに必要な手続きをしていたなど会う暇がなかったのだ。

 

 事情聴取云々は公安のほうからあまり広めないでほしいと言われた手前、言うわけにもいかない。咄嗟の言い訳もすることができなかった為、伏黒は「すまん」としか言えなかった。すると拳藤は伏黒の胸元にぐりぐりと顔を押し付けるとすぐに顔を上げる。泣いた影響からか目元が薄らと赤く腫れぼったくなっていた。そしてニカッと笑って「元気なら許す!」と言ってきた。それに対して伏黒は軽く目を見開くとすぐに笑って「そりゃあ、どうも」と応える。泣いてスッキリしたからか拳藤は伏黒に向けて手を振りながらB組女子と共に指定された寮へと向かった。それを見届けた伏黒も自身の新天地へと足を運んだ。

 

 

「取り敢えず一年A組、無事にまた集まれて何よりだ」

 

 相澤が学校の校門前に集まった生徒達に向けて話し始める。この事実に伏黒はかなり驚いたが、どうやら他の面々は問題なく預けさせてくれた者やかなり苦戦して一筋縄でいかなかったものがいたらしい。特にガスで意識がなくなるような事態に陥った葉隠なんかは顕著だったらしい。耳郎も同じく被害があった筈なのだが、どうしてかその話が話題に上がると少し微妙そうな顔をしていた。

 

「無事集まれたのは先生もよ。会見を見たときはいなくなってしまうのかと思って悲しかったわ」

 

「うん」

 

「……俺もビックリさ。まぁ…色々あんだろうよ」

 

 そんな中で蛙吹は相澤の心配をしていると少し間を置いて相澤がぼかしながら応える。そのことに伏黒が疑問に思っているとあの日、公安と共にいた相澤の姿を思い出す。予測でしかないが、確かに寮へと生徒達を呼んだのは安全目的ということもあるのかも知れない。それ以上に内通者を炙り出す為なのではないのだろうか。今回の一件(林間合宿襲撃)で教師なのか生徒なのかはわからないが、内通者がいることは確定している。だったら全体的に下手に動かさずに、手元に置いておいて泳がせることで尻尾を掴む算段ではないのだろうか。伏黒の考えを他所に相澤は一度手を叩いて目線を集めると話を進め始める。

 

「さて…!これから寮の説明を始めるわけだが、その前に一つ。当面は合宿で取る予定だった"仮免"取得に向けて動いていく」

 

「そういえばありましたね。そんな話」

 

「あんなことがあった後だ。当事者である伏黒は無理もないわな。で、ここからが大事な話だ。―――切島、八百万、飯田、緑谷、爆豪、轟。今あげたこの六人はあの晩あの場所へ伏黒救出へ赴いた」

 

 一年A組を担当してから未だかつてないほどに冷え切った目線を送る相澤の言葉に呼ばれなかった他14名が一斉に顔に驚愕を宿しながら6名に目線がいく。伏黒は今初めて知ったのだが、どうやら6人が神野に行こうとしていたことをほとんど全員が知っていたらしく、相澤はそれを踏まえた上で、オールマイトの引退やヴィラン連合の逃亡などの状況がなければヴィランに捕まっていた伏黒と合宿以降昏睡していた耳郎と葉隠以外の全員を除籍処分にしていたと断言している。しかし今のご時世、オールマイトが引退したこともあって混乱はしばらく続いていく。おまけにヴィラン連合がどう出るのかわからない以上、今このタイミングで生徒をほっぽり出すわけにもいかないのだとか。最後に相澤は行った6人もそうだが、把握しておきながら止めきれなかった12人も信頼を裏切られた為、今度は正規の手続きと方法をもって信頼を勝ち取れと言って締め括った。

 

「―――さて、話は以上だ!さっ!中に入るぞ、元気に行こう」

 

(((((いや待って…行けないです…)))))

 

 珍しく相澤の口から元気に行こうなどという言葉が出たはいいが、内容が内容ということもあってA組を取り巻く空気は過去類を見ないほどに暗いものとなった。普段から明るい奴すらも含めて誰も彼もが下を向いて凹んでいる。それを見た伏黒は上鳴を手招きして呼び寄せる。小首を傾げながら不思議そうな顔をした上鳴を連れて木陰に隠れる。

 

「え、は、何?ちょっ!―――ウェ〜イ…」

 

 茂みの向こうから空気を割くような音とまばゆい閃光が上鳴と伏黒を除いたA組の顔を照らす。そして直後、茂みから放電し切った影響でアホになった上鳴がうェいうェいと鳴き声を上げながら現れた。上鳴の姿に吹き出した耳郎と瀬呂を他所に伏黒はいつの間にか握られていた金を切島に差し出した。

 

「ん」

 

「え?何!?怖っ!?カツアゲ!?」

 

「違う。相澤先生から聞いた、世話になった。これは暗視鏡の金の分だ」

 

 思い当たる節があったのか金を受け取った切島はハッとした顔をする。それを見た伏黒は「相澤先生はああ言ってたけど助かった」とだけ告げて相澤の後を追った。そして後ろからはアホになった上鳴がツボなのかゲラっている耳郎。それをきっかけに切島の焼肉を奢る発言でA組がいつものように騒がしくなっていく。だけど珍しく相澤が叱ることはなかった。

 

 

「学生寮は一棟一クラス。右が女子、左が男子と分かれている。ただし一階は共同スペースだ。食堂や風呂、洗濯などはここで行う」

 

「「「「「「おおおおおおおお!!!」」」」」

 

 そうして相澤が監修の元、始まった学生寮"ハイツアライランス"の紹介。内部に入って伏黒が思ったことはここは寮ではなくホテルだろ、だった。外部のX-MENでもパクったのかと言いたくなるような外装とは裏腹に少々引くレベルの豪華絢爛な内装はしっかりとした機能も誇っている。しかもそこそこ広い中庭も完備されており、建物は最大で5階と明らかに学生寮の範疇を超えていた。途中で目を血走らせながら欲望で彩った言葉を漏らす峰田に相澤から注意がいくと次に各自の部屋の説明に移る。個人の部屋にはベランダからエアコン、トイレ、冷蔵庫にクローゼット付きと以前のアパート暮らしは何だったのかと聞きたくなるような内容だった。因みに八百万は伏黒とは逆だったようでこの部屋の大きさでだいたいクローゼットレベルらしい。そして一通り説明が終わると各自相澤から指定された部屋へと足を運ぶ。伏黒は5階に行くと砂藤の隣の部屋を開けて届いていた荷物を広げた。

 

 なんやかんやと時間は進み月がそこそこの高さに至るほどの時間となった。芦戸が提案した各生徒達の部屋を見て回らないかと言うアイデアから伏黒はその場から逃亡した。見せるのも特にないが、とやかく言われるのも癪だったからである。どうやらクラスメイト達は2階から順に見ていくようで5階までたどり着くのには時間がかかるのだろう。そうして余裕を持って自分の部屋に辿り着くと支給された鍵を使ってロックを解除し、自分の部屋に入ろうとすると

 

「伏黒ちゃん」

 

 後ろから声をかけられる。後ろを振り返るとそこには蛙吹がいた。伏黒としてはいきなり声をかけられて驚きはしたが、声が聞き慣れていることもあって誰だかはすぐにわかった。表情こそ変わらないが蛙吹は結構分かり易い。故に蛙吹が今明らかに落ち込んでいるのとそして芦戸の起こしたイベントに不参加なこともあってどうしたのかと訝しんでいると

 

「部屋に上げて欲しいの…」

 

「は?」

 

 蛙吹がまさかの部屋に入れて発言。突然のことに伏黒は驚かされたものの蛙吹の無表情ながらどこか暗い影を落としていることに気がつくと取り敢えず蛙吹を部屋に上げた。

 

「何もない部屋で悪いな」

 

「伏黒ちゃんの部屋って意外と普通なのね…」

 

 蛙吹の言葉通り伏黒の部屋は意外と普通で仏壇は兎も角。何点かの本を詰めた本棚に円形のラグ、少しボロいベッドに円形のラグの上に置かれた丸机とどこにでもありそうな部屋だった。座布団がなかった為、床に座らせる訳にもいかないこともあって伏黒は自身の座るベッドの上に蛙吹を招くと蛙吹は少し逡巡すると伏黒の隣にちょこんと座る。そして、蛙吹はポツリポツリと話し始める。

 

 なんでも伏黒がいない間に救い出そうと言う話題が上がった時にそこそこ辛い言い方をして引き留めたらしい。しかし、次の日蓋を開けてみたら伏黒を救出していたとのこと。そして、6人の名前を聞いて止めたつもりになってた不甲斐なさや憤りなどの気持ちが溢れて皆と上手く話せる気がしないとのことだ。よっぽど辛かったのか、途中から言葉にしていくうちに耐えきれなかったのか蛙吹の目からポロポロと大粒の涙が溢れ始めていた。

 

「私どうしたらいいのかわからないの…」

 

 そう言いながら蛙吹は顔を覆いながらそう締めくくる。その言葉を聞いた伏黒は口元に手をやるとフーッと大きく息を吐く。伏黒は知っている。皆が除籍になりかけた件もこうして蛙吹が泣いてる件も全部が全部、今現在起こっているマイナスな出来事の主な要因は元を辿れば伏黒が攫われたからである。関係ないことなんて何一つとてない。全てのきっかけは自分なのだから。そうして伏黒は考える。自分の貧困な交友関係を元に必死になって皆が納得出来るのかを考える。そして口元を覆っていた手を下にスライドさせるとシンプルな案を出す。

 

「今言ったことを言ってみたらどうだ?」

 

「え…?」

 

 蛙吹は驚いといるが伏黒としてはそれが最もいいアイデアだと思っている。蛙吹は前もって『なんでも正直に言ってしまう』と言う事が多々ある。蛙吹はどう思っているかは知らないが伏黒としてはその正直さこそが彼女の美点だと思っている。正直さは時に人を傷つけることがあるかもしれない。しかし、正直ということは裏を返せばいつだって自分を、そして相手に対して偽らないということでもある。そんな正直な彼女だからこそ、口下手で気難しい伏黒も心を開いたのだと告げる。

 

「そんなことでいいのかしら…」

 

「それでいいだろ。隠し通して溜め込んでパンクするよりも今話して楽になったほうが絶対にいい。―――それに梅雨ちゃんのそういう所、俺は嫌いじゃない」

 

「そう、かしら」

 

 伏黒が微笑みながらそう言うと蛙吹は少しだけ肩の力が抜けたのかもたれかかるように伏黒の肩に頭を乗せる。黙りまれたら気まずくなる筈なのに今この瞬間だけはどうしてか落ち着けた。そんな時間が少しずつ過ぎていくとドアをノックする音が聞こえる。その音に蛙吹はビクッと伏黒の肩から頭を離して体を飛び上がらせる。伏黒は頭を掻きながらドアへと向かい、パスだと言い渡すと渋々といった様子で部屋巡りをしていた面々は轟の部屋へと向かう。そして伏黒が振り返ると蛙吹はベッドから離れ、立ち上がっていた。

 

「伏黒ちゃん。相談に乗ってくれて本当にありがとう」

 

「問題ねぇよ。それに、その、なんだ。……友達らしいからな、俺たちは」

 

「ケロケロ」

 

 伏黒の照れ臭そうな言葉に彼女(蛙吹)は元気よく笑う。もう涙は流してはいなかった。

 

 問題は解決したが、流石に蛙吹が自身の部屋から出ていくのを見られたくなかった伏黒は部屋巡りをしていた全員がエレベーターで下に行くのを見届けた後に蛙吹を見送った。灯りが消えて暗くなった部屋で一人きりになった伏黒はベッドの頭の部分にある暖色系の灯りをつけると倒れ込んだ。うつ伏せになって枕に顔を埋め布団を被るといつの間にか眠ってしまった。

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