トータルイクリプスサンダーボルト 外伝   作:マブラマ

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Change my mind

私の名前は坂崎都。

この生きづらい世の中で生きる道を探している日本帝国軍の女性衛士だ。

学生の時、私は最強と言われ全国の腕っぷし自慢に喧嘩を売られてきた

「私は奈良全域をシメてる白石よ。貴女が坂崎都ね―――私と勝負しなさい!」

「黙れ。殴った女子生徒に土下座して慰謝料を払え」

「狂犬坂崎も終わりだ!この人は柔道3段だぜ」

生意気な女番長が手出しする前にジャーマンスープレックスで奴の頭上にぶつけ倒した。

「でやぁっ!」

ガンッ

「グゲエエエ!!」

「お前等、傷付けた人らに土下座してこい…」

「は…は…はいいい!!」

だが私から喧嘩を売ったことはない。

力はいつも誰かの為に使った。

私は曲がった事が大嫌いだった。

「社会のゴミを掃除しに来ました~」

「貴方は存在自体が害悪でええす」

「ああ…何をする気じゃ…?」

特に弱い者いじめだけは絶対に許せなかったんだ。なのに…社会には反吐が出るほどの救いようがない人間がいる。

「目障りなんだよ!薄汚ねえ!」

ゴッ

「グギャアア!!」

「こんな風になるなら死んだ方がマシだから大人しくくたばれ!」

最早、人とも認めたくないような非道を行う奴等だ。

私は浮浪者の老男性を庇って半グレの一人が振るう角材にぶつけられた

「危ない…!」

ドッ

「ぐう!」

「ん?何此奴」

「おい、死ぬのはお前等だ…」

「頭の悪そうな奴が来た♡」

「この角材が見えねえのか?バカ。お前も死刑な」

どういう意図で老人をタコ殴りしたのかは察するが放置するわけにはいかん

「人生の大先輩に何してるんだああ!!」

バチンッ

「グエエエエエ!!」

「角材で老人を殴るって頭おかしいのか!大馬鹿者が!!」

ボゴォッ

「ゴエエエエ!!」

人の道を外れた人間には容赦しなかった。頭蓋骨を砕く程の拳を女半グレにくれてやった

「おじいさん、大丈夫ですか?今病院に連れていきますからね」

「ありがとう…」

「カカカカ…」

「おいいたぞ!現行犯で確保だ!」

毎回魂を乗せた拳が重過ぎるのか…大怪我をさせて警察の世話になるんだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤンチャが過ぎたのか。23歳になっても中隊長だ。

「一人で食う食堂飯は腹に染みるなぁ」

当時24歳で大隊を率いた女傑衛士がいるが、私は彼女みたいになれない。

私の侘しい近況は置いておくとして、現在北朝鮮の首都、平壌にいる私達は最近、少しばかり騒がしい

「ここに派遣されてから3ヶ月になったな……」

というのも北朝鮮国内全体がベアトリクス一色に染めてるからだ。

北朝鮮はベアトリクスが支配してる国家だ。対BETA戦闘に相応しい戦闘国家

ただ、少し気になったのは……ベアトリクスがもしいなくなったらの話だ。

ベアトリクスがいなくなったら北朝鮮は崩壊する事は目に見えている。

基盤が頑丈ではない故、反体制派や一部の朝鮮人民軍将校が暴走する可能性が高いからだ。

他人の事ながら心配になるのは私だけではない筈だ。

そんなある日の事、私が食堂で食事を摂った後、自室に帰ると…

「何だこれは?」

扉の前に包みのようなモノが置いてあるのが見つけた。

鈴乃からのプレゼントか?と思っていた。私は包みの中を見て絶句した。

「嘘…だろ……」

何とそこにあったのは女性の髪の切れ端だ。

色は黒……石鹸の匂いが漂う。

状況は全く理解できないがあそこには置いておけない

「思わず部屋に持ち帰ったがどうしたものかな…」

困り果てた私は鈴乃に助言を求めることにした。

事の次第を話すと鈴乃は深々と溜息を吐いた。

「また面倒な事に首を突っ込んで……とりあえずディーゲルマン中尉に連絡しなさい」

「ディーゲルマン中尉に?」

「変な因縁付けられたら困るでしょ?」

という訳で、ヴェアヴォルフ大隊専用の格納庫に向かい、自分が乗るチボラシュカの整備してる整備服を着てるカタリーナを見かけ話しかけた

「カタリーナ、すまない。少し話があるんだ」

「あら?坂崎大尉じゃない。自分から話しかけてくるなんて珍しいわね」

不敵な笑みを浮かんでるが、今は悠長に付き合ってやれん

私は髪の毛が入ってる包みをカタリーナに渡す

「これが私の部屋の扉の前にあったんだ」

「ん?」

その包みの中を見たカタリーナは背筋が凍り戦慄が走った

「これは…!?」

「どうしたんだ?」

「貴女、昨日のニュース見てないの?ブレーメ総帥が何者かに攫われたのよ」

一体、何があったんだ?

首を捻りながら答えようとしたが、私達の前に2人の人影が近づいてきた

それは若い女性将校とその恋人と思われる20歳前後の男性将校…朝鮮人民軍の将校だ。

「何か用かしら?」

とカタリーナは2人に言い向ける。

「あの……」

「おいアンタ……」

言い辛そうにしていた女性将校だったが、それに割り込む形で男が前に出てきた

そして奴が告げたのはある意味衝撃の一言だった。

「ブレーメ総帥閣下を誘拐しただろ?この極悪人が…」

「はぁ?」

私は奴に誘拐犯を仕立て上げられた

一体何を言っているんだ此奴は…さっぱり分からん

あまりにぶっ飛び過ぎた言い掛かりに固まる私に奴は醜い表情でこう言った

「とぼけたって無駄だぞ。日本人―――――証拠はちゃんとあるんだよ」

男は写真を見せ、そこには髪の毛が入った包みを持ち帰る私の姿がしっかりと写っていた。

此方が絶句しているのをいいことに男はさらに言葉を重ねてくる

「おい、叛乱分子。安全部に突き出されたくなかったら50万ウォン出せ。黙っててやるから」

あぁ………成る程な。

「(鈴乃が言ってた変な因縁ってこういう事か………)」

目の前の馬鹿将校はともかくとして私には別に気になることがあった。

「お前はこのままでいいのか?」

「え……?」

それは後ろで申し訳なさそうにしている女性将校の事だった。

「ベアトリクスを拉致して、ご丁寧に髪の毛を切ってまでそれを脅迫の道具に利用するのがお前が望む事なのか?」

「おいコラ!俺の恋人に話しかけるな!国賊が!」

だから彼女がこんな事に賛同しているとは思えなかった。

此方の問いかけに女性将校は泣きそうな顔をするとこう言った。

「纏まったお金が入るから……仕方ないの」

「お金だと………?」

「私が必死に稼いでも食べていくのが精一杯。なのに彼はギャンブル代が欲しいって………」

おいおい、どえらいカミングアウトだ。

「貴様、恋人の金でギャンブルやってるのか?」

「貴様には関係ないだろうが!ギャンブルで金を増やせばいいんだよ!!」

真正のクズか。此奴は……。

「ベアトリクスに歯向かうとどうなるか貴様は分かってるはずだ。貴様も叛乱分子の一人だろうが。ディーゲルマン中尉には説明済みだ。金なんぞ払わん」

私から金が取れない事が分かると奴は諦めた様子だった。

「チッ!帰るぞ、来い!」

「はい…」

これでこの騒動も何とかなるだろうと思っていたのだがそうはならなかった。

「貴様が上手くやらないからだろうが!」

ゲシィッ

「きゃあああああっ!」

「な…!?」

なんと奴は自分の恋人を蹴り飛ばしたのだ。

「早くベアトリクスの髪の毛を切って来い!次の部屋に置くぞ!」

「ぐうううう……」

「(次の部屋の前に置く…だと!?)」

「ベアトリクスの髪の毛は打ち出の小槌なんだ!早く髪切って来い!」

ベアトリクスに忠誠を誓った将校として、最早、正気の発言とは思えない…。

実はこの男性将校は北朝鮮反体制派のスパイで、ベアトリクスの髪の毛を切ってそれを使った脅迫の常習犯だったのだ。

という事はベアトリクスを拉致したのは此奴等だって言うのか……。

髪の毛持ってるだけで誘拐犯扱いか……呆れて何も言えないな。

「自分の恋人に一体何やってるんだ?」

「このバカが使えないからだろ。金がいるんだよ」

「真面目に働け。ベアトリクスを拉致するなんて下衆の極みだろうが!」

「もういいわ。貴様鬱陶しいから粛正する」

すると男は木刀を取り出した。

「頭割られたくなかったら50万払って即座に日本に帰れ」

「脅迫がダメなら今度は強盗か。救いようがないな…」

と言ったものの、此奴の構え…素人じゃない。有段者か。

だが、喧嘩を売ってくるなら丁度いい―――私もムカついてたんだ。

「貴様は最初からベアトリクスを倒そうと反体制派の連中と接触し、拉致したんだな?指導者を大事に敬おうと思わないのか?」

「思わないな…誰も望んでないんだよ」

「何だと!貴様が敬わないからそうなったんだろうが!」

次の瞬間、不意打ちで奴の木刀が私の側頭部を捉えた

「隙だらけなんだよ!日本人が!」

ガンッ

「グウウ!!」

閃光のようなスピード、体重の乗った強烈な打ち込みだ

だが、私の頭は石どころじゃない。ダイヤ並みの固さなんだよ。

「効かないな。木材じゃ私の頭は割れないな。先に手を出したのは貴様だぞ」

「嘘だろ…モロに入ったんだぞ」

忠誠心なんて関係ない…愛国心を育て、指導者に敬愛するのが貴様等朝鮮人民軍の務めだろうが

「人生を掛ける覚悟ないのなら、軍人なんかなるな!!」

剰え、ベアトリクスを拉致して髪の毛を切ってそれを脅迫に使う非道…そんなもん絶対許されない!!

「死ぬ気で歯を食いしばれ。でないと首が折れて死ぬぞ」

「うおおお!(問題ない!木刀は間合いが広い!パンチは届かん!)」

私に間合いなんて関係ない。何故なら…一瞬にして距離をゼロにできる踏み込み力があるからだ。

「恋人に犯罪の片棒を担がせるな!!」

ガン

「クギャアアア!」

そして頭蓋骨を潰すほどの極限のパンチを奴に打ち込んだ。

さらに頭に昇った血に任せて思い切り頭突きをした。

「ハァッ!」

ゴッ

「グケエエ!」

「ありがとうございました!もう充分です!!」

そして女性将校の必死の叫びに我に返った。

「おい」

「ひ…ひぃぃ」

「親でも何でも頼って愛する人を幸せにしてやれ」

前歯を全部なくした奴は…恐怖に顔を引きつらせながらカクカクと首を振っていた。

その後、社会安全員が来て男は脅迫に誘拐などの罪で御用

「お前も安全部まで来て貰おうか」

「ですよね…」

私も過剰防衛という事で…お邪魔する事となった

二人が逮捕された後、柳京キムチ工場の倉庫に閉じ込められたベアトリクスを無事救出。

拉致した実行犯や反体制派の構成員はその場で拘束。第101教化所に送られたというが恐らく粛正されたんだろう。

そんな事は私には無関係だ。

こうしてベアトリクス・ブレーメ拉致事件は幕を閉じていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平壌中区域郊外

 

静寂な雰囲気でただ誰も居ない高級中学校の運動場

そこにはベアトリクスを拉致し慰み者にしようとした兵士達やそれを加担した将校、挙句の果てにその家族や親戚諸共全員この運動場に集いざわつき恐怖心を感じていた

その数はなんと20万人

朝鮮人民軍のチボラシュカ3機、アリゲートル8機が兵士達の前に立ち構えていた

兵士達は怒号を上げ壇上に立つベアトリクスに向け罵声を浴びせる

「てめぇ、こんな事して楽しいのかよ!」

「そうだそうだ!この独裁者が!」

「女ヒトラー!」

「サディスト!」

「クソ独裁者!」

「売国奴!」

「処刑を中止しろー!」

「引っ込めー!」

ベアトリクスは怒りを堪え笑みを浮かべながら兵士達に話をする

「貴方達が何故ここに連れてこられたのか分かってる筈よ」

と黒い笑みを浮かびつつ優しい口調で言うが、当然納得する訳がなかった。

「それがどうした!!?」

「死んで詫びろ!」

一部の兵士達はベアトリクスによる支配体制を糾弾し怒りを現した

「先ず一つ言っておくけど、私はどこぞの不躾な兵士に髪の毛切られたのよ。女性にとっては髪は命であり大事なのよ。それと私の顔も傷付いたわ…大したことじゃないけど」

笑みを崩さず兵士達を見下す

兵士の大半がベアトリクスバッジを外してる。これは明らかに国家反逆罪に相応しいだろう。

ベアトリクスバッジは北朝鮮の国民が着けている、ベアトリクスの肖像がデザインされたバッジである。

アイリスディーナのバッジも90年代頃から色々なバリエーションが制作された一方であまり佩用されていなかったが、1997年1月に2人の肖像がデザインされた物も登場した。

…にも拘わらずベアトリクスに歯向かった兵士達はバッジを外している。

「バッジ、外したわね?あれを外したという事は貴方達は私を必要してない者…即ち国家の敵に翻った」

凛々しく勇敢で美しく立ち向かうベアトリクスは髪を切った兵士の方に向ける

「!」

「……言い訳なら聞いてあげるわ。さぁ言いなさい」

一人の兵士は腰を曲げつつ言い訳で話す

「そ、総帥の名誉や功績を来世に語り継ぐためです!」

「ふむ…他は?」

「その髪の毛をソ連政府に供与し貴女のクローンを作る様要請しようとしたのです!」

と無理矢理解釈してそれを言い訳にしたのだが…

「確かにソ連は何某の実験を行いクローン製造してまで戦術機を乗せて戦わせていると言う話は少し聞いたけど」

「では」

次の瞬間、ベアトリクスの笑みが消える

「そんな言い訳通用する訳ないでしょ?大体ソ連政府は貴方達みたいに忠誠心がなく雑務を真面に熟してない人が相手するほど暇じゃないのよ」

「え?」

兵士の一人は間抜け面を浮かび絶望感を味わう

「二コラ」

「は―――全員コンテナに入れ!」

ニコラの号令によりベアトリクスの忠誠心が全くない兵士達を巨大コンテナ1つですし詰め状態にさせる

Mi-17ヘリ2機で縄を引っ張る形で平壌から最もBETAの数が多い場所である豆満江までチボラシュカ2機とアリゲートル2機が付き添う形で飛行した

「貴様達はBETA捕食刑だ」

そう言いつつベアトリクスは兵士達に合図をする

「BETAを利用し処刑行うとはこれまで犠牲になった衛士の気持ちになって食べられるんでしょうか?」

「ええ、そうね」

2人は豆満江に向かうMi-17ヘリ2機で支えながら飛行する巨大コンテナ1つ、それを付き添うチボラシュカとアリゲートルを見守った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3時間後

豆満江郊外

 

豆満江に到着したコンテナは郊外の住宅街建設予定地跡に降ろされ兵士達やその親戚は怯えていた

「お、俺達…どうなるんだ?」

Mi-17ヘリから降りてきた朝鮮人民軍兵士は無言で簡易アンテナ、テレビボードとブラウン管テレビ、延長コードを使い発電機にコンセントを刺しつつ繋げて電源を入れる

映像に映ったのは万寿台議事堂の執務室の椅子に座ってるベアトリクスだ。

無論、これは生放送ではなく録画された映像だ。

笑みを浮かべつつ兵士達に向け言葉を送る

《貴方達はこれからBETAに喰われるのよ。画期的な処刑法だと思わないかしら?勿論こんな処刑法を考えたのは私だけじゃない。私を忠誠する我が同志達の希望であり願望なのよ》

その言葉を聞いた兵士達は怒りを爆発し咆哮する

「ふざけんな!俺達を殺す気か!」

「大体、てめぇが散々殺しまくったからこんな風になったんだろ!」

「死んで詫びろ!」

「滅茶苦茶に犯してやる!!」

「淫乱女が!」

兵士達は疲労困憊しストレス解消でベアトリクスに対する侮辱、誹謗中傷を浴びせる

《貴様達の心境はまだ分かっていないだろうだからキッチリと教える。ここに連れて行かれたのは何の理由があると思う?何の為にここにいるかをだ》

兵士達はざわつき恐怖を植え付けられ怯える

《私の顔を泥塗るような行為をした貴様達の悪事を後悔する事だな……これまで犠牲になった衛士達の気持ちを考えてあの世へ逝け》

録画映像はここで止まった。

次の瞬間

ドドドドドド・・・

戦車級BETAが第1波で接近

その場にいた朝鮮人民軍兵士は颯爽とヘリに乗り飛び去って行く

「!待ってくれ!死にたくない!」

「俺もだ!」

「もうしないから乗せてくれ!」

「ベアトリクス様に従います!許してください!」

泣き喚き数々の兵士達がヘリに向かって走り乗り込もうとするとアサルトライフルを構えた朝鮮人民軍兵士が弾丸を放つ

親戚たちも便乗しヘリに乗ろうとするがチボラシュカ1機が突撃砲で兵士達の親戚に向け120mm散弾を連射

「ぎゃあああああああ」

「母さん!ぐぼ!」

「ひぎゃあああああああああああ」

「たす…ぎゃあああああああああああああああ」

その光景を見た他の兵士達は愕然とし抵抗する気力が失った

「そんな…馬鹿な…」

「うああああああっ!!!!」

兵士は絶叫を上げ他の兵士達も次々と泣き叫び喚いた

そしてヘリは飛び去って行きチボラシュカ2機もついて行きながら飛び去った

戦車級が近づいてくる

ゆっくりと

ゆっくりと

兵士達に向けゆっくりと走り向かう

「嘘だろ…」

次の瞬間、兵士達の背後に回った戦車級1体が一人の兵士の体をその赤い手で掴み噛み砕く

ゴリッ!

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ。痛い痛い痛い痛い!」

次々と兵士達は嚙み砕き慈悲なく人肉を喰い荒らす

「足が…足が…」

「腕が…腕を喰うなーーーー!」

女性達も例外ではない

次々と戦車級の口を放り込み美しい顔立ちしてる女性達は無残に噛み砕かれ醜く残酷に手、脚、頭、上半身下半身真っ二つにして喰われる

「ぎゃあああああああああああああああああああああ」

「やぁ!やめ…」

「いやああああああああああああああああああああああああああああああ」

「やめてええええええええええええええええええええええええ。やめてよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

数々の絶叫や絶望、醜態

男女関係なく喰われていく

10万人だった兵士や親戚達は兵士級5体闘士級10体が割り込んだことにより1時間足らずでたった5人まで減ってしまった

当然生き残れる訳はなく武器を持ってない兵士達も喰われる

抵抗なく

既に亡骸になった者は当然喰われる

女兵士は密かに持ってた拳銃を持ちこめかみに目掛けて弾丸を射出し自決した。

こうして20万人いた兵士達や親戚は10分で全員喰われた

3時間後、朝鮮人民軍のチボラシュカ、アリゲートル2機ずつ兵士達や親戚は肉片残らずBETAに喰われたか確認する

こうしてBETAによる処刑は一先ず終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柳京ホテル

105階 スペシャルスイートルーム

 

夜になり景色は煌びやかになっておりユルゲン思想塔の先端部分にある炎のモニュメントは華麗に光っており平壌の夜は光に包み込まれていく

ソファーにぐったりと寛ぎベアトリクスはアイリスディーナの隣に行き笑みを浮かべつつ寄り添う

アイリスディーナは少し戸惑うが冷静に振舞いつつ紅茶を啜り飲む

ベアトリクスの表情はいつもの強気の態度で誇らしげに笑顔ではなく少し悲しき涙が流れてもおかしくはない表情だ

「何だ?私に寄り添って…いつもの自慢げの強気ある態度はどうしたんだ?」

「ん?少しね…」

いつもと様子が違うと察知したアイリスディーナはベアトリクスに問いかける

「自慢の髪の毛切られたからショック受けてるのか?」

アイリスディーナはそっけない態度で表情を曇った

ベアトリクスは静かに頷く

「そうか、ベアトリクス。そう落ち込むな。私がいるじゃないか?」

かつて敵同士だった2人がこんなに睦まじく仲良く隣に座り笑ったり泣いたりするのは久しい光景だろう

革命終結するまではお互い睨み合いしてたからだ。

今ではこうして仲良く接してる

ベアトリクスはユルゲンの事を思い出しつつ彼がベアトリクスの髪型を褒めた事やベルリン市街へと2人きりでデートした思い出を浮かびつつアイリスディーナの手を握る

「ふふ、あの頃を思い出すわねアイリスディーナ」

「兄さんと一緒に湖へ行って一緒に眺めてたな」

「ええ、そうね。ユルゲンは湖だけなくずっと私を見つめてたわ」

とベアトリクスは懐かしみを感じ優しい笑みを浮かべる

「まだ16歳の頃の話だな、兄さんと私、ベアトリクスの3人で一緒に笑って過ごした事を思い出すよ」

「ええ、ホントあの頃よくユルゲンに懐かれてたわね」

アイリスディーナは苦笑いし少し表情を笑顔になる

「実の兄妹だから当たり前だろ?」

少し元気になりクスっと笑みを浮かべるベアトリクスはアイリスディーナの顔を近づけた時、テーブルに置いてる携帯電話が鳴り響いた。

「何よ、これから楽しみの時間を過ごそうって時に」

拗ねた表情でベアトリクスは渋々と手に持ち通話ボタンを押す

「私だ、どうした?」

《総帥閣下の拉致事件の黒幕が分かりました。ドックァです。奴は最初から総帥閣下の事を忠誠なかったんです》

カタリーナが真面目な表情でこう言った。

「まだそうは決まってないわ。けどあの男はアクスマンやグレゴリーと比べ物にならない非常に危険よ」

ベアトリクスは首を傾げつつ笑みを浮かべる

「元山派は厄介よ。私を消して…カティア・ヴァルトハイムみたいに民主化運動ではなくアクスマンみたいに自己満足の欲求で国を滅ぼそうとしてるに過ぎないわ」

《では…》

「坂崎都大尉をドックァのところに行かせなさい」

ベアトリクスは私をドックァ中佐のところに行かせようとしたのだ。

これは流石に理解不能――――しかしカタリーナは冷静な対応で話しかける

《本気で仰ってるんですか?ドックァは平壌安全部の留置所にいますよ》

「彼は弁護士使って釈放すると思われる。金を渡せば何とでもなるわ。朝鮮革命を成し遂げる為に―――――異星起源種をこの世から消滅するにはこの男が邪魔になる。分かるわね?」

そんな訳がない…とカタリーナは分かってたが「分かりません」とは言えなかった。

「カタリーナ、返事は?」

《りょ、了解しました!》

「宜しい。では今すぐ遂行しなさい」

ベアトリクスは携帯電話を切り通話を終了した

「どうした?何かトラブルでもあったのか」

アイリスディーナは少し心配そうな顔を浮かべる

「ふふ、やましい人間って案外分かりやすいのよアイリスディーナ。あの男はアクスマンの朝鮮版よ。肩書なければただの男よ」

ベアトリクスの目に挑むような鋭い光が走った。

ベアトリクスに敵回したら、死を意味する

「ドックァを粛正する。貴女も狙われる可能性は否定出来ないわ」

「…」

ベアトリクス率いる平壌派とドックァ中佐率いる元山派。

彼女は朝鮮半島の繁栄を保つ為、朝鮮革命を決行し勝利を掴み最後まで支配していく

朝鮮革命は急速に終結へと向かっていた。




いつも作品見ていただきありがとうございます
今回の話は…ベアトリクス拉致事件とその実行犯達が処刑される話ですね(-_-;)
いよいよリリース迫ってきた(!?)マブラヴ:ディメンションズ
どんなソシャゲになるか楽しみですね!
課金する際はApplePayカードを最低限の金額でやる……予定です(-_-;)
この作品を…トータルイクリプスサンダーボルトや他の作品、Pixivで投稿した作品を読んで頂けた全ての方々に感謝しつつ、今回はここで筆を置かせて頂きます
ではまた
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